■「新明和・最新救難飛行艇US-2」 軍事研究2010年2月号,小林春彦 106〜115ページから要約
・防衛省が新たに調達するUS-2を捜索救難/消防任務の兼用型とし、改装費と空中消火活動の実費を消防庁が負担する方法はどうか。
・海洋基本法に基づく海洋基本計画に従い、離島を管理する為にも、関係省庁間の協力でUS-2の運用が出来ないか。
・離島防衛のための航空輸送手段として、US-2はV-22オスプレイより能力が高く、活用できないか。
・太平洋、東南アジアにおける災害遭難救助活動用にUS-2輸送部隊を設立できないか。
とにかく調達数を増やさなければ機体の単価は高いままで、消防飛行艇型の海外輸出を行う為にも国内調達数を増やせないか、という提案です。海外ではギリシャ空軍がCL-215消防飛行艇を運用している例があり、自衛隊が消防活動を行う案は有り得るものです。
次はUS-2飛行艇の調達に懐疑的な、清谷信一氏の記事からです。約1年前の掲載記事になります。US-2に関する記述は一部分なので、要約では無くそのまま引用しておきます。
■「自衛隊に「海兵隊」を創設せよ」 軍事研究2009年3月号,清谷信一 49ページ
兵員24名または機内貨物9トン、機外懸架で6.8トンを搭載し、時速460〜550kmとヘリコプターの二倍以上の速度で飛行し、航続距離が1100〜4200kmもあるオスプレイは、離島が多い我が国にとって、その戦力投射能力は魅力である。海自の救難機US-2もグロスの調達費は100億円程度であるので、これと比較すれば「高価」であるとは一概に言えまい。US-2の調達を中止して、「海兵隊」、救難機、特殊作戦用機として調達すれば訓練や運用のコストがかなり下がる可能性もある。US-2を「海兵隊」や特殊部隊用に増産するオプションもあるが、貨物の搭載量が限られており、またオスプレイのようなランプドアも無く、VTOL性能も無いため見劣りする。また直接着水するために機体やエンジンの劣化が早く、機体寿命も短いためにライフサイクルコストは高い。このためあまり魅力的な選択とは筆者には思えない。
清谷信一氏の主張と小林春彦氏の主張は真っ向から対立します。せっかく同じ軍事専門誌に掲載されているのですから、お二人の対談記事を用意されたら面白いと思うのですが、どうでしょうか。取り合えず此処では、小林春彦氏の記事のUS-2飛行艇兵員輸送型案の部分を引用して、両者の主張を比較してみましょう。
■「新明和・最新救難飛行艇US-2」 軍事研究2010年2月号,小林春彦 114ページ
(V-22オスプレイは)航続距離の面では空中給油の支援が不可欠なことや、最大積載量では短距離離着陸になること、更にはV-22のダウンウォッシュが海自最大のヘリコプターMH-53E以上とされていることなどは見落とされがちである。
これに対し、US-2から救難装備を取り外して輸送機型とした場合、搭乗できる人員は30名以上とV-22よりも多くの人員が輸送可能になる。当然ヘリコプターのように垂直離着陸は不可能だが、積載量に関わらず、短距離離着陸が可能であり、この点に関してはV-22と同じである。
したがって、離島への陸上部隊の緊急展開の手段としてUS-2とV-22を比べた場合、ホバリングと洋上への離着水の可否や、キャビンの与厚の有無、などの相違点が評価の材料となる。これらの相違点を踏まえたうえで、乗員の訓練や後方支援体制の構築といった新機種導入時の固有の制約を考慮すると、国内に飛行艇の豊富な運用実績があり、既に後方支援基盤の確立されたUS-2の方が、V-22よりも総合的に優位に立っていると言えるのではないだろうか。むしろV-22に関しては、まず平成22年度計画のヘリコプター搭載護衛艦(22DDH)向けの艦載機としての研究から取り組んだ方が良いように思われる。
一方、現在のUS-2は救難を主任務とし、輸送を副次任務としていることから、今の機体仕様のまま、離島への輸送や長期間活動中の洋上艦艇への輸送に活用できるが、カーゴドアや固縛具の追加、床面の強化によって輸送能力をさらに向上させることも技術的に可能である。これに加えて、US-2のマルチミッション化により輸送用途の拡大を図るのであれば、チャフ/フレア・ディスペンサーなどの携帯地対空誘導弾に対する自己防御装置の装備などが望ましい。もちろん、一連の改修には追加の経費が発生するが、既存機種の最低限の改造によって、わが国が離島防衛のための有効な航空輸送手段を入手できるのであれば、厳しい防衛予算の中でもコストパフォーマンスの点から十分に許容できるものと言える。
先ず私個人の感想を言わせて貰えれば、清谷信一氏と小林春彦氏の主張にはどちらも賛同できません。清谷信一氏の「US-2の調達を止めてV-22オスプレイを調達すべき」という主張は問題外です。恐らくV-22オスプレイの航続力、作戦行動半径を正確に理解されていないのでしょう。US-2飛行艇の作戦行動半径は1000海里(進出先で2時間の捜索活動を加えた上で)あります。一方、V-22オスプレイの作戦行動半径は370海里程度で、空中給油を2回行わなければUS-2の航続距離には並びません。航続距離で比較になっていないのです。救難飛行艇としてのUS-2は必要不可欠な存在です。
一方、小林春彦氏の主張するV-22オスプレイの強烈なダウンウォッシュの問題点に付いては、実は「軍事研究」誌の同じ号に掲載された青木謙知氏のオスプレイの記事(65ページ)で「(サイドバイサイドローター式の)V-22は機体中心とローターから発生するダウンウォッシュ中心がズレており、ダウンウォッシュは大きいが救助活動作業範囲の機体中心線付近ではそれほど強くない」という主旨の解説があり、V-22のダウンウォッシュは大きな問題点とはなっていないようです。
US-2飛行艇を兵員輸送に活用する案については、今ある機体を応用する程度ならともかく、本格的に使うにはなかなか難しいと思います。夜間に島から離れて着水してボートで隠密に上陸する特殊作戦ならともかく、敵の侵入に対処するには、強襲降下できる航空機か揚陸艦を持って来るべきでしょう。US-2飛行艇のマルチミッション化には賛成です。色んな役割を持たせて価値を高めれば、調達数も増やして貰えるかもしれません。
飛行艇は廃れてしまった種類の飛行機ですが、軍用飛行艇は日本とロシアではまだまだ元気です。ロシア海軍では救難用の新型飛行艇A-42アルバトロスを調達すると発表した際、将来的に対潜哨戒型のA-40も調達すると、ロシア海軍航空隊のクークレフ少将が述べています。
(2008/09/10)ロシア海軍が新しい救難飛行艇A-42アルバトロスを調達予定
このアルバトロス飛行艇は多目的水陸両用飛行艇と呼ばれ、旅客機型や貨物型、対潜哨戒型や捜索救難型など様々な用途の機体が提案されています。日本のUS-2飛行艇も、同様の方向性を模索すべきだと思います。まさかのUS-2対潜哨戒型なんていうのは、流石に無いでしょうけれど。
怒涛の更新ですな。(驚嘆)
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 12:10:39
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 12:23:06
その中に「一部の評論家のなかに高価な機体、高い維持費に見合うだけの効果があるのか、といった疑問をする向きもあるが・・・」といった文面
が。
これってやっぱり清谷氏の事をさしてるんだろうか?(航空ファンの中で清谷氏の記事見たことないし)
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 12:33:41
>US-2飛行艇のマルチミッション化には賛成です
経済産業省も積極的ですね。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 12:38:07
(色々な物に当てはまる事だろうけど)
機体だけに100億じゃなくて、実際は整備士に対する教育とか、整備工具付いてきたりとか、購入から一定期間のメーカー定期保守契約とか、色々有ったりするのなら、ちょっと額面に隠れた内訳に興味有る。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 12:41:37
輸出する構想があるけどどうなるのだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 12:43:41
特殊作戦verとかどうでしょうか?
呉のSBSを岩国のUS-2が拾って夜間に空挺は無理でしょうけどゴムボードで上陸、夜間に沖でSBSを拾って帰るなんて方法もありかも。
一々、空自や陸自のヘリを待てない場合その進出速度の速さを利用できると思う
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:02:53
便宜供与用の「貨客輸送型」なども自衛隊の広報活動という意味でアリではないかと。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:09:24
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:10:49
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:20:43
差し当たり国内向け生産機数を増やしたいならば、旅客機型で医院じゃ内科医?。
US−2は飛行艇と称ばれてるが、正しくは陸上からも発着可能な水陸両用機だ。つまりUS−2を使えば、父島の山を削ってまでして陸上空港を造らなくっても、羽田−父島間に空路を開設できるって寸法さ。
もちろん、国ないし都の助成が無けりゃ採算に乗らねぇだろが。そこはそれ、離島の福祉向上って名分も在る事だし。
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月22日 13:26:11
特殊作戦用というのは、なかなか難しくないかな。
飛んでくる時点で点で隠密上陸も、隠密回収も敵に気づかれる危険性が高いし、強襲に使うには、ボートを出して上陸するまでものすごく脆弱性の高い時間ができるから、厳しいと思う。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:30:05
自衛用に短距離空対空ミサイル載せられないかなぁ。SRSやるなら必須になると思うんだけど、あと対潜爆弾とか載せられたらウマーなんだが。
斥候兵を敵の情報を得る為に逸早く少数だけUS−2で送るのも無しかな?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:34:42
小笠原の飛行艇の利用はグラマン飛行艇の計画が失敗した時点でもう無い。
それにベリエフが小笠原空路にBe200飛行艇を提案済みだが音沙汰は無い。
この辺の話は全てこのブログの過去記事で述べられている。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:36:17
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:48:34
でもロシアは戦略爆撃機を対潜哨戒機にしたり、
二人乗りの戦闘爆撃機を対潜哨戒機にしたり、
空母艦載戦闘機を対潜哨戒機にしてみたり、
無茶苦茶な事をやっていたから今更な話か・・・
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 13:58:07
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 14:04:04
ただ調達数を増やそうと思ったら、やはり主任務の救難の機会自体が増えないと難しいのでは?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 14:04:31
「ついで」に滑走路を作る場所もない離島の住民を少数運んで便宜を提供する
なら広報費という事で可能だろうし、ついでに「怪しい漁船とか見ませんでした?」
という事で情報を収集したり、「防衛費削減の影響で離島住民の貴重な足が奪われる
事に…」とかマスコミに報道させて、組織防衛の情報戦に使うことも出来たりして…
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 14:08:00
共通運用しようって着想が斬新過ぎるだろ
US-2輸送型は兵員輸送というより旅客輸送に近い運用になるだろうし、オスプレイは救難ヘリの代替としてはいい機材かもしれんが、捜索救難機ではナイ
コスト高すぎなので、民生転用するにしても代替手段の無いようなよほどの特殊用途じゃないと…
南洋が日本領だったらANAあたりが導入しそうだが…
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 14:35:41
要は、普通なら採算が取れないってだけだろ。
(面倒いんで、過去記事なんざ読んでないが)
である以上、どれだけ助成できるか?って咄に尽きる。
>輸送機型
US−2は現状で、離着水前提なら最大3トンまで貨物を積めるそうだ(離着水重量 最大43トン)。離着陸なら、もっと増えそうだが(離着陸重量 最大47.7トン)。
ということは、輸送機型に仕様を改めたとしても運べる荷の量は多寡が知れてるし、構造上、尻にランプ・ドアを設けらないから、積み卸しの効率も悪いままだ。
そもそもキャビンの幅が2メートルもないんだから、患者収容室−搭乗員室−救助作業室間の仕切りを取っ払い、専用の貨物パレットを誂え、それに合うレールを床に備え、それを出し入れできるサイズのハッチを設ける位しか、仕様変更の余地はない。
輸送機仕様をベースに、30人分の座席を取り付ければ旅客機型、外せば貨物機型を選択可能って辺りかね。ま、助成が無けりゃ採算に乗らなそうな事は明らかだな。
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月22日 14:47:50
・捜索救難
・離島、無医島等からの急患輸送
・海洋監視、臨検
・消防
これらのミッションを(多少の追加装備で)過不足無くこなす事が出来る。しかも、外洋かつ荒天でも運用可能。
実は、上記ミッションは海保を始めとするコーストガードの多用途巡視船の任務とほぼ重複する。その上でUS-2は、その航続距離と速度で、極めて広範囲の哨戒が可能になる。
おそらく、US-2を販売するとしたら、この様なマルチミッションパッケージを(搭乗員の訓練等の)ノウハウ付きで、政府支援の力も借りて提供するのが、もっとも現実的だと思われ。
消防だけ、人員輸送だけといった単能では絶対に売れないと思う。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 14:49:04
海上哨戒しつつ不審船の確認・制圧
着水して臨検もOK
救難活動も出来ます
これは民主党としても進めやすい話かも
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 14:59:26
http://www.ntv.co.jp/program/20100322.html
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 15:00:48
ふとUS-2の機首にクラムシェルドア付けて「空飛ぶ揚陸艇」とか考えたけど、やっぱ無理か。
不時着水で機首のドアがぶっ壊れたら、一瞬で機体が水没しちゃう…。
>対潜哨戒型
今作るとなるとPS-2になるのか。
PS-1は自衛隊には珍しいトンチキな機体だったな。エンジンを回さないとソナーが使えない→エンジンを回すとうるさくてソナーが使えない とか、ソノブイが使えなかった頃の思い付きなんだろうか?
>軍用飛行艇
たまにでいいので、中国海軍のSH-5のことも思い出してあげて下さい……というかもう引退した? 後継の話も聞こえてこないけど。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2010年03月22日 15:03:14
榴弾砲でも積むつもりか?
…いいかも。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 15:09:54
流石に臨検は無理だって(w
安全な距離と高度を保って飛んでいるから、銃器に対して安全なんだ。
搭載したゴムボートが接舷できる近さに着水したら、それだけで良い的にされちゃうよ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 15:13:04
ガンシップかw
その発想は無かった
海賊船を発見したUS-2は着水して臨検要員とボートを卸して再度離水し
海賊船を105mm榴弾砲で威嚇射撃しつつ臨検を支援する……
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 15:19:03
固定翼対潜機のウリは、@敵潜所在海面に到着する速さとA広域捜索なんだぜ。
つまり、飛行艇型の機体は@を損なうし、ディッピング・ソナーはAを損なうから、もはや対潜飛行艇なんざ無意味なんだ。
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月22日 15:23:13
思わず「ファットアンクル」を想像してしまった(棒読み)。
Posted by KY at 2010年03月22日 16:01:24
空中給油艇?に改造してくれるはず!
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 16:45:48
さあ早くザクを運ぶ作業に戻るんだ
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 16:48:21
これだけ見たら何が何だかサッパリなのが実にステキだ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 17:14:15
>もはや対潜飛行艇なんざ無意味なんだ。
ではなぜロシアは復活させる気でいるのか?
君には説明できまいw
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 17:25:02
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 17:27:29
岡田外相
「思いやり予算増やしてUS-2を100機つけるから
奄美大島に移転して欲しい」
ルース大使
「当然そのメンテナンスも全て日本持ちなんだろうな?」
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 17:55:19
>君には説明できまいw
じゃあ、お前さんが説明して下さいな。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:04:33
C-130改修みたいに、捜索救難プラスαでプローブアンドドローグ方式の給油機能付いたらちょっと見てみたい(笑)
空/海自の両方のUH-60J(給油改修機)に空中給油出来たら活動範囲はますます広がりそう。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:04:42
105mmじゃなくてむしろどっかの本みたく240mm……うん、だめだな。
30mm辺りで固めてかつての二式大挺みたいに……
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:34:20
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:34:53
US-2の機内コンフィギュレーション等が図示されてます。
これをみると、本エントリで挙げられてる二氏は、実機取材どころか、部隊、メーカー取材もしてないのではないか、と疑いたくなります。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:53:26
残念ながら、V-22も米軍以外には売れていない。
キヨがヨイショしなくちゃいけない程度には。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:57:29
US−2は離島定期便としてとばしちゃえば?実費は国交省とかからもらって。
あとはC−130の回収型みたいに救難ヘリに空中給油できるようになればさらに捜索範囲が広まるし。じゃぁ改修C−130はって言われると・・・
やっぱり飛行艇は救難とか消防任務にしかなりえないと思うよ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:57:41
対艦ミサイル×8、魚雷、ソノブイ、HPS-106、ECM
云々搭載、救難活動器具一式でも搭載した
XP-1とUS-2を融合させたような機体を求める…だと
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 18:59:44
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:15:56
カナダも使ってるけど
「軍専用」に開発した機体じゃないから。
わざわざ専用の飛行艇を開発する日露が変態なのです(マテ
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:24:20
海上自衛隊はあの機体を「キナ臭い」事に使う意図があるのかなぁ?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:31:47
>海上自衛隊はあの機体を「キナ臭い」事に使う意図があるのかなぁ?
きな臭いもなにも、CSARのためにある機体だぞ?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:37:36
インドネシアの様な多島国家や遠隔離島に植民地を持つ国家、といったところか。
東南アジア、南洋諸島、カリブ海、少々狭いけど地中海、北海が使えそうな活動領域になる。ここら辺の周辺国家は結構多いぞ。
貧乏国家でも共同保有なんかの手もつかえるしね。
離島定期便は無理。なぜなら、需要が希少だから。
少々でも需要があるような数の住民がある島なら、空港を整備し陸上機を飛ばした方が効率的になる。
ま、結論には同意。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:38:47
>海上自衛隊はあの機体を「キナ臭い」事に使う意図があるのかなぁ?
意図もなにも、そもそもCSARのための機体だぞ?
今更何を(ry
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:38:49
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:40:15
エラーで連投してしまいました、失礼
Posted by 48,50 at 2010年03月22日 19:40:15
有事の際に墜ちた哨戒機のクルーを救助しに行くのがキナ臭いって言うならそうだな。
ロービジ化はその時に敵機からの被発見率を下げる為だ。
腹側が逆に真っ白なのは…要救助者側から見つけやすくする為か?確証はないが。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:44:54
国内に多数の湖沼を持つフィンランドとかならどうかなぁ、と昔考えたことあります。
US-2なら氷結しても使えるし、
他北海での救難活動にも使えるし。
操作や整備が難しいと言われるUS-1,2であってもフィンランド人なら使いこなせそうだし。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:48:02
オーストラリアも山火事が頻繁に起きてなかったっけ?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 19:59:40
>操作や整備が難しいと言われるUS-1,2であってもフィンランド人なら使いこなせそうだし。
航空機の運用に、人種や民族性の壁があるとはユニークだな
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 20:04:01
見逃したぜ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 20:05:53
使うのは知っていたんだけど、ニュース画像の機体は光線の具合かグレー系のロービジ
塗装に見えたので、新しい塗装に改めたという事は更に一歩危険な任務に使う心積りが
有るのかと思ったわけで。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 20:16:46
中国様はスルーですか。そうですか。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 20:21:08
今までの塗装より新しい塗装のほうが発見されにくくて良いよねってことじゃない?
攻撃される可能性がある以上、塗装を変えるだけで少しでも生存率が上がるなら実施されてもおかしくないんじゃないかな
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 20:30:44
大方、アクティヴ・ソノブイを上手く造れんからだろ。
だもんで、浅深度海域用にディッピング・ソナーを備えた飛行艇が欲しくなったと。
>>45
対潜飛行艇に関する限り、陸上対潜機に優る点はディッピング・ソナーしかない。
ディッピング・ソナーが既に効果的でないなら、対潜飛行艇の存在意義もない。
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月22日 20:47:02
こいつを省略しないで書いてみな。
充分に危険な任務だって分かるだろよ。w
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月22日 21:08:57
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 21:17:42
採算性の計算の土台が違うんだよ。
US−2旅客便は、離着水海面に面して海岸にエプロンとスロープを設ける必要はあるけれども、山を削って滑走路を造るよりも自然破壊の度合は小さいし、建設費も少なくて済む。
父島空港の総工費に相当する額から上に述べた費用を引き、残った額を小割りにして毎年助成するって考え方でもイケるはずだぜ(年度毎の助成額の上限)。なにしろ、自然破壊を避けられるんだからな。w
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月22日 21:34:28
だから小笠原航空路に飛行艇を使う案は、グラマンのマラード飛行艇の計画がポシャった時点でお終いだったんだって。ちなみに日本に売れなかったマラード飛行艇はフロリダとバハマを結ぶチャークス・オーシャン・エアウェイズが買い取ったけど、悲惨な墜落事故を起こして会社は破産してしまったよ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 21:56:38
そのあたりは塗料や材質の問題で解決できてるのかね?。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 22:00:48
そういえば、赤白黒の試作機塗装だったUS-2の試作1号機は先月の定期整備に合わせて量産機と同じ洋上迷彩に変更されたようで、試作2号機も今後同様になるのでしょう。試作2号機の"ANA塗装"も見られるのは今のうちか・・・
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 22:16:16
解決出来てない。
US-1/2も、帰投後は必ず真水のシャワーで機体洗浄をしている。そんな施設を作る余裕は父島には無い為、アイランドホップの様な運用は非常に厳しい。
故に「定期便」として飛ぶには、飛行艇はランニングコストがかかりすぎてしまう。
もう一つ、簡単にエプロンとスロープを設けりゃいいと気楽に行ってるヒトがいるが、スロープから安全に上陸/進水する為には、スロープ周辺にある程度の静水面の確保が必要だ。
つまり、港湾施設丸ごと一つ作るだけの海岸線が必要になる。
スロープだけだから自然破壊が少ない?ふーん。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 22:17:02
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 22:30:27
飛行艇の場合、外板の腐食以外にも、エンジンが海水を吸ってしまうので寿命が短くなってしまったり、あと陸上機のようにランディング・ギアで着陸(水)時の衝撃を和らげることができないので、機体構造そのものの寿命も短くなってしまうという欠点もあったりします。
そもそも飛行艇そのものが過渡期の産物な訳だけど、かと言って日本やロシアみたいな国にしてみれば、陸上機では性能が必要な域に達していないからこそわざわざ新規に飛行艇を開発してる訳で、それを代替できる優秀な陸上機が現れれば、日本もロシアもそっちに乗り換えるんじゃないかと。
いや某アニメでは西暦2084年になってもまだUS-1が現役だったけど(笑)。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2010年03月22日 22:32:36
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 22:44:10
海軍…だと…
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 23:00:30
おれの中では海上自衛隊=栄光の日本海軍
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月22日 23:56:50
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 00:19:30
下から見上げれば白の方が空に溶け込めるからじゃね?
要救助者相手にはライトを付けて飛べばいいんだし。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 01:46:35
それってまさにPS-1に先祖帰り。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 08:07:31
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 09:38:06
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 11:05:11
いや、水上で本格的な手術するとかじゃなくてさ。
離水した後に本土の病院にまでの時間にある程度の処置を行えるようなのって無理なのかなと。
ドクターヘリが成立するなら無理な話ではないと思ったんだけど。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 13:00:29
そういう意味で言ったんではなくて、TSLの燃料が高価な軽油で赤字運行が必至になった時点で東京都は支援を打ち切ってます。
その状況で30人しか乗れない(TSLは700人乗れる)旅客飛行艇を就航させるのはいくらなんでも非現実的ではないかと。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 15:39:50
いかん、ネタすぎる
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 17:00:10
超低空で接近して浜辺近くに超低速で高度5mからポロポロっと特殊部隊員を20名ほど落として帰るなんてのも出来そうかな。
もちろん制空権は必須という前提だが。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 20:41:41
>いや某アニメでは西暦2084年になってもまだUS-1が現役だったけど(笑)。
ビックバイパー(シューティングゲームのグラディウスの主人公)が出てきて私は思わずびっくりしてしまったあれですね。コ○ミがスポンサーだからか。
もう一つ趣味的なことを書きます、大戦略パーフェクト2.0以降と現代大戦略2004以降(たしか)にはUS-1A改(後のUS-2)の兵員輸送型があるんだ。ちなみに現代大戦略の監修をしているのは清谷信一氏なんだよね。
Posted by 90式改 at 2010年03月23日 21:14:24
US系に巨大なランプが存在し着水後、速やかにそこから小型ホバーなり高速な水陸両用戦闘車両が飛び出せるというのならば話は別ではあります。が、それが解決出来ないもしくは解決策の提示がない以上、US系での兵員輸送というのは非常に限られた範囲でのみしか成立しないのは、火を見るよりも明らかではあります。初動だけ見ても特殊部隊を投入する程度の目的しか果たせないです。
Posted by さむざむ。 at 2010年03月23日 21:37:30
解説ありがとうございます。
どうしても素人は兵員/武器兵装の輸送と宅急便を同列にみちゃいますんで。
言われてみれば、どんだけ困難な作業なのかは歴史が色々語ってるんですけど、なかなか気づきません。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月23日 22:05:28
父島には自衛隊が管理する飛行艇用スロープは既に存在している。今更作る必要なし。2年前に改修され、今は真新しくなっています。
ってか、US-1やUS-2が父島にとって最後の砦なんだから。
# まぁ、SH-60Jで硫黄島運んでジェットで本土、っていう「最後の手段」が本当の最後に控えているが。
US-1が二見湾に離着水する様子を何度も見ているが、風向き等によってかなり制限を受ける。
二見湾内だから、外洋に比べ波は遥かに低いが、荒れた海洋状況であればやはり離着水できない。が、しかし、周辺の地形により進入・離脱に制限を受けるため、進入路と離脱路が厳密に決められており、風向きが悪ければ離着水できない。
いずれにおいても、かなりの急旋回が求められる。
離着水に際しては、湾内に警戒船(自衛隊の船)が出て、かつ発煙筒をたいて海面付近の状況を視認できるようにし、厳重に監視する。
真水での洗浄装置については、父島側で整備する必要はないだろう。岩国の他に厚木にも自衛隊が整備しているから、それを有償で使う、という手もあるはず。
もちろん、羽田辺りに新規整備できれば最高!
しかし、飛行艇の整備・点検・維持に係る費用と輸送可能な旅客数を考えたら、採算は取れないでしょうね。
あと、離着水時の危険性を考慮したら、旅客業務には使えない、ってのが日本での現状らしい。
一定時間上空待機しても、安全性が確保できなければ本土に戻るしかない、ってことになると、定期運航は非常に困難。
片道25時間の船旅で往復4.6万円(2等)ってのが今のおが丸。
US-2の巡航速度が470km/hで、東京から父島まで1000kmだから、片道2.5時間から3時間。
乗客数はUS-2の兵員輸送版を作ってせいぜい30名(他にパイロット2名とフライトアテンダント2名)。
現在のUS-1による父島緊急輸送任務に掛かる費用は一回当たり2000万円から3000万円と言われている。もちろん、自衛隊のことだから最低コスト。
仮に3000万円としても、30人で割ると一人100万円。
おが丸の20倍以上。
まぁ、安全性を確保することを前提にした場合、経済性は無いですね。
1000m級の滑走路作ってSTOL旅客機飛ばせ!って話になるわなぁ。
個人的には、今のまま、最後の秘境として交通手段は船だけにしてほしいけど。
小笠原を愛する観光客からすればね。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 01:17:33
それをオスプレイで敢行しろとか言われても、ちょっとオスプレイ側も困っちゃうのではないかと・・・
あと、値段を下げるというけれども、いったいどれだけ調達すればどれくらい下がるのかとか、
そういう試算もしていかないと、国内調達だけで本当に価格がなんとかなるのかという疑問が。
海外で大型案件でも舞い込んでくれば別だろうけども。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 01:29:20
http://kiyotani.at.webry.info/201003/article_7.html
US-2については相変わらずだし、P-2に至ってはそのまま販売する、って理解しているし...
メーカー側だってP-2がそのまま売れるとは思ってないよ。胴体設計を活用して旅客機型にして...ってのが当初案のはずだが...
C-2については言及すらしていない。
本稿のUS-2関連についていえば、2008年10月にこんな発言もしているなぁ。
http://kiyotani.at.webry.info/200810/article_3.html
「国際航空宇宙展2008その2 US-2は必要か。」
変わらないというか、発展性が無いというか、学習効果が見受けれらない、というか。むしろ悪化している感すらある。
思い込んだら試練の道を!ってところかな?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 01:55:40
P-2じゃなくてP-1な。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 08:17:26
鳩山政権の現実感の無さを考えると、
売るぜといえば国際市場で売れると思い込んでる。
ある程度実績のある原発すら海外販売失敗してるのに、高いだけの自衛隊機を、民間型に変えたところで売れるわけ無いのは明らかだ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 08:42:52
>高いだけの自衛隊機
XC-2(C-X)の値段を見て言えよ、小僧w
http://obiekt.seesaa.net/article/49326843.html
>CXは1機約100億円で、初年度となる08年度は数機を調達する予定だった。
>防衛省によると、総調達機数は最大で40機程度となる見通し。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 08:58:35
>哨戒機市場が激戦区で、日本の航空機の競争力が無いのは事実だろう。
全く事実と異なる。現時点でXP-1以外の新型哨戒機はP-8しか見当たらず、機体単価の跳ね上がったP-8が相手なら十分に勝利できるだろう。しかもP-8にはMAD(磁気探知装置)が付いていない。装備面でもXP-1の方が優秀だと言える。
だが今回の武器輸出緩和は、武器を武器のままとしては売れないので、XP-1をそのまま輸出できるわけではない。その辺を勘違いするな。
清谷信一はXP-1(P-X)をそのまま旅客型にして売ると勘違いしているが、XP-1旅客型の「YPX」は原形を止めないのほどの魔改造を行う事が前提だ。まぁ、これは売れるかどうか未知数なのは確かだ。
だからこそXC-2が有望だと前回の記事にも書かれているわけだが・・・
つーかこの記事はUS-2飛行艇の記事なのだから、哨戒機や輸送機の話は前回の記事でやれよ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 09:05:37
高いのう。An-70にしましょう。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 09:17:42
アントノフAn-70が何故何処にも売れてないのか考えような、僕ちゃん? あとエアバスA400Mの値段も調べような?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 09:21:33
>しかもP-8にはMAD(磁気探知装置)が付いていない。装備面でもXP-1の方が優秀だと言える。
な、なんだってー!!
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 09:24:59
■政府、自衛隊の輸送機・哨戒機・飛行艇を民間転用し輸出を許可する方針
http://obiekt.seesaa.net/article/144302603.html
守れない奴は荒らしと見做すよ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 09:27:09
原発すら海外失敗って言ってるのはベトナムとUAEの受注失敗「だけ」が大きく騒がれたからそう思ってるんだろうか
哨戒機も輸送機の認識も全く持って間違ってるし
あなたもばかげてます
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 10:35:54
この記事はUS-2飛行艇についてのみの記事なのだから、哨戒機や輸送機の話は前回の記事でやれ。スレ違いな話はしない事。此処の唯一のルールだろ。
■政府、自衛隊の輸送機・哨戒機・飛行艇を民間転用し輸出を許可する方針
http://obiekt.seesaa.net/article/144302603.html
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 10:50:55
のは1回ぐらいだけど、これはヘリでも事故を起こす過酷な
任務(捜索か急患輸送だったか)だったと思う。
対してV22はしょっちゅう死亡事故を起こしていて、
改善はされていても要人輸送には使われない。
偉い人が乗りたく無い程度の安全性の機体を飛ばされたら
近隣住民にしたら大迷惑だと思う。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 11:20:08
>対してV22はしょっちゅう死亡事故を起こしていて
死亡事故は二回だけ、それも開発中の出来事で正式採用後の実戦投入後は一切の大事故は無し。
一体何が「しょっちゅう」なんだ?
>改善はされていても要人輸送には使われない。
大統領専用機の事を言っているのか? あれは単に航続力が過剰性能だったのと単価が高いからだが。AW101ですら単価が高いと却下されたのに、それより高いV-22が大統領専用機に採用される筈が無い。
>偉い人が乗りたく無い程度の安全性の機体を飛ばされたら
>近隣住民にしたら大迷惑だと思う。
残念だがV-22オスプレイの安全性は実戦配備後に高い事が証明されている。
近隣住民は安心して良いと思う。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 11:27:08
>対してV22はしょっちゅう死亡事故を起こしていて、
試験飛行中、原因が良く解ってなかった頃に起こったと聞いたが。
>改善はされていても要人輸送には使われない。
よほど切羽詰まった事態でない限り、乗せる必要ってあるのかと思ったり。
大体そもそもそんな欠陥があったら導入されるわきゃァねぇだろうと。
>近隣住民にしたら大迷惑だと思う。
そんなモノ、近隣住人以前に「使う人」が大迷惑を蒙るだろう常識的に考えて……
(ボソリ)
「兵器」という代物に対して「いい加減な欠陥品を売りつけてられてもかまわない」と思ってませんか?まさか?
いい加減な「製品」を売ったらどういう結果に
なるのかというのをもう少し考えてくれよと。
(ボソッ)
>83
その世界だともう8〜90年下ると新資源とそれを使った高度なAIとそれを積んだ
機動兵器が実用化してるなぁ…たぶん、きっと。
Posted by 名無し杭打ち機道見習い at 2010年03月24日 13:02:26
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 18:49:32
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 19:07:44
まぁ、実戦配備後に大事故を一度も起こしていないV-22を悪く言おうとしても無駄だな。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 20:50:19
ファンタジーで素敵なので生き残って欲しいなあ
救難ってのは飛行艇向きの用途だと思うけどね
広範な需要は生みそうに無いなあ…
しかし露助は何を今更哨戒飛行艇なんだろう?
何か思う所が有るのか総花主義なのか
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 21:46:29
領土の割りに整備された飛行場が少ないのでは?・・・と推測。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 21:59:15
イラクにオバマが行ったときにはちゃんとオスプレイに乗って移動してる。
http://www.youtube.com/watch?v=xTm5L91Xwqw&feature=related
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 23:04:51
最近、同様のネタをTVでやってたからねぇ・・・。
全国区と関西ローカルのとでほぼ同じタイミングに。
どちらの死亡人数に関しては実戦運用の事故で死人が出ていると思わせるような内容で触れていた。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 23:09:28
つまり、沖縄の海兵隊はオスプレイを配備するなという、某国からのサインってわけですな
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月24日 23:16:17
とは言え、米軍や自衛隊に新しい装備が導入されるというと必ずそういう騒ぎが起こるからなあ
うるさいに違いない!事故が多発する欠陥機に違いない!(そうであってほしい)と言う結論ありきなのが
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 01:36:44
緊急患者輸送1回2000〜3000万の内訳を知りたいが…それはさておき。
何よりも、飛行艇特有の構造であるが故に輸送旅客数が極端に少ない点こそ、不経済の根本理由だな。
また小笠原固有の問題になるが。二見湾は狭いし、西側から進入し西側へ離脱せにゃならん以上、波高よりも風向(つまり波の向き)が障害になるかも知れん。これじゃ確かに、定期運航はキツそうだ。
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月25日 02:38:28
純粋に防御にしか使えない兵器なのに
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 06:31:58
2ch軍板でも、昔も今も
V-22は欠陥機だ!ウィドウメーカーだ!
と書き込む奴が絶えないけれどね。
ここの書き込みにもちらほらいるし。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 10:26:49
ヘリの航続距離の短さと船舶の進出速度の遅さをカバーできるのが救難飛行艇の強みかもしれないけど最近はヘリは空中給油で航続距離伸びるし(自衛隊もまもなくKC−130が運用できるし)。まぁ、進出速度はヘリよりは早いけどね。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 12:05:00
無いですけど。ルフトヴァッフェのVTOL開発プランの頃
からティルトローターが有ったのは知ってましたが、実用機
がずっと出ていないのに対して飛行艇は100年近い実績が
有る上に九七式大艇から基本要素を引き継いだUS-2は充分に
枯れてると思いました。
安全性が向上した事自体は知ってましたが、オバマさんが
乗るなら通常運用では落ちないレベルに達してますね。
でも今から見慣れないものを導入するより慣れ親しんだ
飛行艇の方がいいと思うけど、長い間かけて築き上げた
信頼関係だし。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 13:17:23
86です。2000万とか3000万とか、私も積算理由を知りたい(笑)
1981年に慎太郎が裕次郎のために呼び寄せた際の燃料費は160万円だったらしいが(笑)
相手が自衛隊だから、値段なんてあって無きがごとしものです。でも、US-1によって命を助けられた方を複数、知っています。もちろん、力及ばず亡くなられた方も。
自衛隊員は、一切の物品・金銭の受け取りを拒否されているそうです。果物一つですら受け取らないそうです。
受け取るのは、患者およびご家族からの感謝の言葉と書状(手紙)のみ。それが彼らの誇りですからね。
二見の場合、周辺が山に囲まれているため、航空法の関係でコースがかなり制限されるそうです。本当の緊急時は別でしょうが、訓練等の場合は、風向きや浪の状態によっては二見湾での離着水を断念するケースもあるそうです。
ちなみに、離着水訓練をしている際、周辺の山頂にある展望台で見ていたのですが、旋回中に手を振ると、最後の最後で翼を振って返事してくれました(笑)。
素人的には、湾外で離着水して水面移動すればいいじゃないか?と思うんだけど、実際は不可能に近い事は、船に乗る人にとっては常識ですから。
飛行艇ってのは、我々が考えるほど、便利なモノじゃないんですよねぇ。
日本の厳格な安全基準を守ろうとすれば、経済性は皆無となるのが恨めしい。
US-2の場合、後部は与圧されないので、更に経済性が...
機体全てを与圧化すれば、再設計になるしなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 14:23:57
「救難飛行艇(という発想それ自体)が古い」ってのは賛同できません。
ケースバイケースというか、適材適所でしょう。日本の様な国土・社会状況・政治状況では、救難飛行艇は絶対に必要です。
ヘリが空中給油で航続距離を伸ばすと言っても、その為に必要な機材・人材そして条件は膨大なものです。進路上に空中給油機を複数配置し、かつバックアップも完備しなければミッションを遂行できません。
何よりも、ヘリの飛行可能な環境は固定翼機に比べ脆弱です。空中給油を行うならば、なおのこと、気象条件が重要です。
下手をしたら二重遭難になります。それは、救難隊にとって最大の恥です。
# 救難に行った自分たちが救難対象になるんだから。
救難飛行艇と救難ヘリ、その両方を整備し運用し、状況によって使い分けることができる状況こそ多様性であり、危機管理であり、耐障害性=“強さ”のはずです。
国力不足が故に経済性から組織・機材の整備が十分でなく、結果として耐障害性が劣る、というのは理解できますが、それが時代遅れとはならないでしょう。
与圧キャビンを持つUS-2は、US-1時代よりも日本の安全を高めることは間違いありません。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 14:37:27
航続距離や進出速度だけじゃなく、救助定員も重要な要素だと思いますよ
ヘリでそれを実施するとなると機数も必要になって、空中給油で進出するにしても手間がとんでもないことに
だからこそ、わざわざ飛行艇を開発維持しているのでしょう
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 21:05:51
コンバットレスキューというUS-1/2の大切な役割を無視して
「海自のSHはP-3Cの乗員を全員収容出来ない!人命軽視だ!」
と叩く軍事専門家も居たりする、清谷氏とか清谷氏とか……
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 21:32:43
>P-2に至ってはそのまま販売する、って理解しているし
>92
>清谷信一はXP-1(P-X)をそのまま旅客型にして売ると勘違いしているが、XP-1旅客型の「YPX」は原形を止めないのほどの魔改造を行う事が前提だ。
批判をするのはいいんだけど、その対象を読んでからにしたら?それともネガティブキャンペーンのために意図的に嘘を垂れ流しているのか。
>XP−1の旅客機転用ですが、これには4発エ ンジンを搭載した主翼を双発にし、さらに高々度での速力がでるよう再設計する必要があります。胴体もウエポンベイは必要ないのでこれまた再設計の必要があります。
清谷氏はこのように書いていますけどね。
捏造までして誹謗中傷を書くのは如何なものかと。
それを放置するブログ主もいかがなものかと。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 21:48:19
>それを放置するブログ主もいかがなものかと。
はぁ? 何言ってるんだお前は。
このブログでコメントを書くのは基本的に自己責任だ。ブログ主は設定した唯一のルール「記事と無関係な話をしない」だけに介入する。なぜなら、一日に100も200もコメントがあるのに、それを全部一々見張ってる事なんて不可能だからだよ。見落としだってあるだろう。
それとも何か、お前はブログ主に昼夜を問わず投稿されるコメントを全て監視しろとでも言うのか? そんな事を強要すれば記事を書く時間が無くなって本末転倒だろうが。
常識で物を考えろよ、まったく。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 22:03:58
ただ、120の指摘するようなケースは管理人が一々介入するようなケースじゃない。放置じゃなくて気付いてないのだろうし、でもまぁ気付いても放置するだろうけどね、このケースなら。だって管理人の責任範囲じゃないしコメント欄のルールにも抵触しないし、明らかな犯罪行為でも無いし削除要請も無いし。
こんなの気付いた人が指摘すればいいだけでしょ? その程度の自治が出来なくてどうするの?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 22:10:01
輸送型にするには改装しなきゃいけないって事は
救難機だけに、患者輸送型の輸送機みたいに中が病院になってるって事なの?
こういう感じで
ttp://farm4.static.flickr.com/3632/3617100226_6f44775664.jpg
ttp://lh3.ggpht.com/soupstudio/R_7B2BdITSI/AAAAAAAADeI/e2l6l4e-XsY/s800/3b243dd2_MED_USAF_Stacking_Litter_System_lg.jpg
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 22:10:33
航空ファンに続き世界の艦船にもUS−2の搭乗記事が載っていました。
執拗な無根拠なネガティブキャンペーンに対して遂に反攻か。
次は陸自の出番かも、軽装甲機動車の対弾試験や島嶼防衛訓練の展示記事が出てくるか。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 22:32:30
今月号の「航空ファン」を見れ。「●海自71空US-2飛行訓練同乗記」という記事に内部図が掲載されている。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 22:33:37
今月号の丸がUS-2を大きく取り上げてます。
機内は普通の飛行機…というか、座席を取っ払ったコミューター機みたいな感じで、座席を取り付ければ30人くらい乗れるらしい。
>>119
清谷氏の『防衛崩壊』だったかな?(笑)
つかそもそも救難任務で10人以上回収するのって、中型クラスのヘリでもかなりしんどい仕事だと思うんだけど(苦笑)。
輸送型のUH-60だって10人ちょっとしか乗せられないのに…。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2010年03月25日 22:39:18
確か『防衛破綻』。思いっきり名前負けしている内容だったのは言うまでも無い。
まあ正直キヨタニ氏が何をとち狂ってオスプレイでUS−1/2の代替が効くなどと思う様になったのか未だに理解出来ない。
Posted by yui at 2010年03月25日 23:04:17
thx
ちょっと読んでみる
飛行艇って今まであんまスポットが当たってなかっただけに
この手の特集はうれしいわ
Posted by 123 at 2010年03月25日 23:09:41
【本堂武】海上自衛隊・新救難飛行艇US-2レポート[桜H22/1/12]
http://www.youtube.com/watch%3Fv%3D37ebkv6YGY0
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月25日 23:16:19
清谷信一氏はマジでXP-1のことをP-2と書いていた。コメで指摘されてあわてて訂正したんだよ。
だから88の方があやまってP-2と書くのも仕方が無い。
専守防衛 日本を支配する幻想 P113で「MP(ミサイル防衛)」と書くほどのボケた御仁だからしょうがないのかなあ。MPって憲兵隊(military police)の略だろ。MD(missile defense)の和訳なんだから…。
ttp://kiyotani.at.webry.info/201003/article_7.html
>まず価格の問題です。
救難飛行艇US−2の単価は初度費抜きで100〜120億円、これに開発費を加えると200億円以上にはなるでしょう。
>となれば、売値はかなりのお値段になります。世界第二位の経済大国である我が国の消防庁の予算が約130億円、どこの国の消防当局が買うのでしょうか。
と清谷氏はBLOGで書いていますが、消防当局だけでなく例えば日本の総務省(旧自治省)のような省庁が購入することを考えないのだろうか?
Posted by 90式改 at 2010年03月25日 23:50:54
ミサイル防衛=Missile Protectionだと勘違いしたか。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月26日 00:36:04
そんなので鬼の首を取ったように批判するのはどうかと。
批判するなら内容を批判しましょうや。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月26日 00:52:27
墜とされた日米機の搭乗員を救う事は、もちろん戦力維持に不可欠なんだが、敵戦闘機の行動圏内でもある訳で厳しい任務だよな。
で、V−22の行動圏内ならば、V−22であれUS−2であれ大差なかろう。墜ちる場所は、ほとんど海上なんだし。
しかし我々には既にUS−2があり、US−2は航続距離や巡航高度に優り、患者の負担が少ない。これを敢えて活用しないって手はない。
Posted by 名無しヲヤヂ at 2010年03月26日 01:11:43
あっ、そうだ、『防衛破綻』だった…。
そういえば、中野サンプラザの本屋に清谷氏の著書のコーナーがあって何だかなぁな気分になったけど、よく考えたら氏は中野サンプラザに自分の店持ってるんでしたね。
今度中野行く時には気をつけないと…(何故?)
>>131
「Protection」だと、装甲みたいな直接防御的な意味になるような…。
Posted by 名無しコメット神信者 at 2010年03月26日 01:23:37
キヨは内容も酷いし誤字もあるのでどっちも話題にしてるだけ。英語が下手くそな軍事ライターはあんまり価値が無いからね。例えば神浦元彰さんのように。まァあれは論外のレベルだが。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月26日 07:25:54
マジックポイントですね、分かります。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月26日 15:50:21
http://www.youtube.com/watch?v=dcp57sP6GIM
動画あったよ〜
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月26日 16:07:47
それは日本近海以外の話では?日本近海だと台風だらけなのでUS-2でなきゃ厳しい。
そういう問題が無ければヘリやセスナでもいいんだけどね。そうじゃないから。
US-2はそういった特殊状況用の装備だというのを忘れてはいけない。
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月27日 05:06:49
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月27日 16:29:12
まあ、飛行艇はロシアや日本で独自発展続けてるしね。ロシアを感じるのは当然です!あれ?
Posted by 名無しОбъект at 2010年03月30日 02:36:13
RT @i_jijicom_inp: 武器輸出三原則を緩和=欧米と共同開発可能に−藤村官房長官談話発表へ
http://twitter.com/#!/obiekt_JP/status/151437132077088768
US-2みたいな欠陥兵器を売り付けちゃって、大丈夫? 日本の評判落ちるんじゃない?
Posted by 名無しОбъект at 2011年12月27日 08:08:04
給油ポッドを搭載しヘリ部隊に給油できるようにっする。
Posted by 名無しОбъект at 2012年06月28日 18:28:38
>>US-2みたいな欠陥兵器を売り付けちゃって、大丈夫?
どこに欠陥があるのか解説してくれ。
Posted by 名無しОбъект at 2012年06月28日 18:53:59
オスプレイをはるかに凌ぐ距離だ。
これからも低空からの領空侵犯のリスクがある。
US-2ならば、低空飛行は、お手の物で長く巡回監視や追跡もできる。
離島監視には、最高の装備である!
遭難救助やドクターヘリのミッションもこなせるので、コストパホーマンスは、高い。
Posted by 名無しОбъект at 2012年12月20日 15:06:30
太平洋の離島への輸送、災害への緊急救援など今後温暖化で多発するであろう自然災害支援に有効なので、沿岸主要国で救難支援機として需要が大きいのではと?
Posted by やまびこ at 2013年03月24日 11:24:47
敵の侵入というが、十名ぐらいの侵入などはすぐに制圧されるので、ありえない。
的が来るとしたら、一挙に島を占領する場合で、百名以上の規模が見込まれる。もはや的の支配下にある状態だ。(かわぐちかいじの漫画にもあるね。)
ここにオスプレイか何かで数十名が強襲降下しても、敵の対空ミサイルその他の圧倒的な戦力の前には、餌食になるだけだ。だから、強襲降下はありえない。
圧倒的な敵に対抗するには、空爆しかありえない。オスプレイやヘリコプターには、空爆の機能はない。(あっても撃墜される。)
だから、ここでは、強襲降下のかわりに、空爆の機能が優先される。
だいたい、「敵の侵入」なんて、北朝鮮でも想定しているのか? 馬鹿らしい。中国が来るときには、「一挙に島を制圧する」という場合だけだよ。それ以外はありえない。ありえないケースについて、オスプレイの出番を考えても、無意味。
Posted by ぽんた at 2016年05月13日 23:27:25
脊椎反射してないで記事をよく読むんだね。
Posted by 名無しОбъект at 2016年05月15日 01:10:16