PAC-3はこれまでの迎撃実験でSRBM(短距離弾道弾)相当までの目標しか迎撃しておらず、MRBM(準中距離弾道弾)以上には対処できないとする意見もあるのですが、高度160km前後での迎撃実験しかしてこなかったスタンダードSM-3が、実戦テストを兼ねた人工衛星破壊作戦でいきなり高度240kmで目標へピンポイント(燃料タンク)に直撃させており、高度200km付近での迎撃実験しかしていない米本土防衛用のGBIは能力的には高度2000kmも駆け上がる事が可能であるなど、実験での数値がそのまま運用限界とは限らないのです。
政権交代以外に道はなし|カナダde日本語
おまけにMDのPAC-3について書いたら、JSFさんのところから一日で1000件のアクセスがあり、ここ2、3日にぎわっている。特に、kaetzchenさんのコメントが好評だったようだ(笑)。それにしても、JSFさんってどうしてこんなにミサイル防衛に詳しいのだろうか。防衛省にお勤めとか?
井上孝司さんも「詳しい理由」で書かれていますが、ほんのちょっと詳しい事を書いたらすぐ「中の人」だと思うのは早とちりなのです。本物の「中の人」はこんな程度ではありません。そこでミサイル防衛に詳しい「元・中の人」のサイトを紹介しますので、弾道ミサイル防衛について勉強して貰えたら幸いです。そのサイトは此処です。
『ミサイル入門教室』
サイト製作者の久保田氏はプロフィールを見ると、防衛省TRDI(技術研究本部)の元技術者で弾道学の専門家である事が分かります。サイトのキャッチコピーには「ミサイルの弾道などを基本原理から考えましょう。本質がわかれば、新聞などの報道記事の真偽が自ずから見えてきます」とあるのですが、これは非常に重要な事です。ミサイル防衛の場合、批判する人達は物理法則を無視したり、ミサイルの速度で無茶な事を主張したり、基本的な事を理解していない人が多く目立ちます。その一方で公式発表や実験成果を鵜呑みにしたり、或いは都合の良いように勝手に解釈したりと、「基本さえ知っておけば」避けられる誤解は山のようにあります。例えば最近のホワイトサンズ射撃場で自衛隊がPAC-3の射撃演習に成功した事例などでは・・・
PAC-3の平均速度はマッハ1.5〜2??? (ようこそイサオプロダクトワールドへisao-pw)
PAC-3の速度は秒速2〜4km??? (神浦元彰 最新情報 9月18日)
対空ミサイルの平均速度がマッハ1.5〜2ではあまりにも遅過ぎます。PAC-3は弾道ミサイルと航空機のどちらにも使える対空ミサイルですが、この速度では弾道ミサイルどころか航空機相手にすら碌に通用しません。航空機は回避機動を取るので、対空ミサイルは航空機より速度がかなり速くないと当たりません。例えば対空ミサイルで最も小さな部類のスティンガー歩兵携行対空ミサイルですら最大速度マッハ2.2、有効射程内の平均速度はマッハ2前後です。しかもスティンガーの主な目標は速度の遅いヘリコプターないし低空で近接支援爆撃をしようと速度が鈍っているジェット機(マッハ1以下)ですので、中高度以上をマッハ2で飛ぶ戦闘機を迎撃対象に入れているPAC-3が「マッハ1.5〜2」は有り得ない話です。
一方、秒速2〜4kmは速過ぎます。マッハ数に換算すればマッハ6〜12となり、PAC-3のサイズでマッハ12など物理的に到底達成不可能な数値です。というかマッハ12も出せるならノドン迎撃は楽勝と言う話になります。しかしPAC-3に関して英語の資料を調べれば「最大速度マッハ5+」(秒速1.7km+)とすぐ出てきます。なお宇宙空間で迎撃するスタンダードSM-3Block1が秒速3km台なので、これと間違えている可能性が高いと思います。
・・・彼らは数値を見た瞬間に「これはおかしい」と感じるべきでした。「30秒で到達するならマッハ1.5〜2」とは30秒という数値そのものがおかしいのではないか、「秒速2〜4km」とあるのは参考文献が間違っているか、自分が誤読したのではないか・・・それとイサオプロダクトワールドさんは神浦さんの記事を参考になると紹介しているのですが、それならば神浦さんのサイトの「秒速2〜4km」と自分の記事の「マッハ1.5〜2」という数値が完全に相反する事に気付くべきですが全然気付いていない様子なので、秒速何kmがマッハ幾らに相当するかという換算すらしていない事が見て取れます。同時に「田中宇の国際ニュース解説/米ミサイル防衛システムの茶番劇」も参考になると紹介されていますが、こちらに至っては間違いだらけで正しい箇所を探す方が困難という有様です。
また「弾道ミサイルは山なりに飛んでくる」事、つまり水平移動距離はミサイルの飛行距離とイコールではない事や、ミサイルは「最大速度」を常に出しているわけではない事など、計算をする上で弾道学以前の問題です。数値計算をする前では特別意識しなかったとしても、計算をする以上は、数値を出すその時は気を付けないといけません。
さて「PAC-3はノドンを撃墜できるか」という命題に関しては前述の『ミサイル入門教室』のこの記事を参考にすると良いでしょう。
「弾道ミサイル迎撃 第3章 ターミナル・フェーズにおける迎撃」
この章では計算式を用いてPAC-3のノドン迎撃について解説しています。弾道ミサイルに対するターミナルフェイズの迎撃では、目標が迎撃ミサイル自身の2倍の速度で突入してきても対処が可能である事が分かります。これは弾道ミサイルは回避軌道を取らない為です。また突入してきた目標の弾道弾が大気の濃密な地表付近で急激に速度を落とす事も分かります。結論として数式によってPAC-3はノドンに対し「交戦可能」である、と証明されています。
ただしこれは「PAC-3は準中距離弾道弾と交戦は可能」であることを示すものであり、PAC-3が広域エリア防空(都市防空)に適した兵器であるという証左にはなりません。そもそもPAC-3は大気圏内での目標直撃を得る為に高機動である必要があり、大形のミサイルではありません。直径約10インチ、重量約300kgと、個艦防御用対空ミサイルであるESSMとほぼ同じサイズです。海軍艦隊ではエリア防空(艦隊防空)にスタンダードSM-2を、ポイント防空(個艦防空)にESSMを担当させており、ESSMと同サイズのパトリオットPAC-3にエリア防空が出来るとは誰も思っていません。防衛省はPAC-3でエリア防空が行えると説明した事は一度も無い筈です。日本が配備しているミサイル防衛でエリア防空を担うのはミッドコース迎撃を行うスタンダードSM-3であり、ターミナル・フェーズの迎撃でエリア防空を行うには、THAADシステムを導入する必要があります。
なおPAC-3の有効範囲は射程15〜20km、射高15〜20kmと紹介されることが多いのですが、これは弾道ミサイル相手の数値であり、対航空機では有効範囲はもっと長くなります。前述のPAC-3とほぼ同サイズのESSMは対航空機・巡航ミサイルの場合で最大有効射程50kmに達するので、PAC-3もこれに近い数値が出せるでしょう。弾道ミサイルが相手でも、SRBM(短距離弾道弾)・MRBM(準中距離弾道弾)・IRBM(中距離弾道弾)と速度が違えば有効射程は変わってきます。PAC-3は改良型のPAC-3MSEで弾体直径の拡大(11インチ化、これにより1セル4発搭載は出来なくなった)と操舵翼の大型化を行い、速度の増加と有効射程の5割増を狙っているので、より速い弾道ミサイルにも対処できるようになる筈です。
それとウィキペディアに気になる情報が書かれていたのですが、これは確認を取る事は出来ませんでした。
ミサイル防衛 - Wikipedia
PAC-3は日本国内では可能性の低い短距離弾道ミサイル(SRBM)攻撃(速度マッハ6強・2km/秒)であれば、左右70km前後40kmの扇状の範囲を迎撃できるが、可能性の高い準中距離弾道弾(MRBM)攻撃(速度マッハ10=3.7km/秒)では薄い半径20kmの扇状の範囲のみ要撃できる。ちなみにこの広さは市ヶ谷を起点として23区西部境界程度迄の広さで、1個高射群に4個、無線指揮車により部隊分割使用で最大8個までの首都圏近郊の高射部隊の内、埼玉からと、千葉からとの2個をもって23区全域をカバーできる広さである。
日本語のサイトで同じ数値が書かれているそれらしきものは見つけたのですが、其処に書いてある「後に発表された資料」が何なのか突き止められませんでした。英文サイトを探してみたのですが、見付けられませんでした。これまでPAC-3の射程範囲20kmという数値をSRBM相手の数値だと理解していたので、もしMRBMに対して20kmの射程を得られているのであれば想定以上の性能であり、限定的なエリア防空が可能となります。
ですがウィキペディアの記述ですので、確認が取れない限りは信用する事は出来ません。
一応高卒の自分ですが軍事関連の本を読むとき
基礎的な知識の不足をひしひしと感じてました
(高校でも成績は下の下でしたがw)
弾道弾関連の記事の間違いで2chなどで騒い
でる時に何が間違いで何が正しいのか
分からな時などまた新しい知識を取り入れない
といけないという危機感を感じてたので
こういう記事は非常に有難いいです
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 08:45:47
>しいのだろうか。防衛省にお勤めとか?
JFS氏は特別に詳しいわけではない。
あなたがたが何も知らないだけです。
弾道ミサイルとMDのごくごく基本的な知識なら、
グーグルをこれらの単語で使えば理解できるはず。
何かそれらについて述べるのは、それからです。
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2008年10月01日 08:53:08
>目標が迎撃ミサイル自身の2倍の速度で突入してきても対処が可能である事が分かります。
>これは弾道ミサイルは回避軌道を取らない為です。
これは「現時点では」という条件付みたいですね。
太田文雄・元防衛庁情報本部長の書いた
『インテリジェンスと国際情勢分析』の102ページによると
>しかし中国側も、日米の弾道ミサイル防衛をかいくぐって
>終末段階で機動する弾頭(Maneuvering warheads)を開発している模様です
ってありますね・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 09:25:50
それとも核か何かでなぎ払うから問題ない?
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 10:49:36
MaRVは昔米ソも開発していた技術なので、原理的なハードルは低いと思われます。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 12:47:22
修正するギミックが必要だからそう簡単なモンなのか?と思わなくもない。
弾頭が核であれ発射時の予定着弾点から
2,3キロ程度ズレただけで目標に対する破壊力は相当減衰するし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 13:03:16
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 13:07:36
10km単位で目標からずれそうだけど。
もともとCEPが高いと思えない中国の弾道ミサイルでさらにずれたら、もうどこに当たるかわからないという別の意味で怖いミサイルになるね・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 13:08:27
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 14:08:20
逆は考えないのかね?
例えば所沢に向かって突っ込んで来るように見えるミサイルに向かってPAC-3を発射したら、とたんに弾頭が向きを変えて東京のど真ん中に命中するとか。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 14:10:41
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 16:13:13
それだと弾頭部に落下軌道演算ユニットが要るな
かなり高度なやつ。
マッハ10近くで落下中に現在地と目標地点との差分計算して
軌道を変えていく姿勢制御も必要だし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 16:18:24
批判するならきちんと調べないと。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 16:23:15
そりゃ消印t <PAM PAM PAM
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 17:13:34
B「それ違うよ。実際は△△だよ。」
A「そんなに詳しいということは、お前は軍人・政府関係者・死の商人だな!!!!11」
B「ちょっと調べれば分かることなんだが…」
このパターンは相変わらずなんですね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 17:19:44
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 17:41:03
昨晩観た『ブラスレイター』最終回の“第7世代ICBM”を思い出した。
アレは間違っても弾道ミサイルなんかじゃなくて、むしろゼンガー・プレーンの類だと思うんだが(笑)。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2008年10月01日 17:47:18
自衛隊は核弾頭を防げるのか?
出来る、出来るのだ…!
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 18:46:32
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 18:56:02
とりあえず軍板データベース読むよなぁ、とりあえずは。
碌に調べもしないで書いたってぇことになるよなぁ…
文句を言う前に調べようよ…調べようよ…
>田中字
また軍産複合体か、たしかベトナム戦争あたりから騒がれたと聞くが(この手の人達は)30〜40年ぐらい頭の時計が止まっているわけではない…よね
しかしどの道言いたくなってくるのは「てめぇ誰のせいでこれを導入するハメになったんですかね」
(ボソッ)
時々思うのだがこの手の御仁は実の所、珍文を書いてからかっているだけじゃないのかと
だって全力でアタマ振り絞って考えたモノががあんな文章になる訳がない。
Posted by 名無し杭打ち機道見習い at 2008年10月01日 19:14:44
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 19:37:34
俺はお前らと違って平和を愛してるから、兵器についてなんか知りたくもないんだよ、ホントは!
兵器について詳しくなったら国を守れるのか?
兵器について何も知らなくても、九条を守るって意思があれば侵略なんか受けねーんだよカス!
ってのが「ああいうひとたち」の言いぶん
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 19:42:12
噂が本当ならきっこの中の人は昔、ロシア軍の対戦車戦術のマニュアルを自分のサイトで公開してたけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 19:47:10
それにわたしたちには「無防備の精神」があるのよ!
ですね。
それにしても原稿チェックは相変わらずしないんだなぁ...
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 20:24:37
>MaRVは昔米ソも開発していた技術なので、原理的なハードルは低いと思われます。
全然低く無いよ。MaRV(機動式再突入体)どころかMIRV(複数個別誘導再突入体)の開発ですら、中国は何十年掛けたと思ってる? 実に40年・・・40年掛けてようやく、中国はMIRVを最近、実用化した。
それぐらい難しいんだ、弾道ミサイルという兵器の開発は。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 20:28:40
>終末段階で機動する弾頭(Maneuvering warheads)を開発している模様です
MaRV(機動式再突入体)は航空機のように脅威を自己認識して回避行動を取るような真似を出来ないから、従来どおりの迎撃方法で対処は可能。ただ弾道計算の算出が難しくなる。またPAC3の射程くらいになるともう機動変更もできないので、射撃レーダーに捕捉された段階なら普通に撃破できる。
それと中国が開発中のMaRVは命中率向上用で、MDを掻い潜る機動性を付与する目的のものではない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 20:35:03
赤軍派にお勤めとか?
とか書いてみてえwww
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 21:15:02
本当?それともそういう設定、仕様?
どちらにせよ間抜けだが
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 21:27:56
一方、ガクシザーさんの経歴はその殆どが脳内設定。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 21:36:32
返答感謝
カナダで教育に関われる英語力を持つ人の口から出たのか・・・あの数々の迷台詞
まあ台詞読みの実力はガクシザーさんの足元にも及ばないがね
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 21:55:40
読んで参考にします。
第一の印象は専門用語と計算式は分かり難いです
これは段々覚えればいいと思いました。
唯この計算が導く
「弾道」というルールに従う限り
飛んで来るモノの識別はできるし
撃ってくる方も迎え撃つ側にも勝算を競う訳で
他の兵器と同様攻守は争われそうですね
自分は湾岸戦争をCNNとかで報道されていた頃の
ことを思い出すと
イラク軍のミサイルが結構イスラエルに
ヒットしていたのを思い出します
戦いが始まれば血み泥です
日本にいる自分達は
公表されている情報と知っている知識で
ワイワイするだけで済めばいいなぁと
思っております
軍事は
知ってることや考えてることと違うじゃんでは
どうにか済む問題では無いと思うので
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 23:00:16
自分たちを客観視できる良いチャンスなんだけどなぁ。普通は。
似非左翼チックなブログをやっているよりも、たとえばカナダ&アメリカのニュースから見た日本、カナダ人が思う日本人像などなど、そういった情報発信の方がよほど有用なんだけどなぁ。
というかぶっちゃけ、日本国にとってミニーさんは迷惑な存在だよ。他国まで言って、お花畑の似非左翼プロパガンダを説いているんだから。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 23:28:17
タルチュフがいるためには信心者がいないとダメな訳で(笑)
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 23:30:43
だよなぁ。カナダに居るならカナダの政治事情とか、カナダも北米なんだからアメリカのニュースも沢山入ってくるのに、やっている事は日本国内の三流ブロガーと同じだもの。アクセス数は多少多いようだけど、オブイェクトの半分以下だし。
『カナダde日本語』9月アクセス解析
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1119.html
>9月アクセス数: ユニークアクセス (UA) 81,218 トータルアクセス (TA) 180,764
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月01日 23:34:31
色々な研究や理論があっても実装レベルを高めなければ、実用には程遠いのです。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 01:01:00
兵器専門のサイトなのになぜか兵器以外で話をしようと乗り込んでくるよね・・・
ここは軍事的、兵器的に間違ってなければイデオロギーは無視する傾向強いのにね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 01:02:40
正しい解説をしていたら左翼相手でも賞賛するが、
間違っていたら右にも左にも容赦が無いからな。
左だから叩く、右だから甘い、ということが無い。
【質問】「何かと不安定なパキスタンを,反テロ戦線に繋ぎとめてきた役割は,海上自衛隊の給油活動が果たした」って本当ですか?
ttp://mltr.ganriki.net/faq10c02c05.html#14894
>断じていいですが,それは思い上がりです.
さて右翼国士サマからの反論はあるかどうか。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 01:19:10
「いかに栄養バランスがとれた飯をつくるかがすべてです味なんて普通に食えればいいんです食べる人の好みとか興味がありませんが何か。」って人と
「俺は俺の好物以外は食いたくないの俺の好きなメニューだけがすべてなのそれ以外は認めないの栄養バランスがどうとかわけのわからんこと言ってないでさっさと俺の好きなメニューだけを出しなさい。」って人が言い争ってるんだから意見が合うわけもなく。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 01:37:42
・・・というような短絡的な人が多いのかもしれませんね。
もしくは、すべての言説を自分の政治的思想の枠でしか捉えられない人、か。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 02:32:30
正確には軍産学複合体かな
(軍産英複合体・軍産英イスラエル複合体とかどんどん表現を増殖させる人間がいるどけど)
1961年ごろのアイゼンハワーの離任演説時に出てきたワードだな。
直接的には、1950年代のミサイル・ボマーギャップを代表例とした敵国(ソ連)の脅威を殊更強調し、軍備・研究費増強を狙うグループのことを指しているわけだが。
ただ、現在は90年代の総軍事費の低減と、イラク戦争以後のF-22の不調(一部大型装備)をみても軍産複合体という一括りな見方はセンスがねーなーと思う。
(ああいうグループをまとめて陰謀論的に批判した人たちには素敵ワードなんだが)
一部の企業が、全体の流れ(イラク戦争開始、軍需産業全体的な縮小傾向)に寄与しない範囲で、まあなんか足掻いてるかもねってレベルならまだ理解できるんだけども。
> 私は、多極主義者の黒幕はニューヨークの資本家のことだと考えてきたが、実際に世界が多極化しつつある中で、リーマンブラザーズなどNY資本家の象徴とされる投資銀行が次々と破綻している。
はい、大外れー(棒読み)
陰謀論て、読みをはずしてもスラっと流せるもんなんですね。楽なお話です。
あと、この人を国際政治学の教授の研究室に入れたら、面白いことになりそう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 03:34:52
専門的に軍事ネタやってるサイトの事を理解出来ないんだよ。
なんせ、彼らはメインテーマ自体が脱線し放題だから。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 07:39:52
どうなるんだろうと。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 12:42:53
あれもこれもになると予算や規模の都合で中途半端になる。政府的にも足並みが揃わないので
そんなに機敏に大規模な予算案は実現させにくいし、今は装備変更時期でもあるので、
戦車や戦闘機の更新も同時に進めなければならない。
THAADはもうちょっと落ち着いてからかなー。日本の場合はヨーロッパなんかと違って
現実的な差し迫った脅威が北朝鮮等の近距離対応がメインだからとりあえず現行のPAC3+SM-3を
充実させておいた方がいいんじゃないかな。
THAAD以外にも色々と計画があるので、5年10年のスパンで今後の動向を探っていくのも必要。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 19:33:25
2010年に今のMD配備計画が一通り終わる。では第二段階に何を買おうか、となると現状ではTHAADしかない。SM-3Block2はまだ開発中だし、KEI(Kinetic Energy Interceptor)もまだまだ先の話。GBIは政治的な理由で売って貰えないし、後は自主開発かな。早期警戒衛星やAIRBOSSなどの警戒能力の向上も図らないといけないし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 20:18:03
もちろん迎撃試験用の弾道弾も開発して。
内之浦から発射して硫黄島で迎撃隊を展開すればちょうどいい距離で試験できそう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月02日 22:32:54
いらんだろ。流石に抗議を受けるぞ。
イスラエルがやっているみたいに戦闘機から標的ミサイルを発射すれば標的ミサイルの速度に戦闘機の速度が合わさって良い感じだよ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月03日 02:33:05
次の計画をどうするかじっくり考える所ですねえ。その時の双方の政府の態度にもよりますし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月03日 02:33:30
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月03日 18:23:30
見事炎上させてたみにーちゃんじゃないですか。
ところで、よく分かんないURLを見つけましたので、
リンク貼っときますwww
ttp://d.hatena.ne.jp/myhoney0079/20061216/p3
ttp://www.dokkyo.ac.jp/d-news/0405/p07.pdf
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月03日 23:28:03
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月06日 01:58:32
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月09日 04:57:16
レーダー自体は1基で数百の目標を捕捉できる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月09日 05:25:15
そういう実験も既に行われている。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月09日 18:41:54
数にもよる。
そもそもそんな大規模な燃料注入始めたら攻撃意図が明確過ぎて米軍動くと思うが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月09日 19:28:08
液体燃料と固体燃料でも違うし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月09日 20:54:55
ロシアなんかは固体燃料型を導入してるけど、北朝鮮はまだ液体燃料だしね。
あと、韓国内を狙うならともかく、日本や各地米軍相手だとそう数もない。
逆を言えば韓国は射程圏内のミサイル数が多すぎてかなり危ない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月11日 00:15:04
PAC-3はノドンを撃墜できるか? オブイェクト記事 その2
http://ameblo.jp/kuon-amata/entry-10148224409.html
また、弾道プロファイルによる迎撃の場合、目標の追尾方式は、「ミサイル入門教室」で長い記述がなされている増強比例航法になります。(増強比例航法については、「ミサイル入門教室」を見てください。)
なお、先日のブログ記事で簡単に書きましたが、先日行われたPAC-3による弾道ミサイル迎撃訓練では、迎撃ミサイルの飛翔時間の長さ及び発射直後のプリプログラム誘導時の上方へのミサイル機動から、この弾道プロファイルにより、比較的遠距離での迎撃が行われたものと思われます。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月14日 03:29:31
PAC3の米国における迎撃実験では、標的とされる模擬弾はわずか120キロ程度の飛翔距離
しかない。日本のMDが想定している朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の弾道ミサイルは、1000キ
ロ以上の飛翔距離といわれている。全く現実とかけ離れた想定にも関わらず、迎撃できるとして装備
認定、配備した根拠を示されたい。
防衛省側説明者
試験結果を踏まえて、技術的信頼性は高いと判断している。政府として国民の安全を守るためにで
きる限りのことはやるという姿勢で配備を行った。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 11:55:32
こういう実験でスペック的な飛距離って関係あるのかな?
要は想定と同じような弾道や機動ができれば、飛距離云々なんて関係ないと思うんだけど
「飛距離が長ければその分、板野サーカスな回避機動を行う余裕がある!」とでも言うんだろうか
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 12:55:50
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 13:27:32
59が言ってるのは、スペック上の飛距離はこの実験のハードルの高低とは関係なくね?ってことでしょ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 14:15:03
この記事の本文をよく読みましょうね。
ヘッドオンで捕捉できたら相手のスピード差なんて関係無く迎撃できるから。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 18:49:15
みずほタンの嘆願は無視されていますが何か?
PAC3を段階配備、閣僚委が基本方針案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091212-OYT1T00021.htm
政府は11日、2010年度の防衛力整備に関する閣僚委員会を首相官邸で開き、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)の全国拡大配備の段階的実施や、沖縄の普天間飛行場移設の関連経費計上などを盛り込んだ基本方針案をまとめた。
来週にも基本政策閣僚委員会や安全保障会議を開き、正式決定する。
防衛省は航空自衛隊の3個高射群に配備されているPAC3を全国の6個高射群に拡大することを求めていたが、予算節約のため、レーダーやミサイルなど主要部分ごとにPAC3への改修を段階的に実施することで関係閣僚が合意した。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 18:56:27
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月12日 19:24:27
>ヘッドオンで捕捉できたら相手のスピード差なんて関係無く迎撃できるから。
ヘッドオンで捕捉できたらね
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月13日 00:45:12
いくら落下速度が上がるとはいえど この条件では
弾道的にも補足されまくってるわけで
それがpac3の迎撃範囲内に収まる限りは ほぼヘッドオンと言えるわけではないだろうか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月13日 00:56:11