「ポストPAC3」急務:産経新聞 2009年5月5日
PAC3のライセンス生産は日米合意に至るまで曲折があった。日本側は生産設備を整え、自前で修理できる利点からライセンス生産を要求。防衛産業の技術基盤向上に寄与するとの判断も働いていた。最先端の技術譲渡に難色を示していた米側も容認姿勢に転じ、ミサイル防衛(MD)が日米同盟の深化の象徴であることを裏づけた。
ただ、「PAC3の次を検討することも急務」(防衛省幹部)。米国は約20年後を目標に、PAC3の後継となる中距離拡大防空システム(MEADS)をドイツやイタリアと共同開発しており、これが自衛隊の装備として適しているか疑問視されるからだ。
MEADSでは、地上部隊を防護するため、発射機などを縦横無尽に移動させる機動性に重きが置かれている。イラク戦争のような地上戦に生かすための能力向上とみられ、PAC3で政経中枢の拠点防護を想定した自衛隊の運用構想には、現時点でそれほどの機動性は求められていない。
ライセンス生産では、PAC3を含め装備品に占める国産化比率が低下傾向にある。防衛費も7年連続の減少で、防衛産業は苦境に陥っており、防衛生産基盤の維持は深刻な課題だ。PAC3の後継には、「陸上自衛隊の新中距離地対空誘導弾(新中SAM)のような純国産装備品の改良を図るべきだ」(自衛隊幹部)との指摘もある。
MEADSがPAC3の後継? いいえ、それは意味合いがまるで違います。なぜならMEADSの中味はPAC3なのですから。
分かりやすく説明します。MEADSは「パトリオット対空システム」の後継ですが、ミサイル本体はPAC3改良型のPAC3MSEをそのまま使います。このPAC3MSEはPAC3の直径を若干大型化したものですが、現行のパトリオット対空システムからでも勿論撃てます。MEADSがパトリオット対空システムと大きく異なるのは完全自走式であるかどうかの違いで、トレーラー牽引の可搬式(半固定)であるパトリオット対空システムと異なる点は其処で、MEADSは戦場で移動する味方野戦部隊の防空任務がより行い易くなっています。でも中のミサイルはパトリオットと同じ物を使っているんです。ただし大きなPAC2系は装填できず、PAC3系のみを装填可能です。
航空自衛隊が地対空ミサイルの後継をどうするか悩んでいるのはPAC3ではなく、PAC2の方です。PAC2とPAC3はまるで大きさが異なるミサイルで、射程も違い、対航空機用にはPAC2の方が適しています。自衛隊はPAC2の後継をPAC3としているのではありません。同じパトリオット対空システムから発射する2種類のミサイルは現在、役割分担されています。PAC3は配備したばかりなので取り合えずその後継を考える必要は当面ありませんが、問題は古くなったPAC2の方です。アメリカ軍は野戦防空にPAC2のような長射程は要らないと考え、PAC3系のミサイルを使用するMEADSで野戦防空システムを更新しようと考えています。しかし野戦防空ではなく拠点防空や都市防空を担当する航空自衛隊は高い移動能力・即応展開力は必要無く、PAC2の後継にMEADSを採用する意味が全く有りません。どうせ中味のミサイルは同じなのですから、現行のパトリオット対空システムのランチャーにPAC3MSEを装填すれば、移動能力以外はMEADSと迎撃性能に変わりは無いからです。
実は陸上自衛隊は日本独自に新開発した野戦防空システム「03式中距離地対空誘導弾(03式中SAM)」を配備済みです。産経記事中で「新中距離地対空誘導弾(新中SAM)」と呼ばれているもので、これはMEADS開発計画がアメリカ単独ではなくドイツ、イタリアといった欧州各国と共同開発されている兵器である為、MEADS計画に参入する事は多国間兵器共同開発となり、武器輸出禁止の問題に触れるため、日本はMEADS計画への参加を諦めた上で、完全自走式の野戦防空システムを一国で自力で作り上げました。ただし03式中SAMは対弾道ミサイルよりも対巡航ミサイルへの迎撃性能を重視した設計で、BMD(弾道ミサイル防衛)としては現状のままでは使えません。
ところで産経記事のMEADSを解説した部分で、「約20年後を目標に」ってどういう意味なのでしょうか? 実際のMEADSの配備開始予定は2012年で、3年後には始まる予定です。もしかして産経が言いたかったのは「20年以内に更新完了を目標に」という意味なのでしょうか? ちょっと書き方が変ですね。
今回の産経新聞記事でタイトルに「ポストPAC3急務」とあるのを見て、導入したばかりのミサイルで次のポスト急務もヘッタクレも無かろう、それともTHAADやSM-3地上型の話でもするのかな?と思いましたが、本文を読んで呆れるより他はありませんでした。
MEADSの中味がPAC3であることを理解していないし、ポスト急務なのはPAC3ではなくPAC2の方だし、03式中SAM(新中SAM)の開発経緯からいって自衛隊がMEADSを導入する事はあり得ません。「疑問視」というレベルの話ではなく、「検討すらされない」話です。
もし産経新聞が「ポストPAC2急務」というタイトルの記事で、S300Vやアロー・システム、THAADやSM-3地上型といったものを引き合いに出した上で新型国産云々を語るなら良かったのですが・・・それを行える人が居る様には見えません。
ってゆーか、THAADやSM-3地上型ってPAC2の代替になるの?
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 01:02:02
ほんと記事の就航数がぱねえっすw
Posted by 名無しBMP神信者 at 2009年05月09日 01:03:30
水を差すようで本当に申し訳ありませんが、
「PAC3系だのみを装填可能です。」
↓
「PAC3系のみを装填可能です。」
だと思われます。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 01:04:44
怒涛の連続更新お疲れ様です。
しかし、相変わらず産経は産経なようで。
やっぱPAC2更新は国産でしょうかね。03式中SAMは射程以外はPAC2を超えているそうですから、拡大強化すればなんとかなりそうですが。
もっとも、財務省に「お話を聞かせて」「説得する」必要がありますが。
だれか二次元から某局の白い冥王とロリストーカー剣士連れて来い。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 01:06:06
>ってゆーか、THAADやSM-3地上型ってPAC2の代替になるの?
それをやる場合は、陸上自衛隊に通常の防空任務を任せる事になる。航空自衛隊はミサイル防衛に特化。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 01:09:58
専門知識の有る記者か、ライター雇えばいいのに。
逆神は勘弁な!
Posted by PGERA at 2009年05月09日 01:32:49
社内で、誤報垂れ流し続けてるダメ分野の把握すらできてないのか?
問題を把握し、プライドを持って解決しようと努力するなら、
担当記者を育てるか、まともな専門家に依頼するかでしょう。
なぜ何の変化も起きないのか…。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 01:54:32
>>4
中SAMの発展型は諸々の都合でポシャったって某軍曹が言ってたような…(汗)。
あと財務省(旧大蔵省)には某法男がいるので、説得は容易じゃなさそう(まあこれはどの省庁にも言える話だけど・笑)。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2009年05月09日 02:23:37
しかも勘違い…
今はまず(防衛費枠外で)予算増やしてPAC3の前倒し購入とかだろ…
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 02:52:30
でも実際に更新が間近で自衛隊が悩んでいるのはPAC2でPAC3はそもそも日本が導入したのは
PAC-3/Config.3でMSEも進展しているので中距離拡大防空システムはあんまり関係ない。
そしてPAC3はMDの補完的立場にあるのでそんな大幅な飛距離アップとか野戦防空みたいな移動型
はあんまり求められてないというか、むしろ地上発射型MDとPAC-3MSEのセットで
お勧めされるんじゃないかという感じなのかな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 04:56:18
だから自衛隊や識者から野戦防空向けのMEADSの話をされてそれを勘違いしたんじゃないかと。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 04:58:21
正しい批判も、表現力が糞だとただのDQNにしか見えない。
他人の間違いは過剰に罵倒し、自分の間違いはろくに謝らない。
ダメな軍オタの見本のようですね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 05:39:46
>表現力が糞だとただのDQNにしか見えない
ご自分のことですねわかります
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 07:20:34
普通に考えると中SAM改良型しかないような気がするんだが、なんで止めた(?)のか…
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 09:30:23
何だかなあって思う。いや、多国間だと失敗する割合が高いのは別問題として。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 09:56:34
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 11:37:37
ま た 産 経 か
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 12:05:50
話、どうなんでしょう?
なんかブラフにしか思えないけど。
事実はなんとかいうしなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 12:28:42
ちょっとだけでも調べて貰えればいいのですが、長SAM(仮)が消え去った現在、別のプランで国産開発することを前提に構成要素の試作及び評価が行われています。少なくともホーミングヘッドはその1の試作が終わり評価の段階、ロケットモーターはこれから試作品の契約だったか、そんな感じです。個人的な感覚ではせっぱ詰まった時期の割には(主に政治的:D)チャレンジの要素が多すぎるきらいがありますが、まぁ、志だけは面白い。なんかギミックいっぱいでシステム性能的にもヤバイし。内部ではADSAM(ASAM)とかFSAMと仮に呼んでいますけど。
それはそうと、PAC2の後継に悩むとというのはハードウェア的な話ではなく、どちらかといえば運用、ソフトウェア的な部分が主ですね。純粋なPAC2の後継だったら長SAM(仮)でも良かったんですが、何故消えたのか(当時バブルがはぢけたからというの"も"あるw)、何故そのまま復活せず、新規でSAMを起こそうとするのか、このへんの事情を考え、想像すると結構面白いかもしれないです。
因みにPAC2はアクチュエーターを作っているムーグ(日本支社は輸入して自衛隊等に流すだけ)さんは油圧製品の完全生産中止を撤回し、製造量を減らしながらも、もう暫くの間は供給する旨を伝えてきましたので、あと10年は余裕で使えるでしょう。
Posted by さむざむ。 at 2009年05月09日 12:47:53
日本のミサイル製造能力は世界でも屈指だろ
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 12:52:37
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 12:58:33
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 13:22:25
いさく「俺が記事を書いた方が早くね?」
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 14:38:12
>航空自衛隊はミサイル防衛に特化。
もうそれで良くない?
今以上に住み分け良さそうw
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 15:57:06
さすが産経「右の朝日」の異名は伊達じゃないな
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 18:03:20
ここまで来るとワザとやってるとしか思えないね
とにかく何でも良いから叩く方向に
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 18:04:07
最近追い掛けるのを怠っていましたが、そういう動きがあるのですね。
久しぶりに政策評価とか見てみようかな…。
情報提供ありがとうございます。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 18:10:47
意味がない所でも素で間違う。故意犯と間抜けって感じかな。言い表すなら。
勿論、朝日もたまに素で勘違いしてたり、産経も変な目的論で誇大妄想をやらかす時があるが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 18:11:13
ゴーン改革のせいで日産のミサイル部門ごと製造技術が危うく消えてしまう危機があったけどね。
(結局IHIへ売却で、消滅は免れたけど)
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 19:50:58
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 19:53:18
あれ、ゴーン改革もありますが、外国企業への軍事転換可能な技術流出(例によって仏だし)を嫌う政府側の意向もあったかと。
ルノー傘下になるかなり早い段階で売却されていますし。
Posted by dragoner at 2009年05月09日 20:50:43
朝日は情報に関してだけ言えば割とマトモな筈
結論で明後日の方角に飛んでいくんだが…
産経はそれ以前の段階でダメダメだからなあ
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月09日 22:03:50
ほぼその通りです。とはいえ、IHIさんもそう簡単に買ってくれる訳でなく、結局はIHIさんから資金を借りるという形、資金返済をしている間はIHIの(ほぼ)系列会社という立場の子会社として独立していました。しかし、結局は資金返済の目処が立たず、IHIの完全な子会社となり現在に至ります。
ちょっと困ったちゃんなのは、IHIさんというのは公務員よりも公務員らしいという社風があり、何があっても定時には帰るし、それがIHIさんが引き起こした問題であっても、発注元が悪いという理屈でやっぱり定時に帰るという、結構ドライな方々が非常に多く、完全子会社化した今ではIHIエアロスペースさんのフロントも徐々にIHIさんに染まってきたというか、実際完全子会社化してからIHIさんからの出向が一気に増えたというか、、、とにかく仕事が非常にやりにくくなりつつあるのは確かです。現場の方々はともかくとして。
Posted by さむざむ。 at 2009年05月09日 23:47:53
Posted by KY at 2009年05月10日 00:54:20
朝日は最初から為にする記事を書いてくる事があるのでそういう時のお話はデタラメだらけです。
結論だけという訳でもないですし、途中までまともに見せかけて結論で無茶苦茶言って来る事もあるので
それはそれで油断なりません。
どっちかがどうだからっていう理由でどっちかが安心というのはやっちゃいかんです。
それぞれ個別の大問題です。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 02:06:45
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 02:09:15
THAADか別のものにすべきだろう。
だからポストPAC3てことは
財政的理由から現状のPAC3に見切りを
付けろってことだよ。
相変わらず、問題の本質を理解できない人だな。
PAC3自体の評価が低いの。
馬鹿馬鹿しく沢山の予算も付けたくないだろう、
防衛省は。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 02:17:59
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 03:21:32
PAC3はSM-3やTHAADが打ちもらしたものを迎撃する最終防衛ラインですし射程が短いのは当然です。
むしろPAC2より範囲狭いくらいです。迎撃する為には機動性が必要になるので。
PAC-2:翼幅84cm・弾体径41cm・重量900kg・上昇限度24,000m・対航空機射程70 km対弾道弾射程20 km
PAC-3:翼幅51cm・弾体径25cm・重量320kg・上昇限度15,000m・対弾道弾射程20km
これくらい小型軽量化され、直撃によって相手を撃破する様になっています。
そしてPAC3もSM-3の射程向上にあわせて延長処理も計画されています。
なんでPAC3が必要になるかというと最低迎撃距離ってものがあるのと
価格もSM-3はPAC3と比べるとお高くなりシステムも大掛かりになりますので
全部SM-3でやるって訳にもいかないのです。
そもそも地上発射型のSM-3はこれからの話ですし、THAADは地上発射を見据えたSM-3相当な訳でして
PAC3と入れ替えるといわれてもこちらが困ってしまいます。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 04:35:40
>PAC3だと守備範囲が狭すぎて大量配備が必要になり金が掛かりすぎる。
もしかして日本版BMDって日本全土をPAC-3でカバーするものだと思ってたの?
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 10:07:21
お前、頭悪すぎ。
軍事音痴が背伸びするなよw
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 12:32:19
PAC3はMDにおけるCIWS(RAM?)みたいなもの、あんたはアレですか、空陸の高射群の装備を全てファランクスにして、それで日本中埋め尽くせとか言うつもりですか。(そして、そんなこと出来ないならファランクス無用だと)
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 13:06:16
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 13:30:30
うん、だから「拠点防空任務が限度」と言っているジャマイカ。
それを「守備範囲が狭すぎて大量配備が必要」とか言い出したのは誰?
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 13:45:01
THAADがあればPAC3は無くても良いというのは否定しない。
ただPAC3は、どーせ有事には重要拠点に防空用のパトリオットが配置されてる訳で、
なら重要拠点への弾道弾攻撃への対処能力もついでに持たせておこう、という考え方。
ヘッドオン出来るならば射程はあまり重要ではない。」というコメントと上記の予算絡みのことで、コメントしました。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 14:15:20
すでに導入されて運用体制が整えられてるので破棄するのは逆に無駄です。
また、ミサイルコストがやはりかなり違いますので追加で地上型SM-3やTHAADを導入するとしても
PAC3も現役でしっかり役割を発揮する事でしょう。
37氏とJSF氏の一番の違いは37氏がPAC3を更新すると言っちゃってる事でJSF氏が言っているのは
最初からTHAADでそろえていられたらUAEみたいに予算集中出来たのにというお話です。
こういう代物で一番お金がかかるのは運用体制の構築でPAC3ミサイル自体のお値段ではないので、
いまさら破棄だのは無意味ですし、そもそも最新パッチ品ですのでかなりの期間現役で
PAC3の次ともなると10年20年先でTHAADやSM-3自体もその頃には大幅に性能がかわっている訳です。
ここの記事でも次を考えてるのはPAC2であると説明されている筈です。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 14:54:36
最近買ったばかりのPAC3の更新は、20〜30年後の話になる。それなのに産経は「急務」とか馬鹿なことを書いているんだよね。急務なのはPAC2後継だというのに。
その辺の話を全部、コメント37の人は分かっていない。読解力が無さ過ぎるんじゃないかな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 16:46:45
ご指摘ありがとうございます。確かに、今はPAC2の次を考えていますが、37氏の意見を将来THAADを導入すると決めたとき、PAC3をどのように扱うかと、捉えて、自分はコメントしました。誤解を招くようなコメントのようで、すみませんでした。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 16:55:37
>PAC3だと守備範囲が狭すぎて大量配備が必要になり金が掛かりすぎる。
防衛省はPAC3で広域防空なんて最初から考えていないよ、何を言っているんだお前は。あれは拠点防御ないし野戦防空用。
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 16:56:17
>>33
海外企業による防衛関連産業を有する日本企業の買収問題ってやっかいですね。他の日本企業に部門移転するとおっしゃるような問題も起こるようですし。最近話題になった日本製鋼所も日本の中大口径砲の生産開発を担う大黒柱ですし・・・
原子炉製造技術:ロシア企業取得狙う 日本、官民で防衛
http://mainichi.jp/select/today/news/20090508k0000m030149000c.html
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 20:36:50
補足頂き、ありがとうございます。
完全子会社化の経緯を知らなかったもので、勉強になりました。
IHIさんの社風の話はそこまで来ると、なんとも羨ま、ごほん……極端ですね。メーカー系はそういう傾向が強いとは聞きますが……。問題が起きても定時帰りと言うのはドライを通りこしてますよね。
ただ、IHIMの人はそれなりに忙しかったとお聞きしたことが(「忙しい」という基準は判りませんが)。
>>50
鉄鋼会社の中の人に、「ロシアやインドの某社にさんざ買収されるんじゃないかと言われてたけど、リーマンショック以降は消えうせたぜ♪ でも、こっちの経営がマズくなったら助けてくれそうなとこも消えたぜウェーイ♪」と言われたことが。
当分はロシア・インド・中東の金余りも消えたようですが、今後もメーカー不況が続くとどうなることか……
Posted by dragoner at 2009年05月10日 21:24:36
これが焦土作戦ってやつか(違
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 22:03:08
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月10日 22:31:13
切り離しが求められるものだからね。日本がザル過ぎるだけというか・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年05月17日 14:33:17