ですが世の中には間が悪い人が居るもので・・・この新型救難飛行艇の記事を書く為に調べ物をしている際に「毎日のできごとの反省」というブログを見つけてしまいました。問題は以下の記事です。
MRJはやはり危うい (その1)
MRJはやはり危うい (その2)
この2つの記事は日付のタイムスタンプがそれぞれ「2008-09-19 20:29:13」「2008-09-19 20:29:45」となっていますが、これはどうやら同一記事を消して再UPしたものだと思われます。私の記憶では確か、最初の記事は9月1日に書かれていた筈です。この管理人氏は一体、何をしているのか・・・というのも実は私が其処のコメント欄にお礼の書き込みをしたのですが、なぜかコメントが消され続け、今や記事を一旦消して再UPするという謎な行動を取られています。
「毎日のできごとの反省」管理人氏が記事「MRJはやはり危うい」で問題にしているのは、私が以前書いたMRJ記事についてです。
MRJはやはり危うい(その1) - 毎日のできごとの反省
しかし諸君の記事が、飛行艇を保有していない、と言っているのは「軍」が「救難用」にと言う事である。ところがオブが飛行艇を保有していると言っているのは、軍ではなく、非常事態省と言う役所である。しかも軍の救難用と、民間を対象とする役所の救難用では明らかな相違がある。
そしてロシア海軍の例を出しているが、救難用ではなく、哨戒用であり、現実にはまだ採用されていない。救難用と哨戒用が異なることをオブの筆者は明白に知っている。つまり諸君の記事は正しいことを、オブは立証してしまっている。オブの筆者はこのような事が分からないほどの間抜けではない。自分の批判が間違いであることを知っていて書いているから、虚偽だと言うのである。
これは自分の書き方が悪かったのです。以前書いたMRJ記事で最初からBe-12チャイカ救難飛行艇のことを説明していれば、このような誤解を受けずに済んだのですが・・・はい、今現在ロシア軍とウクライナ軍はBe-12チャイカ救難飛行艇を運用中であり、「諸君!」の清谷信一氏の書いた記事(「軍が救難飛行艇を運用しているのは我が国だけ」という記述)はやっぱり間違っています。
私がどうして以前書いた時にロシア非常事態省のBe-200アルタイル飛行艇を紹介したかと言うと、「諸君!」の記事ではUS-2飛行艇に対し「おいそれと消防や民間で出せる価格ではない」と書いてあったので、でもロシアは軍隊以外でも救難飛行艇を運用中ですよ、と言いたかったのです。軍隊以外でも購入出来るなら軍隊なら楽勝です。現実にロシア軍は救難飛行艇を運用中であり、そして実際に新型A-42を買っちゃうわけですが・・・本来は対潜型を先に買う予定が計画を変更、救難型を先に取得する事になりました。
結局これで「毎日のできごとの反省」管理人氏の記事は意味を失う事になります。私が間抜けにもBe-12チャイカ救難飛行艇の事を最初に説明していなかったばっかりに申し訳ないことをしてしまいました。A-42アルバトロス救難飛行艇の取得決定のニュースも重なり、とても運が悪い方です。
その辺をきちんと説明して「Be-12の件、追記しておきます。ありがとうございました」と、お礼の書き込みをしてきたのですが・・・なぜかコメントが消され続け、今度は記事が消されては再投稿という有様になっています。一体、何をしておられるのでしょうね?
MRJはやはり危うい(その2) - 毎日のできごとの反省
やっぱりMRJは現時点では危ういというより他はない。諸君の記事を批判したホームページは、これらの根本的な点に触れずに、こんな飛行機もある、あんな飛行機もあるのに、諸君の記事の筆者は知らない、と批判している。もし正しくても根本的な批判にはならない、枝葉末節だけにこだわった、実にノーテンキなものである。
ええ、私のMRJ記事は最初からMRJについて語る気は無く、主眼は「諸君!」記事のP-X/C-X、US-2に関する記述について対抗する目的でした。清谷氏はMRJに関する論評でドサクサ紛れにP-X/C-X、US-2批判を行っており、そしてそれは見事なまでに大間違いであり、それにさえ反論できていれば十分だったのです。私のこのブログは基本的に軍事分野についての話題がメインであり、旅客機であるMRJの話題よりも軍用機について語ることは当然の話に過ぎません。「再び民間転用の話 - CHFの日記」でCHF氏も「諸君!」の記事に言及していますが、中味はMRJ擁護ではなくCX擁護です。これは事前に二人で相談して「清谷氏が諸君!のMRJ記事でPX/CX、US-2について与太飛ばしてる・・・早く何とかしないと」と、計画的に反論記事を上げたものでした。
なおMRJが危うい事は以前から十分に認識しています。
MRJオワタ\(^o^)/
逆神フラグが立っちゃったからなぁ。
MRJだと言いながらひたすらUS-2批判に明け暮れてる。
そして都合が悪くなるとMRJの話をしていたんだ!と逆ギレ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 10:58:57
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 11:04:28
しかしこの人、絶望的なまでにタイミング悪いね。A-42アルバトロス・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 11:18:18
間違いは認めて知らなかった事は吸収して、間違っていた時から前進させた
考えを再提示するべきなのに、一時の勝ち負けとか、何々ありきなお題目に縛られつづける。
ネタとしてからかわれる程度しか意義がないのはなんともはや。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 11:45:26
MRJ批判記事中の間違いを指摘しただけなのに、その記事の内容を全否定してる、って思っちゃったぽい。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 12:17:30
スピード社の記事についても、さも、俺が推論したように書かれていますが、そんなこと前から判ってますが(スピード社も解説しているし)自分の視野が狭い事を理解されていない様子ですね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 12:55:26
まぁMRJはそもそも今の段階から外野が評価すること自体が性急で愚かしいモサリが
実データに乏しいものをどうこう言っても虚しいだけモサリ
実機が存在し各種資料も転がってるのにそれを無視して批判に勤しむ誰かさんには判らないと思うモサリが
Posted by CHF at 2008年09月21日 13:13:27
トヨタの出資、ボーイングの支援契約ですな。清谷涙目www
>実機が存在し各種資料も転がってるのにそれを無視して
>批判に勤しむ誰かさんには判らないと思うモサリが
XP-1、もう飛んでるものなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 13:32:54
きずつき戦法
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 13:36:33
山本勘助吹いたw
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 14:09:05
おーい。山田くーん。座布団3枚w
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 14:53:53
誰がうまいことを言えとry)
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 16:58:42
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 21:24:23
ここまで頑なに事実関係を無視してくるって事は。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 23:27:31
すばらしい
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 23:43:02
その中で、ゲル長官が場違いなXP-1批判を繰り広げているのはさておき。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 23:43:36
いやー、その力の入った特集なんですが。
特集と言いながらいい加減の巻 - CHFの日記
http://d.hatena.ne.jp/heinkel/20080920
出鱈目な内容だったんですよ・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月21日 23:57:50
言われている通り、ゲル長官の前後だけものすごく変ですが。まぁ、この部分は本題のブログ同様、MRJとは直接の関連性は薄いですし。
どっちかというと、スホーイSSJの記事の方が…
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 00:54:57
間違いなく短命内閣だけど、
総選挙後の組閣にも入ってくるかな・・・。
やめてくれよ、もう。
Posted by at 2008年09月22日 05:37:49
まあ、入閣しても短命だから大きな影響はないかと。
短命だからって出鱈目されることもあるかもしれませんけど…
Posted by BELL at 2008年09月22日 08:14:36
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 10:45:02
しかし、防衛関係からはなるべく遠ざけて欲しいところだ…この期に及んでもXP-1に不満言っているという話を知って絶望した。趣味と現実を切り分けられないような人に大権与えたらいかん。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 13:16:15
そっちの方がありがたいんだが
Posted by at 2008年09月22日 15:42:00
元銀行員だし、そっち方面でもいいよ。
サプライズ人事で外務省だけは簡便な。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 15:45:44
同じような状況の下ごり押しでF−2調達中止
を断行したときとは対照的で不思議に思った。
Posted by 名無しT−72神信者 at 2008年09月22日 17:18:25
ここまで軍オタや保守に嫌われる人も珍しい
Posted by at 2008年09月22日 17:30:40
学生時代に『さらば宇宙戦艦ヤマト 〜愛の戦士たち〜』を劇場で5回も観たそうなので、文部科学省に入れて宇宙関係予算を増額してもらうというのもアリかも(笑)。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2008年09月22日 18:08:48
>今どき、なぜ、経済性で劣る4発なのか。「海自の幹部は『4発はパイロットの安心感です。これに命を懸けるパイロットの気持ち、わかりませんか』と言う。2年間、大喧嘩した。
石破茂氏は頑固だねえ。そういえば昨日の昼過ぎに大宮駅で演説しているのを見かけた。
4発なのは長距離の哨戒のため。1つのエンジンが止まっても4発機は平気で飛べるが、双発機は片肺飛行となり、もう1つのエンジンが長時間もたなかったり、バランスを崩して墜落する危険性があります。
ゲルよ、現場の意見を聞かないとだめだぞ。
Posted by 90式改 at 2008年09月22日 18:12:47
頑固で保守的なのはどっちだよ
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 18:32:46
ジャンボは経空脅威に晒されるのか。
知らなかった。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 18:39:10
全ての旅客機は主脚を半露出に、更にエンジンを背負い式にして頑丈な双垂直尾翼で挟み込んでしまえばタリバンも怖くない(かも…
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 19:22:48
それなんてHOG?
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 19:28:41
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 19:34:44
馬鹿かアンタ。哨戒機は対空ミサイルの脅威に晒されてるんだぞ。その他にも低空を飛ぶからエンジンが塩害で故障しやすいし、旅客機の運用と同列に並べるなよ。軍用機なんだぞ?
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 19:56:00
整備士にどんだけタコ殴りされるか考えろw
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 20:42:56
例えば左右のエンジンを違う人間が整備することやオルタネート先が天候不順でないことなどが求められるモサリ
たまにはA330や777だけでなくA340の存在も思い出してあげて欲しいモサリね
Posted by CHF at 2008年09月22日 20:44:30
>頑固で保守的なのはどっちだよ
現場の人間は自分の命を懸けているんだ。(もしくは大切な部下の命)頑固になるのは当然だよ。
それに、ジャンボ(正確にはジャンボ・ジェット)はボーイング747の愛称です。747は4発ジェット機なので、双発のジャンボはこの世に存在しません。
Posted by 90式改 at 2008年09月22日 22:57:55
>双発のジャンボ機
もうこの発言でお前が航空機に関して無知な事は良く分かった。
半年ROMってろ。
あとな、旅客機は海面付近を低空で飛んだりしないから。水上戦闘艦の対空ミサイルの脅威とか考えなくていいから。
これはな、軍用機の話、哨戒機の話なんだよ。4発とか双発とかの議論は。
分かるかい?
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月22日 23:18:45
旅客機は海面付近を「長時間」低空で飛んだりしない、な。
民間機が海面付近を飛ぶのは、離発着時のクリティカル・イレブンそこそこだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 00:06:28
ジャンボジェットの愛称を持つボーイング747もエアバス340も360も4発です。
2発はジャンボじゃない中型とか小型旅客機です。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 00:14:04
各種保険も異常飛行強要できかなくなるんじゃ?
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 00:15:54
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 00:32:54
既にボコボコのようだが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 09:08:35
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 13:29:19
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月23日 22:54:59
任期も短く逆風も強いかと思いますが、活躍を期待しております。
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月24日 11:07:58
Posted by 名無しОбъект at 2008年09月24日 15:40:14
http://blog.goo.ne.jp/goozmakoto/e/3d2503ea37c33df59abe5944c3edc3b0
なんて的外れな解説・・・この人、単なる電波さんだったみたいですね。
正しい解説はこう。
http://www.warbirds.jp/ansq/22/B2002472.html
http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001840.html
イギリス機は日本機とエンジン回転が逆なんですね。この時点で「毎日のできごとの反省」の説は崩壊。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月06日 19:55:45
そりゃご存知ないわ。イギリスの艦載機とか時計回りの方が少ないんだし。
むしろ前期は時計回りだったシーファイアが後期は反時計回りになってるくらいで
回転方向なんか殆ど考慮すらされないどうでも良い問題なんだが・・・
計画設計の段階ではイギリスもソ連も日本も左側を考慮、日本が実際に搭載量向上を
狙って右舷を左舷に移動してみたってだけでしかないんだよな。
アメリカはああ見えて方向性が決まったら大トラブルに見舞われるまで何も考えない傾向があるので、
気にしなくていいです。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月07日 22:03:42
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月08日 08:49:41
その「極めて稀な例外」が多過ぎ。思い込みで物を語る典型だわ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月08日 15:32:02
それは艦の煙突配置や基本的な飛行ルールだとこうした方が無難かな?って程度。
右にも大した理由はないが、左にも理由がないので左にする意味も無いというだけなんだよな。
日本が左を敢えて作ってみたのは、新要素として前後逆着艦や搭載量をアップ出来る可能性を
実地試験してみたってだけ。イギリスと違って日本の空母はかなり搭載量や発着数が大きいので、
当初の左案とは全く別の理由で新案を試してみた訳だ。
思った程効果が無かったので船体構造的に無難な右で後続を作っただけ。
それと日本の場合は単に左にしただけじゃなくて、前後の位置も弄ってる。左右だけの問題でもなかったり。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月08日 19:36:53
http://en.ria.ru/military_news/20130524/181331305/Russian-Military-Orders-6-Be-200-Amphibious-Planes.html
Posted by 名無しОбъект at 2013年05月29日 06:13:24