オバマ就任後の米軍事政策(田岡俊次「軍略」探照灯) 2008年12月22日 FACTA
国防費を削るには、新規の軍艦、航空機などの発注や開発を停止、縮小し、冷戦後進めてきたドイツ、韓国、日本などでの駐留米軍の削減を速めるしかあるまい。沖縄の第3海兵師団はすでに形骸化しているから、グアム移転よりは解体するほうが節約になる。嘉手納のF15戦闘機24機、三沢のF16戦闘機18機も削減可能だ。日本の防衛はすでにほぼ全面的に自衛隊が担当しており、米軍がいなくても穴はあかない。
はい? 嘉手納のF-15が24機? 三沢のF-16が18機?
嘉手納のF-15だけ数えてそれ以外を全部丸ごと忘れてたんじゃなく、嘉手納と三沢には戦闘機がそれだけしか居ないと認識してるんですか? 田岡さん・・・その機数、実際の定数の半分ですけど・・・嘉手納のF-15は2個飛行隊で計48機です。それに三沢のF-16は去年、5機が追加配備されたので2個飛行隊で計40機(1機がイラクのバラド空軍基地で事故により墜落していたので35機だった)になっています。しかもその上、岩国の海兵隊機や厚木の海軍機は相変わらず忘れられてるような・・・あれから半年以上経って、誰も身近な人はツッコミ入れてないんですか・・・
航空自衛隊の戦闘機が300機以上ありますから、もし在日米軍の戦闘機が42機程度なら大した重みはないかもしれませんが、実際には嘉手納と三沢だけで88機、これに岩国の海兵隊機や海軍の空母艦載機まで含めれば、在日米軍の戦闘機の数は200機近くになります。アメリカ軍は遠征もやるので常にこの数が日本周辺にいるわけではありませんが、戦力的な空白が生じそうな場合はアメリカ本土から穴埋めの部隊がやってきますし、必要に応じて増強もあります。例えば年明けには嘉手納にF-22戦闘機がまたやって来ます。在日米軍の航空戦力は、航空自衛隊に比しても非常に有力な存在であることは間違いないでしょう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月25日 23:31:15
つい最近だったよなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月25日 23:32:22
「普段から遠征してるんだから半分ぐらいでいいだろ」
という大雑把などんぶり勘定なのか? その場合はF-22増強とかどう説明する気だよ・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月25日 23:38:16
と言ってる。
……って解釈は無理かなぁ?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月25日 23:48:16
元帥の主張が
>米軍がいなくても穴はあかない。
だから、ゼロじゃなくて半分にしろって主張だと
解釈するのはちと厳しい。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月25日 23:51:27
その解釈は無理だ。だって5月の時点で「42機が在日米軍戦闘機の全体の数」だと断言していたから、元帥は。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 00:04:57
なんでそんな間違いを……。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 00:39:43
1個飛行隊は12機だと勘違いしてるんじゃねーか?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 01:03:53
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 01:12:38
K「なるほど。そういうことか!」
N「えっ?何かわかったんですか?」
K「田岡氏の台詞を思い出してくれ。彼は駐留米軍だと言っている。」
N「いや、だから駐留米軍の機数はもっとありますよ」
K「違う・・・そこが間違いなんだ。いいか、米軍は5軍に分かれている。
つまり、空軍と海兵隊は分かれているんだ」
N「!!?ま、まさか・・・」
K「つまり、田岡理論では海兵「隊」は軍じゃないからカウントしなくていいんだよ!」
N「な、なんだってー!!!」
K「そして田岡理論では古くなった飛行機はカウントしなくて良い理論が働くので
半数くらいは「古いから戦力外」として年鑑からもするべき事になっている。」
N「そ、そんな理論聞いたことありません!それだと北朝鮮なんかの戦力は
MiG-29以外ほとんどなくなっちゃいますよ!」
K「だが・・・残念ながら彼らの世界ではこの理論が定説なんだよ。」
N「なんという事だ・・・」
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 01:16:33
N「なんという事だ、我々が気づいた頃には既に在日米軍の戦闘機数低下はこんな所まで・・・」
K「残念だが、避けられない事実だ。しかし・・・」
N「?」
K「こうなったからには、残る42機をF-22で補えば、性能的に3倍以上(希望的観測)
だから3桁と名乗る事も可能なんだーっ!!!」
N「アンタ単にそれが言いたかったのかー!」
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 01:21:16
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 02:04:49
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 02:10:00
いや・・・何が間違ってないの?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 02:42:11
このエントリーのリンクを貼っとく。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 07:55:16
ああ、この文脈だと確かに元帥、42機を在日米軍の戦闘機の全勢力だと言っているわけだ・・・コメント4のような解釈は無理だな・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 08:40:15
>間違っていないと思いますが……?
いや間違ってますけど元帥・・・・・?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 09:15:27
ああ、そこから繋がるわけか。
半年も前に突っ込まれてることをまだ言ってる訳ね…こういうのでも軍事で記事書けるって素敵だな(遠く
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 10:43:06
>米軍がいなくても穴はあかない。
沖縄方面は完全に空くだろ、常考。
嘉手納の米軍戦闘機がF-15で48機、
那覇の空自戦闘機がF-4で24機、
性能差もあるから戦力的には数倍の開きがある・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 11:24:57
F-15×24機、F-16×18機です。
ほんとうにありがとうございました。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 13:47:21
冷戦体制崩壊後の再編成で削減されたから18機だと思ってた
Posted by 名無しT72神信者 at 2008年12月26日 19:02:12
日米の場合、1個の戦闘航空団(fighter wing)は2個の戦術戦闘飛行隊(tactical squadron)から構成される。
1個の戦術戦闘飛行隊は約20機の戦闘機を保有する。
よって1個戦闘航空団は約40機の戦闘機を保有する。
部隊によっては1個飛行隊24機だったり、18機だったりと違いが有る。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 22:27:43
削減されたというか以前は嘉手納だけで80機近く居たような。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 22:48:12
どういう計算だw
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 22:56:02
逆に考えるんだ(AAry
身近な人なんていないんだと。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 23:04:27
そんな・・・元帥が孤独死しちゃう。老人の孤独死は社会問題なんだぞ?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月26日 23:12:27
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-11-10/2005111001_01_1.html
▼F15戦闘機 米空軍の制空戦闘機として一九六九年十二月に当時のマクドネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発した「世界最強の戦闘機」。最大速度はマッハ2・3から2・5。嘉手納基地には七九年から配備され、沖縄県は四十八機の常駐を確認。イラク作戦に参加しています。航空自衛隊も八二年から要撃戦闘機として配備。日米共同訓練で米軍嘉手納基地の空中給油機を使った空中給油訓練を実施しています。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月27日 01:04:14
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月27日 02:25:05
F-4が全数F-22で置き換えられるならそのジョークも笑えるが、現状の戦力で既に米軍不要とか
今ごろ日米同盟体制破壊狙いかよという。しかも中国やロシアも戦力を大幅増強してくるのに。
日本は次世代機も難航しているので更新が見込める米国の配備は今後も更に重要性が高まる。
>>28
田岡「F/A-18は攻撃機でありハリアーは音速も出ないオンボロなので
戦闘機として数えてはならない。そして日本は侵攻をしないので攻撃機は
必要ない筈でこれも全数削減すべきだ!F-15とF-4だけで防衛汁!」
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月27日 13:40:55
>戦闘機として数えてはならない。
将来的にその2機種はF-35Bで更新される予定ナリよ?
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月27日 20:43:55
田岡氏的にはF-22やF-35Bが配備されるその時までになんとか米軍に弱小の難癖を付けて
追い出したい意向なのかもね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月28日 00:14:07
よって在日米軍の戦闘機戦力はゼロ機!!!
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月28日 00:37:09
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月28日 03:06:46
それでもF-16よりは進歩すると思いたい。がんばってロッキード。
Posted by 名無しОбъект at 2008年12月30日 00:29:35
という事では・・・なさそうだよなぁ
在日米軍戦闘機が、日本に180機あるとして
60機は即時展開可能な戦闘機
60機は訓練
60機は整備中
って考えれば元帥のはじき出した数字に近づくかも知れませんがw
Posted by 名無しОбъект at 2009年01月04日 21:06:49
1941年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
《朝日新聞社》入社。防衛担当記者、編集委員を経て、現在、軍事ジャーナリスト。
この人は、単に朝日新聞で防衛を担当しただけの軍事の専門家でもなんでもないようですね。
いわゆる「自称《軍事》ホニャララ」でしょう。
どーりで、毎度的外れでチグハグなことばっかし言ってると思ってた。「軍事的脅威は無い」とか「配備は無駄」とか、そんなのばっかしやん。
対処できる能力が「そこ」に存在するから、周辺国からの脅威が中和されていることに気が付かないんだろうな。
そーいや太田述正氏も、「戦後ソ連からの脅威など無かった」と言ってるから、もしかすると同じレベルなのかね。
太田氏の「吉田ドクトリン分析」には共感できる部分も少なくないのだが、現在も「普天間基地は沖縄に居る必要が無い」と言ってるのを見てからは、彼の現状認知能力に疑問を感じています。
Posted by 名無しОбъект at 2010年02月15日 18:54:53