中国が軍事力で米国を圧倒する日 正面装備だけに目を向けると見誤る :JBpress(日本ビジネスプレス)
軍事に詳しくない中国専門の記者はミサイルの射程など攻撃能力の向上ばかり書いている。しかし、日米の軍事専門家は正面装備よりも、中国軍の戦略の変化、戦術の高度化、統合運用、訓練、通信など解放軍部隊の実際の作戦能力に関心があるはずだ。
このように宮家邦彦氏は「軍事に詳しくない中国専門の記者」を馬鹿にしています。ではこの人は戦略や戦術、作戦能力について詳しいのかと言えば、そうではありませんでした。
中国が軍事力で米国を圧倒する日 正面装備だけに目を向けると見誤る :3ページ目
これら膨大な資料を分析した米軍関係者が危惧するのは、次のような中国の「非対称型」戦術能力だと思われる。
1.前方展開基地や空母機動部隊に対する同時多発的ミサイル攻撃
在沖縄米軍基地、特に空軍関係者の悪夢は中国による何十発もの通常弾頭中距離ミサイルによる同時多発型攻撃だ。最近中国製ミサイルの命中精度は飛躍的に向上しており、一発でも滑走路に命中すれば、空軍基地としての機能は一瞬にして麻痺する。
この点は中国沿岸に近づく空母機動部隊についても同様だ。一度に数十発ものミサイルを発射されたら、今のミサイル防衛システムではとても対応できない。弾道ミサイルであろうと、巡航ミサイルであろうと、完全な防御が不可能な点に変わりはないのだ。
「同時多発的ミサイル攻撃」とは普通は同時飽和攻撃と呼ばれ、非対称型戦闘ではなく、ミサイル戦術としては古くからある正攻法で、当たり前の戦法です。これは何十年も前にソ連軍が巡航ミサイルを用いて考案していた戦法です。ソ連軍のそれは、海中・海上・空中の様々な種類の発射プラットフォームを用い、異なる方向から大量に巡航ミサイルを発射しますが、全てがなるべく同時に着弾するように発射タイミングを調整することが肝心な作業で、これにより防御側の迎撃システムの処理能力を上回る事を狙っています。
どうも宮家邦彦氏は「弾道ミサイルを用いている点が相手の意表を付いており、非対称戦術なのだ」と言いたいようですが、どのような種類の兵器を使おうとも、基本となる使い方が一緒であるならば同じ戦術です。巡航ミサイルであろうと弾道ミサイルであろうと「同時飽和攻撃」という戦術は同じものです。しかし宮家邦彦氏は「同時多発テロ」と同種のものだと勘違いしている恐れが高いです。しかしミサイルによる同時飽和攻撃とテロによる同時多発事件は、両者は全く意味が異なる代物です。
そして弾道ミサイルの場合は巡航ミサイルとは違い、発射プラットフォームの種類が限定され、廻り込むような機動も出来ない為、単純に沢山発射するという事しか出来ず、弾道ミサイル防衛で強力に守られた陣地を攻撃する事は有効では無くなる可能性が高いでしょう。何故なら、狭い陣地に目掛けて飛んで来る敵弾道ミサイルを迎撃するということは、自動的にヘッドオンで目標を捕捉できるという事を意味しており、市街地を広域防空することの困難さに比べれば、遥かに簡単になるからです。しかも僅かに逸らしさえすれば任務成功なので、直撃による完全破壊すら必要ありません。
在日米軍の嘉手納基地に配備されているパトリオット部隊は1個大隊で、これは4個中隊で構成されており、1個中隊6基編成で計24基のランチャーがあります。1基のランチャーは最大で16発のPAC3を装填する事が出来るので、384発まで即応弾を準備して置けます。レーダー管制システムの処理上限があるので384発を全て一度に発射できるわけではありませんし、現在はPAC3とPAC2の混成で、なおかつ24基のランチャーに普段からミサイルをフル装備しているわけでもありませんが、有事の際には当然、予備弾を含めて弾薬の補給は行われます。
PAC3は本来は対短距離〜準中距離弾道弾用ですが、ヘッドオンでの迎撃が確約されているなら中距離弾道弾相手にも対処は可能です。それでも不安があるというのでしたら、既に米フォートブリス基地ではPAC3よりも能力の高い「THAAD」を装備した部隊が編成されています。嘉手納展開のパトリオット部隊はフォートブリス基地からの出向であり、将来的にTHAAD部隊と入れ替える、あるいは追加で増強配備すれば、嘉手納基地は世界でも最高の密度で弾道ミサイル防衛が存在する事になります。数十発程度の弾道ミサイルぐらい、処理しまうことがそれほど困難であるとは思えません。なにしろ基地配備のMDに加え、MD能力のあるSM-3搭載イージス艦が沖縄近海を遊弋している筈なのですから。
なお「通常弾頭」の弾道ミサイルはMIRV(複数個別誘導突入体)のものはありません。核弾頭ならある程度小さくても威力は約束されていますが、通常弾頭は炸薬量をなるべく確保しないといけないからです。クラスター弾のような意味での多弾頭はありますが、これは拡散し過ぎるのを防ぐために高度が十分下がってから子弾を撒く為、対空ミサイルが命中すれば拡散前に破壊できます。また、核弾頭のMIRVにしても同じ地点に複数の弾頭を落とすものではなく、複数の目標に個別に落とすものです。これは同じ場所に複数の核弾頭を落とした場合、最初の核爆発の電磁パルス放射で味方の核弾頭の起爆装置がショートする為で、「兄弟殺し」効果と呼ばれています。
それと宮家邦彦氏は「一発でも滑走路に命中すれば、空軍基地としての機能は一瞬にして麻痺する」と書いていますが、核弾頭ならともかく、中距離弾道弾の弾頭重量1トン程度の爆発孔ならば直ぐに復旧できます。たかが1発の通常弾の命中程度で軍事基地が無力化されると本気で思っているなら、考えが甘過ぎますし、理解した上で書いているなら素人を騙す行為で話になりません。
また滑走路が使えなくなったらどうする、というのでしたら、アメリカ軍は次期主力戦闘機F-35ライトニング2に垂直離着陸型のF-35Bを用意する予定であり、海兵隊がハリアーの後継に、空軍がA-10の後継に導入する予定です。嘉手納基地配備のF-15戦闘機は将来的にF-35Aに更新される予定です。F-35Aは通常の滑走離着陸機ですが、岩国基地の海兵隊のF-35Bや米本土の空軍のF-35Bを何時でも嘉手納に呼び寄せる事が出来ます。垂直離着陸機ならたとえ滑走路が穴ボコだらけになろうとも、運用には関係有りません。また嘉手納どころかもっと西方の先島諸島に展開させることも可能です。地方空港どころか道路を滑走路代わりに運用可能です。
そして対艦弾道ミサイルについても、移動する空母を狙い打つ場合、巡航ミサイルならば目標を発見するまで燃料が尽きるまで探し回る事が出来ますが、上昇段階で燃料を消費し尽くす対艦弾道ミサイルではそれが出来ません。発射してもその多くが目標を捉えきれずに無意味に海に落ちることになるでしょう。幾ら固定目標に対する命中精度が向上しても、それが移動目標に対する命中精度の向上には直結しません。弾道ミサイルと巡航ミサイルでは兵器としての本質的な違いがあり、命中精度の差は覆せません。
対艦弾道ミサイルは、発射されたその中の一部が目標に辿り着けます。しかし終末誘導能力でも巡航ミサイルには大きく劣る上に、外れたら旋回して戻って来て再突入が出来る巡航ミサイルと違い、一回こっきりです。少数の対艦弾道ミサイルが突入して来ても、MDがあれば防がれてしまいます。しかも対艦弾道ミサイルの終末突入体は移動目標を捜索・誘導攻撃する為に速度を大きく落とさざるを得ない為、MDどころか通常の対空ミサイルシステムまでもが迎撃に参加できます。都市防空ではないので直撃による完全破壊は必要なく、近接爆破により僅かな損傷を与えるだけで無力化させることが可能です。
宮家邦彦氏は「弾道ミサイルであろうと、巡航ミサイルであろうと、完全な防御が不可能な点に変わりはないのだ。」と言いますが、100%防げる保証が無ければ意味が無いとする極論はマトモな意見と言えません。はっきり言ってしまえば中国軍の企図する通常弾頭の弾道ミサイル同時攻撃は、往年のソ連軍による巡航ミサイル同時飽和攻撃と比べれば、脅威レベルはまだまだ低いものです。将来的にどうなるかは、それはまだ分かりませんが、現状のミサイル防衛も格段の進歩を遂げており、更に現状のPAC3とSM-3Block1が、THAADとSM-3Block2に更新されれば、中国の中距離弾道ミサイルをほぼ完全に封じ込める事も不可能とは言えなくなるでしょう。少なくとも予定されている性能は、それを可能とするだけのものがあります。
なお念の為に言っておきますが、嘉手納基地へのPAC3配備は対中国ではなく対北朝鮮を名目にしていることをお忘れなく。
おそらく、下記で書かれていることを言っておられるのでしょうが
http://tfr.seesaa.net/article/122740675.html
http://tfr.seesaa.net/article/122950946.html
巡航ミサイルより、はるかに容易に多数のポイントから、
異なった弾道で発射できるであろう点、
落下段階での弾道変更に対する対応の容易性、
コスト問題、とかはどうなのでしょう…
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 15:36:55
>巡航ミサイルより、はるかに容易に多数のポイントから、
>異なった弾道で発射できるであろう点
それは「異方向」に比べて対処し易い。巡航ミサイルならば逆方向からすらも攻撃可能だが、弾道ミサイルでは異なったポイントから撃っても最終的な方角は大きな違いは無い。これは遠距離になればなるほど、そうなる。
また高度的な違いの意味での「弾道」についても、PAC3やTHAADのような終末防御では、途中の弾道の違いは大して意味を為さない。
>落下段階での弾道変更に対する対応の容易性
それこそ「最終的に自分に向かってくるので関係無い」だよ。ヘッドオン迎撃とはそういう事。
>コスト問題、とかはどうなのでしょう…
弾道ミサイルの方がクソ高いよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 15:46:48
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 15:49:31
>おそらく、下記で書かれていることを言っておられるのでしょうが
いや、むしろこっち。
http://homepage3.nifty.com/kubota01/BallisticMissile03.htm
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 15:51:06
なぜ飽和攻撃じゃダメだったのか。
それとも何か新しい戦術概念を創作したのか。
とりあえず弾道ミサイルは使うなら都市攻撃がやはり有効ですね。
戦術核弾頭を揃えるには中国はまだ早い。
近いうちに実現するとは思うけど、そこまで人民解放軍を中央が信頼できるか疑問ではある。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 15:53:24
911のインパクトを優先させたいがために特に意味も考えず使ったとか。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 15:57:29
戦術核弾頭の定義に当てはまる弾頭は中国はすでに保持しています。
冷戦の米ソ並に揃えるのはまだ早いという意味です。
勇み足での発言申し訳ございませんでした。
Posted by 5 at 2009年10月10日 16:04:33
特殊部隊をレーダーに引っ掛かり難い羽布貼りの輸送機で乗り込ませて基地を襲撃、という大胆なプランなら非対称戦術と言えるけど。
航空母艦に対艦弾道ミサイル攻撃・・・これも弾道ミサイルを使うのが特異なだけで、同時飽和攻撃は当たり前の戦術。非対称戦術ではない。
むしろ巡航ミサイルより高価な弾道ミサイルを使うという時点で、非対称戦争の定義からドンドン外れている。
非対称戦術というのは、停泊中の空母を仕掛け爆弾の付いたボートで襲撃を仕掛けるとか、そういうのだろうよ・・・「震洋」や「伏龍」だな、例えて言うなら。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 16:21:57
F-35Bはハリアーのような垂直離着陸のVTOLではなく短距離離陸/垂直着陸のSTOVLだと思うのですが
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 16:24:58
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 16:42:21
正面装備のカタログスペックではなくて、こういった部分を注視すべきだと言うのは同意しますけど、中身がこれじゃねぇ・・・
生兵法は怪我の元という言葉を贈りたいです。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 16:46:56
弾道弾との交戦も視野に入れて開発中のSM-6が装備化されれば対艦弾道弾の脅威はグッと減りますな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 17:08:50
運用上、戦術価値のない垂直離陸はやらないだけで出来ない訳ではない。
滑走路が使えない状況となれば当然垂直発進もありえる。
ハリアーの垂直離着陸機能も元々は滑走路が破壊された場合を想定してのもの。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 17:14:51
「垂直離着陸型(VTOL)」は機体のスペック(出来る事)であり、「短距離離陸/垂直着陸(STOVL)」は実際の機体の運用方式。
君の言い方だと、ハリアーだって大概は短距離離陸/垂直着陸(STOVL)だぞ?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 17:42:25
異なる前方展開基地や機動艦隊に、ほぼ同じ時間に飽和攻撃をかける、って言いたかったんじゃないかな?
日本語むずかしいな、なんて言えばいいんだろう・・・
あっちでもこっちでも飽和攻撃されてる!みたいな。
すると、滑走路等すぐ直せるとはいえ、瞬時には戦力はかなり低下するのでは・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 17:56:55
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 17:58:27
概ね合ってると思うが、「彼」と「我」は逆じゃね?
「非対称戦」なんて概念持ち出すのは、大体「(相手が持っていない)攻撃されうる何か」を持っている側かと。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:10:25
この文章を読むに明らかに対象は一群に限定されている。
第一段落では空軍基地が対象、第二段落では空母機動部隊が対象のはず。
その意味で解釈するのは困難である。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:12:42
非対称戦闘だと「対抗困難な手段による一方的な攻撃」みたいな感じだろうか?
いずれにせよ米軍vs人民解放軍では使わない言葉なんだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:15:18
正規軍VS非正規軍のガチ戦争は非対称戦争
どちらも用いる戦術が明白に異なっている。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:19:16
歩兵随伴戦車隊同士の戦闘は対称戦闘。
歩兵随伴戦車隊VS歩兵のみの戦闘は非対称戦闘。
ただし、部隊の基本戦術として各々が確立されている場合に限る。
Posted by 20 at 2009年10月10日 18:26:48
相撲??
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:28:22
ガダルカナル島のヘンダーソン飛行場なんか戦艦の主砲弾を何発も喰らいながら、翌日には機能を復旧させていたというのに…。
この人の言ってる「非対称戦術」というのは、単なる技術的奇襲のような気がするが。
あと複数ある敵の要点に対して同時に攻撃を仕掛けるのは、決戦主義志向でもない限り、常識的な戦術ではないかと。
そういえば、大戦中にRAFがやってた「1000機爆撃」も飽和攻撃に含まれるのかな?
それとそもそもの『非対称戦』って、国家的な主体と非国家的な主体との戦いを指す言葉だと思ってたんだけど。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2009年10月10日 18:31:39
これは確かにおかしい概念。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:32:23
「非対称戦争」というの「Asymmetric warfare」のこと。意味は不均整の, 非対称の, 非相称の、など。
>24
おかしいのは君だけだ。この軍事擁護は普通に使われている。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:42:08
伝統の人民解放軍の人海戦術かゲリラ戦の高度化でしょうか。
通常弾であっても複数の弾道弾を沖縄に北朝鮮ならまだしも中国から発射されたらアメリカも核弾頭と勘違いして全面報復しませんかね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:45:03
>F-35Bはハリアーのような垂直離着陸のVTOLではなく短距離離陸/垂直着陸のSTOVLだと思うのですが
それは通常運用時の話であって、滑走路が破壊されるなどの緊急時には垂直離陸も行う。というか素人に分かりやすく説明する為にワザと垂直離着陸と書いてあるのにどうでもいい指摘はするな。ブログ主が把握していないわけがないし、この記事の話は滑走路が破壊された場合の話だろう。あとハリアーもSTOVLだ。ハリアーがVTOLオンリーみたいな書き方をしている君こそ分かっていない。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:47:28
>戦車VS歩兵のガチ戦闘は非対称戦闘
>
>正規軍VS非正規軍のガチ戦争は非対称戦争
航空基地に弾道ミサイル攻撃を仕掛けるのは非対称戦闘とは言わないよなぁ・・・やっぱり宮家って人はド素人だと思う。それが他のマスコミを軍事知識が無いとか言うだなんて、同じ穴の狢でしょうに。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 18:53:21
どういう概念で捉えてるんだろうか
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 19:58:56
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:09:08
正規軍 vs 非正規軍 -> 非対称戦
が普通の用途ですよね?
なんか読んでて自信なくなってきた orz
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:11:00
復旧が容易な事を説明していないだけで、間違いではない。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:19:27
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:25:50
「空母VSミサイル飽和攻撃」は非対称戦術で良いのでは?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:31:10
22と24は「対称戦争」を問題にしています。「非対称戦争」ではありません。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:35:54
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:39:43
再突入体の中に解放の使者を乗せて
敵の懐に飛び込み意表をつく!
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:40:16
「お前、非対称って言いたいだけちゃうんかと。」
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:49:01
「テポドンを迎撃だなんてとんでもない!!有人ロケットだったらどうするんですかぁ!!」ですねわかります。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:51:43
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 20:54:39
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:03:14
>非対称戦争と非対称戦術は、意味が違うのでは?
大して変りません。
>「空母VSミサイル飽和攻撃」は非対称戦術で良いのでは?
間違いです。ごく普通の通常戦術です。
それと貴方は航空基地への弾道ミサイル攻撃を非対称戦術とでも言いたいのですか? 鼻で笑われますよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:14:22
>「空軍基地としての機能は一瞬にして麻痺する。」
>復旧が容易な事を説明していないだけで、間違いではない。
ふむふむ。
>33
>つまり「空軍基地としての機能は一瞬は麻痺する」ということですねわか(ry
クソワロタw
「空軍基地としての機能は一瞬だけ麻痺する。」
イヤッホウw
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:16:19
>「空母VSミサイル飽和攻撃」は非対称戦術で良いのでは?
米軍も自衛隊も台湾軍も中華空母と戦う際は飽和攻撃を使うだろうから非対称にはならないんじゃない?
ASBMに限定するなら中華オンリーだろうけど、それをわざわざ非対称戦と言い表す理由が良くワカンネ
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:22:48
>「空母VSミサイル飽和攻撃」は非対称戦術で良いのでは?
それロシア軍が聞いたら激怒すると思う。「非対象戦術」というのは相手とは異なる戦法っていう意味だじゃなくて、格差のある弱い相手が強い相手を打倒する為に取らざるを得ない道を言うんだ。
例えば戦車を相手に無誘導のRPG-7ロケットを担いで歩兵が立ち向かうように。
でもね、「空母vsミサイル飽和攻撃」っていうのは、戦車を相手に長射程の対戦車ミサイル(誘導式)で攻撃を仕掛けるようなもので、決して攻撃側は弱者ではない。上手くハマれば一方的に相手を殲滅する事も可能だ。
でもね、「戦車vs歩兵のRPG-7」では、歩兵の生還率は著しく低いだろうね。これが弱者の戦い方というわけ。つまり「非対象戦術」とは一方的な格差がある事が前提なんだよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:25:35
>>20で出ている「戦車vs歩兵」も軍事組織の力とは関係無しに非対称戦術と見なされるらしい。
しかし現代において非対称戦とはやはり戦力の量・質の差が前提にあると言っていいし、
「全く同質の方法で対抗していなければ非対称戦だ」というのも言葉の範囲が大きくなりすぎる。
単発支援戦闘機にASMを4発ぶら下げて対艦飽和攻撃することは「空自の非対称戦術」とは言わんしね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:47:20
いや、定義にはこうある。
非対称戦争 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E6%88%A6%E4%BA%89
>その交戦様態が、正規軍同士ではない戦闘である点を特徴とし、相手と同じ戦術では勝利が困難な交戦集団が、相手にとって予想も対抗も困難な別の手段によって戦闘をしかけることで戦われる[1]。一般にはテロやゲリラ戦という言葉で認識される場合が多い[2]。このため、交戦集団の量的な意味での単なる戦力差、組織体力の大小強弱に着目した概念では必ずしもない。
*****
一番最初の「その交戦様態が、正規軍同士ではない戦闘である点を特徴とし」とある以上、正規軍同士の戦闘は非対称戦争ではない。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 21:52:04
ソース等ないから、知ってる人いたら情報欲しいが。
まぁF-35Bじゃ、あのA-10の変わりはチョイ無理が。。。て事らしいけど。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 22:00:52
某国の専守防衛国防軍事組織もある意味で非対称戦を強いられていることに…あれ、何でだろう…涙が…
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 22:06:39
非対称戦が脅威なのは、コストが違いすぎる為。
現象としては、正規軍側の高価な戦闘単位を、非正規軍側が大量の廉価な戦闘単位で押しつぶす訳で。
自爆ボートという廉価な手段での、入港中艦艇への襲撃とかみたいに。
例え攻撃が999回失敗しても1回でも成功すれば、喪われるコストは正規軍側の方が大きくなる。
なので非正規軍側はほぼ無制限に襲撃を繰り返せる為、正規軍側がすり減らされてしまう。
あとソマリアの海賊狩りを正規軍がやってるのもある種の非対称戦で。
海賊ボートという廉価な目標を潰すのに、莫大な艦隊運用コストを強いられる。
空母や滑走路潰す為に弾道弾なんて高価な手段使うと、例え潰せても投入コストは攻撃側のが大きくなる。
故に、非対称戦ではない訳で。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 22:15:08
「震洋」や「伏龍」は正規軍がその指揮系統の中で運用実行する・しようとした作戦なので非対称にはなりません。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 22:16:02
不正規戦とはまた切り口が別の概念なんだな。今まで完全に混同してたw
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 22:31:29
これで同時飽和攻撃・・・数十発かまそうとすると・・・数千億円も掛かってしまうんだよ。
こんな高額な戦法が「非対象戦術」なわけがない。むしろ攻撃側の方が金掛かってる。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 22:35:30
訓練用に作った滑走路を実際に爆破して復旧する訓練とか知らんのかな?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 23:08:35
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 23:22:58
スペックを見るのが楽しいのに…orz
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 23:28:23
作戦能力が期待できるか,けっこう疑問なのですが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 23:53:50
>Virtical Take-Offで運用するF-35B
台湾はそれで運用したいからF-35Bを熱望しているよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 23:57:41
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月10日 23:58:36
っていうか初心者にも分かりやすいように垂直離着陸機と書かれているだけで、VTOLだのSTOLだのどうでもいい話だよ。
コメント欄を最初から読み返してくれ、話がループしている。
>59
君もだ。
>作戦では必ずSTOLする。
通常時はな。緊急時はまた別。ま、滑走路が破壊されてもSTOLに必要な距離くらいすぐ確保できるから使う機会は少ないけど。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:05:04
RATOの出番だな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:09:27
核弾頭の弾道ミサイルで攻撃した方が軍事的には効果ありだと思うのだけど。
いま頭に浮かんだんだが、弾道ミサイルを流用して、巡航ミサイルみたいに海面上を走らせて目標についたときに爆発するように時間をセット(なぜか時限発火式)したミサイル(簡潔に言うと弾道ミサイルの速度で飛ぶ時限式の巡航ミサイル)を作ればいいんじゃないか!?
なんかいろいろとごめん。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:12:24
中国は世界最大の米国債保有国で日本よりも多くアメリカ製品を買っています。米中で軍事衝突がどうとかってありえません。直接アタックならともかく、日本や台湾のために戦ってくれるはずないんだから、考えるだけ無駄では。米軍基地に配備された兵器は日本を守るためではなく、米軍基地そのものを守るためでしょう。日本の防衛は自衛隊が一義的に責任を負うことになっているのだから。
Posted by マサガタ at 2009年10月11日 00:15:23
それ以前に『空母機動部隊と「いかに戦わずして勝つか」』
と言いながらその実は思いっきり冷戦期の対機動部隊戦術の焼き直しってのはどうなんだか。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:19:52
文脈からF-35Bの垂直離着陸を道路で行っても大丈夫だ、読んだのですがF-35Bの垂直離着陸程度の衝撃であれば(あくまで緊急措置だし)道路でも耐えられるということでしょうか?
またこのような場合でも道路に専用のマット敷いたり最低限の補強はするものなのでしょうか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:21:19
軍事論が語れない馬鹿は引っ込んでて下さい。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:22:12
弾体の違いをまず考えてください。
大変乱暴に言えば、巡航ミサイル→無人航空機、弾道ミサイル→打ち上げロケット、のようなもんです(勿論正確には違います)。
打ち上げロケットを海面スレスレに飛ばせますか?
あと、確かに核弾頭で基地を丸ごと吹き飛ばすのは大変威力があります。
但し、その後に報復の核が飛んできますが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:46:10
国債を持ってるとか、製品を買ってるから戦争がないとかどんだけ平和ボケなんだ?
もっと勉強してから書き込め
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 00:49:48
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:05:27
湾岸戦争、覚えてっか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:09:49
シュワちゃんが出演する映画(名前は忘れたw)でハリアーで垂直着陸するシーンがあるんだが、撮影のために地面を1m程掘り返して補強したそうだ
道路がアスファルトならジェットブラストで溶けるから何らかの対策は必要かもね、F402ペガサスエンジンだと後方の排気口は650度になるそうだよ
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:17:09
戦前はアメリカに経済的繋がりを完全に依存していた日本が、戦争を仕掛けましたからね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:17:27
正規の滑走路以外だとFODが怖いんじゃないかな。出来ればあんまりしたく無いだろうねぇ。
よく判らんけど全備重量30t弱の代物があのタイヤ3個で支えられているわけだから荷重も相当なものだろうし、熱でアスファルトも痛むだろうからたぶん、1回離着陸したらもうそこは使い物にならなくなるんじゃないかな。
やっぱ鉄板ひいて仮設着陸パッドかなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:21:43
トゥルーライズ?
あのシーン本物だったんだ。CGか特撮だと思ってた。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:24:44
>F402ペガサスエンジンだと後方の排気口は650度になるそうだよ
アスファルトは無理だな。鉄板で補強するかコンクリート道路を選ぶか。
ソ連軍は六角形のパネル状コンクリート板を滑走路に敷き詰めていたらしい。爆撃で破壊されてもパネルを敷き詰め直せばすぐに復旧できるんだと、「魔女飛行隊」に書いてあったよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 01:42:06
シースキミング対艦弾道弾って聞いて、ボール投げたら地球一周して反対側から飛んでくる光景が浮かんだ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 03:13:26
MDがまともに使えるようになるまで、迎撃手段がなかったという点でもって。
ASBMは迎撃できるかという点については、世艦711号を見ると
ヘリテージ財団のレポート(Backgrounder 08年7月)のように
懐疑的な見解もあるそうな。
まあ、まだ不明瞭な点が多すぎる。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 04:27:10
聞いた事が無いな。具体例は?
>MDがまともに使えるようになるまで、迎撃手段がなかったという点でもって。
どっち道、現状は違うな。
>ASBMは迎撃できるかという点については
最終的に自分達に向って飛んでくるASBMは捕捉が容易だ。あと撃墜できるかどうかは迎撃ミサイル次第だ。
技術的に見る限りは迎撃はむしろ簡単なほうに見える。ASBMの最終的な突入体の性格でも変わってくるが・・・先っぽについているのが巡航ミサイルでしたというアホ臭いオチだったらどうしよう。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 05:28:22
>弾道ミサイルが非対称な攻撃手段だと表現されることはあったと思う。
聞いた事が無い。液体燃料の「非対称ジメチルヒドラジン」と勘違いしてない?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 05:35:57
あれ?
日本の、戦前の最大の貿易相手国って中国じゃなかったけ?
いや勿論、同盟国の為にアメリカが戦争する可能性を否定している訳じゃないんだがちょっと気になって。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 06:09:15
宮家氏の記事を読みましたが、記事の内容に、いろいろ突っ込みたくなることは別として、用語の使い方自体は問題ないと思いました。
空母に対抗するために、空母を整備するのが対称戦術で、長距離対艦ミサイルとか潜水艦を整備する。あるいは、軍港周辺の住民に反対運動を煽ることは非対称戦術です。
宮家氏の記事に問題がアルとすれば、一般的で無い専門用語(学術用語)を、何の説明もなく使っていることです。
宮家氏の履歴を考えると、正規の教育(学問としての軍事・戦略)を受けているようですので、38さんが言っているように、一般的で無い「非対称型」戦術という専門用語を専門家としての自負から、使って見たかっただけだと思います。
Posted by まんどれる at 2009年10月11日 08:54:10
最大の貿易相手国=戦争を仕掛けた相手=中国で合っていますよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 09:12:01
つまり「兵器Aに対し定石とされる以外の手段を用いた」のを非対称戦と言うんじゃないの?
戦車に対戦車兵器で対抗するのは対称戦闘。
これに対し例えばIEDなんかの「本来対戦車用ではない」爆薬の流用でもって対抗するのが非対称戦闘。
ただし歩兵自身は必ずしも対戦車用の存在ではないから「戦車にRPG担いで突撃」は狭義の意味においては非対称的戦術とされる事もある。
・・・御免、誰か添削してくれるとありがたい。
77の人の言うのは「それ巡航じゃなくてあえて弾道で狙うの?」という「状況」を非対称と呼んでいたのではないかと推測。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 09:31:54
空母相手に空母でなければ対抗てきないのが定石と本気で思っているのだろうか。
その場合、自動的に中国海軍の空母保持→海自の空母保有となる可能性すらある。
けど、別に空母を保有しなくても対抗する手段はいくらでもあるだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 11:37:23
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 11:43:04
本文の内容でどこが軍事力で米国を圧倒しているのかわからん。
軍事力で圧倒出来ないからあの手この手を使うわけで
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 11:52:35
MDが出る前の話だな
一方的に打ち込まれ防御を試みるのも難しい
という頃の表現だったと記憶
ただそれは戦略ミサイルの話で
戦術的に弾道ミサイルが空母などに対して非対称になるって言う話はなかったはず
そもそも艦船くらいの目標も弾道弾では直撃は難しいし
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 12:57:46
中国は空母保有を決めてるんだから対象戦術する気マンマンということか
益々宮家氏の主張は的外れに・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 13:25:31
日本限定ならともかく米軍基地にそんなことしたらどうなるのか火を見るより明らかだろう。
しかも陸上から離れた船舶狙いならまだしも、陸上にめがけて数十数百の弾道弾発射とか、
どんな事態を引き起こすのかわかってて書いてるんだろうかこの人。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 14:05:24
や、中国軍内にも空母なんか入れてる暇あったらSSNとかASBMとかという意見がけっこう根強くある。
最近の政府首脳の発言を見ても、米空母に対抗というよりは単なる「大国意識」の成果物と判断するのが妥当。
空母機動部隊一式つくる金でSSN何十隻orASBM何百発用意できるよ?という単純な計算の問題かと。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 14:20:39
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 14:31:43
弾道ミサイルの大気圏突入速度からすれば高々30ノットの空母なんてほとんど止まってるようなものです。ASBMがどの程度有効かは私には分かりかねますが、仮に有効でなかったとしても、目標が移動していることは理由にはならないでしょう。発射から再突入までの間に何百キロも移動できるような目標を狙うなら別ですが。
同様の理由で
>しかも対艦弾道ミサイルの終末突入体は移動目標を捜索・誘導攻撃する為に速度を大きく落とさざるを得ない
も間違いかと。もちろん命中精度向上策の一つとして考慮されていることは事実ですが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 14:34:27
少なくとも対米ではな。
ただ、南シナ海でのベトナムとの紛争で海上航空戦力の欠如を痛感した、というのも動機のひとつではあるみたいなんで丸っきり政治の産物というわけにもいかないけど。(どっちにしろ、米空母に空母で対抗するつもりはないみたい)
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 14:37:40
移動目標にどうやって弾道ミサイルを当てるのよ。
着弾点から100mでも離れていたら効果を失うんだぜ?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 14:59:38
弾道ミサイルという兵器の性質上、打ち上げ直後に燃料を使い切るので、発射時点で着弾位置を決定しておく必要がある。だから、目標がどのぐらい移動するかは再突入体と目標との速度差ではなく、発射から着弾までに要する時間で目標がどれだけ移動するかで考えないとおかしいね。
さらに、弾道ミサイル自体の半数必中界もそんなに高くない。核弾頭を使うならともかく通常弾頭であれば直撃を狙わないと有効打を与えられないのに、無誘導でCEPが100mとかじゃ、いわば拳銃で1km先から狙撃してるようなもので、何発撃ったら当たるのか見当もつかない。
突入体が誘導能力を持っていたらこれらの問題はある程度緩和されるけど、そうなると迎撃するのも容易になるわけで。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 15:26:02
ミサイルの大きさと、目標の大きさ、落ちる範囲の差。
これって、単純に考えて一万倍以上?
さらに、
刻々変動し、高度によって違う風向き、風速、空気圧、
発射時の温度等によるミサイルの能力差、
実際に動いてはじめてわかる各種部品の個癖、
その他もろもろの精度に対するマイナス面を克服できる
猛烈なスピードで作動してフィードバックを行う電子・機械システムの困難さとその価格。
どんなによくても、
ただ単純に落ちてくる限定的な数のミサイルが
対応の限界なんじゃないの?
迎撃ミサイルがぶつかってきそうなタイミングで
複数のベクトルで落下状態をランダムに変化させてきたら
対応できるものなの?
弾道が変化しない状態で落下速度が落ちるなら
角速度は変化しないわけで命中率があがるのはわかるけど、
落下速度が落ちると言っても相当の早さは維持したままだろうし、
弾道の不規則な変化が伴った時に対応できるものなの?
こういったマイナス面の指摘と、それをどう克服するかは触れられていないのは、昔で言う「軍機」ということ?
過去・現在の失敗・問題兵器開発や、スペースシャトルの失敗をみると、
メーカーの陰謀or誤算に乗せられているんじゃないかと心配になる。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 15:47:20
「大国で空母を持ってないのは中国だけ」発言は暗に「日本は大国ではない」って言ってるのかな?
浜田前防衛大臣との会話の中で言ったのだから日本を意識した発言であることは間違いないわけですけど、ひゅうが型護衛艦やおおすみ型輸送艦等ヘリが運用できるのも含めるのなら中国にその手の船は(正確には揚陸艦だけど)ありますし、
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 15:47:49
ライフルによる対人狙撃でも、距離によっては目標が静止していれば可能でも歩いていたら不可能ということがあります。それと一緒ではないでしょうか。無理に当てるためには、着弾前に軌道を修正する必要がありますが、通常の終末速度だとまともな空力制御など不可能なので、速度を音速の数倍程度に落とす必要があると思います。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 15:53:41
MDについて調べたてみたら自己解決しそうな疑問だね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 15:55:57
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 16:03:39
何故、相手のいる兵器といないスペースシャトルの失敗を同列に語るのか分からない
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 16:04:24
>弾道ミサイルの大気圏突入速度からすれば高々30ノットの空母なんて
>ほとんど止まってるようなものです。
時速30ノットを舐めるな。中距離弾道ミサイルで発射から着弾までに20分掛かるとする。その間に空母は20km近く移動する。巡航ミサイルのような捜索飛行の出来ない弾道ミサイルは、20kmずれたら当たりはしない。よって空母の未来位置を適当に予測して撃つ事になるが、空母が変針したらもうお手上げなんだぞ。
>しかも対艦弾道ミサイルの終末突入体は移動目標を捜索・誘導攻撃する
>為に速度を大きく落とさざるを得ない
>
>も間違いかと。
間違っているのはテメーの方だ。この事はヘリテージ財団の報告書にも書いてあるだろーが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 16:20:21
いえ、定義にはこうあります。
非対称戦争 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E6%88%A6%E4%BA%89
>その交戦様態が、正規軍同士ではない戦闘である点を特徴とし、相手と同じ戦術では勝利が困難な交戦集団が、相手にとって予想も対抗も困難な別の手段によって戦闘をしかけることで戦われる[1]。一般にはテロやゲリラ戦という言葉で認識される場合が多い[2]。このため、交戦集団の量的な意味での単なる戦力差、組織体力の大小強弱に着目した概念では必ずしもない。
*****
一番最初の「その交戦様態が、正規軍同士ではない戦闘である点を特徴とし」とある以上、正規軍同士の戦闘は非対称戦争ではない。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 16:26:14
>どんなによくても、ただ単純に落ちてくる限定的な数のミサイルが対応の限界なんじゃないの?
弾道ミサイルは、ただ単純に落ちてくるものなんですけど。
それから「限定的」って、どれくらい?
>迎撃ミサイルがぶつかってきそうなタイミングで複数のベクトルで落下状態をランダムに変化させてきたら
高速で飛翔する弾道弾は、短射程の空対空ミサイルのようにクイっと軌道を変えたり出来ないよ?それに弾道弾の軌道を変えたら、目標をそれて明後日の方へ飛んで行っちゃうよね。
というかそもそも弾道弾側は「迎撃ミサイルがぶつかってきそうなタイミング」をどうやって判断するのかな?
>メーカーの陰謀
アホはお帰り下さい。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 16:41:31
…なんだそりゃ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 17:42:31
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 17:55:30
トゥルーライズだ、名前が出てこなかったんだありがとう
着陸シーンは模型を吊ってた(実機でパトに刺さったらまずいw)けど着陸した後のシーンは実機だそうな、つまり1回は降りてることになるね
>>104
赤外線シーカーは再突入の熱で使い物にならないし、画像識別でもカメラのレンズも駄目になるだろうね
Posted by 71 at 2009年10月11日 18:08:41
ASBMが迎撃ミサイルを躱すために無理な回避機動をして目標から外れたら迎撃側の勝ち
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 18:32:42
論調はイージス艦持ったけど日本はもっと持ってるから潜水艦だ!みたいな内容と「東アジア初の国産AIP潜水艦(ドイツの214型潜水艦を韓国で製造)」ってなホルホル記事と共に
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 18:46:01
そこで散弾ミサイルですね、分かります
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 18:50:34
ただでさえ低い弾道ミサイルのCEPが、ランダム機動なんか行ってどうなるか考えないの?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 19:04:37
>迎撃ミサイルがぶつかってきそうなタイミングで
>複数のベクトルで落下状態をランダムに変化させてきたら
目標が決まっている以上その目標に落ちなければ「ハズレ」でしかないわけで
その回避行動は最初から決められた軌道にしかならないということ
それを宇宙空間で実行する部分軌道爆撃システムを
普通は「複数のベクトルで落下状態ランダムに〜」とは言わない
そして そう言うがんばりをしたところで結局目標である機動艦隊にとっては
ヘッドオン迎撃の「いらっしゃーい」状態でしかないというオチ
いったい何を言いたかったのか
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 19:09:21
米軍の懸念資料では直撃コースから外れた場合、突入体が滑空誘導してくる想定になっていた筈だが。
実際にそれを中国が開発出来るのかや、米軍だと迎撃体制を強化出来るので効果が不明ってのはあるが、
まるで直撃しか狙えない「単なる通常弾道弾」みたいな扱いはちょっと違うんじゃないか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 19:19:46
韓国は対潜をまじめにやるべきだよな。自作とか言い出して対潜能力下げてどうするんだろう・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 19:21:06
Posted by 113 at 2009年10月11日 19:22:01
>発射時の温度等によるミサイルの能力差、
>実際に動いてはじめてわかる各種部品の個癖、
>その他もろもろの精度に対するマイナス面を克服できる
>猛烈なスピードで作動してフィードバックを行う電子・機械システムの困難さとその価格。
それらの条件はそのまんまASBMにも当てはまる件。
移動する敵艦隊に対応して軌道要素をアップデートする情報処理システム要素
弾頭に搭載可能なサイズで移動している艦隊を高空から捕捉できるシーカー要素
再突入の高温高圧条件下で正確かつ機敏な運動が可能な機動制御システム要素etcetc
ASBM側の技術的ハードルを無視してるのか考えられないのか……
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 19:35:05
滑空誘導できるぐらい速度を落としたら、それこそ巡航ミサイルと同類でしかなくね? 運搬手段が弾道ロケットなだけで。誘導装置を載せたら炸薬が減るし技術も要るしコストもかかるし、弾道ミサイルの長所がほとんど何も生きない気がするが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 20:25:18
韓国って、事実上の休戦状態にあるとはいえ軍事行動がいつ起こるかわからない地域のはずなのに、なんであんなに夢いっぱい状態なんだろうって時々思う。
いや、現場は真面目なのかもしらんけど。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 20:34:24
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 21:42:28
そもそも、中国が弾道弾型を考えるのは台湾の反対側にいる相手に「途中で迎撃されない」ミサイルを
打ち込む為じゃないのか?
海峡にきてくれれば普通に飽和ミサイル攻撃も出来るけど、台湾の後ろで航空支援開始されたら
手が出し難い。最終段階で巡航ミサイルと同等だというのは中国にとっては関係ない話かと。
迎撃機会を少なくして遠距離からでも飽和を狙いやすくする皮算用なんだろうし。
大体、単なるCEPが小さいだけのミサイルなら対艦用である必要がない。現行を乱れ打てばいい。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 21:49:25
むしろ、韓国がああいう極楽的じゃなかった時期があったか?毎回何か作る度に夢一杯な気が。
そして旧兵器は溜まっていた不満が爆発して散々こき下ろされる。やっと欲しいものが手に入った!
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 21:51:23
そう考えると対艦弾道ミサイルの意味もいろいろ合点が行くな。でも素直に潜水艦で魚雷襲撃に行けばいいと思うのだが・・・って、海自の対潜部隊がウロウロしているって事か・・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 21:59:36
んな訳ねーだろ
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:01:13
北周りはモロに日本領海だからな。だから台湾問題での日本の関与に過敏になってるんだと思う。
対潜能力という観点に関しては日本は先進国の中でもトップクラスの体制だからね。
哨戒機なんかも凄い数だ。参戦してなくても潜水艦情報をやり取りされるだけでえらいことになる。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:04:17
皮算用って言ってるだろう。連中には連中なりの理由があるって事。実現性や実際に米軍の壁を
破れるのかとかは彼らがそれを採用したがるのとは別の所にある話だ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:06:57
敵陣地への155mm榴弾砲射撃も非対称戦闘と言うのだろうか? そんな筈が無い。
どう見てもこの宮家氏の記事はおかしいでしょう・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:07:32
…スルーされてるだけか。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:08:46
弾道軌道を通れば、空母艦載機は無力化できるしな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:25:24
台湾上の防空網とそれに接近してる前衛部隊もあるね。
元々、対空母で弾道弾による飽和攻撃は考えてたみたいだし、対艦対応化についてはそれじゃ
相手が動いたらどうするんだよという至極もっともな突っ込みがあちらでもあったのかも知れない。
まあ、あっちは難航していた新型弾道弾開発成功で開発推進者の発言力が増してる様だから、
そういう軍の政治的な影響の方が大きいんだろうと思うけど。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 22:53:14
テメー、戦略ロケット軍ディスってんのか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 23:00:44
なんでも弾道弾でぶっこわしゃいいじゃん的な粗暴な発想が散見されてる様な。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 23:00:49
誰もそれをそのまま信じているわけではないから、ここまで議論が盛り上がっているんだと思います。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 23:32:17
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 23:32:41
「非対称戦争」と「不正規戦」は用語が違うからね。
「不正規戦」でよくある特殊部隊で浸透戦術とかは、正面から殴りあうわけじゃないよって意味になるけど、たんなる戦術の話。
「非対称戦」で似た言葉は「非対称戦争」で戦争の形態を示す言葉。戦闘の形態を示さない。
国と国の戦争や、ゲリラ組織同士の小競り合いみたいに、相応で格の合った相手と戦争するならどんな武器を使っていようと「非対称戦争」とは違う。
「非対称戦闘」とか「非対称戦術」って用語を造語したいなら、その詳細を説明するところから始めるべき。
新しい用語を作らんでも硬直化した装備をもつ相手の意表をつく小細工の話は戦史にあふれてまんがな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月11日 23:36:00
そうかもしれないね。117では>>92からの話の流れを汲んだつもりなので、MD対応能力がないと迎撃が困難というそもそもの弾道弾攻撃のメリットが、探知誘導能力を向上させることで削がれてしまう点を指摘しただけではあるけど。
でも最終段階で巡航ミサイルに毛が生えた程度なら、米軍の既存の能力で普通に迎撃できちゃうでしょ。それこそ中国の思惑とは関係なく、さ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 00:28:30
その前にアメリカが次の番号の米国債は無効ですって発表しそうだ
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 01:52:30
連中にとって大切なのは攻撃という手段自体が取れないジレンマ脱却にある様なので
そこらへんは深く考えてないんじゃないかな。固定目標用の弾道弾を打つよりはマシだろう、
数用意すればいいじゃないという暴論によって成り立ってる可能性すらも。
そもそも、弾道弾を用いた意欲的というか、強引な計画が目白押しなので主張者の政治力抜きに
この問題は語れないんだよな。反対するにしてもその主張者を政治的にやり込められるだけの
発言力を持った人以外では無理だろう。共産主義国ではこういった無茶が横行するし。
まあ、変な計画はアメリカなんかでもあるけどさ。
>>136
国債は中国の財産でもあるからそう簡単にもいかないしな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 02:29:33
ああ、実際に米軍に通用するかどうかについては私も懐疑的だよ。私が言ってるのは連中が
そんな事をぶち上げた内幕であって中国の技術レベルによる実現性についてはロシアならまだしも、
懐疑的な面もあるし、それをクリアもしくはロシアとの技術提携でなんとかしたとしても
米軍の強化される迎撃能力を超えられるかは厳しいと
認めているよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 02:32:30
コメント欄を読み返せ。阿呆が。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 06:30:11
管制塔、給油設備他の付帯設備や駐機中の機体を破壊された方が厄介じゃないの?
まあ当然防衛側はちゃんと対策する訳だけど
と空気を読まずにレスしてみる
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 11:04:56
>六角形のパネル状コンクリート板を滑走路に敷き詰めていたらしい
だからスキマからペンペン草が生えてるのかー。そうしてエアインテイクが変態的なMig-29が誕生したとハァハァ(危
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年10月12日 11:17:41
減速の後再加速して、平均速度は従来型と同じにするという事は出来ないんですか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 15:41:07
3や95を見れば書いてある事だけんど
弾道ミサイルは弾を高高度に打ち上げる事に大量の燃料(ほぼ全て)を投入し、その高高度にある弾体の位置エネルギーを加速エネルギーに変えるというのが特性としてあって、その加速段階で軌道修正を行うのは空力学的に無理って言ってるのだと思われます。
(私はミサイル分野に疎いのでこういう書き方になってすまん)
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 15:55:33
弾道弾の再突入体には弾頭以外の大がかりな機構を詰め込む余裕は(今のところは)無いんよ。
それに満足に空力機動出来るまで減速してそこから十分加速する時間的余裕も有るかどうか……
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 16:27:53
ただ、米空軍基地や空母群に対して航空戦力で対抗するのではなく航空優勢をすっとばして
ミサイル戦術で対抗するという方法論は、非対称的と言えなくないような。
軍隊双方の戦術方針の違いを表すような大きな話に限れば、非対称戦術という言葉は結構しっくりくるが、どうなんでしょう
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 17:50:38
なるほど。
弾道弾というのはフリードマン言うところの「自己を保存する手段」を持つ余裕がある兵器というわけじゃないのね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 18:04:29
ドクトリンの違いを「非対称型」と呼ぶのならどこでも「非対称型」になるんじゃ?
記事中でわざわざ括弧付きで強調した意味がわからなさ
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 18:23:26
一応、上段を残して先端が巡航ミサイルというのはロシアなんかも試した様だが、
中国が採用出来るかはわからない。まあ、ミサイルっていうのは結構滑空誘導が長いし、
対象物がそんなに高速ではないから発射後猛烈な速度で離脱を図るという事もないから、
滑空で調節可能な範囲内ではあるだろう。
コースが大きくそれてしまった場合や、ジグザグ接近の後にUターンして再突入という芸当を
やるには余力が少なくなるかも知れないが、元々大陸から打ち込む対艦ミサイルも台湾の向こう側に
展開する空母にそういう芸当ができる訳でもない。
あとはまあ、兼用だから手出し出来なくても台湾に打つさ、政治的な対抗宣伝さという・・・
海峡を米空母が通行するというパフォーマンスを妨害したいんだろうね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 18:33:03
滑走路使用不能よりはダメージが少ないしそれ一発じゃ解決しないよね。
重点目標はヘッドオンされ易くて厳重に防御されるし、CEPの問題もあるから
滑走路みたいにどこかに当たれば良いと言う訳にもいかない。ハードルはかなり上がる。
爆発の威力は距離で極端に減衰するから通常弾頭でたいした搭載力のない弾頭弾の場合は
ゲームやアニメのミサイルみたいに一発で色々巻き込んで全てふきとばせるという訳でもない。
F-15Eの十分の一以下という搭載量だからね。相応の数がクリティカルヒットする必要がある。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月12日 18:42:20
MIRVの散布範囲を考えれば、大気圏突入から着弾までに空母が移動できる範囲ぐらいはすっぽり収まるもんな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月13日 09:06:35
っていうか、中国が米空母に対応する上で一番リスクの少なく、かつ成功の見込みの高い(というより、他の手段に比べれば少しはマシな)手段だからだと思われ。
航空攻撃は空母艦載機に阻まれ、潜水艦は日帝に捕捉・撃沈され、そしてどちらの場合も大量の死者が出る。けれどASBMならばたとえ失敗しても誰も死なないし、ひょっとしたらラッキーヒットもあるかもしれない。
まあ巡航ミサイルでもいいけど、こっちは空母艦載機とイージス艦という二重の鉄壁の防御を突破しなきゃいけないからね。ASBMならイージスだけ突破できればおk
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月13日 12:43:41
まあ、ロシアの700km程度飛ぶ超音速対艦巡航ミサイルとか作るのも予算かかるしな。
弾道弾はどうせ作るからついでにとかそういうケチクサイ事も考えてるのかも。
一応、短距離用の超音速対艦ミサイルは作ってるが、射程が全然たりない。海峡に来てくれないとな。
まあ、400-600km級を作ってもぎりぎりでその上に台湾陸上や日本領海なんかを越えるってのは
厳しすぎるが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年10月13日 23:11:55