表紙 | 書籍の紹介 |
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アナタノ知ラナイ兵器―イラストで見る末期的兵器総覧 著者: こがしゅうと 大型本: 96ページ 出版社: 大日本絵画 ISBN-10: 4499230136 ISBN-13: 978-4499230131 発売日: 2009/12 商品の寸法: 25.6 x 20.8 x 1.2 cm Amazon.co.jp |
相変わらず読みやすくて分かりやすい本で、ザッと眺めているだけでも楽しくなってきます。最近ではイラスト付きの軍事本となると萌え路線ばかりですが、幾ら売れるからといっても(一般の軍事本の数倍売れるらしいです)、そればかりではこの業界の将来が不安に思う時があります・・・その点で、こがしゅうと先生の作品はそういう路線では無く、それでいてイラストによる視覚効果で大変に分かりやすく、軍事の世界の間口を広げる可能性を持った作家さんとして、一番押しています。こがしゅうと先生も最近では活躍の場が広がり、コンバットコミック時代を知る者としては凄く頑張っているなぁ、と思います。
ただ今回の新刊は一点だけ、大きな間違い箇所があるので、其処だけは注意して読んで下さい。場所は「チャンス・ボートF-8Cクルセイダー」の箇所で、58ページ中ほどの部分です。
『この機銃は変わった機能がある。通常は1度下方に取り付けられる機銃だがこれを一部文献によると20度下向きにできるということだ。』
しかしクルセイダーの機銃にそのような機能は無く、「一部文献」を鵜呑みにしてしまったミスです。そしてその「一部文献」とはこれです。
F-8クルセイダー戦闘機の文献として基本中の基本と言ってよい、文林堂の「世界の傑作機No.1 ボートF8クルーセイダー」です。問題箇所は30ページの上部写真キャプションです。
『通常機軸中心線に対し,下方1°の角度で固定されているが,地上掃射時には20°まで調整できる。』
不可能です。構造上、機銃を20°も傾ける余裕など何処にもありません。第一、機銃発射孔の機体側の切り欠き部分が全然合わなくなります。
一方、この「世界の傑作機No.1 ボートF8クルーセイダー」には28ページではこう書かれてあるのです。
『この20mmMk.12機関砲は通常−1°の取り付け角だが,地上掃射用に射角を,−2°30′に調整できるプロビジョンがあり,手軽に使用できる事から重宝がられた。』
おかしな事に、同じ機能を説明しているのに28ページでは「−2°30′」で30ページでは「−20°」と説明されています。恐らく正解は28ページの方であり、30ページは誤植あるいは執筆者の完全な思い込み(本文執筆者と写真のキャプション書きが別の人の可能性)であると思われます。文林堂の「世界の傑作機No.1ボートF8クルーセイダー」は、以上の点で致命的なミスが存在します。同一箇所に異なる数値データを示している以上、どちらかの数値は間違いである事が確定です。
30ページだけ見て28ページの記述に気付いていないのも問題ですし、構造上、20度は無理があるだろうと警戒しなかったのも問題です。こがしゅうと先生に責任が無いわけではありません。ですが、間違いの大元が「世界の傑作機」である以上、こがしゅうと先生を責めるなら文林堂の「世界の傑作機」編集部も責めねば、筋が通らない話です。一番責任が大きいのは一番先に間違えた者である筈です。
これが間違いの再生産の実例であり、間違いの大元を正さなければ同じような間違いは何度でも発生してしまう事を意味します。「世界の傑作機No.1ボートF8クルーセイダー」はこのシリーズの栄えある第一号ですが、初版発行は1986年と今から23年も前の話であり、その間に何回か増刷が掛かりましたが、私が調達してきた1998年発行の第3刷でも機関砲の取り付け角度の箇所は修正されていません。その後も修正はされていないようです。
23年間、誰も指摘しようとしてこなかった・・・我々読者は、何をしていたのでしょう。業界の他のライターは、一体何をしていたのでしょう。明らかな間違いが放置され続けてきた結果、イラストレーターが間違えてしまった・・・それを責める事は簡単ですが、我々の側に何の問題も無かったとは、言えない筈です。
大日本絵画の編集部は今回の「アナタノ知ラナイ兵器」のF-8クルセイダーの誤描写の件に関して、同業者から直接指摘されて早い段階から把握していたにも拘らず、単行本での修正を行いませんでした。こがしゅうと先生に伝えなかった可能性もあります。これは新進気鋭の作家を守ろうとした行為なのか、修正を行う場合は参考文献の間違いも同時に指摘する事になり、文林堂との摩擦を避けたかったからなのか、あまり深い所までは把握はしていませんが・・・大日本絵画も文林堂も、発行した本の明らかな間違いを修正する義務があるはずです。次の機会に何とか修正するよう、お願いします。
特に大日本絵画の編集部さんは、そちらから出版された『世界の駄っ作機5』で岡部いさく氏が取った誠実な態度を、編集部としてよく御存知な筈です。
(2009/10/15)岡部いさく『世界の駄っ作機5』の後書きでF-2戦闘機への言及
知的誠実な態度を示し続けることは、当然の事であり崇高な事であると思います。
表紙 | 書籍の紹介 |
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アナタノ知ラナイ兵器―イラストで見る末期的兵器総覧 著者: こがしゅうと 大型本: 96ページ 出版社: 大日本絵画 ISBN-10: 4499230136 ISBN-13: 978-4499230131 発売日: 2009/12 商品の寸法: 25.6 x 20.8 x 1.2 cm Amazon.co.jp |
本当に恥なのはその間違いを正さないことだ。
出典を忘れてしまったが、真実だと思う
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 21:37:33
本文の方は角度より故障の方が印象的で角度の違いには気が付かなかったな。
発射口の形状から20°というのは在り得ないけれど、現在に蘇った斜め銃という思い込みによる誤解の再生産をリアルで自分も今までしていました。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 21:44:00
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 21:49:45
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 21:54:22
・・・でもそれどまりだったのが俺の罪。
それが数多積み重なって23年が経つと言うのまた脅威ですな、軍ヲタ趣味と言うのはそれだけ人間が集まらない(ユニークユーザー的な意味で)分野なのか、俺も含めてこの分野にたかる人間たちの方向性に問題がるのか。
・・・というか、そう言っている今も「こんな感じの違和感他にもあったよな」と喉の奥に何かが引っかかったような悶々を抱えていたり。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 21:55:43
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 21:56:58
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 22:03:44
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 22:23:46
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 22:24:08
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 22:41:45
しかしながら誤りは正すべきでしょうしから、今後の出版社の対応を待ちたいですな。
それにしても23年も前からとは・・・。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 22:59:00
「過ちて改めざる、これを過ちという」
論語ですね。
私も自分自身の心に留めたい言葉です。
Posted by GLOCK at 2009年12月19日 22:59:19
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:01:37
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:04:13
自己レス。
違うよな、別に出典があるんだよなorz
まあ似たような意味の言葉ということで。
Posted by GLOCK at 2009年12月19日 23:06:00
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:19:52
間違いを正すというこが先生の考え、とかw
文字だったら、読み飛ばしたりするかもしれんが
イラストになればもう一目瞭然だし。
SF超兵器もビックリな機能だぜコレ。Mk.12基部から迫り出して
回転させるような機構が存在しないと……
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:25:36
レスありがと
まぁ出典が解らなくても良い言葉であることは変わらないですね
ひょっとしたら福本伸行の漫画かもw
Posted by 1です at 2009年12月19日 23:27:08
コクピットから着弾点が見えないんじゃないか
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:38:49
発刊して数日で、この1/4ページの間違いを原因究明を含めて指摘出来るとなると、この本全体ではどれだけ間違いが含まれているのだろうと、恐怖に駆られる次第です。
こんな間違いだらけという印象がついちゃった本は、買わない方が正解なのでしょうね。
いくら判りやすくても、参考文献として間違いだらけでは意味ありませんから。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:42:18
月光の斜め銃は30度だぞ。夜戦改造初期型は下向き斜め銃があった。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:43:04
きっとRF-4みたいなモニタが…
それにしても初期の世傑懐かしいな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:46:39
1個見付かっただけでもっと沢山あると決め付けるお前の方が乱暴だよ。間違いは誰にでもあるの。故・江畑さんでもね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:52:17
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月19日 23:53:02
それと、この間違い文林堂には指摘した?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 00:12:57
バシバシ書き込んで自分だけの参考文献を作ってくださいっ!!><
きっと、それで最高の最高文献に近づきます
書き込み嫌かもしれませんけど・・・^^;
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 00:15:11
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 00:20:01
というかエバケンは兵器に関する細かい間違いは結構あったよな。
まぁそれでも同業者の中で知識の広さと総合的な分析力でトップクラスだったのも疑いようがないが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 00:41:06
だからと言って無価値というつもりもさらさら無いけど
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 00:42:20
コメント欄の軌道修正まで気を遣わないといけないのは有名Blogとはいえご苦労様です。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 00:58:52
砲身を下向きに固定して掃射したり、速度に応じて砲身を動かして一箇所に集弾させることも出来たみたいです。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 01:12:34
そりゃなんでもかんでも萌えと抱き合わせ
にする商法が流行る訳だな
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 02:18:00
この場合、ヤバそうな本は中古で買う!です。
私のお勧めのヤバイ本は、九九式艦上爆撃機 (世界の傑作機 NO. 130) 。
「世界最初の急降下爆撃は、アメリカ海兵隊が・・・」と記述されていましたが、イギリスで1913年に考案されたのが最初の筈です。
絶版となっていたNo.33を全面改訂したのですから、もっと何とかして貰いたかったです。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 02:22:00
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 02:39:33
中古が出回るまで我慢できますかなwww
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 02:59:01
日本は軍事ジャーナリズムのプロとアマの境界が曖昧なとこあるし。
いや、海外はどうかとかは知らないんだけどね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 03:18:42
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 03:26:53
ちゃんと考証突き詰めて作ってる本も多いんだ
録でも無いのはとことん録でも無いけどな!
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 03:45:55
他のすばらしい軍事入門ブログを紹介したり、
我々読者もしっかりと読まないと、と仰ったり、
まるで後進を育ててるような雰囲気がすごく怖いです。
…まさか廃刊オブイェクトの道を進んでるわけじゃないですよね?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 04:16:54
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 04:25:39
萌えだからと侮っているんじゃなくて、萌え絵をオタ以外の一般人がどう見ているかという問題だ。その意味で、こがしゅうとの絵柄は「引かれ」ないので、一般人向けとして推奨できるので使い勝手が良い。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 05:05:28
http://strangemecha.blog59.fc2.com/blog-entry-449.html
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 06:31:33
参考にしたのではなく間に立っていたというのが正解。
http://strangemecha.blog59.fc2.com/blog-entry-450.html
>ちなみに前回、私が引用したのは28ページ、これは30ページの写真キャプションなんですが、ここの写真キャプションにあからさまにこういう間違いが書かれていた事には自分まったく気が付いていませんでした。ここの記述を見逃していた事については、素直に頭を下げます。申し訳ありませんでした。
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佐原晃先生の拙速振りを指摘したのもJSF氏。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 06:48:31
30ページだけ見て28ページに気付かなかったこがセンセ。
指摘する側もされる側も同種のミスを犯していたという・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 06:51:34
500ドルでいいぞ!」
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 07:31:22
取り付け角の方は何の疑問もなくずっと信じてました・・・orz
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 07:38:24
どっちにしろそれが広まるってのは痛いな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 08:19:35
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 08:29:34
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 09:08:16
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 09:12:25
それはさて置き。
普通に考えて「機銃取り付け角-20°」と来た時点で「何かおかしい」と思ってた方が良かったのではないかと。
それにはそれ相当の空間が必要なんだし。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 09:18:38
戦車学校や陸自学校の流れで特殊作戦群の情報公開したら…ゴクリ
イケる
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 09:37:54
自分もこの本持ってた。が、こんな記述が有ったとは知らなかった(爆)
それが良かったのか悪かったのか。
>45
マッコイ爺さんか?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 10:44:44
折りたたんだまま飛行したことはあるがな。しかも何回も。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 12:04:48
「あんたって人は!」
済みません、シン違いでした。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 12:50:04
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 14:04:57
帰ったら、世界の傑作機No.1の記事…
突っ込み入れといてくれよな…
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 14:18:44
一瞬、『機首下げをせずに水平飛行のまま地上掃射できて便利?』って思ったけど…どうも私がアホだったっぽいですね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 14:24:35
つまり爆弾なんか投下するな、と?
>誤植
T氏も誤植っぽい間違い多いですよね。「現代サポート・ウェポン図鑑」なんか特に。
オートマチック・グレネード・ランチャーの重量が3400gだったり…。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 14:29:13
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 14:46:58
とか、つい思ってしまう模型オタが一人…。
モデグラ(関連誌含む)編集部がそこまで気が回ってないのは、いつものことだったりしますし。誤字脱字なんか無い号を探すのが大変だったり…。
いや、だから問題ないってわけではもちろんありませんけどね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 15:11:38
>シン
ビグザムに丸焼きにされるジムの人ですね、わかります。
しかし誤植から誤った知識が広まってしまうというのも何だかな…。
考えてみたら、20mm4門をほんの20゚とはいえ下向きに斉射したら、機首が上向いてしまうような(浮かないようにスティックを押さえ込むと、弾切れか故障を起こした瞬間に地面に突っ込んで死ぬとか・汗)。
世傑といえば、Su-24のやつに後下方に銃口が向いてるガンポッドの写真があったけど、あれは一体何だったんだろう?
Posted by 名無しコメット神信者 at 2009年12月20日 15:11:50
これで勝つる!
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 15:16:03
「89式小銃は構造上ジャりやすい欠陥銃」
「89式小銃の射撃反動が弱いのは弱装弾」
「96式軽機関銃はZB26のコピー」
とか日本の銃で思いつくだけでも結構多い
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 15:29:59
きちんとフォローアップしてくれる場があるのなら構わないが
殆どそのまま放置だし。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 15:38:03
週刊化を目指すなら細かいミスは無視して私生活に専念しろw
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 15:42:29
>ジャりやすい
誤字・誤植に気をつけろとあれほどry
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 16:01:08
海は人気分野で誰でも参入してくるから酷さも格別だ。
太平洋戦争で何人の「評論家」が「撃沈」されていると。一ダースほど沈んでいる海戦だってあるんだ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 17:05:06
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 17:52:58
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 18:38:25
対地掃射のときは背面で飛ぶのが望ましい
・・・
という嘘を新人パイロットに吹き込んだ話が
あったのを思い出した
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 18:45:24
>こんな小ネタを出している間は週刊化は無理だぞ、JSFw
これ小ネタじゃねーぞ・・・軍事ライター4人ほど関係してくるし。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 18:51:09
http://kiyotani.at.webry.info/200804/article_4.html
そのときのPXの主設計者は何という方でしょうか。教えていただければ幸いです。
>>PX
>PXのチーフ・デザイナー 川崎重工業久保正幸氏です。
堀川英嗣執行役員がその場で携帯で久保氏を呼び出してくれて、電話でお話しました。2発で飛ばない理由は主としてファンの空回りによって空気抵抗が増えることで、エンジンの再点火の確実性の問題は従といったニュアンスでした。
日本のメーカーの広報が皆、堀川氏のような対応をしてくれると我々ももっと仕事が楽に進むし、誤報も減ると思うのですが。 キヨタニ
2009/12/19 10:17
http://kiyotani.at.webry.info/200912/article_6.html
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 18:52:10
その件はとっくに訂正が入っている。
XP-1は哨戒飛行中にエンジンを停止するのか否か
http://obiekt.seesaa.net/article/111284794.html
で、今問題になっているのは「間違えた事」ではなく「間違いをちゃんと訂正する事」なので、JSF氏は実に誠実な対応を取ったと賞賛される事例なのだがね?
お前はイヤガラセのつもりで73番を書いたんだろーが、この記事の主旨からすると逆で「こがしゅうと氏や世界の傑作機もJSF氏を見習って間違いを修正しよう」となって、お前は73でJSF氏の主張を応援してしまった事になるわけだが。
分かってるのかな?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 19:15:45
いいかな、今回のクルセイダーの件は「人は誰でも間違いを犯す。だから間違いを修正する事が大事だ」というエントリーであって、「間違いを犯すな」というエントリーじゃ無いんだよ?
其処から誤読してるよね、73の人は。
以下の記事でなぜ岡部氏が絶賛されているか、良く考えて見るといいよ。
岡部いさく『世界の駄っ作機5』の後書きでF-2戦闘機への言及
http://obiekt.seesaa.net/article/130295155.html
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 19:21:09
>太平洋戦争で何人の「評論家」が「撃沈」されていると。
最近では平間洋一という人が・・・ゲフンゲフン
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 19:28:16
宣伝でしょ。先頭のは紹介用、最後のは購入用。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 19:35:19
自分から平間氏のミスの話を出さずにテーマ設定で押し切ろうとした井上孝司氏、正直歯切れが悪いね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 19:37:58
そうそう、ロシア好きにはたまらない本が発売されますぜ。
【新刊】『小説 馬車馬戦記 ディエンビエンフー大作戦』
http://mcaxis.dtiblog.com/blog-entry-130.html
タイトルからも分かるとおり、『速水螺旋人の馬車馬大作戦』に収められたマンガ作品「馬車馬戦記」の小説版(ノベライズ)です。
内容は「馬車馬戦記」のエピソードの中でも特に人気だった、「パルスジェットのフラミンゴ」の“その後”。
ダンバニ独立紛争に参加したマーシャ中尉の、次なる戦いを描きます。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 19:41:47
それ、モスボールとかと大差ない書き込みだから。
ご本人? それは失礼しました。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 20:02:16
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 20:10:02
今度の冬コミに新刊出されるのなら
買いに行こうかな。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 21:15:23
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 21:46:38
同人誌なら自分の好きな分野を書いているだろうから、まぁ大丈夫だろう。クルセイダーの件は、太平洋戦争末期戦が専門の人間に無理矢理ナム戦の機体を描け、と指令した担当編集の問題のような気がする。専門外の人間に仕事をさせたんだから、編集者がちゃんとチェックしないといけないのに、スケールアヴィエーションの編集は以前から質が悪いから・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 21:56:19
むしろ「ハテこの箇所はナゼこんなカタチなのか?」とか首ひねったりする、良くも悪くもちょっと詳しいメカ好きの趣味感覚を、話半分に楽しむ作風という感じがする。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月20日 23:38:27
と思ったが、その辺はどうなんだろう。
素人考えとしては、飛行機はバランスについては五月蠅いと思うんだが。
#くるーせーだーはA88でしかしりません。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 01:33:10
かえって思い込んじゃったのかもね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 02:48:21
T氏はロシア系にちょっと弱い印象が。
最新マシンガン図鑑では「7.62x39R弾を使う」YakB 7.62などという
珍妙な代物(どう見てもGShg-7.62)を紹介してたことがあったので、
最近はModern Firearms他の記述と付き合わせて見るようにしてます。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 06:02:46
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 12:23:26
とっぺんぱらりのぷう。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 12:26:39
自分も焦ってタイプして同じミスをやった覚えが
そしてチェックが甘いとその間違いをソースにしてさらに・・・
このようなミスと間違いの再生産って身近な問題なんですよね
決して他人事に出来ないところが怖い
にしてもJSF氏どれだけ万能なんだろうか
現代の安全保障論一般について、指摘を続けてたかと思えば、
第2次大戦の機動部隊の運用、くらまの事故では
海洋関係の法規にまで触れ、今回は軍用兵器のメカ詳細までしっかりと・・・
「自分が興味あるのは大まかな戦略・戦術だから」を言い訳に、
メカ詳細についてあまり興味を持たずに軍事オタクを
標榜してきた自分を恥じるばかり・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 12:58:45
ちょwwwおまwwwそれJSF死亡確定www
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 14:25:58
Mig-27が装備してる奴かな?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 15:14:04
>#くるーせーだーはA88でしかしりません。
一瞬「巡航戦車 MK.VI」の事かとオモタ
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 15:38:49
某社の図解は蝶型フラップの開き方について
ずっと間違った図を載せてるのも有名ですね。
Posted by ハインフェッツ at 2009年12月21日 16:03:42
もともと、最初に指摘したのは佐原晃さんでは。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 16:34:18
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 16:54:55
マンモスみたいに牙が突き出ることになりますが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 17:42:31
ちなみにF-8グルセイダー戦闘機にはRF-8という戦術偵察機型があり、非武装で機関砲の代わりにカメラを装備。米海軍で使用されました。
Posted by 90式改 at 2009年12月21日 18:33:37
ネタにマジレスするのは野暮のような気もするが、真面目な考察としてそれは無理か、でなければ意味が無い駄目銃になるかの択一だと思う。
まず曲射銃身だが、自分が理解している範囲ではアサルトライフルレベルまでしか例が無かったと記憶している(より大口径のものが存在するならご教授いただきたい。基本がスモールアームズ者なので)。しかもMP44のボーザッツラウフ、これは後のAK47用弾薬にも影響を与えた7.92×57弾を使うものだが、銃身の損耗が激しく実用には問題が出たと言われているし、曲げる角度にもかなりの制限があったっぽい。これには銃弾のデザインにも問題があって、45ACPを使うグリースガンの曲射型なんかでは、丸っこい弾頭のデザインもあってかなり極端に曲げた奴でもそこそこ大丈夫という話とか、散弾銃ではうまく曲げれば真横までいけるとかいう話もあるが、基本は圧力がそんなに高くないスモールアームズで、丸っこい弾を使うからこそ出来る事。
だけどそんな銃、第一次大戦中ならともかく、近代的な航空戦では無意味でしょ。
ちなみに圧力も弾丸の長さも文字通り桁が違う20mmクラスだと、専用弾でもデザインしない限り曲射銃身は無理だと思うね。
それに忘れてる人も多いんだけど、曲射銃身にするとブレーキかかるんで威力も下がるからね。笑いを取りたければ話は別だが、そんなもん開発して配備する意味はないっしょ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 18:38:28
その佐原センセの指摘自体も間違っているとJSFが指摘しているのだが。ややこしいな・・・
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月21日 20:22:25
「隠顕式二二號電探」隠顕時俯瞰図
も再版時には訂正されるのかな?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 00:30:24
>佐原センセの指摘自体も間違っていると
指摘自体は間違ってないでしょ
こが氏のネタもとにしたっぽい資料の方に元々ミスがあった、というのはあるとしても。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 03:20:03
こが氏のミスを責めるのであれば、その大元である世界の傑作機の誤った記述を訂正させるのが先であろうと言っているのだ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 15:18:26
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 21:50:57
ミリ関連で文林堂ってそんなに力有るの?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 23:18:06
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 23:25:36
そういう態度で作家とトラブルがおこって紙面をにぎわす事なんかもあるが。
軍事ライターなんか弱者もいいとこなので腰が引けちゃってる人もまあ、いるにはいるんだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月22日 23:46:38
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 00:13:36
問題は、こが氏だけ責めて文林堂を責めないのはおかしいって事。海外の文献なら訂正させるのは難しいかも知れないが、文林堂なんて目と鼻の先だろ?
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 00:30:41
同罪だのそういう問題じゃなくて捕らえ方や今後への対応の共感が大切なんだよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 04:06:06
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 14:52:40
商業誌に記事を書いたことはあるが。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 16:30:56
これでやんす。
航空情報8月号F-2特集
http://obiekt.seesaa.net/article/122039984.html
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 16:50:38
後ろ向きのガンポッドの写真が載っていたのは、『Su-24』ではなく、『Su-7/-17』の巻でした(スホーイと可変翼つながりでごっちゃに覚えてたらしい…)。
あとガンポッドそのものは>>19の人が挙げてるのと同じ物のようです。
しかし何故後ろ向き……?
Posted by 名無しコメット神信者 at 2009年12月23日 22:27:05
軍事関連のライターなんか変な人でもツテでなれちゃうから意味がないし、
日本の軍事評論家なんか自称でしかないからあんまり意味はない。
JSF氏を例えるならライター経験もある軍事関連のブロガーの一人とする感じかな。
派閥としては一次ソース追求派。偽情報が大嫌い。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月23日 22:28:34
もっと言うと、特定分野においてはマンガ家の方が軍事評論家よりモノを知ってたりするしな。
源文御大とか上田信とかえびふらいとか。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月24日 11:15:09
えびふらい氏が出る辺りオブイェクト読者の層の厚さが分かるな
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月25日 15:48:30
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月25日 18:40:47
ガレオン船から新DDHまでカバーしてるサークルとかもあるよ。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月25日 19:52:13
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月26日 16:22:15
日本のライターは編集者の影響大きいから。漫画家は面白さや自身の世界観で展開していけるし、
他の作品から転向していくなんかが出来る。あと、絵をかかなきゃならないので
自然と手元に資料が増える。まゆ先生みたいなテキトーな人もいるけど。
あとは趣味の人がファンになってくるので交流や突っ込みや投稿も増えていく。
実際は色々と知ってる人が居るんだろうけど、発表の場に自ら立ち難い。
最近はブログなんかが気軽に開設出来る様になったのでかなりハードルが下がったけど、
やはり発表となるとかなりの精力を要するよね。
Posted by 名無しОбъект at 2009年12月27日 20:01:06
Posted by SDeStRFCNmHgizAwDSh at 2012年03月14日 14:53:11
Posted by TmAbhQjxIRBooa at 2012年03月25日 16:14:53
Posted by CJPoKkXspYEr at 2012年04月04日 00:13:36
Posted by 名無しОбъект at 2016年11月03日 21:16:15