2010年05月13日
先月お伝えした「Т-95(開発中止)」の通り、ロシア新戦車T-95の開発は中止され、調達は取り止めになりました。ポポフキン国防次官によるロシア軍の大改革は、ソビエト連邦時代から続く兵器体系を刷新し、一時的に外国の兵器を繋ぎとして導入してでも、自国の兵器産業を生まれ変わらせる決断をしたのです。

さてこの結果、ロシアの新戦車T-95は博物館行きとなります。それは日本の新戦車TK-Xに一体どのような影響を与えるのでしょうか。先ず「これで先進国で新型戦車を開発している国は無くなった」と言い出すような輩は出て来ないでしょう。ロシアのT-95が消えても、イスラエルのメルカバMk.4、中国の0910工程(99A2式)、韓国のXK-2(K-2)といった新型戦車が日本のTK-X以外にも存在しており、特に日本の最大のライバルである中国の新型戦車開発計画「0910工程」は、日本の新戦車TK-Xとよく似た軽量化コンセプトを採用しており、お互いの方針の正しさを証明し合う存在となっています。

(2009/09/28)中国次期戦車0910工程とTK-Xの類似点

またイスラエルのメルカバ戦車は、Mk.3が日本の90式戦車とほぼ同じに1990年頃に登場しており、Mk.4は2004頃に登場しています。メルカバMk.4はTK-Xより一足早く出て来たわけですが、その搭載砲は140mm砲が噂されながら実際には44口径120mm砲であり、大口径化どころか長砲身化すら選択して来ませんでした。44口径120mm砲を選んだという点は日本のTK-Xも同じです。メルカバ用120mm44口径砲のモデル名は、MK.3用が「MG251」でMk.4用が「MG253」と、新設計になっていて威力等が上がっています。これも同じ44口径ながら威力増大を狙って来た日本と同じとなります。

韓国のXK-2については、フランスのルクレール戦車やドイツのレオパルト2A6と似通った仕様でありますが、当初は140mm砲の搭載を企画していましたが55口径120mm砲の搭載に落ち着いた経緯があります。なお中国も140mm砲の試作を、日本では135mm砲の試作が行われており、その上で採用を見合わせています。つまり日本、イスラエル、中国、韓国の4カ国は新戦車への大口径砲の搭載をやろうと思えば可能だったのに、敢えて見合わせたという共通点があります。

この傾向には乗らずに、世界の戦後第4世代戦車への流れを作るかと思われていたのが、152mm砲ないし135mm砲を搭載していると伝えられていたロシアの新戦車T-95でした。


「新戦車は必要か」 清谷信一,コンバットマガジン2010年2月号,p126〜p127
ロシアは新型戦車T-95を開発中である。その詳細は不明だが、無人砲塔や152mm砲を採用しているなどの情報がある。いずれにしても西側3.5世代を圧倒する事を目標に開発が進められているには間違いないだろう。戦車の正面装甲は普通自分の砲弾の直撃に耐えられるように設計されるが、となればT-95がより強力な152mm砲を採用すれば、それには耐えられない事になる。これらの戦車が実用化されれば、新戦車はあっという間に旧式戦車の仲間入りをする。20世紀初頭に英国海軍は『ドレードノット』級戦艦を採用したが、これにより他の戦艦は全て旧式化した。同じような事が現代の戦車にも充分起こり得る。対して西側諸国は現用戦車を2020年代ぐらいまで使用を続ける予定であるので、T-95が完成してから、それに対抗する戦車を開発すれば良い。


この清谷氏の懸念は、一部は的を射ていました。重量55トンと伝えられていたT-95で、自分の152mm砲弾の直撃に耐えられるように設計が可能かどうかは大きな疑問がありますが、防御はともかくとして少なくとも火力が圧倒的である可能性はありました。152mmガンランチャーならさほど怖くは無いですが、152mm高初速砲を搭載してきたら(55トンで反動を吸収できるのか怪しいが)、従来の戦車では対抗できない恐れもありました。

しかしT-95は調達中止され、そのような懸念は無くなりました。

これは日本、イスラエル、中国、韓国の4カ国が自国の新戦車に大口径砲を与えなかった方針が正しかったという事を意味します。またロシアは20年以上前の設計のT-90を何時までも使い続ける気は無く、T-95とも違う全く新しい新戦車の開発を行う方針です、それは恐らく冷戦時代の(ソビエト時代の)発想とは異なる、軽量で使い易い戦車となるのではないでしょうか。そしてそれが出て来る頃には、日本はTK-Xのその次の新々戦車を調達し始めている頃で、ちょうど良い更新サイクルとなります。

結論から言えばロシアのT-95開発中止は、日本、イスラエル、中国、韓国の4カ国にとって朗報でした。T-95に対抗する必要が無くなり、自分達の新戦車の方針を修正する必要が無くなったからです。一戦車ファンとしてみればT-95調達中止は残念ですが、日本国新戦車TK-Xを擁する立場としては、T-95調達中止は歓迎すべき案件であるという複雑な思いがあります。T-95の開発中止は戦後戦車の恐竜的進化が止まった事を意味しており、大きく重くなり過ぎた兵器が軽量で使い易くなるように方向性が変化するのは至極真っ当な流れであり、軽量化コンセプトを逸早く打ち出していた日本のTK-Xと中国の0910工程の先見性の高さを証明したものであると言えます。

なおロシアでは以前から自国の戦車の大半が旧式な事に危機感が抱かれており、近代化改修で凌ぐ事も否定的な声がありました。


ロシア戦車の危機的状況 - 「独立軍事解説」2003年3月7日号
1)ロシア連邦軍の2万両の戦車のうち、現代の要求に合致するのは20%しかない。
2)保管中の戦車のうち、保管期間の異なる3つのグループ(いずれも保管期限内のもの)の走行試験をしたところ、50〜300kmの走行で全車が故障した。
3)米国の戦車要員がプロ4人により構成されるのに対し、ロシアの戦車は中卒の2年勤務兵3名で構成される。整備員も同様でロシア戦車の運命は、稚拙な整備により予め決まっている。

「製造」(または改修)後10年が経過した戦車の能力が不適当になる事を現実は示している。T-72およびT-80戦車のライフサイクルコスト延長のために近代化改修をすることは、次の理由で不適切である。兵器である戦車の製造と運用経験は、これらの機械のライフサイクルコストが偏差(±5年)を含めておよそ30年であることを証明している。したがって、すでに時代遅れになった機材に近代化改修を施すことは、軍に旧式戦車の飽和をもたらし、正しい行為とはみなされない。有望な戦車の再編成、乗組員の訓練レベルの向上および整備の新システムの形成などの明確な総合的運用なくして、我々の機甲部隊が、現代および将来の要求に応えることは決してないだろう。我々の軍の責任者は、T-80UおよびT-90戦車の軍事的な特性が外国戦車に劣っていないばかりか、いくつかのパラメーターに関しては勝っているとみなしている。一方、これらの勝っているパラメーターを示す際に、彼らは、なぜか謙虚になってしまう。T-80UおよびT-90戦車の戦闘能力は外国の戦車に著しく劣っており、これは新しい戦車を製造する必要を示すものである。」


これは月刊「グランドパワー」2004年5月号「日本軍中戦車(2)」 に掲載された、一戸崇雄氏による翻訳文です。元の露文資料はロシア独立新聞の発行する「独立軍事解説」の記事"Танковый кризис"(戦車の危機)の小タイトル「К НОВОМУ ТАНКУ」(新しい戦車へ)の部分です。7年前のWEB記事がまだ閲覧できるという、日本の新聞ではあり得ない親切さです。

しかしロシア軍は、ようやく得ようとしていた新戦車T-95を諦める事になりました。ソビエト連邦の時代に計画された冷戦時代の古いコンセプトの戦車は、今の時代に不適合であるという決断でした。これに対し日本の新戦車TK-Xは、冷戦終結後からかなり経ってから計画された戦車であり、今の時代に相応しいコンセプトの戦車となっています。
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  1. 1?
    深夜の更新お疲れ様です

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 02:06:35
  2. TK-Xの優秀さを認める軍事評論家が多くなってくれれば良いですね。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 02:19:50
  3. T-95もかわいそうに
    その遺志、俺達(TK-X)が受け継いでやるよ!

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 02:24:23
  4. >3
    どう見てもコンセプト違いでござるの巻。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 02:25:36
  5. http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=35.567349%2C139.331752


    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 02:50:27
  6. >>5
    地図見てまさかと思ったらえーーーっ!

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 03:21:32
  7. 1ケタ台Get!

    T-95の代わりの戦車はどのような戦車になるのでしょうか?
    また、米国やヨーロッパ諸国の次世代戦車はどのような戦車になるのでしょうか?
    各国の次世代戦車がTK-Xのようなコンセプトで作られると、TK−Xの評価が高まりそうですね。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 03:24:05
  8. >>5
    えーーーっ!

    まさか、いつも陳列しているわけでもあるまいし、
    たまたま試験中に撮影されたのでしょうか?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 03:25:27
  9. >>5
    よくわからない人向けの補足。
    航空写真モードにして、ズームいっぱいにしてみよう。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 03:46:36
  10. 時代が求めているのはチハタンみたいな小さくてかわいい戦車に違いない


    もしくはカビナンタ……うわなに

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 03:49:23
  11. > 軽量で使い易い戦車

    現代のハイテクギミック満載の戦車が「使い易い」とは到底思えないがね。

    従来の体力バカな兵隊ではシステムを理解できないだろうし。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 03:54:09
  12. >>9
    ありがとうございますでありまする。
    度肝を抜かれたでありまする。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 04:16:39
  13.  ロシアの次世代戦車はチョールヌイ・オリョールで十分な気がする・・・。
     主砲は135mm以上を積むかは微妙だけど、新しい自動装填装置や、車内容積と砲塔後部をRPG-7攻撃されて撃破された事もあるから砲塔バスル採用はアリかな?C4Iは搭載。新型のFCS搭載で命中率の向上を図り、ゴテゴテ付けられているEARは無くすかも。外装燃料タンクの廃止、アクティブ防御はアリ、砲塔は無人で乗員は車内のみの可能性はあるけど、そうなると監視に問題が出てくるよなぁ。 以上、妄想でした。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 04:26:30
  14. グーグルに衛星写真提供してる会社がTK-Xを監視してるんだよ!

    ナ ナンダッテー!!
     Ω ΩΩ

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 04:28:12
  15. 日本スペースイメージング社のデータベースに
    2009年5月10日、10月16日、11月15日に
    分解能41cmのGEOEYE-1で撮影したデータがあるみたいだね。


    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 04:50:23
  16. チクショー、やっぱりグーグルはアメ公の手先やったんや!

    小さい戦車って事はやっぱり車高も低いのがいいって事だよな
    結構日本人向けだな(背の高さもあわせて)

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 04:52:19
  17. 記憶モードですが20歳の日本人男性の平均身長は170cmを軽く超えていたはず。既に「日本人は背が低い」というのは過去のものかと。

    ロシア戦車の伝統というとむしろ「小型軽量」だったような。T-95キャンセルが原点回帰を意味するのか、逆にこれから外れていく意味だったりするのか。想像も付かないことをする国だから、好き者としては楽しみではあるものの、少々怖い気もします。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 06:56:37
  18. またクリスティー戦車みたいなのを外国から買ってきて
    最良戦車に発展させるのかな?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 08:04:18
  19. キヨもT-95に言及しないままでいたら綺麗に逃げられたのに、迂濶に言及して墓穴を掘ったねぇ。まぁT-95調達中止でも0910工程があるんだけども。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 08:28:07
  20. キヨはコレで失敗したせいか最近はOH-1をはじめとするヘリコプター業界を槍玉に挙げているね。OH-1にはデータリンク機能が無いとか91式がアパッチのスティンガーと互換性がないとか高い機動性は必要な装備を省いているからだけだとか。あとBK-117を採用しろとか。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 11:19:32
  21. >>20
    評論家なるものを本職にするもんじゃないな。

    ネタがなけりゃ火のないところに煙を立てなきゃならなくなる。

    自由な立場であれこれ言える軍オタの方が気楽でいいね。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 12:42:09
  22. >ロシア戦車の危機的状況
    大陸国家特有の量的拡大ばかりで質的向上が中々伴わない特性が正に出てるなぁ。


    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 14:13:13
  23. 0910工程はあまり知られてないからなぁ。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 14:44:29
  24. >>20
    OH-1ってデータリンクないんですか?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 15:14:11
  25. レオナ<こ、これからはボナパルトの時代にっ・・・!

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 16:14:40
  26. 観測ヘリにデータリンクが無いわけがない

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 16:32:39
  27. >25
    VT-61LC ボナパルトタルカスのことですか?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 17:37:04
  28. ヘリコプターの話はスレッド違い。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 18:15:05
  29. ライバルが一つ減って、TK-Xとしては喜ぶべきなんだろうけど
    T72信者的には悲しい出来事だまったく

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 18:17:27
  30. >対して西側諸国は現用戦車を2020年代ぐらいまで使用を続ける予定であるので、
    >T-95が完成してから、それに対抗する戦車を開発すれば良い。

    後追い研究は予算の無駄と言い、先進的な開発は勇み足という……氏の中では何を研究すればよいのだろうか?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 19:23:14
  31. >>30
    「黙って欧州製品を買え」じゃね?
    まあ屁理屈と膏薬ってのはどんなものにでもつくもんだ。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 19:47:15
  32. 日本で唯一戦車を生産している工場で、たまたま敷地内に駐車状態でもなく、コンクリート試験地らしき広場まで、走行させて何かを確認中(三菱かTRDIの研究員や作業員が周囲に立ってるのが見える)のTK-Xの風景を、米の商業衛星が撮ったのは当然偶然です。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 21:47:10
  33. 誤投稿失礼OTL

    Posted by 32 at 2010年05月13日 21:48:07
  34. TK-Xの特長の一つにアクティブサスペンションのお陰で40t台の車重でも120mm砲の反動を押さえ込めるとあるけど、同じく40t台で125mm砲を搭載する我らが神はどうやって反動に対処していたのだろ?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 22:11:41
  35. >>34
    一方、ロシアは戦車の数で命中率と発射速度を補った。

    じゃないかな、いつものロシアらしく。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月13日 23:40:59
  36. >32
    ウザ過ぎる。誤爆以前に内容自体が。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 07:16:43
  37. >20
    コンマガの新刊でそのキヨの記事読んだわ。
    まぁ内容の是非は置いといて、ほぼ同じ文面の原稿を軍事研究の新刊にものっけてるの見て驚いた。
    これで両紙から原稿料もらってるとしたら随分しょっぱい仕事してるなと思ったよ。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 08:36:31
  38. >>32定期周回の商用衛星で、車種まで特定できる映像を狙って撮れるなら、偵察ミッションが激変するな。
    BAMSよりコストパフォーマンスが良いかもしれない。

    撮れればの話だが。


    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 12:49:39
  39. >>38
    スレ違いの誤爆にレスして話を続けるとか、馬鹿なことはするな。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 13:50:00
  40. ロシア的には遠距離砲戦をする気が無く、命中精度は二の次だった。後から重要性に気付いて遠距離戦闘に対応させた機材が砲発射ミサイル。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 14:42:17
  41. 日本も財政難なんだからロシアを見習って軍縮すべき

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 19:08:51
  42. >>41
    どこの平行世界からの書き込みだ?
    どうやら日本が防衛予算を減らしていない世界のようだが。

    つまんねーから他所でやれ。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 19:15:34
  43. 中国と国境を陸で接するロシアが戦車を減らすんだから、日本に出来ないことじゃないだろ

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 19:22:11
  44. >>43
    だから平行世界からの書き込みは他所でやれって。
    お前がこの世界の人間なら、ちょっと調べりゃ、
    日本が戦車定数を減らすつもりであることぐらい、分かるよな?
    知らないのなら調べてから書けよ。
    お前の無知さを、わざわざ世界に発信する必要もあるまい。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 19:38:28
  45. 二万両のうち、要求に耐えるのは20%って…それでも尚四千両が元気なのか。スケールが違うなぁ

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 19:51:20
  46. ロシア軍の目的は兵器の開発・調達・運用体制の大幅な刷新であって別に軍縮じゃねえっていう

    >>43
    財政難への対処なら子ども手当やアフガン民生支援の見直しとかしたほうが効果的だよ
    なんてたって額が大きいんだから

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 20:14:02
  47. こっちの世界の日本は絶賛軍縮中だってのに
    あっちの世界は軍拡中かい?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月14日 20:24:43
  48. そういえばアフガンって結局どうなってるんだ

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 06:05:18
  49. >41
    逆だ、馬鹿が。

    今現在、ロシアは軍拡中で日本は軍縮中だ。


    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 15:15:19
  50. 資源輸出で潤ってるんだよな〜>ロシア財源

    Posted by オブジェクト at 2010年05月15日 17:40:30
  51. >>50
    資源バブルははじけたのではなかったの?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 20:59:21
  52. 戦車など日本では役に立たぬのではないか?
    古来より戦車という兵器は大陸でよく用いられてきたはずだ
    日本は潜水艦を作りまくれ

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 22:02:32
  53. >>52
    戦車は陸戦が勃発する可能性のある、あらゆる地形で活躍が期待できる。
    占守島や沖縄での戦史が証明している。

    それに、スカート履いていれば、パンツ履かなくていいというわけにはいくまい?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 23:31:07
  54. >それに、スカート履いていれば、パンツ履かなくていいというわけにはいくまい?
    素直に感動した。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 23:35:15
  55. >53
    今度からその例え使わせてもらうわ

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月15日 23:52:20
  56. >>53
    実に秀逸な例示だ
    なんでもかんでも脱いでいれば良いと考えるお子様には理解できないという点でも

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月16日 07:47:43
  57. >それに、スカート履いていれば、パンツ履かなくていいというわけにはいくまい?

    >>54
    個人的にはなくてもいいかも・・・

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月16日 14:28:39
  58. >それに、スカート履いていれば、パンツ履かなくていいというわけにはいくまい?
    いや、スカート履かずに、パンツもといズボンだから恥ずかしくない、という発想もある(何

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月16日 15:41:25
  59. >それに、スカート履いていれば、パンツ履かなくていいというわけにはいくまい?

    イングランドの兵士たちがスカートをめくってお尻を出して挑発する映画のシーンを頭に浮かべた。ちなみにハッテン場の公園でしてはいけないよ。阿部さんに(以下略)
    >52
    宮崎駿監督みたいにタル将軍(イスラエル陸軍の元参謀長)の言葉「日本のような狭い島国になぜ大量の戦車がある。必要ないだろうが(これに近いことを言ったらしい)」を真に受けたのかな?これ間違いだから。

    Posted by 90式改 at 2010年05月16日 15:56:17
  60. タルは朝鮮戦争の山岳戦で戦車が活躍した事を知らなかった人だからなぁ。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月16日 18:21:34
  61. 朝鮮戦争ではシャーマン大活躍だったらしいね
    T-34とも互角にやりあえたというのだから凄い

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月16日 18:39:40
  62. イスラエルもゴラン高原で山岳戦紛いの戦車戦を経験してるはずなのだが…>タル将軍

    Posted by 名無しコメット神信者 at 2010年05月16日 20:56:02
  63. >それに、スカート履いていれば、パンツ履かなくていいというわけにはいくまい?

    >スパッツ
    「呼ばれた気がする」
    おや?こんなじかんにだれかきy=ー( ゚д゚)・∵. ターン(苦笑)

    >「スカート付き」
    「ワタクシ」の十字スリットに何か問題でも?ジャイアントバズで撃つわよ?(笑)

    御後が宜しい様で(自沈)

    Posted by ぬ at 2010年05月16日 20:58:45
  64. 「島国日本に戦車は不要」と主張する人達が考える戦車は、我々の知っている戦車とは別物なのかもしれない。
    センサー探知距離800kmで砲戦距離300km、砲弾の加害半径が5km、2000km/hで行進間射撃するような戦車とか。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月16日 21:03:43
  65. >>61
    >朝鮮戦争ではシャーマン大活躍だったらしいね
    >T-34とも互角にやりあえたというのだから凄い
    元々数が少なくて互角にやり合えてないよ。
    アメリカも朝鮮半島では戦車使えない派だったし、
    肝心の対戦車兵器は古くて火薬が劣化してたり
    そもそもバズーカ程度じゃT-34には役立たずだったり、

    T-34を押し返せるようになったのは、マスタングによる航空支援や
    スーパーバズーカ本格投入やパットンの参戦があってからです。

    Posted by 名無しRPG7信者 at 2010年05月16日 22:55:43
  66. シャーマンが大活躍だったのは間違いないけどね、歩兵支援でだけど。
    T34がいなくなると、相対的に非力で足回りの弱いパーシングは嫌われてたらしい、強いけど手がかかるから。だから半島でパーシングからシャーマンに改編した大隊もいるよ。
    まあパーシングとM4A3はエンジンと駆動系は基本的に同じもの使ってるから、軽いシャーマンのほうが故障が少なくて好まれたのもある意味当然だけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月17日 00:19:23
  67. シムシュ島戦でチハたんが通用したのは、相手がT-34じゃなかったからだしなぉ。下手すりゃスターリン重戦車が出てきた可能性もあったわけで。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月17日 18:44:36
  68. だがちょっと待って欲しい。
    もしかして、100万分の1ほどの可能性だが
    朝鮮戦争再開すればT-34からT-80位までのソ連戦車が戦闘してるのがみれるのでは無いか?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 02:57:18
  69. >>68
    韓国が鉄屑処分と称してT-80をここぞとばかりに使う場面を想像してしまったw

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 03:12:48
  70. 見える…見えるぞ!グライフ作戦での偽装パンターの如く大活躍する韓国軍のT-80Uの勇姿を!

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 07:38:29
  71. シャーマンで思い出したんだが、第二次大戦時に赤軍戦車兵は、使いやすいシャーマンに乗りたがってむしろT-34を嫌がっていたと聞いたことあるんだけど本当?
    >>70
    M10駆逐戦車に化けたあれか。あれってそんなに役に立ったっけ?

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 14:15:28
  72. 本当。シャーマンの方が信頼性高いし居住性いいし楽チンなんたもん。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 14:51:17
  73. >>57
    そこで「無くてもいいかも」と考えるのがつまり侵攻側の発想なわけで、防御側としては犯されたくなければその逆を行うのが正解、という話になるわけだ。
    ほんとに的確な喩えだなこれ。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 18:59:15
  74. >>73
    だが問題は、その「無くてもいいかも」が、何なのかを理解してない場合は危険だけどな
    先の大戦の開戦当初、米軍は日本軍機に四苦八苦したのが良い例だな
    日本側は「防弾なんてしなくて良い」だったが、米軍側は「なんであんなに高機動なんだ?」だった
    まぁ弱点(防弾装備無し)が解ればこっちの物だけど

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月18日 19:10:19
  75. >>74
    日本「海」軍が航空機の防弾しなくていいと判断したのは、20mmクラスの大口径機関砲に有効な防弾装備は非現実的な重量になる、とみたからなんだけどね。まさかアメリカが20mmクラスの機関砲の開発をことごとくしくじるなんて思ってなかったから。
    九六式まで防弾を考慮しながら零式、一式でぱたっと無くなるのはそのせい。
    現実には炸裂弾のない13mmクラス対応防弾で効果出るって気づくのが遅くなったのは、衒学的にいや敵を高く評価してたからだよ。
    あと日本「陸」軍の航空機はサルムソンのころから防弾気にしてますので、念のため。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月19日 01:02:12
  76. >>75
    そこで大戦初期の日本機と米軍機を持ってくるのはどうだろう?
    零戦とF4Fの性能差には防弾板による重量差以上に機体設計の違いが響いてるし、陸軍機に関しちゃ隼も97戦後期型も防漏タンク仕様だ。
    米側の空戦術の転換も日本機の防弾の有無なんかじゃなく飛行性能上の欠点に着目して行われてるし。

    例えで出すならここは従来とは逆に前作よりも小馬力のエンジンを使うことで車体を小型化、戦術/戦略機動力は向上させつつも騒音や赤外線は減らして情報化の進む戦場での生残性を上げた我らが10式タンをだな・・・。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月19日 01:25:14
  77. >>76
    たぶんおんなじ理解に立って同じことを別の方向から言ってると思う。
    74の「無くてもいいかも」の具体例がちょっと微妙な理解に立ってるように感じたから、武装に限定して話をしただけだから。陸軍機は最後の行で触れてるけど、戦間期の輸入フランス機のから防弾考慮してますよってことです。
    まあスレから離れちゃうのでこの辺で。このスレに沿った例としては、貴方の最後の一行が適切だと思いますよん。

    Posted by 75 at 2010年05月19日 03:18:14
  78. >>77
    あ、それレス番間違えてただけ(汗)
    76は74宛です、失礼しました。
    就寝前の寝ぼけ頭で書き込むもんじゃないな・・・orz

    Posted by 76 at 2010年05月19日 10:40:56
  79. さよなら絶望戦車ってことですね。

    やっぱ10式先先ですよね。

    Posted by 名無しОбъект at 2010年05月24日 22:15:37
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