露がミサイル発射実験:産経新聞 2008年10月12日
今回、発射されたミサイル「シネワ」は、最終段階で弾頭が分離して巡航ミサイルになるため、弾道計算で運用されるMDシステムでは対応できないともいわれる。
しかし、シネワはそのような構造ではありません。
R-29RM / SS-N-23 SKIFF - Globalsecurity.org
Р-29РМУ2 «Синева» - Википедия
シネワ潜水艦発射弾道ミサイルは、三段式の液体燃料を推進剤とする弾道ミサイルです。弾頭はMIRV(複数個別誘導再突入体)であり、巡航ミサイルではありません。もしそれぞれの弾頭がMaRV(機動再突入体)だとしても、巡航ミサイルとは到底呼べません。仮にMaRVだとしても、命中精度向上用のものであるならミサイル防衛を突破する意味合いはありませんし、産経新聞の記事は何かを勘違いしている可能性が高そうです。そしてどうやら産経新聞は、ロイター通信の記事をそのまま書き写したに過ぎないようなのです。
Russia: Ballistic Missile Test-Fired
The RSM-54, or Sineva, is a hybrid ballistic missile that in its final stages becomes a modified cruise missile.
この報道は今年の記事だけでなく、去年にも報道されている内容です。ですが、何かの誤報か勘違いの可能性が高いです。どういうことかというと、この射程の弾道ミサイルならば大気圏突入時のスピードはマッハ20近くになるのですが、巡航ミサイルのジェットエンジンが作動できる範囲を超えている為です。ラムジェットエンジンでもマッハ5が作動限界であり、もし弾頭部が巡航ミサイルであるならば、最低でもこの速度までスピードが落ちない限りエンジンに点火できません。しかしわざわざ遅くなれば迎撃されやすくなります。幾らミサイル防衛網を掻い潜る機動性を発揮できた所で、この速度では通常の防空網で捕捉、撃墜されてしまう可能性が高まります。ロケットエンジンならば問題ありませんが、燃料は直ぐ尽きてしまうので迂回するような大きな機動は出来ません。現在、「対地巡航ミサイル」というものはどれもジェットエンジンで飛翔します。そうしないと長距離を飛行する事は出来ません。
ただし、新たな種類のエンジンである「スクラムジェットエンジン」ならば作動限界の問題を克服する事が出来ます。理論上はマッハ20近いスピードも達成可能で、これを使えば弾道ミサイルとの組み合わせも不可能で無いばかりか、そもそも弾道ミサイルに載せる必要も無く、爆撃機から発射したり地上から直接発射したり、嘗ての大陸間巡航ミサイル(例えば「La-350 Burya」のような)が再び実用兵器として復活する可能性すらあります。スクラムジェットエンジンを応用した兵器の開発はアメリカとロシアがずっと研究中で、極超音速無人爆撃機まで検討されています。
しかしこれはまだ実験段階で、実用化はまだ程遠い話です。そしてロシアが行っている実験内容が一人歩きし、報道されていく過程で既に実用化された事になってしまい、「終末段階で巡航ミサイルになる複合弾道ミサイル」なる代物が配備されていると誤報が流れたのではないかと思います。
ですが、その肝心の弾道ミサイルとスクラムジェット巡航ミサイルを組み合わせた新兵器の実験は、シネワではなくトーポリ(トポル;SS-25)及びトーポリM(SS-27)を使って行われた筈で、どこでどう情報が錯綜してしまったのかはよく分かりません。そしてこれはあくまで実験の域であり、実用化されているわけではありません。
既にリンク切れですが、朝雲新聞2005年6月23日の記事に以下のようなものがあります。
軌道変更可能な大気圏再突入体(露) 対ミサイル防衛網を突破 (朝雲新聞2005年6月23日)
ロシアは2004年2月18日にプレセスク発射施設からSS25「トポル」大陸間弾道ミサイル(ICBM)を打ち上げ、その後、上空でプロトタイプの推進装置付き軌道変更可能な大気圏再突入体(RV)システムを発射した。最近のロシアの公式発表によれば、このプロトタイプ飛翔体は地上配備迎撃ミサイルで構築された対ミサイル防衛網の突破をもくろむ有翼RVであった。これらの声明と発射演習はロシアの戦略核抑止力の維持と将来の強化に重きを置く従来の一貫した姿勢をあらためて打ち出すものであった。試作RVを搭載したミサイルの発射は、「近い将来、この様なシステムが高度と軌道の両方を変更できる能力はもとより、極超音速かつ高精度で大陸間距離にある目標を破壊することができるようになる」とのプーチン大統領の表明の根拠となった。
このRVは大気圏再突入時、燃焼推進により軌道変更を行った。ロシアの発表では新しいRVの開発は1998年に始まったが、80年代にスタートした基本研究・開発の成果であると述べている。未確認報道によると、このRVはAS19「コアラ」の発展型で、「Kh90」と命名された極超音速巡航ミサイルを基に開発されたという。ラズガ設計局による基本設計は高速・高高度巡航飛翔に適合するよう修正された。
公式報道では複数のロシアの企業がこのRVの設計に関わったと述べられている。元々のAS19は射程3000キロメートルで、高速・高高度巡航能力を有し、Tu160爆撃機に装備する予定であったが、ソビエト連邦崩壊の後、設計作業は中断された。非公式報道ではこのRVはスクラムジェット推進技術を用い、マッハ6で高度10万フィート以上を巡航飛翔する設計の試験・評価が目的だった。このRVはSS25ICBMに取り付け試験されたが、最終設計ではSS27「トポルM」に取り付け運用される予定と報告されている。「GELA」(極超音速研究飛翔体の頭文字)と命名された初期のRVは2001年に飛翔したが、一方、軌道変更可能なRVとICBM統合試験は1999年のSS27の7度目の飛翔試験で実証されたと信じられている。GELAはTu95MS航空機からの空中発射を含む数回の飛翔試験が行われた。ICBMの従来型RV弾頭部(非軌道変更)でさえ地上配備迎撃ミサイルで迎撃することは元々技術的に困難であるが、さらに軌道変更可能なRVがICBMから切り離された後、これを迎撃することは至難を極める。柴田 実(財)防衛技術協会・客員研究員
このスクラムジェットエンジンを用いた極超音速研究飛翔体「GELA」ですが、マッハ5を超えてるといってもまだマッハ20には程遠く、現状の速度程度では弾道ミサイルと組み合わせる意義がありません。仮に実戦に投入しても撃墜され易くなるだけです。しかし将来、スクラムジェットエンジンを用いた飛翔体の完成度が上がり、速度がもっと速くなれば、ミサイル防衛網を迂回突破できる上に既存の防空網でも歯が立たない新兵器として登場する可能性は有ります。しかしそれが実用化する頃には、MD側も新技術(レーザー兵器など)を完成させて対抗していく「盾と矛のレース」が始まっているのかもしれません。
«Игла» (ГЛЛ-ВК) - Испытатели
このサイトでスクラムジェット飛翔体GELAについて、弾道ミサイルとの複合実験について解説図付きで説明が書かれています。
ってことは、弾道ミサイルとしての射程は元の半分以下、三分の一程度かも。残りは大気圏に突入してからGELA自身が飛翔して、合計で1万km飛んでいく、ということか・・・つまり実戦で使った場合、敵国の遥か手前で大気圏に突入することになる。これじゃ弾道ミサイルは単なる打ち上げ補助ブースターに過ぎない。
それなら最初からスクラムジェット飛翔体が自力で飛んでいけばよいだけのような気が。ロシアは「弾道ミサイルを巡航ミサイルを組み合わせた新兵器」を模索しているんじゃなくて、単にGELAの加速用ブースター(スクラムジェットエンジンは超音速で無いと作動しない)に弾道ミサイルを使っただけ、なのかも。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 20:36:22
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 20:51:50
厨っぽくて申し訳ないが、
スタウロスという物を思い出した。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 20:56:52
剣と盾の争い。
勝つのはいつも剣。
名前を忘れてしまったのだけれど
冷戦の頃、アメリカの兵器開発で
今の「トマホーク」のご先祖様があったそうで。
巡航ミサイルとして地平を飛び、
ポイントを通過する毎に核弾頭をばら撒く
変な兵器にしようとしていたと。
攻撃手段は常に進化するので要チェックですね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 21:52:27
>勝つのはいつも剣。
それは嘘だな。戦車の装甲ですら、第二世代では矛が勝っていたが第三世代で複合装甲が出現してからは盾が勝っている。
「勝つのはいつも剣」だなんて、勝手な物言いだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 22:17:30
この例なんかは盾が勝っていた時期になるかな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 22:20:41
でも剣はどこを突くかを選べるからね。
あながち間違いでは無いかとも思う。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 22:51:35
ウォー! / _,,.. -─┸‐- .、.._. アイヤー!
ギャー 丶 ,. ‐''"´ : ``'‐.、 /
ヽ\ ,.‐´ : `‐.、 アイゴー!
/ : \. /
,i´ : `:、 どうだ、いい所だろう
/ 2008年 .: ヽ. 蚊帳の外は
,i 6ヶ国対抗 : i、 ,,,,,,,,,,,,,,,,
.i ババ抜き大会 : .i. ミ,,,,,;露;;;,ミ ∧_∧
.i 会場蚊帳 : .l (`c_,´ *) (´∀`; )
| : |. 凵と ヽ U U )
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`ー-、_ : _,..-ー''
``‐-、._ : _,,.;:-−''"´ つーかアンタ、毎回こんな
. ~``''=ー-、..,,__,,..-一='''"~´ いい思いしてたんかい
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 22:54:21
同感
男の子がワクワクするような夢は有るよね 夢は。
んでもMIRVの弾頭一つ一つに超音速機動手段持たせるより
単弾頭の超音速巡航ミサイルを発射した方がどう考えても簡単で安上がりだと思うんだよ おじさんは。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 23:02:36
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 23:29:03
間違えた大元がロイターってのも、頭が痛いな・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 23:36:54
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 23:45:13
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月22日 23:52:06
とっくに絵に描いてそうなミサイルだな。
>終末段階で巡航ミサイルに分離する大陸間弾道ミサイル
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 00:04:55
と言ってみる
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 00:30:30
個人鎧と銃の一例の話だけで決着が付いたと言われてしまう事が多いけど、
軍事は個人装備に留まってないので大型装備にそれを当てはめようとするのはおかしい。
兵士がプレートアーマーをつけなくなっても軍艦はしばらくのさばったし、
軍艦が廃れた現代でも戦車は今も主力兵器として重要だ。
そしてそれが数十年続くなら、十分配備する意味があるのだ。
武器の耐用年数が過ぎるまで実用的であるならば、十分過ぎる効果を発揮したと言える。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 01:50:56
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 02:25:49
盾と矛の話で軍艦と陸上兵力を比べるのはおかしいかと。1kgと1kmはどちらが大きいかと比べるようなものでは?あと、戦艦は廃れましたが、軍艦は廃れてません。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 03:34:50
迎撃を難しくするコンセプトだったかな?
レーザー対策にミサイルを回転させながら
飛行させるという噂もあるが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 12:20:57
レーザー対策でミサイルを回転させても効果がない、と聞いたことがありますが?
レーザーが命中したらそのエネルギーはミサイルの燃料等を無力化させるので弾体を回転させるのは意味がないのでは…?正確な知識ではないので恐縮ですが。
Posted by BELL at 2008年10月23日 12:45:09
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 13:33:54
別にレーザー砲対策で回転しているわけじゃない。
そして回転速度を上げすぎると回転軸の長いミサイルは簡単にブレだすから、無闇に速い回転は与えられない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 13:41:56
レーザーが命中しても、一定時間同じ場所に照射しなければ無力化できないので、照射場所を分散させ無力化までの時間を稼ぐのに、回転しているのかと思っていた。(19じゃないよ)
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 13:44:50
すごく…シルバーバードです。
Posted by ハインフェッツ at 2008年10月23日 20:22:02
軍艦と陸上兵力を比べたのではなく、
軍艦が装甲で敵弾から身を守ろうとする時代が終わっても、
戦車はいまだに装甲で身を守っているってことでしょう
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 21:14:04
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 21:37:49
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 21:57:02
トップアタックとダイレクトアタックを選べる対戦車ミサイル 対 戦車、のようなケースなら、そういう言い方も出来るかもね。
基本的には、「どこを突くかを選ぶ」のは作戦や戦術、運用の範疇であって、矛と盾の争いじゃないと思うんだが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 22:03:16
核ミサイルを多段頭にするのだって、攻撃側がどこを突くのか選べる利点を生かしたものだし、
特に現代は個々の兵器と運用・戦術を分けて考えられないんじゃないかな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月23日 23:00:20
>>27
軍艦の場合は矛が強くなりすぎたからなぁ……
Posted by MIB at 2008年10月23日 23:51:55
兵器として運用可能なのかいまだ未知数。
ラムジェット同様、エンジンの構造そのものは簡単なだけに、実用化されたら、コストパフォーマンスに優れたモノになるんでしょうけれど。
ま、問題は、スクラムジェットエンジンが作動するまでに、どうやって効率よく加速するか、ですけどねw
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 00:53:25
こういうロシアの独創性には、目が覚める思いであります。
『ブラスレイター』の終盤に出てきた“第7世代ICBM”の元ネタは、もしかしてコレのことかねぃ?
ところで、コレの将来として、1発のICBMに複数発の巡航ミサイルを積むとなった場合、超特大のスター・ストリークみたいな、アレな外見になるんだろうか?(笑)
いや、さすがにバス部分にはフェアリングを被せるんだろうけど…。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2008年10月24日 00:54:47
きちんと更新することが前提になるけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 02:47:30
数十年前の技術の実証や実装に四苦八苦してるからねえ。
まあ、日本人の場合、数十年の蓄積を簡単に飛び越える事がたまにあるので、
こういう技術問題を軽く考えちゃい易いってのもあるみたいだけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 08:00:35
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 12:08:29
終末段階で弾頭が更に分離して通常のミサイルとして飛翔してくるw
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 12:38:19
これは弾道ミサイルというより、単に弾道ミサイルのブースターを利用して極超音速巡航ミサイルを打ち上げるだけで、飛翔距離の大半を極超音速巡航ミサイル自身が飛んでいくことになるんじゃないかな。
>1発のICBMに複数発の巡航ミサイルを積むとなった場合
トーポリは元々、コンパクトな弾道ミサイル。もしこれが所謂「重ICBM」と呼ばれる超大型ICBM、SS-18サタンならば最大ペイロードは8トン近い。それでも運べるのは数発のGELAに限られるから、あまり効率は良くないな。
それより爆撃機から空中発射した方が良さそうな気がする。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 19:04:02
部分軌道爆撃システムなんて誰が知ってるんだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 19:59:09
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 20:08:34
http://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_X-51
The Boeing X-51 is a scramjet demonstration vehicle expected to fly by 2009 at hypersonic speeds close to Mach 7 (around 8,050 km/h).
アメリカですら、ようやくマッハ7か・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 21:11:13
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月24日 23:47:56
っていうか逆で、このミサイルはシースキミングも地形追従も出来無いんだわ。ただただ、高空をカッ飛ばすだけ。それがAS-19ことP-750.
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 01:50:35
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 03:29:01
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 07:41:24
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 09:15:07
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 13:31:18
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 16:39:18
小型航空機も新型機とか寧ろ速度遅くなってるくらいだし。
そして逆に機動性が増してたりして。
大型機は高速化していってるけど、元々遅かっただけだな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 17:42:37
>46
容赦ねえなww
駄洒落くらい大目に見ろよw
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月25日 22:38:23
ありがとうございます。
そういえば核兵器も、ここ数十年は小型化がトレンドでした(苦笑)。
やはり重ICBMをもってしても、スター・ストリークのダーツ同様、3発程度が限界か…(ぉ
>>48
「最後のガンファイター」と「最後の有人戦闘機」のことですね、わかります。
昔の近未来戦記の空中戦といえば、マッハ3同士のヘッドオンからたった1回のミサイルの撃ち合いで勝敗が決まる、とか言われてましたが、
最近だと、ステルス機同士の空戦は有視界での巴戦になる、とか真顔で言われてますし。
戦闘機のキャノピーにガムをくっつける時代がまたやって来るのか?(笑)
Posted by 名無しコメット神信者 at 2008年10月25日 23:57:25
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月26日 02:21:06
航空機がミサイルを回避じゃなくて直進加速で振り切るとかいう未来戦闘機の戦闘シーンを見てると
「なんでミサイルは進化しないんだろう」と不思議になるよね。
つーか、ミサイル遅すぎだろw
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月26日 13:16:46
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 01:37:34
これの何処が遅い?
http://www.deagel.com/Air-Defense-Systems/S-300PMU2_a000372002.aspx
The S-300PMU2 Favorit equipped with 48N6E2 surface-to-air missiles can engage airborne targets at ranges between 3 to 200 kilometers, at altitudes between 10 to 27,000 meters, and airspeeds of up to 2,800 meters per second (Mach 9).
http://www.deagel.com/Anti-Ballistic-Missiles/48N6E2_a000994002.aspx
The 48N6E2 is an improved version of the 48N6E long range, Surface-to-Air Missile (SAM). The new missile retains the 48N6E capabilities against aircraft, cruise missiles and UAVs but features improved capabilities against Theater Ballistic Missiles (TBMs) and even interception capability against Intercontinental Ballistic Missiles (ICBMs). 48N6E2 would be able to engage incoming ballistic missiles at Mach 9.
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 02:41:34
>>つーか、ミサイル遅すぎだろw
>これの何処が遅い?
読解力なさ過ぎ.
>52は
「未来戦闘機の戦闘シーン」=SFやマンガ
に対して言っている.
「現実はそんなこと無いわいw」「飛行機だけ進化するわけねーだろw」という意味で「つーか、ミサイル遅すぎだろw」と言っていると思うのだが.
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 03:26:41
>未来戦闘機の戦闘シーンを見てると「なんでミサイルは進化し
>ないんだろう」と不思議になるよね。
スクラムジェット爆撃機なら有りだよ、その描写は。
仮にマッハ15くらいで真っ直ぐ進攻して来た場合、同じスクラムジェットエンジンを積んだ迎撃ミサイルを持ってきても、対応できない。加速するまでに時間が掛かりすぎる。
>つーか、ミサイル遅すぎだろw
大気圏内ではマッハ30は無理だし、マッハ20以下ならもう追う付けない。後はヘッドオンで捉えるしかない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 03:36:23
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 07:26:11
…いえ、ちと思い出したもので…失礼しました。
Posted by BELL at 2008年10月27日 13:02:08
ルパン3世のアニメに、自動車と同じ速度で追い駆けてくるトマホークの話があった。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 20:58:21
某半島でAn-2 が遅すぎて飛行機として見なしてくれなくて困るかも、という話もあるからありじゃね?
まぁ、現代ならクラッターやゴーストを除くレーダーのソフトウエア変更だけの問題のような気もするが。
>59
>自動車と同じ速度で〜〜
どんだけの翼面積がいるんだろうw?
トマホークってより畳が飛んでいくような感じでは?
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 21:11:54
ああいうアニメや漫画は明らかにその場で急加速して加速済みのミサイルを振り切るんだよ。
明らかにミサイルが飛行機並の速度化下手すりゃ劣る速度で飛んでる。
そんな極端な怪物相手に戦闘してる様なシーンなら納得するけどね。
まあ、見た目よければどうでもいいって感じなんだから、仕方ないんだけど、ちょっと突っ込みたくはなる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 22:56:33
昔赤とんぼというのがあってだな。あまりにも速度が遅すぎて飛行機だと判断されず、
発見が遅れて駆逐艦がひどい目にあった事が・・・
もっとも、現代だと目視距離に入ったら酷い目にあうのは鈍足機の方だけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 22:59:51
レーダーにも映らず、VT信管も作動せず、40mm機関砲弾が直撃しても突き抜けるだけで損害無し、という伝説の機体か・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月27日 23:07:47
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月28日 23:58:36
駆逐艦キャラハンが赤とんぼ特攻で撃沈。
「第三龍虎隊」、フレッチャー型駆逐艦キャラハンを撃沈セリ
http://blogs.yahoo.co.jp/takeshihayate/33208337.html
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月31日 22:45:32
【質問】インターステートTDR-1とは?
http://mltr.ganriki.net/faq08f.html#TDR-1
Interstate BQ-4/TDR
http://www.designation-systems.net/dusrm/app1/bq-4.html
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月31日 23:16:18
そして一番嫌なところは日本にとって最も作りやすく、手に入れやすい素材であった事。
難点である到達能力は米軍自体が接近する事で打ち消されるのもまずかった。
ピケットラインの駆逐艦数も限界に達してたのも厳しい所。
米軍が本土進行作戦を強行した場合、ピケットラインが崩壊して深刻な事態を引き起こす
危険性があったと分析するのも、こういう所もあったりする。
Posted by 名無しОбъект at 2008年10月31日 23:42:00
Posted by 名無しОбъект at 2008年11月01日 00:22:04
実際はわからないところだねえ。まあ、米軍はかなり気にしていたみたいだけど。
駆逐艦一隻でも沈んだらかなり被害大きいしね・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年11月03日 04:44:41