朱 成虎(Zhu Chenghu)・・・中華人民共和国、国防大学防務学院長。
両者は似たような役職に在ります。違いといえば朱成虎防務学院長は空軍少将の身分を持っているのに対し、五百籏頭校長は元は神戸大学の教授で、防衛大学校長へは招かれて就任しており、将官の地位は無く防衛省職員(自衛隊員)という扱いです。また防務学院とは中国人民解放軍国防大学の内部部局の一つです。防務学院長は国防大学の中の一つの学部長という役職です。今回は田母神論文騒動について、五百籏頭校長と朱成虎学院長の例を紹介します。
先ずは週刊フライデー12月26日号に掲載された田母神前空幕長インタビュー記事から、五百籏頭真・防衛大学校長に関する部分です。
FRIDAY 2008年12月26日号 田母神俊雄《前航空幕僚長》【激白】「過剰な文民統制が日本を滅ぼす」
一方では2年前に防衛大学校長が、新聞紙上で自衛隊のイラク派遣反対の意見や小泉総理(当時)の靖国神社参拝反対の意見を公表しました。防大校長も自衛隊員ですが、その発言の責任を問われる事はありませんでした。防大校長が政府の政策に真っ向から反対しているのに対し、私は私の歴史認識を述べただけなのです。この扱いの差は一体何なのでしょうか。
田母神前空幕長はどうやら勘違いをしているようで、五百籏頭真・防衛大学校長が田母神論文騒動以後に毎日新聞にコメントした最近の批判記事と、2年前の小泉内閣メールマガジンに掲載された内容とを取り違えてゴッチャにしている模様です。しかも内容自体をよく確認していないのか、「防大校長が政府の政策に真っ向から反対している」等と、事実とは異なる見解を述べています。
小泉内閣メールマガジン 第248号 (2006/09/07)
ちなみに私はイラク戦争が間違った戦争であると判断し、筋目の悪い戦で米国と一緒してもきっと後味悪い結果になると憂慮した。間違った戦争であることは、その後ますます明瞭となったが、イラクに派遣された自衛隊に悲劇は起こらなかったし、日米関係も悪化しなかった。
それどころか、小泉首相は自らの任期中に陸上自衛隊をサマワから見事に撤収した。しかも対米関係をこじらせることなく、ブッシュ政権から称賛を浴びながら。この魔術に対しては脱帽する他はない。
五百籏頭校長はイラクで大量破壊兵器が見付からなかった以上、間違った判断の元に開戦した事はますます明瞭になった・・・とは述べていますが、小泉政権がアメリカを支持し自衛隊をイラクに送り込んだ判断は結果的に正しかったと力説しています。靖国参拝に関して言えば、これは政府方針ではなく小泉首相個人の判断であり、これを批判したところで政府方針に反する事にはなりません。そして発行元が首相官邸からである小泉内閣メールマガジンに掲載されている以上、内容は官邸側でチェック済みであることは当然の話で、この件が問題になる要素は最初から存在しません。
つまり田母神前空幕長が言う『防大校長が政府の政策に真っ向から反対しているのに対し、私は私の歴史認識を述べただけなのです』という部分は最初の前提条件からして誤認であり、田母神論文騒動と対比できるものでは有りません。また、田母神論文の歴史認識が政府の政策と真っ向から反対している点を認めようとしないのはおかしな態度です。
そして『この扱いの差は一体何なのでしょうか』という投げ掛けについても、空幕長と防大校長では身分も立ち居地も違う、という事が言える筈です。防衛大学校は士官養成学校であると同時に学問と研究の場でもある為、学者の主張は学問の自由の範囲である程度容認されます。一般国立大学の教授が幾ら政府方針に反する主張を唱えても解任されたりはしません。防衛大学校はそれより制約はありますが、研究の名目で政府方針と異なる見解を述べる事は可能です。ですから仮に防衛大学校長が学者として一つの戦略論として「イラク派遣をすべきではない理由」という論文を出しても許容される可能性はありますし、田母神論文も防衛大学校の学者として出した論文であるならば、許容されていた可能性はあります。ただ逆に「こんなものは論文とは認められない」と、政府方針云々以前の次元で、学術的要素の問題で学者としての資質が問われてクビにされる可能性は高まりますが。
そこで例となるのが中国の朱成虎・国防大学防務学院長の場合です。朱成虎防務学院長は以前から先制核攻撃論を持論として度々陳述しており、その内容はすこぶる過激なものです。中国政府の基本方針が先制核攻撃の否定であるのに対し、朱成虎防務学院長の主張はそれを完全に逸脱しています。
中国は人口が多く地形も複雑なので、全面核戦争に突入しても人民が生き残る確率は他国より高い。世界人口が激減した場合でも中国の優位性は確保される。その為には中国主導で全面核戦争を引き起こせるだけの量の核弾頭を装備すべきだ・・・といった内容です。これは例えばロシア人が「核の冬が起きた場合、寒さに強いロシア人が最終的に生き残るので全面核戦争を是非ともしよう」と冗談で言うのに匹敵する内容ですが、中国の人口の多さと地形の複雑さによる核戦争下における生存性の高さは事実で、中国に世界中を攻撃できる核ミサイルの十分な数が有りさえすれば、世界を半ば滅ぼした後に勝利を手にする事が出来る・・・その勝利にどのような意味があるのかはともかく、戦術論としての先制核攻撃論は一面の真理が存在しています。あくまで学者による研究としての先制核攻撃論である為、それまで政府方針と異なっていても全く処分はされず、野放し状態でした。
ただ、朱成虎防務学院長は少し調子に乗りすぎたようで、英語に堪能な同学院長は香港で英米の大手マスコミを集めて会見を開き、その場でアメリカを名指しし、台湾問題でアメリカ軍が介入してきたら、それが通常兵器によるものであっても、中国は核攻撃による報復攻撃を行うと表明したのです。これが2005年7月14日の出来事です。アメリカ政府は朱成虎防務学院長の発言が中国の政府方針とは異なる事を理解して特に相手にせず、中国政府も何時もの事だと放置していましたが、大手マスコミの目の前で名指しで主張した為に騒動になり、アメリカ議会は下院が中国政府に対し朱成虎防務学院長の発言の撤回と免職を要求する決議を採択しました。
中国政府は暫く相手にしていませんでしたが、アメリカ議会からの圧力に抗しきれず、最終的に以下のような対応を取っています。朱成虎防務学院長は、アメリカ議会から免職要求を受けた初めての人民解放軍の将軍です。
Booming China promises peace and goodwill - Guardian
China punishes general for talk of strike at U.S. - International Herald Tribune
朱成虎防務学院長の受けた処分は、今後の昇進に響く様、"administrative demerit"(管理欠点とでも訳すのか)を書類上で報告しておく、というものです。発言の撤回はされず、地位的には免職もありませんでした。処分内容は正式な発表が無く、表向きにアメリカの圧力要求に屈したと認めるわけにはいかないのでしょう。処分されたとされる情報は全て匿名の軍情報筋からです。その為、何処まで本当に実行された事なのか不確実な部分もあるのですが、中国マスコミや欧米の大手マスコミが報じている以上、それを中国政府が黙認している以上、何らかの処分があったことは確かな事だと思います。朱成虎防務学院長は以前から過激発言が目立つ為、国防大学の戦略研究部門から軍事訓練部門(防務学院)へ移され、過激な発言がなるべく出来ないように隔離されていたとされています。
いくら国防大学の教授としての研究であるから政府方針と違っていても構わないといっても、モノには限度があったのが朱成虎防務学院長のケースです。
日本の1防衛省職員に過ぎない人物を比べるのはちょっと無理がある様な。
そもそも、中国は普通の国家の軍隊でなくて共産党の軍隊ですので・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 20:58:23
逆に言えば人民解放軍のような環境で、形だけの軽い処分とはいえ、処分された事実という点だけでもかなり大きい事だと思う。
ところでSPA!は「朱成虎はお咎め無しだった」とか書いてたような・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 21:03:01
五百籏頭 真氏が問題ないというのはまたちょっと違うかなという気も。
靖国問題も政治的にデリケートなもんです。彼はたまたま反対派だったから
見逃されてるだけで、これが靖国にいくべきだとかだったらばかげた騒動に
自衛隊が巻き込まれてる事はいうまでもないかと。
噛み付く人が少ないというだけで、政治的色合いの強い発言を平然とやらかして
反省していないというのはあまり好ましい兆候とは言えません。
防大校長という立場からも左翼系マスコミが嫌う発言を同じノリでやってしまえば、
猛烈な反発を受けることになります。防衛大学校長だから大丈夫っていうのは
ちょっと自衛隊の微妙な立場からして、問題がある様な気も。
田母神の言い訳は許せないというのはわかりますし、田母神が
正しいという訳になる訳でもないのもわかりますが。防衛大学校長の一件も
あたらずとも遠からずな所もあります。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 21:03:06
あれは政府見解というより挑発みたいな事を言いつづけるから
表面上取り繕っただけですからねえ。
基本的に、彼らは職員とかいうレベルの存在じゃあないんですよ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 21:03:57
つまり、文武官の身分を定めている法令にシビリアンコントロールという「武官(自衛官)」に対して「特別」に適用される基準というのはありません。極論すれば、自衛官の身分にシビリアンコントロールという概念は存在しないとの立論も可能です。
もしあるとすれば、制度上大学ではない防衛大学校に所属している「学者」に一般の大学教授と同様の「学問の自由」は認められるのかという点だと思いますが。
(そうであれば、幹部学校の教官はどうなるのかという問題も派生的に生じますが)
そのような状況で、田母神氏の言動「のみ」をシビリアンコントロールの名で叩くのは、あまりにも不毛なのではないか。
また、このエントリーの立論は「正論」だとは思いますが、あまりにも正論だけに、現在の日本の政治と自衛隊をめぐる状況を論評するのには不適格となっているのではないかと愚考する次第
Posted by KAHN at 2008年12月16日 21:45:08
大学教員が政府見解と異なること言っちゃいけなかったら、ウチの教授なんて真っ先にいなくなってるだろうな…。いや俺としてはそっちの方が(ry
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 21:46:18
だから、シビリアンコントロールに反して止めさせられたわけじゃなくて、シビリアンコントロールによって辞めさせられたわけでしょ? 無能だから。
空幕長の人事権はシビリアンコントロールにしたがって防衛大臣にあるわけだから、誰を就けようが止めさせようが勝手。
ようするにタモさんの訴えが筋違い。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 21:51:24
毛並みが悪かろうが、兎を捕まえるのがいい猟犬。
政治的に正しい人間ばかりを昇進させるのは、能力的に優れた人間を排除する危険が高い。
田母神が能力的に優れていたかどうかは別だがな。
逆に田母神が無能な人間だとした場合、そんな人間がトップに上り詰められる人事考課を見直さないといけないが。
とはいえ、能力に優れた人間を適正に出世させるシステム作りってのは、本当に難しい問題で、
毛並みのいい猟犬を取り立てるのも仕方ないっちゃ仕方ない側面もあるが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 22:15:26
出世したのは、自衛隊の中だけで自衛官として仕事をすることにかけては有能だったんだろうきっと。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 22:55:53
二つ、追加で質問を。
『「学問の自由」は大学の教授だけに適用されるもんじゃないはずだ!大学教授が新聞やメルマガで発言しようと、軍人が懸賞論文の中で主張しようと、学問の自由は等しく適用されるはずだ』という主張をすることは不可能ですかね?
あと一つは、おそらく上のように防衛大の学長は猪木正道のむかしから、かなり政府の立場と離れた自由な発言が出来たと思いますけど、それは慣習・慣行でなく「そういう立場の人は、政府見解と異なる主張をしてもいいのであ−る」と言うような明文の規定ってどこかにあるのですかね?
Posted by gryphon at 2008年12月16日 22:58:49
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 23:36:04
実際に武力を動かせる能力は無いからな
その立場の違いがこの
責任問題の差になったんじゃね?
まあイオキベ先生もあんまり靖国のような
完全に政治問題化した件にはクビを
突っ込まないほうがいいと思うが
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月16日 23:48:04
全然関係ないけど、田母神にしろ五百籏頭にしろ珍しい苗字ですね…。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 00:05:32
まぁ大学教授ってなんかそういうの結構いるんだけどさ
実際目につくから多いと感じるだけかもしれないが
そういえば前にミュージカルの異国の丘を観た帰りに、俺は資本主義の犬じゃねえ、と言ってた酔っぱらいを見た
じゃあアカの手先のおフェラ豚か?とか言って友達と爆笑したが
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 00:26:48
国立大学法人の教員は今でもみなし公務員ではある。完全に切れているわけではないよ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 04:27:24
そういう教授が入試に朝日新聞を使うんですかね?
朝生とか朝日主宰の講演会とかに出てる人ですか?
Posted by 空気黄泉力0 at 2008年12月17日 09:59:27
そういう教授が朝日を入試問題に使うんですかね?
もしかして、朝生とか朝日主宰の講演会に出てる人ですか?
Posted by 空気黄泉力0 at 2008年12月17日 10:03:28
ソースが見つからないのですが、そもそも就任要請時に五百籏頭教授は「思想信条が違うのに大丈夫か?」と固辞したそうですが、長官に
「今後海外での活動が増える士官に対し、ある程度異なる思想信条の存在の許容と見識を広めさせるのが目的だ」と説得されたそうで。
つまり、田母神氏は自らの職務を超えて暴走したのに対し、五百籏頭校長は、そもそも異なる立場からの検討と見解表明が職務の一つ。
防衛大校長という本筋に影響を与えにくい立場を珍しく巧く利用した人事だと思っていたのですけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 12:42:18
なるほどねぇ・・・そうであるならば、五百籏頭校長は立派に職務を果たしているわけだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 15:15:28
内容を誰にもチェックさせずに出した外部の懸賞論文と同一視するってスゲーよなw
タモさん馬鹿だろ?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 15:37:17
>これ、朝生でもだれかが言っていて、ふうむ真実はどうなんだろうと思っていたので面白いです。
潮匡人だね。デタラメをタモさんに吹き込んだらしい。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 16:11:19
・・・こんなこと言ってるからクビにされるんだよ。本気で自分がやったことと防大校長との違いを理解していないんだな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 19:46:42
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 19:47:47
その馬鹿のお手本のようなタモさんは七千万?の退職金を丸まる頂戴し、そのあとも公演やら本の出版、テレビ出演やらで稼ぎまくる第二の人生真っ最中なんだよね。池田先生に言わせれば、「百年の一度の不景気」にぺぺポパーんなことにね。
重爆の隅をつつくような、あるいは、ただ馬鹿にするだけのエントリを立てて鬱憤を晴らしたところで、この勢いはとまらないどころか、煽られて「タモさーん!タモさーん!」って支持者はそのかたくなな心をさらに硬くするだけ。んふふーんなことにね。
……だから軍事オタクには戦術や戦略がないって、言われるのかね。ひゃいひゃふゅひょーんなことにね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 20:31:18
おいおい、国士サマはとうとう記事内容への反論を諦めて意味不明な負け惜しみを言うしか出来なくなったのか? それともブサヨが田母神支持を装ってワザと馬鹿なことを書いて田母神支持派を辱めようという作戦か? 脈絡なく池田大作を持ち出してくるあたり、共産党員の可能性が高いか。
もうちょっと頭を使った書き込みをしろよ、低脳。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 21:12:43
ちょっと釣り針がでかすぎるだろ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 21:25:42
田母神が問題なくなるという論はちょっと違いますが、
五百籏頭 真氏が問題ないというのはまたちょっと違うかなという気も。
靖国問題も政治的にデリケートなもんです。
基本的にヤスクニに批判的だから問題ないよ。イオキベとスタンスは同じ。
あんなおバカな戦争をしでかしてくれた愚霊・悪霊を、英雄だなんて崇める輩がいるんだから、笑っちまう(苦笑)。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 22:05:09
英雄じゃなくて英霊ね。まあ同じだけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 22:07:07
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 22:09:27
>煽られて「タモさーん!タモさーん!」って支持者は
>そのかたくなな心をさらに硬くするだけ。
田母神支持者ならこんな書き方はしないわな。馬鹿サヨの釣りですか。
それに支持者が心を頑なにしようがどうせ構わないよ、支持者を改心させることは無理に近いから、支持するかどうか迷っている中間層にアピールできれば良い訳なのだからね。例えば保守系二流週刊誌の新潮や文春は当初は田母神擁護だったけれど、今じゃ田母神批判してるだろう? そういう事だよ。
>その馬鹿のお手本のようなタモさんは七千万?の退職金を丸まる頂戴し、
>そのあとも公演やら本の出版、テレビ出演やらで稼ぎまくる第二の
>人生真っ最中なんだよね。
別に退官後に何しようが好きにすれば良いんじゃないの、懲戒免職は法的に根拠が無く無理があったのだから、空幕長解任→定年退職という処分の仕方は一番良い手段だったよ。ユダヤ蔑視で解任されたドイツ軍のギュンツェル准将だって退職金は貰ってるのだから、田母神が貰うのも別にケチを付ける気は無いよ。
>池田先生に言わせれば、「百年の一度の不景気」にぺぺポパーんなことにね。
突然、脈絡無く池田大作やら創価を意識した発言を行うのは創価と犬猿の仲である共産党の支持者である可能性が非常に高いけど、アンタもその口かい?w
>重爆の隅をつつくような、あるいは、ただ馬鹿にするだけの
>エントリを立てて鬱憤を晴らしたところで
このエントリの内容の何処が重箱の隅突付きなのやら。馬鹿にするだけのエントリ? 何処が? 事実を提示し、田母神の主張の間違いを正し、一般には知られていない朱少将の件まで海外報道を引用して紹介している。根拠のない印象操作で批判するのではなく、内容について論じて見せろ。
>だから軍事オタクには戦術や戦略がないって、言われるのかね。
週刊SPA!でこのブログや2ch軍板の田母神コミンテルンスレッドが取上げられて、一般読者にも「軍事マニアは田母神を支持していない」という事が知れ渡っている。SPA!は、週刊オブイェクトのような勢力が優勢とまで書いている。一体、何処が「戦術や戦略がない」って話になるんだい?w
むしろ田母神論文問題で全く無策なのは、左翼の側なんじゃないのかい? この機に乗じて色んな活動が出来るだろうに、手を拱いて何も出来て無いように見えるけど。
Posted by 馬鹿サヨ工作員が自爆してますね at 2008年12月17日 22:39:26
ちょっと釣り針がでかすぎるだろ
おいおい。そんなこと言ったら、でか針に顔真っ赤で食いついた25が、あわわ、だぞ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 22:40:12
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 22:50:01
なんかずーっと飛んでるみたいだけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:04:08
同意。モンハン動画見てて、緩みきっていた思考が一気に引き締まったよ。ヤスクニは癌だけど、残しておいたほうがいいね。「行かない」という選択肢が外交上正しいポーズになるのであって、なかったらそれすらもできなくなる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:06:56
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:06:58
ちなみに数年前、前校長の西原氏が政府見解と違う核武装に言及したものをワシントンポストに寄稿して問題となったときも防大側は学問の自由の立場から何ら問題なしとしている(ネット上にソースはないが・・・)。また、西原氏も何ら処分されていない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:09:42
なんでそう短絡的な思考になっちゃうのかな。
あの戦争は本当におバカだったし、そういうバカどもを閉じ込めているのがヤスクニなわけでしょ。それなのに英霊なんておかしいでしょ。といってるの。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:11:10
転載した奴の記事はあるよ。
「米朝不可侵条約締結で、日本は核武装の可能性」防衛大学校長 WP
http://www.asyura2.com/0306/war38/msg/476.html
サイバラさんマジパネェっす!
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:22:25
|_∧
|`∀´> 釣られないニダ
|⊂ノ
|`J
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:24:50
>ちなみに数年前、前校長の西原氏が政府見解と違う核武装に言及したものを
>ワシントンポストに寄稿して問題となったときも防大側は学問の自由の立場
>から何ら問題なしとしている(ネット上にソースはないが・・・)。
>また、西原氏も何ら処分されていない。
なるほどなぁ・・・しかもその過激な西原前防大校長ですらも、田母神前空幕長にはかなり批判的だったりするんだよね。
イオッキに喧嘩を売ったタモさんだけど、サイバラまで敵に廻している以上、勝ち目は無いなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:30:54
池田先生=池田大作という短絡的思考回路(つまるところ無能)も、ステキではあるけれども。はぃはぃはぃははーんなことにね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:35:35
中味の無い事しか書けないお前に対する興味が失せたわ。36みたいな有用な情報を書き込むか、記事内容に関係ある説得力ある文章を書いて見せろ、出来るものならな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:48:59
>ちなみに数年前、前校長の西原氏が政府見解と違う核武装に
>言及したものをワシントンポストに寄稿して問題となったときも
>防大側は学問の自由の立場から何ら問題なしとしている
それは防大側が正式にそのような見解を述べたの? どんな感じで?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:54:58
なのに立法や司法にあたる判断発言を軽はずみにしてしまうのがいただけない。
それと靖国問題は自粛であって法律的には問題がないというのも
注意しないといけない。長い間参拝をやっていたが、議会でも
問題になってなかったし、各党もおおむね承認しちゃってたから
「自粛」なんだよねコレ。
しかも海外でいう政教分離とは違う意味で政教分離が暴走した形で
扱われてそれで難癖付けてる人もいたりして。
海外でも歴史的なものは普通に宗教的な祭事も行われるんだけども。
政教分離ってのはそういうスタンダード以外の宗教活動が新しく
幅きかすのを排除するって趣が強い。宗旨変えを求める訳でもなきゃ
宗教的理由を無視して参拝強要される訳でもなし。
大統領が聖典に手をかけようが墓地に行こうが、ちゃんとした歴史もしくは
訪問する理由があればそこまで問題にはならない。
むしろ問題にしてしまったのが難儀な問題なんだなこれが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:59:34
サイバラじゃなくニシハラな。
西原正(ニシハラ マサシ)第7代防衛大学校長。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月17日 23:59:56
政治的発言問題は右左に限ったもんじゃあないんですよね。
まあ、海外だと実際はこの程度の事は笑い飛ばされる事が多いけども、
こと日本においては大きな影響を及ぼす。右だろうが左だろうが、
職務をちゃんと遂行するまともな人材なら良いんだが、
右だから左だからという理由で人事がもてあそばれる様では
組織としてはおかしなものになる。
また、判断要望ならまだしも、無駄に軋轢を及ぼす様な事もするべきではない。
彼らは自由な一般市民じゃない。そういう約束でその場に立ってるんだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:06:18
(『ワシントン・ポスト』寄稿論文の真意を語る)
米朝不可侵条約が招く日本の危機
にし はら ・まさし
西原正(防衛大学校長)
http://www.hsjp.net/upload/src/up37171.txt
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:09:33
こんなところに麻生が出没したんですって?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:11:05
屁のようなすかした音を出す、
オブイェクトのコメントたち。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:14:34
http://www.kamiura.com/new8_2k3.html
>ところで防衛庁における防衛大学校長の立場だが、これは初代の槙校長時代から、一種、独特な存在として置かれている。もし防衛庁長官や統合幕僚長が核武装の必要性を言えば、必ず、その首が飛ぶ。しかし今回のように、防衛大の校長が核武装の必要性を語っても処罰はされないだろう。
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これ以外の分析は相変わらずアレだったけど。(西原が寄稿先にワシントン・ポストを選んだのはアメリカへの牽制目的に決まっている。国内紙に載せても何の意味も無いからだ。それなのに神浦さんの分析と来たら・・・)
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:14:58
こんなところに麻生が出没したんですって?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:16:22
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:17:52
自衛官には思想の自由、考える自由はあるが、それを発表する自由には
制限があると考えるべきだ。田母神俊雄前航空幕僚長は、「職務に関係がない」と
言っていたが、誤った認識だ。歴史認識は自衛官の職務にかかわりがある。
日本がアジアで果たす役割を考える際、中国などの近隣諸国と協力して
安全保障を確保する努力が求められる。自衛官は当然そこにかかわる。
日中間で歴史認識が違っていては支障が出るし、まして幹部自衛官が政府見解と
全く異なる発言をすれば、影響が出るのは自明だ。田母神氏は、思想信条の自由と
発表の自由を履き違えている。
毎日新聞 2008年11月12日
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:21:36
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:22:07
タモさんはその辺の違いすら理解していなかったとは・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:25:35
昨夜からの胸のもやもやが
すがすがしいほどに晴れた気分である。
すばらしい情報の提供を感謝したい。
南京大虐殺なかった派は、
西原さんの言葉をかみ締めるべきだ。
小規模の虐殺はあった派も、
西原さんの言葉をかみ締めるべきだ。
南京大虐殺はあったし、
従軍慰安婦問題も、同じことだ。
これからアメリカはどんどん没落していって、
日本は中国に頼らざるを得ない。
歴史認識などという些細なことは中国に譲って、
ともに未来を歩くべきだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:27:30
すかしてんじゃないよ
と言ってほしかった?w
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:29:27
>神浦さんをバカにする奴がいるとは驚きだ。
釣りなら他所でやってくれよ・・・
【逆神】神浦元彰
http://obiekt.seesaa.net/category/2438660-1.html
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:30:07
記事内容に触れない限りサイト自体へのダメージにはなりませんよ、と。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:32:29
日中の歴史認識における最大の障壁が、まさにヤスクニにある。あとあとのことを考えて残しておいたほうがよさそうだが、最悪のケースを想定しておくことも必要か。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:32:54
>槙校長時代から、一種、独特な存在として置かれている。
>もし防衛庁長官や統合幕僚長が核武装の必要性を言えば、必ず、
>その首が飛ぶ。しかし今回のように、防衛大の校長が核武装の
>必要性を語っても処罰はされないだろう。
これは実際にその後も全く処罰が無かったから、「防大側は学問の自由の立場から何ら問題なしとしている」のは事実なんだろう。諸外国でも防衛大学の学者は同じ扱いって事だね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:36:01
中身のある反論を期待していたのだがね。
左翼呼ばわりしたけりゃ、別にかわまんよ。そう呼ばれるのは慣れてる。その逆もね。だから、なんなの。という感じ。左翼だから、というのでは、酷使と変わらん。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:36:37
釣りだって思っているのに
釣られているんだろ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 00:37:51
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 01:15:10
この発言がすでに政治的発言だと理解してないのが痛い。
いいかね。政府の見解に従う必要性はあるが、外国の見解なんかには
影響されちゃいけないの。
「日中間で歴史認識が違っていては支障が出る」
これが既に役職を超越した考えなんだよ。彼らはそんなもんを
公言する立場にはない。それは他の組織がやる事なんだ。
歴史認識云々自体に触れちゃならんのだ。
ここらへんが自衛隊が未だに問題性をちゃんと理解できていない点でもある。
日中であわさっても日米や他でズレたら意味ないだろ。
二国間で気にしていても中国みたいな共産党無双ファンタジーだらけの国相手じゃ
歴史認識なんか共通化する事自体が土台無理だし、政府を超越して
海外の顔色を伺う様では支配体系自体がおかしくなる。
最初は良いんだが、途中から憤る方向性がずれてきてる。
そんな考えが前提にある時点で職務的に越権行為なんだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 01:16:29
自制ってそういうもんじゃないだろ。問題扱いされないんじゃないかな?
と予想してても我慢しろと。噛み付かれる発言してるからだよ馬鹿みたいなのは駄目。
下手すりゃ突然の出火に油注いで喜んでるだけだ。
迎合しない。それらの判断は我々の職務には無関係で通すべし。
やるべきことをやるのが任務であってそれは邪魔されてはならない義務だ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 01:30:54
あと>>11の件なんですがなるほどこれで五百旗部氏には問題がなさそうだ、と分かったものの、逆に「こう念を押したから、特例として五百旗部氏はゲ政府見解に反する自由を得たのだろうか?それともデフォルトなのだろうか?」がちょっと疑問。
後から出てきた「西原前例」からすると後者なのでしょうが、「副校長の要請」も存在したわけで、五百旗部氏が個人的な就任前の約束を持ち出して撤回させたなら、それ自体が前者の証明になりそうだし…
Posted by gryphon at 2008年12月18日 04:11:10
両方の要素があるんじゃないかな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 20:13:35
まあ、時期ってものもある。突然問題になって意味もなく召喚したのも
選挙も絡んでるし、また内容が民主党の支持母体日教組の嫌う認識に触れているとか、
あと、誰かの目に止まってしまったという様々な要素があるんだろう。
他の事例が騒動にならなかったのは噛み付く事がなかっただけとも取れる。
というか、身分的にはどっちにしてもやっちゃダメなんよ。
防衛大の先生なら田母神と同じ事言っておっけーになるとか思えないだろう?
目に付いてしまったばあい、また政治的に反応する理由がある場合、
いたいけな生徒に洗脳してるとかむちゃくちゃ騒がれるだろう。
田母神も学校長だった余計にけしからん!という風潮だし。
どういう学校かもよく知らずに学校長というのに噛み付いてたのがポイント。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 20:25:19
まあ、思想に縛られない様々な考え方を持つ人を集めるというだけで
別に好き勝手に職名かざして世論引っ掻き回す自由を公式に得たという
訳ではないんだけども・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 20:27:03
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 20:36:56
「ちょっと触れにくい」問題でもあったりする。
西原氏の書くちょっと前に民主党もこぞって核武装論やっちゃってたんだよね。
だから当時としてはちょっと触れにくい都合もあった。
彼らには過去に西村前防衛政務次官問題もあったしね。
今は忘れたと思って(まあ、未納三羽烏あたりは本気で本人が
忘れてても不思議はないけど)計算してる&マスコミも口裏合わせてるのと、
選挙対策でやっちゃってる面が強い。麻生=右翼という形で叩く方向性になってるので。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 20:37:22
反する考えをもっているから辞退されたが、考え自体はかまわないという事に過ぎない。
いったいどういう法的根拠に基づいて職業上で思想的な事をやらかす許可を
与えられるというのか。いったい誰がそんな権限持ってるんだ?
そもそも、五百籏頭校長のメルマガは実質的に政権への好評価に繋がる代物。
また、自民党はもともとこういうのにおおらかだから噛み付かなかったというのが
わかりやすいかと。元々こういうのに噛み付くのは日教組等がわかり易い。
特に前原代表がくだらない内ゲバで討ち取られてから民主党の支持母体での
力関係がかわってきてる。それ以前と以後の民主党は軍事関連で
色々と流れがかわってきている。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 20:45:29
お
う
と
て
も
こ、これはなんの暗号か?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月18日 22:51:00
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月20日 10:50:02
アパはそんな論文無視したろうから、そもそも騒動にはならなかったろうな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月20日 11:08:25
そもそも日教組等のうるさ方が気付かなきゃ、政治的に解散総選挙を
求める過度な動きがなきゃここまで騒いでないレベルかと。
実際にどうなのかとか、過去にどうなのかじゃなくて、問題にしたがる人達が
食いつくかどうかが日本では大きい。逆にいえば法律的に大問題なのに
ぜんぜんマスコミが食いつかないという事例が多い。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月20日 14:46:28
握りつぶしてスルーしてしまったか、人事異動程度で騒がなかった
可能性だってあった訳だ。
なぜかというと「過去の政権の仕事なのに就任したばかりの政権の責任にされる」
という日本の変なルールがあるので・・・
当時年金問題で今ごたついてる諸問題を当時作った本人の菅直人本人が何故か
事後対応を迫られてる新政権に「一体誰がこんな馬鹿げた事を言い出したんだ!」
と噛み付いてて、それをそのまま報道する世界だからねえ・・・
当時思いつきで変なアイデア言い出したのお前だってば・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月20日 14:53:56
政府は14日の閣議で、田母神(たもがみ)俊雄前航空幕僚長の論文投稿について「空幕長の職務として行ったものではなく、私人として行ったもの」とする答弁書を決定した。また、今回の投稿が「政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張する」などの政治的目的には当たらず、自衛隊法で制限されている政治的行為にも該当しないとした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081114/plc0811142027011-n1.htm
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 17:14:44
それで? その記事から君は何が言いたいわけ? それにその産経の記事、とっくに論破済みなんですけど。
【質問】 田母神論文が政治的行為ではないということは,政府も認めているから,処分される理由がないのでは?
http://mltr.ganriki.net/faq05h.html#15618
>産経新聞は,答弁書の
>「要職にある者は,私人の立場でも公的な立場での意見表明と受け取られるおそれがある」
>などの不都合な部分を隠して報道しているに過ぎない.
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 17:25:53
実際政治的行為で無かったから、私人として意見表明するなら問題無い
靖国参拝と同じで私人と公言してれば、今回のシヴィリアン云々は筋違い
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 17:51:57
時事通信と鈴木宗男と辻本清美、お前の思想信条はどうでもいい
田母神騒動に決着が付いた事が重要だ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 18:00:23
…その記事の内容、そんな大仰な話か?決着なんて概ね着いているだろ、既に。
「空幕長の職務として行った」「自衛隊法で制限されている政治的行為にも該当した」かどうか以前の理由で解任は当然だって、当初から言われていたじゃないか。
氏は空幕長の役職に不適任な人物だったと上に判断されたから解任されただけ。
だから、懲戒免職とか退職金返納要求みたいな無茶な話は流石に通らなかったでしょ?(あくまで幕僚長解任→定年退官)
その判断は妥当だったという根拠にはなるけどね、その記事。
空幕長による明確な政治行為だと判断されたら一大騒動だね。田母神氏は退職金返納どころの騒ぎじゃ済まず、自衛隊組織そのものの処分も避けられないことに。
左は政治干渉だと騒ぎ立て、右は表現の自由だと叫ぶ。
そんな思想信条の話ではなく組織運用論の問題だと言うのに。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 18:46:30
俺は82だが、79の記事以前の問題が何か知らんが、当初から「村山談話に背く政治的意見」の田母神論文が問題にされ、公明党幹部も「再教育しなければならない」と放言し、歴史認識に注目が集まっていたのが騒動の正体だな
一時は騒動の大きさから上がマスゴミ世論に迎合する形で田母神を解任したが、逆に田母神が北朝鮮的弾圧を敢行したと、お上の浜田防衛相やその他ブレーンを訴えるとの話まで出てくる始末で、落ち着く所に落ち着いたのが79の「政治的行為では無い」って訳だ
声のでかい、マスゴミや市民団体、元航空幕僚長への政府役人の腰巾着さが今回の騒動の発端と終末であろうと、俺は認識してる
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 19:39:02
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 20:12:52
あのね、後から「政治的行為では無い」と言い出したわけじゃないの。お前さんの認識はその時点で間違ってるの。もし政治的行為と思っていたなら、空幕長の解任じゃなく懲戒免職にしてるの。政府は最初から自衛隊法に置ける政治的行為の禁止に該当しない事は分かっていたから、内規違反に基づく役職解任で手を打っていたの。分かる?
馬鹿を速攻で処分した麻生政権は非常に正しいよw 下手に懲戒免職にしていたら裁判を起こされて田母神が勝っていたろう、そうなれば奴は英雄扱いされる、それでは困る。即座に処理し、あとはアパとの口利き、金銭面での癒着で逮捕すればこの騒動は終結する。
あの馬鹿を英雄にしてたまるものか。馬鹿は馬鹿ものとして処理する予定だ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 20:19:23
お前の一々低脳な糞コメントが、オブイェクトの総意で無い事は知ってるから安心して寝ろ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 20:20:25
>田母神が勝っていたろう、そうなれば奴は英雄扱いされる
>あの馬鹿を英雄にしてたまるものか。馬鹿は馬鹿ものとして処理する予定だ。
あなたの被害妄想。
彼の論文を支持しているのは特定層のごく一部。かつ行政裁判では裁判所は総じて原告に厳しく勝ったとする論拠に乏しい。
別に彼を支持する訳ではないけど、妄想は程ほどに。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 20:50:34
政府見解として田母神が「政治的行為では無い」と産経や時事が報じるのは、それが単純に解任の理由として当初から言われてた事で、問題の焦点であるからだ
逆に「政治的行為」で解任が正当化されていたなら、正に一個人への全体主義的抑圧で絶対に看過出来ない強権弾圧の不法行為で、結果的に14日の政府発表も反故にし、筋違いである事は明白になるな(笑)
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:07:56
「ベノナ文書」
http://www.nsa.gov/venona/
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:20:36
だから論破されたクソ論文引っ張り出すだけなら寝てろって。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:23:28
あんたは一大共産主義国ソビエトの野望を綴ったべノナ文書が、その戦慄の内容で大東亜戦争、日支事変、赤狩り、他多数の真実を知るのが怖いのだろう
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:32:33
>それが単純に解任の理由として当初から言われてた事で、問題の焦点であるからだ
それは違う。自衛隊法に触れる政治的行為と政府が思っていたら、解任じゃなく懲戒免職にしているよ。それには問えないことが分かっていたからこそ内規違反での役職解任だもの。マスコミと野党が理解してなかっただけ。つまり政府は他所から煽られての結果では無く、独自の判断で迅速に正確に問題を処理したのだと言える。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:37:01
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:38:04
此処がソビエトロシア専門軍事ブログってことを理解していないのか、国士さん。恐らくアンタらよりよっぽど理解が深いと思うよ。ロシア語できる連中まで何人かいるが、君らじゃそんな人はいないだろう。原典のロシア語での一次資料、チェックできるのかね?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 21:40:35
自ら露語が出来る訳でもない低脳が「此処の連中が」と虎の威を狩る愚かな狐も大概にすべきだ
露語がそんなに好きなら、NSAのウェブからエキサイト翻訳で中国語だろうと露語だろうと勝手に翻訳すれば良い
あんたは決して国際共産主義者の陰謀を認められない反日一筋思考停止状態で、NSAの公開ウェブ情報も疑う間抜けさを露呈した
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月21日 23:55:40
いったい誰がNSAの情報を疑ってるのよ。妄想も大概にしたら?
で、その情報から何が読み取れるわけ? そこから「日米開戦はコミンテルンの陰謀」と導き出すにはかなり無理のある、風が吹けば桶屋が儲かる理論を駆使せねばならんよ?
じゃあ、論理的に解説をお願いするよ。まぁがんばれ、ここは旧ソ連の公開文書はかなり強いから。例えばノモンハン事変とかね。右翼が公開文書見て調子こいて「実は日本軍は勝っていた!」とか言い出すのを見て吹いちゃったよ。ああ、こいつら資料を読まずに誰かの恣意的な解説を鵜呑みにしているんだなぁ、と分かった。どうせヴェノナ文書でもそうだろう。もう飽きたよ、君らの行動パターン。何年も前に経験してるもん。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:09:47
>何故怖がらないといけないのやら。
ソ連の公開文書なんてここの皆にとっては凄く美味しいご飯、ってことを理解せずに突撃してきた馬鹿国士様でしょう。どのような場であるか理解せずに行動する者がどこまで持つのか、生暖かい目で観察してみましょう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:12:48
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:14:14
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:20:52
二極化しかしないのかがわからん。ゾロアスターかよw
文書を怖がるとかも変だし、馬鹿と右翼を混同してるのも変だろ。双方反省するべし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:32:15
ベノナ文書面白いなら誰か翻訳してくれんかな。自分で労力を費やして訳すほどの興味はないけど、出版されるなら欲しいな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:36:17
ロシア専門家を自称するあんたが、子供がお守りを押し付けるが如く俺にベノナ文書の解説を求めるなど、自身の主張を翻す以外の何物でもないな(笑)
あんたの得意の資料漁り行為で、ベノナ文書を閲覧したいならそれが本望だろうに、自分の趣味を人に押し付けられるのは迷惑だ
どうせ最後は、ベノナ文書は「正しい歴史認識ではない」等とほざいて逃げ回る臆病者の分際で、ゴミクズが一人前の要求垂れるんじゃねえよ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:38:31
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:46:32
お前、自分が紹介した文書がどのように田母神擁護になるのか解説出来ないわけ? 馬鹿じゃねェの? それじゃあコミンテルン陰謀論を実証する事など出来やしないだろうが。
ああ、やっぱりこいつはコピペすることしか出来ず内容を理解せずにはしゃいでいるお子様だったって事か。馬鹿らし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:54:02
あのね、引用ってのは自説を補強、証明する為にあるの。ただリンクを張るだけじゃその役目を果たせないわけ。だから自説を補強する根拠を、そのリンク先から該当する部分を指し示す義務が君には有る。もし出来ないのであれば君の主張は認められない。ただそれだけの事。
君も大学に行って論文を書く経験をすると理解できると思うよ。参考文献を挙げるだけで内容に触れないのなら、誰にも相手にされません。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:57:53
そうか、もう冬厨の季節なのか。今年は早いなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 00:59:25
こないだからBrownとMooreの戦後英海軍ものを読んでるんだ。俺のつたない英語力だと1ページ読むのにも何日もかかるけど、知らないこと多数あってすげー楽しいわけよ。
英文で他国の話を読むって意味でいえばこれもNSAの報告書も同じなわけだが、いまの楽しい作業を中断してでもベノナ文書にリソース費やす価値ってあんのか?
103は中身読んで、内容を知った上で田母神論文の具体的に裏付ける箇所があると評価してんだろ?
趣味を中断してリソースの投入方向を変えるだけの価値があるってことを示すくらいのサービスはしてくれてもいいんじゃないかね?
Posted by 俺97じゃないけどさあ at 2008年12月22日 01:01:06
露専門家と嘯いておきながら、田母神論文で触れているベノナ文書の驚愕の内容も知らずに、自称専門家とは恐れ入るわ
俺はあんたの様に人に要求する態度が最悪で、チンピラの感性しか持ち合わせてない只の雑魚には、重要な知識を分け与えないから安心しろよ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:25:53
防諜関係の生データ、紛れもない一次資料だ。確かにこれは貴重だね、冷戦期情報活動の研究者には垂涎の的だろう。
んで103よ、109もかな。これの文書のいったいどれ、何年何月の文書番号いくつに田母神論文を裏付ける内容が書かれているのだね?
これ「だけ」を見てそれがわかるのだとしたら文字通り大したものだと思うのだが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:31:32
コピペしかできないなら黙ってろよ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:33:46
【ワシントン21日=前田徹】
米国の対日最後通告「ハル・ノート」を作成したルーズベルト政権の財務次官、ハリー・デクスター・ホワイト氏が実はソ連スパイだったことがわかったことで、「米国の対日政策の背後にソ連工作があった」というショッキングな事実が明るみにでた。当時の日本はいずれ参戦せざるを得ない状況にあったとの見方はあるが、参戦の過程にソ連の工作があったという事実は歴史解釈の見直しを迫るものだ。
ホワイト氏がハル・ノートの原案を作成したことは、ニューヨーク郊外にあるルーズベルト大統領記念図書館に残されたホワイト氏作成の対日強硬提案から明らかにされている。しかも、そのホワイト案をモーゲンソー財務長官がルーズベルト大統領に提案し、より穏健なハル国務長官の対日妥協案を押しのけることになったというエピソードも四五年にスタートした米議会真珠湾攻撃調査委員会で明らかになっている。
だが、経済専門のホワイト氏がなぜ米外交を左右するほどの影響力を行使するようになり、しかも、対日強硬案を作成した意図は何だったのかという疑問が残されてきた。
ホワイト氏とハル・ノートをソ連工作が結んでいたという解答は、VENONA資料によるスパイ活動の証明とともにソ連NKVD(人民内務委員部=後のKGB)工作員で、後のKGB高官、パブロフ氏の退役後の回顧録が埋めることになった。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:46:34
>重要な知識を分け与えないから安心しろよ
田母神論文を裏付ける部分を説明できなきゃお前ら田母神支持派が困るだけで俺らはちっとも困らないから、好きにしたらいいと思うよ。
やっぱりコイツ、中身を理解せずに正しいと信じ込んでコピペして廻るだけしか能が無いお子様だな。馬鹿国士様はこれだから困る。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:50:27
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:51:42
【ワシントン3日=前田徹】
真珠湾攻撃より五カ月も前に作成された米軍による日本本土爆撃計画の立案者が実はソ連のスパイだったことがわかったことで、米ルーズベルト政権の中国政策当事者がいかに共産主義寄りのスタンスへと傾いていたかを浮き彫りにした。
当時、米国が日本と対峙(たいじ)するのに中国支援は欠かせない政策だったが、カリー大統領補佐官が中国の蒋介石政権顧問に推薦した中国学者、ラティモア氏も戦後、共産スパイとして追及された経緯がある。
戦前の米国務省内などで対日非難の世論を形作る中心的役割を果たした「太平洋問題調査会(IPR)」が戦後、反共運動のマッカーシズムなどの攻撃を受け、解散しているが、そのグループの中で特に追及されたのがラティモア氏だった。
同氏は当時の米知識人の中国派リーダーのような存在で、IPR機関誌の編集長として「中国侵略の日本追及」という論陣を展開していた。カリー大統領補佐官はそんなラティモア氏を蒋介石政権の政治顧問に推薦し、ルーズベルト政権との直接のつながりを提供している。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:51:58
これは財務長官モーゲンソーが今の時期に丁度良いからと掘り出して提案する。
そして、ホワイト案を原案にして作られたのがハルノート。
つまり、ホワイト案=ハルノートではない。
それにホワイト案自体そんなに厳しいものじゃないけど?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:52:01
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 01:53:40
【ワシントン21日=前田徹】
日本の真珠湾攻撃の直接の引き金になったとされる米最後通告「ハル・ノート」を作成したハリー・ホワイト米財務次官(当時)がソ連側スパイ網に属し、極秘情報を提供するなどの活動をしていたことを示すソ連情報機関の暗号交信記録十五通が、暗号解読を任務とする米特殊機関の「VENONA資料」の中から発見された。また、当時のソ連工作員がホワイト氏に直接、対日強硬策を提案するよう指示したとの回想録が発表され、ハル・ノートが実はソ連の指示で作成された可能性がでている。(国際面に関連記事)
問題の交信記録は一九四四年から四五年にかけてのもので、ニューヨークとワシントンにあったソ連人民内務委員部(後のKGB)代表部とモスクワの内務委員部本部との交信を米特殊部隊「米陸軍電信傍受機関」(戦後の国家安全保障局=NSA)が傍受し、暗号解読したものだ。
それによると、コードネーム「ジュリスト」、あるいは「リチャード」などで表記されるホワイト氏は、ソ連が戦後の領土確保に有利になるような情報を入手、提供していた。ソ連占領地の返還を期待しているポーランド亡命政府を米国がどこまで支援するかのほか、ソ連が併合していたリトアニア、エストニア、ラトビアのバルト三国の独立要求に対し米国がどこまで支持を与えるかなどの重要な内容が含まれていた。この情報を元にスターリンは戦後の領土拡張を有利に進めたとみられる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:02:55
言うならばこれはウルトラの生データと同じだ。防諜という攻守ところを変えただけで、現物は本当に生データに過ぎず、それだけから得られる情報はごく限られていて、他の情報とつき合わせて初めて有用に利用され得るもの。
ベノナの翻訳とかアフォなこと書いたわ、先に現物を見るんだった。これは翻訳する性質の資料じゃない。広く周辺情報を拾ってる専門家なら例え日本人でも翻訳なしで読むだろうし、翻訳が必要な奴はそもそもベノナ読んでも理解できんだろう。
中身はこんなだぜ。
http://www.nsa.gov/venona/releases/08_Mar_1948_R5_m1_p2.gif
ところで、根本的なところで理解足りてないと思うんだが、1941年末に日米開戦して一番困るのはドイツだが、その次に困る可能性が高かったのはソ連だぞ? アメリカからの太平洋援助航路を塞がれる可能性があったんだからな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:04:12
http://hosokawa18.exblog.jp/9895413/
内容見たが、すごく良い条件じゃないか。ホワイト案そのままだったら日本は妥協できたぞ。
しかも日米開戦が決定的になったのはハル・ノートが原因というより、同時に提示されるはずだった「暫定協定案」 が取り下げられたことが大きいようだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:13:41
>アメリカからの太平洋援助航路を塞がれる可能性があったんだからな。
だよなぁ。日米開戦がコミンテルンの陰謀なら、コミンテルンはソ連を自滅させようと画策していた事になる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:16:36
( Д ) ゚ ゚
なにこの好条件。当時の日本の立場なら涎垂らしそうになるな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:19:08
コミンテルンのスパイだったのはホワイトじゃなく
コーデル・ハルだったと!
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:33:43
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:40:09
「コミンテルンの手先ホワイトは実は日本に優しかった!」
この条件を見て戦争に追い込む気だった、と妄想できる人は変だと思う。
>119
>ところで、根本的なところで理解足りてないと思うんだが、
>1941年末に日米開戦して一番困るのはドイツだが、その次に
>困る可能性が高かったのはソ連だぞ? アメリカからの
>太平洋援助航路を塞がれる可能性があったんだからな。
もしやと思うのだが・・・コミンテルンは日米戦争を回避しようと画策していたんじゃないかな? 日本が戦争に参加すると、ドイツがやったように不可侵条約を破棄してソ連に攻め込む可能性があったし、不可侵条約を守る範囲でもアメリカからソ連への太平洋援助航路を攻撃する事は出来る。どう見てもあの時期に日本を対米戦に追い込むことは、ソ連にとって不利だ。
だからコミンテルンの陰謀って、実は戦争回避が目的であると考えるのが自然なんじゃないか?
新しい発想だが、面白いと思う。良い発見かもしれない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 02:49:34
ナカテルとかナベショーとかのチャンネル頭が桜あたりだよなあ
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 03:11:00
陰謀といっていいかどうかはわからんが、日米戦の回避を目的ではなく手段として考えれば、ソ連側の発想はそういう方向に向くのは自然と思う。
米の対独参戦と日米戦を切り離して考えれば、日米戦はソ連にとって不安定要因を増やすことにしかならない。ソ連は日ソ戦を恐れてはいないし恐れる理由もないが、日米戦で米からの援助が細る、あるいは米のリソースが対独戦以外に注がれる状況は恐れていた。
1941年当時のソ連にとって日本がドイツ寄りではない形で中立化してくれて、かつその保証がとれたら、それが最善の状況だろう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 03:13:30
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid597.html
はてなブックマーク - ぼやきくっくり | 五百旗頭イズムが防大生を苦しめる
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid597.html
国士様は五百旗頭を左翼呼ばわりしてるのか。アホ過ぎて涙が出てくる。はてブでは袋叩き状態に。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 04:28:54
何故、当時の日本はこれを最後通牒と受け止めたんだろうか……
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 19:47:10
君らゾルゲ事件やジューコフの転進を考慮に入れなさ過ぎ。
当時ソ連は日本の中立を信頼してないから対ドイツで大変だというのに
100万の軍勢と1000両近くの車両を対日警戒で足止めさせられてた。
そしてソ連の目論見では中国と米国と日本を戦わせて疲弊させ、
ソ連にとっての対日余力を生み出す事にあった。
また、ソ連は米軍があそこまで無能だとは思ってなかった。
いや、当時のどの国も日本参戦でシンガポールやフィリピンが瞬殺されるなんて
考えてもみなかった。君たちは結果を知ってるから日本がしばらくの間
太平洋区域を制圧してしまう事やソ連との不可侵を守る事を当然と考えてしまうが、
そんなものどこの国にも予測不能な事態だ。
ソ連の期待にそえず米英はあっというまに退けられ、結局ゾルゲによって
もたらされた情報によって初めてジューコフが軍を動かせた訳だ。
オホーツク方面の輸送路だって本来は米軍が保護してくれる筈だった。
まあ、幸い、日本軍が親切で把握しながらも温存してくれたお陰で助かったが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 19:47:52
軍隊を引き上げるっていったのに警察力も引き上げろ現地の財産等は保証しないと言われた。
ハルノートを飲んだとしても日本側が求める燃料や関係改善等の保証が確約されない。
つまり、ハルノートはかなり攻撃的かつ、なんの妥協点すらも見出せないと見られた。
パール判事が誰でも怒ると言ったのにはそれなりの理由がある。交渉になってない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 20:02:52
ドイツがソ連を攻めてもソ連から攻められた訳ではなかったので
日本はソ連と事を構えなかった。
同じ様に日本が米国を攻めたのだから、日独が同盟であってもこれまた、
ドイツは付き合う義務はなかったんだ。
ヒトラーは日本に対露協力を期待してしまったんだろうな。
少なくとも、スターリンにトドメをさすまでの間、ジューコフを
足止めし、更にソ連への援助ルートを封鎖して欲しかったのだろう。
まあ、思いっきり目論見は外れたが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 20:10:34
なぜそんな事態になっていたのかというのを考慮せず、ハルノート無罪に
なってるのも変な話。
米国はハルノートを選んだからハルノートだけを渡したのだし、
暫定協定案を引き下げたのならその分ハルノートの手直しをして
妥協点を盛り込まないといけないのに、それもやらなかった。
なんでそんな事になったのか?というのも良く考えないといけない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 20:16:07
当初のソ連は対独決戦に向けた準備の一環として日本との空白を求めて
いたので満州空白化で良かったが、バルバロッサ作戦以降になると
スターリンは日独からの挟み撃ちを恐れる状況に陥っている。
1941年中期から末にかけて状況も激変していっているので、
そう簡単に結論付けられるものではない。
当然、両極論が絶対という事にならない、併記もしくは懸念材料として
留意はせねばならないというレベルでの事だが。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 20:32:34
[001/001] 128 - 衆 - 予算委員会 - 4号
平成05年10月06日
[001/001] 128 - 衆 - 予算委員会 - 4号
平成05年10月06日
今回の場合、例えば田母神氏の立場からこれにかなり近い弁明はできないでしょうか?
「私は一個人として村山談話に反対。だが自衛隊の一員たる『田母神俊雄空幕長』として『職務を行う』時は村山談話に異議を唱えません。そういうつもりでの、私的な論文発表ですよ」
ちなみに、上の大臣問題のやり取りでは朝日新聞が「一政治家のスタンスと、閣僚としての見解は離れていてもいいじゃないか」という主張をしてた記憶があります(笑)。
Posted by gryphon at 2008年12月22日 20:39:44
俺もよくやるからあんまり大きなことは言えんが、キーワードやセンテンスに飛びついて話題の軸がブレてるように見える。個々の部分で同意できる点も不同意の点もあるが、それは本題から外れるから置いておくとして。
120のリンク先でわかったことは「酷士さまがコミンテルンの日米開戦の陰謀の根拠」だと言ったホワイト案が「ハルノートよりはるかに日本に優しい内容」だったってことだし、それ以外のこた正直いまさら講義を受けるような内容でもなし、どうでも。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 22:07:50
無理。通用しない。ギュンツェルもデューガンもそんな言い訳は通用しない。朱成虎ですら処分されてるのに。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 22:39:51
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 23:21:08
日本でも軍でもハルノートじゃ軍民両方だから関係ないなw
1アメリカと日本は、英中日蘭蘇泰米間の包括的な不可侵条約を提案する
2日本の仏印(フランス領インドシナ)からの即時撤兵
3日本の中国からの即時撤兵 - 中国(原文China)
4日米が(日本が支援していた汪兆銘政権を否認して)アメリカの支援する中国国民党政府以外のいかなる政府をも認めない
5日本の中国大陸における海外租界と関連権益全ての放棄
6通商条約再締結のための交渉の開始
7アメリカによる日本の資産凍結を解除、日本によるアメリカ資産の凍結の解除
8円ドル為替レート安定に関する協定締結と通貨基金の設立
9第三国との太平洋地域における平和維持に反する協定の廃棄 - 日独伊三国軍事同盟の廃棄を含意する、と日本側は捉えていたようである。
10本協定内容の両国による推進
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月22日 23:26:02
国士様は知らんが、初期の空白地最優先のホワイト原案だけですべてを語るのもどうかと。
ルーズベルトの対スターリン感の暴走度合い進行も激しいものがあるし、
独ソ戦の戦況も刻一刻と変化していってる。
双方ともに小さなネタだけで全てが決まると両極端に走りすぎている様な。
ソ連の影響がすべてというのもソ連の影響がまったくないというのもちょっと。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月23日 15:31:32
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月23日 16:50:04
法理論としては成立する余地はある。したがって、国会答弁や質問趣意書に対する回答であれば、その論理はおそらく成立すると個人的には思う。
しかし、航空幕僚長(日本で4人しかいない「大将」のうちの一人)という肩書きを明らかにして発表した文章について、その弁明で「世間」が納得するかといえば、多分しないでしょう。その意味において、137氏の結論は正しい。
たしかに、公務員が何らかの形で外部に意見を発表する場合
「この見解は筆者独自の見解であって、筆者の属する組織の見解を代表するものではない」
という旨の注意書きが入るのが通例。これは、民間企業でも妥当すると思う。防衛省関係で言えば、かつて(防衛庁時代)、防衛研究所の所員の論文が「諸君!」に掲載されていたことがあったか、その場合にも上記のような注意書きがついていた。
もちろん、現実問題として「他人に知られなければ、どのような思想を持っていても、きちんと命令を遂行していれば問題となりえない」というのも一面の事実なので、思想信条と命令遂行は別問題といえば別問題なので、その意味で言っても135氏の言う論理が成立する余地はある。
だからこそ、この手の問題は、ある人がどのような思想・信条を持っているかという「思想信条の自由」ではなく、ある人の思想が「他人に知られる」という
言論の自由
の問題として論じられてきたのがこれまでの歴史的経緯。それを、今回は、「思想信条の自由」の問題として論じられたのが、大きな問題。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月23日 23:39:52
反論するにしてももうちょっと考えないといかんって事ね。
極論に極論ぶつけてたら収まり様がない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月24日 02:25:21
(ここから)
本来は思想信条の自由との関係で問題になる「政治的中立」ですが、それでもシビリアンコントロールと絡めてこれを論ずるのであれば、法令上は同一の条文で規定されている「政治的中立」を各公務員の実際の勤務形態に即して判断しなければならないということになります。具体的には
1 国立大学の教官
2 防衛大学校など文部省管轄外の「大学校」の教員
3 防衛研究所など、各省庁にある調査・研究(シンクタンク的)機関
4 その他の業務についているいわゆる「公務員」
5 部隊以外(「統帥権」とは関係のない)職務に就いている自衛官
6 部隊(「統帥権」にかかわる)職務に就いている自衛官
くらいには分類しなければならないでしょう。
文部省に属していた国立大学というものが独立行政法人化に伴いなくなったので、現在では「1」の類型の公務員は存在しませんが、「2」との関係の補助線としてまず述べることとします。現実問題として、国立大学の憲法学の教官が自衛隊違憲説や天皇制反対という立場に立つ(=政府見解に反する)ことはあったでしょうが、そのことが「政治的中立」との関係で問題になったということは寡聞にして知りません。つまり、国立大学の教授は政府見解に反する意見を発表しても問題なかったということになるのですが、それは、大学の教官には思想信条の自由だけではなく「学問の自由」というものが保障されているからです。つまり、大学教官は自己の研究分野に関する意見の発表については、事実上「政治的中立」の制限を受けないということになります。(自己の研究分野以外においては、「4」と同じ制限になると考えられます)
では、「2」の類型(防衛大学校の教官など)ではどうでしょうか。防衛大学校は正式な「大学」ではありません。しかし、社会通念上「大学」とみなされている組織です。であれば、自己の研究分野において、かつての国立大学教授と同様の「学問の自由」を認めてもよさそうな気がします。その限界事例が、「自衛隊員」でもある五百旗頭(いおきべ)防大校長が石破防衛大臣を差し置いて福田前首相の安全保障政策のブレ−ンとして動いていたといわれていましたが、そのことも「政治的中立」との関係で問題にされていなかったので、この類型も自己の見解を表明する自由はかなり広い範囲で認められそうです。ただし、よくあるように「個人的見解であって」という旨の注意書きは必要でしょう。
また、「職員教育」という観点からは、政府見解に反する考え方を教えるわけにはいきませんから、その方面の制限はかかるでしょう。上記の「1」の類型ではこの問題は事実上発生しません。
「3」の類型ではどうなるでしょうか。「学問の自由」を享受できる主体として大学教員が該当することは争いがない(この観点では大学教員と高校以下の教員では明らかな差があります)と思われますが、この類型の研究員についても「学問の自由」が及ぶかどうかについては争いがあると思われます。例えば、大学には「学問の自由」に対する制度的保障(「外堀」)として「大学の自治」というものが認められていますが、このような研究機関ではそのような自治が認められていません。現実問題として、研究分野や方向性もその省庁の統制がきつくなってくるでしょう。しかし、自己の研究に対してはある程度の自由を認められてしかるべきでしょう。その場合において上記「2」の類型と同様に「自己の見解であって・・・」という注意書きは必要でしょう。
「4」の類型がいわゆる「公務員の政治的中立」ということになるでしょう。これについては、猿払事件などで国家公務員法の規定は表現の自由などとの関係においても合憲であるとされていますので、法律の規定そのままの制限を受けるでしょう。
「5」の類型は、実際に就いている職務によって「2」〜「4」に応じた制限かかかるということになりそうですが、問題としては、自衛官ということで、将来の可能性として、「統帥権」に関与する職に就く可能性があるということで、その意味で、非自衛官(いわゆる「背広組」)よりは強い制限かかかっても仕方がないかもしれません。ただし、人事上の配慮ができるのであれば、あるいは、自己の思想信条と命令遂行とが分離できる人物ということであれば、同様の職務を行っている非自衛官と同様の制限でよいのかもしれません。
「6」の類型においては、「統帥権」の担い手として、極めて強い制限がかかっても仕方がないでしょう。ただし、思想信条と与えられた命令を遂行するのは別だということであればかまわないのかもしれませんが、「瓜田に靴を入れた」という状態は避けたほうが無難かもしれません。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月25日 01:02:53
日本人は、こいつが国賊安全保障論者だと言うことを知らない。
Posted by 骨董 at 2014年07月25日 03:13:45