2009年11月19日
陸上自衛隊の90式戦車や新型戦車TK-Xについてよく言われる批判ですが、「諸外国の主力戦車よりも20トン近く軽いので装甲が薄い」というものがあります。重い方が装甲が強いという主張は、一見それっぽく見えますが絶対ではありません。同じ重量なら大きさが小さければ装甲は厚くできる為、上手くコンパクト化できれば軽くても装甲は強いままという事も有り得ます。過去には「ライバルよりも20トン以上軽いのに装甲は同レベル」という戦車が存在しました。

それは、我らがソビエトのWWU最強戦車、スターリン戦車3型(ИС-3;JS-3/IS-3)の事です。ライバルのナチスドイツの重戦車ティーガーUより23トンも軽いにも関わらず、その装甲は決して見劣りするどころか、同等以上の防御力を有していました。



ナチスドイツの重戦車「ティーガーU」を打倒すべく造られたJS-3は、コンパクト化と避弾経始を徹底した事により未来的なフォルムを得ており、今日から見ても斬新な設計である事が一目で分かります。戦争終結直後のベルリンパレードでこの戦車を目の当たりにした西側諸国は強いショックを受け、各国の戦後戦車の開発はJS-3を凌駕する事を目標に始まったほど、強い影響を与えました。


JS-3.png

○JS-3戦車

全長 9.85m
車体長 6.67m
全幅 3.2m
全高 2.45m
重量 45.8 - 46.5t

砲塔正面装甲 220mm(最厚部。上部は110mm)
車体正面装甲 110mm(120mmとする資料もある)

teigerII.png

○ティーガーU戦車

全長 10.29m
車体長 7.26m
全幅 3.76m
全高 3.08m
重量 68.5 - 69.8t

砲塔正面装甲 180mm
車体正面装甲 150mm(上部のみ。下部は100mm)


このように、JS-3はティーガーUに全く遜色の無い装甲を有しています。JS-3の砲塔装甲は亀の甲羅のような曲面形状なので、単純な比較は出来ませんが、曲率が小さくなり垂直に近い基部付近で最も分厚く220mmとして、曲率が大きくなる、つまり避弾経始で敵弾を弾き易くなる上部付近では110mmと薄くなります。主砲基部の防盾は曲面状で160mmとなっています。総合的に見てティーガーUの垂直に近い角度(垂直面から10度の傾斜角)の砲塔正面装甲180mmと、同等かそれ以上の防御力を有しています。

車体正面についても、ティーガーUの150mmよりも薄い110mmですが、角度が鋭い上に中央が出っ張る逆V字状の特殊な形式で、更に避弾経始を高めている構造です。その為、装甲防御力はこの部分でも両者は同等である上、ティーガーUの車体正面は上部こそ150mmですが被弾確率の低い下部は100mmに落ちます。JS-3は車体下部も110mmのままで、傾斜角度は車体上部より緩くなるので防御力は落ちますが、それでもティーガーUの車体下部よりも角度は鋭く、厚みも大きいので、この部分ではJS-3が凌駕します。

また側面装甲でもJS-3の方が分厚い上に傾斜角度も鋭い上、空間装甲に近い構造を採用してパンツァーファウスト対策としているなど先進性があります。ティーガーUが勝っているのは上面装甲と下面装甲前部くらいで、後面装甲は角度も勘案すればむしろJS-3の方が上回っています。上面装甲については、航空優勢を失った戦争後半のナチスドイツ軍では優先すべき強化箇所であり、ソビエト側ではそうではなかった、という差が出ているのでしょう。同時期のアメリカのM26パーシング重戦車も上面装甲は特に強化されていません。

結果、殆どの箇所でJS-3はティーガー2よりも装甲防御力が強力なものとなっています。ただしこれは車体の容積の少なさと引き換えにしたもので、代償としてJS-3は装填手が動き難い非常に狭い車内となってしまい、大きな砲弾と相まって砲弾装填速度の著しい低下を招いています。しかし戦車の数自体で勝るソビエト軍ではさほど問題の無い要素でした。そしてこの欠点も、最近のロシアや日本の戦車のような自動装填装置があればクリアできる問題です。


hikaku3.jpg

hikaku.jpg

hikaku1.jpg

JS-3はティーガーUに対して、

車体長・・・92%
全幅・・・85%
全高・・・80%

という割合です。複雑な形状を無視して単純に箱型としてモデルを組むと、この比率で算出される容積(体積)の割合は63%になります。そして体積=重量と言う簡易な置き方をすれば、予想重量がこの数値になります。実際の重量比率は、

重量・・・67%

という割合になっています。複雑な形状や主砲、エンジンなどの重量差を何もかも無視しているので違ってきて当然ですが、大雑把には近い数値が出ています。

つまり単純にこれだけコンパクト化すれば20トン軽くても同等の防御力を実現する事が可能です。ましてやエンジンや砲の軽量化や、今の複合装甲の時代では、装甲の厚さではなく装甲の材質の差で防御力が決まります。車体そのもののコンパクト化に加え、その他要素での軽量化を図れば、JS-3ほどのコンパクト化を達成しなくても、ライバルより軽くても重装甲を実現する事は、決して不可能な話ではありません。

日本の新型戦車「TK-X」と中国の新型戦車「0910工程」の二つは、それぞれの前作よりも軽量化されていますが、他国の主力戦車に対抗できるだけの防御力をちゃんと備えて登場してくるのは間違いないでしょう。

なお、「諸外国の主力戦車よりも20トン近く軽いので装甲が薄い」筈だと主張している代表格は、軍事ライターの清谷信一氏です。戦車誌PANZERでも他のライターが時折書くので、唯一ではありませんが。

清谷信一公式ブログ:防衛省 長島昭久政務官  予算がらみの質問にはお答えできません、でいいのでしょうか
>新戦車は軽量で諸外国の3.5世代戦車に比べて防御力が弱い、装備も劣っている。

この記事は他の部分もツッコミを入れたい部分が山ほどありますが、というか殆ど全部にツッコミが入りそうなのですが、それをやると夜明けが来るので止めておきます。

さて。

私にはこういう事を言う人が、JS-3戦車の存在をどう認識しているかに大きな興味があります。

Tiger2.png
※ティーガー2の装甲断面図(傾斜角は水平を基準にしている事に注意)

JS-3.jpg
※JS-3の装甲断面図(傾斜角は垂直を基準にしている事に注意)
2009年11月18日
では分かり易く説明してみる事にしましょうか。


はてなブックマーク - 護衛艦の弾薬を「大量の爆発物」と危険視する思い込みの弊害 : 週刊オブイェクト
tari-G 『軍艦が衝突事故を起こした際に弾火薬に引火、爆発した例は存在しません』明らかに要出典だろが(笑) 2009/11/13


それは「事例として存在しない」ものなので、「出典」は出せません。無い記録は付けようがないからです。


はてなブックマーク - 護衛艦くらま炎上とUSSベルナップ炎上の共通点 : 週刊オブイェクト
tari-G 偶然見つけた(笑), idコールぐらいしろ うわー、本物だ!すごいな、「要出典=証明」と思ってるよ。出典や根拠を問うことは、それ自体は証明じゃない。で、結局、肝心の根拠はお天気な本人の脳内だけ(笑) 2009/11/15


私は要出典=証明であるとした覚えはありません。「悪魔の証明」とは存在しない事象を問う不合理さを説明するのに用いています。既に述べたように存在しない事故の記録は付けようがなく、出典としての資料は出しようが無いのです。

またtari-G氏の主張は逆を言えば「証明にならない出典」が存在する事になるわけですが、これは一体どういったものかと言うと、内容が間違っている資料、或いは論争の決着が付いていない片側の主張ならば、証明にならない出典という事になります。しかし「事例が存在しない」事について資料を書こうとする者はそもそも居なくて当たり前で、論争も発生しないのが普通です。今、私がその論争を行っている初の当事者であれば、過去の他人の主張を出典として出す事も不可能でしょう。ですが私は自分の脳内だけで判断を下したわけではありません。

(2009/11/14)護衛艦くらま炎上とUSSベルナップ炎上の共通点

私はこの記事で自分以外の主張を既に出しました。著名な軍事ライターの認識として「そのような事故例は知らない」というものを示しました。

しかしこの記事を読んでなおtari-G氏は、「肝心の根拠はお天気な本人の脳内だけ(笑)」と言い放っています。私の脳内以外の認識を示している記事なのに「本人の脳内だけ」とするtari-G氏は、記事をちゃんと読んでいないのでしょう。

再度挙げますがtari-G氏はこのブックマークで「肝心の根拠はお天気な本人の脳内だけ(笑)」と書いています。これはつまり「本人(JSF)の脳内」を一つの根拠として認めている事になります。ならば著名な軍事ライターの認識=脳内も、一つの根拠足り得ます。よって、私は二つの「根拠」を提示した事になります。tari-G氏自身が個人の脳内を一つの根拠として認めた以上、複数挙げた以上は複数の根拠となります。

また、最初のブックマークでは「要出典」と言って置きながら、何時の間にか途中で「出典や根拠」と言い換え、最後には「根拠」だけになっていますが、出典と根拠は意味が異なる部分があるにも関わらず、両者を混同する物言いは、他方で「要出典=証明」ではないと言い張っている人間のすることではありません。

私は「要出典」と言われた為、論文に於ける「fact」として通用する物を提示しろと言われていると思いました。そしてそれは前述のように、「事例として存在しないこと」であるが故に出しようが無いものでした。しかし「根拠」でよいというのであれば、出せます。今になってtari-G氏が「個人の脳内でも根拠として認める」「要出典とは根拠の提示で構わない」というニュアンスのコメントを返してくるとは、最初のブックマークの段階では判断できない事でした。

このように、tari-Gは一連のブックマークコメントで数々の自縄自縛を行っています。そして相変わらず自分勝手な要求を繰り返しています。


はてなブックマーク - 『存在しない事』の出典を要求する非常識なtari-G氏 : 週刊オブイェクト
tari-G はてなタワー, 1/3層目, だから, IDコールぐらい, しなさい, ま、もはやこれで, まともな人は, 誰も相手にしない, から全然OK 歴史に残る低レベルエントリー&コメントにとても安心しました。言うまでもなく根拠・出典と証明とは論理的な意味が全く違います。今回、知的活動とやはり完全に無縁な方々であることが"証明"でき、本当によかった(笑) 2009/11/17


先ず「IDコールぐらいしなさい」という要求には応じようがありません。Seesaaブログの記事から、はてなユーザーへのIDコールはシステム上、出来ないからです。Seesaa-はてな間でそのようなサービス体制は構築されていません。私は、はてなダイアリーでミラーサイトを運用しているわけではありませんし、第二ブログとして運営する気もありません。はてなブックマークも利用しておらず、一度も付けた事はありません。故に、私に「はてなユーザー向けのIDコールしろ」という要求は全く持って不当なものです。tari-G氏、貴方は他人に理不尽な要求をしている事を自覚すべきでしょう。そのような自己中心的な物言いは、第三者から見ても誰からも支持を得る事はありません。

また、メタブックマーク(ブックマークへのブックマーク)を何層も重ねるような意味の無い行為も理解できません。

そして、まともな人は相手にしなくなるという点については、これは間違いなくtari-G氏、貴方に掛かってくる事柄でしょう。貴方を積極擁護する人が殆ど居ない事を、自覚なさった方が良いでしょう。

コメント本文についてはこの記事で既に説明したとおりです。
posted by JSF at 19:54 | Comment(117) | TrackBack(0) | ネット観察
2009年11月17日
カテゴリー的に脱線を始めたので「ネット観察」に移動します。


はてなブックマーク - 護衛艦くらま炎上とUSSベルナップ炎上の共通点 : 週刊オブイェクト
tari-G 偶然見つけた(笑), idコールぐらいしろ うわー、本物だ!すごいな、「要出典=証明」と思ってるよ。出典や根拠を問うことは、それ自体は証明じゃない。で、結局、肝心の根拠はお天気な本人の脳内だけ(笑) 2009/11/15


「無いこと」の出典や根拠を出す事は出来ないという話なのに、なんてズレた反応なのでしょう・・・本物のアレなのはこの人の方ですね、第三者に感想を聞いてみるといいですよ。笑われているのはどちらなのか、明白な事なのに。いい加減、コメント欄でもブックマークでもtari-G氏に賛同する人は皆無である事に、気付いた方がいいですよ。

tari-G氏、貴方はこう書きました。


はてなブックマーク - 護衛艦の弾薬を「大量の爆発物」と危険視する思い込みの弊害 : 週刊オブイェクト
tari-G 『軍艦が衝突事故を起こした際に弾火薬に引火、爆発した例は存在しません』明らかに要出典だろが(笑) 2009/11/13


「存在しない」という出典など見つかる筈が無いでしょう? 事例として存在しないのですから。私の言っている事、分かりますか?

基本的に、何かが「存在する」と「存在しない」の意見が対立した場合、「存在する」と主張する側が出典や根拠を提示する義務があり、「存在しない」と主張する側は出典や根拠を提示する必要はありません。これは議論に置いてのルールです。

何故なら、「存在する」事は1つだけ実例を見つけてくれば良いのに対し、「存在しない」事は考え得る全ての場合を残らず検証し、全てにおいて存在しない事を述べなければならないからです。世界各国がこれまで生産した軍艦、それこそ何百万隻あるか知りませんが、「存在しない事」の出典や根拠を出せという事は、それを全て提示しない限りは達成されません。

tari-G氏の要求は議論の基本ルールを理解していない主張です。お話になりません。

それと一応聞いて置きますが、「idコールぐらいしろ」とは一体どういう意味ですか? Seesaaブログに書いた記事から、はてなユーザーへのidコールが可能なのですか? システム上の説明を要求します。
posted by JSF at 00:51 | Comment(240) | TrackBack(0) | ネット観察
2009年11月16日
以前書いた記事「護衛艦くらま炎上とUSSベルナップ炎上の共通点」は、この2隻の共通点が「衝突事故で火災が発生するも弾薬は誘爆せず、復旧可能」というものでした。ベルナップは上部構造物が全て崩れ落ちましたが復活し、くらまは艦首が大破しましたが、これから修理に入る模様です。

そして意外にも同じ状況に陥った軍艦の例が他に見当たらず、この2隻特有の事例となっています。あれから可能な限り軍艦が衝突事故を起こした際に炎上した例や弾火薬に引火爆発した例があるかどうか調べ直して見ました。ですがやはり他には見当たりませんでした。

近い事例として、第一次世界大戦中にアメリカ海軍の駆逐艦「マンリー(Manley)」が、対潜護衛任務中にイギリス海軍の仮装巡洋艦「モタガ(Motagua)」と衝突事故を起こし、爆雷が暴発した事故なら見付かりましたが、引火しての爆発ではなく衝撃で爆発し、その後に炎上(熱せられた弾片がガソリン缶とアルコールタンクを貫通、炎上)という事例なので、状況としては順序が逆になります。

マンリーとモタガの事故は凄まじい状況だったようです。


http://www.ussmanleydd940.org/Newsletter/Jan2009/ManleyNotesJan2009_1.pdf
The HMS Motagua had rolled down on a depth charge in the depth charge projector which was mounted on the port side of Manley’s after deckhouse. The charge blew up in a shattering detonation as the destroyer shuddered and lost way .


モタガが、マンリーの爆雷投射機の上に乗り上げてきた? 「had rolled down」とあるから爆雷が転げ落ちてきた・・・のではなく、爆雷の上に仮装巡洋艦がロールしながら乗り上げてきたという話のようで、その衝撃で爆雷が暴発した結果の事故のようです。

depth_charge.jpg

水上戦闘艦用の対潜水艦兵器である爆雷は旧式兵器で、今はもう主流ではありません。爆雷の設置はこのような方式で、剥き出しに並べてある場合が多くなります。写真は「爆雷投下軌条」で、「爆雷投射機」は若干の火薬で爆雷を打ち出す装置です。

剥き出しで並べてある上、艦の一番外側の低いところに置いてあるので、その上に他艦が乗り上げてきたら確かに危ないです。ただ、この種の事故例もこれだけみたいです。
posted by JSF at 23:58 | Comment(29) | TrackBack(0) | 軍事
前記事にも青字で追記しておきましたが、改めて記事で紹介します。

鳩山首相のアジア政策演説の全文が分かりました。それによると友愛ボート構想とは、米国主導のパシフィック・パートナーシップへの参加を意味するとありました。


鳩山首相アジア政策演説全文<2> : 読売新聞
衛生面では、日本は来年、自衛艦を「友愛ボート」と名付けて民間人やNGOの人たちも乗せ、太平洋・東南アジア地域で医療活動や文化交流などを行います。これは米国が2007年から行っている「パシフィック・パートナーシップ」への参加となります。米国、豪州、インドネシアなどと共に働き、現地の人々の役に立てることを期待しています。


鳩山首相はパシフィック・パートナーシップへの参加を最初から明言していました。マスコミの初期報道でこの事が書かれていなかったばっかりに鳩山首相は叩かれていますが、首相の真意からすると、この方針自体は何も悪くはありません。パシフィック・パートナーシップの詳細については前記事で紹介したとおりです。

演説の全文をチェックすることなく、マスコミが一部だけを切り張りした記事を鵜呑みにしたことを、自らの反省点にしたいと思います。鳩山首相、申し訳ありませんでした。


※鳩山首相が14日に講演した際には、友愛ボート構想についてパシフィック・パートナーシップへの参加を意味するとは言っていないようです。翌15日の演説で再び友愛ボート構想について触れた時に、そこで初めてパシフィック・パートナーシップへの参加だと明言した事になります。そうなるとマスコミが一部だけ切り張りした結果ではなく、報道の流れとしても問題はありません。

と、なると、鳩山首相は最初から明言していたわけではないようです。とはいえ批判されたからといって翌日に急遽変更したとも考え難い話なので、単純に鳩山首相の最初の説明が不足していた事も否定できません。

そういうわけなので、鳩山首相への謝罪を撤回し、マスコミの責任を疑った事に対して謝罪し直す事にします。切り張り報道はありませんでした。また、落ち着いて経緯をちゃんと把握せずに記事を書いて訂正の連続となった事を、深くお詫び致します。


今年度のパシフィック・パートナーシップ09では、アメリカ海上輸送司令部(MSC)所属のルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦「リチャード・E・バード」を使用して行っています。(昨年は大型病院船マーシーを使用)

ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦 - Wikipedia

なお、日本海上自衛隊の高速補給艦「ましゅう」型は、阪神大震災の教訓を踏まえ、医療区画を充実させており、簡易的な病院船としても使用が可能です。

ましゅう型補給艦 - Wikipedia

つまり鳩山首相は、インド洋海上補給を止めて、補給艦「ましゅう」型2隻のどちらかをパシフィック・パートナーシップへ参加させようと決断した事になります。来年度からの参加を予定している為、新造艦や既存艦の改造は間に合いません。今ある補給艦か輸送艦を回す事になります。

なおパシフィック・パートナーシップ09は、本来はクリーブランド級ドック型輸送揚陸艦「ダビューク」で行う予定でしたが、乗組員の間で新型インフルエンザが蔓延した為に、補給艦「リチャード・E・バード」に急遽交代した経緯があります。

クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦 - Wikipedia

この種の任務は専門の病院船以外では、補給艦や輸送艦などが向いています。
posted by JSF at 03:56 | Comment(130) | TrackBack(0) | 政治