中国の奥地からアメリカ本土に向けて放たれる大陸間弾道弾に対しては無力です。もうこの位置から発射されてしまうと北極点付近上空を飛んでいくので、アラスカやグリーンランドに配置したレーダーに頼る事になります。
車力に配備される車載移動式Xバンドレーダー「FBX-T」では、能力的にも配置的にもアメリカ本土防衛の役には立たないのですが、これだけでは説明が足りなかったのか(コメント欄から)
中国からアメリカ本土に向けて発射するICBMが北極圏の上空を通るとは、 にはあんまり思えないですし、ましてグリーンランドのレーダー基地が中国のICBMを捕捉する確立は相当低いでしょう。
・・・う〜ん・・・地球は丸いんですが・・・既にコメント欄で指摘されている通り、地球儀を見ればすぐ分かるのですが、大圏コース(二つの地点を結ぶ最短通路)を通ろうとするとそうなる(北極上空通過)んですよ。これくらいの事はMDを語る以前に弾道ミサイルの飛行経路として把握して置かないといけません。
それでは地図を使って説明しておきます。ここでは北極点を中心とした心射方位図法を使います。これは任意の大圏コースを直線で表すことができる図法です。(あくまでコースが正確なだけで、距離や面積、形状は歪みが大きくなる)
注:以前の図が平射方位図法だと判明、画像差し替え。
【弾道ミサイル飛行経路図】
赤:中国(西部) 青:中国(東部) 黒:北朝鮮
赤:中国(西部) 青:中国(東部) 黒:北朝鮮
このようになります。赤と青は中国の基地、黒は北朝鮮の基地から弾道ミサイルが発射された場合の飛行経路を示しています。アメリカ本土東海岸を狙う場合、どの飛行経路も北極圏上空を通過、発射地点によってはグリーンランド上空を横切っていきます。
時々地球の丸さを考えない人間を生み出す事がありますね
今回のこともICBMは太平洋を横断するものと思いこんでしまったのでしょうね
Posted by メルカトル at 2006年03月22日 11:20:50
http://blogs.dion.ne.jp/hima/archives/1548023.html
>メルカトル病という病気がある(余が勝手に命名した病気である)。
>これは世界地理をメルカトル図法でしか考えられなくなるという病である。
メルカトル症候群
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20050723/1122086902
>私は「メルカトル症候群」と名づけていた.
>彼らは地球が「丸い」ことを忘れているのである.
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 15:32:21
北端を抜けると南端へ出てくるの。北極抜けると南極が見えるわけですw
最近のゲームはどうだか知りませんが…マップ処理(と攻略本w)が大変になるから、やっぱ昔のままなのかな?
しかし、逆にゲームで正確な球を表現したら、メルカトル病のリハビリに役立ちそうです。
あ、Google Earthで眺めてりゃ事足りるか。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 16:10:31
PSやPS2のRPGでマップが球で表されているものもいくつかあるんですがね。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 16:27:27
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 19:54:14
てっきり東シナ海が撃墜地点になると思ってました。
Posted by akihanasui at 2006年03月22日 20:02:30
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 22:16:47
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 22:19:51
実は地球は平らなんだよ!!!!!!
Posted by 消印所沢 at 2006年03月22日 22:20:54
>ふゆさんのような言い方をして頂ければ、自分の間違いを
>教えてもらえて感謝できるんですけどね〜
>彼の悪態、遺憾に思います。
>ふゆさん、どうもありがとうございました
甘ったれたガキだな、こりゃ・・・
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 22:31:56
「貧困と無知は人類の大罪」とはよく言ったもんだ。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 22:35:08
>香港からやって来た方も同一の指摘をしていましたが、
>以下のような挑発的な文面だったので削除しました。
ああ〜、それずるいぞ。何度か削除されて段々と口調が荒っぽくなっていった、最後の方だけ載せられてる・・・最初の方の大人しい文体ですら消されたというのに!
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月22日 22:43:20
確かアレは小学校だったはずだ。社会科。
おとうさん、おかあさんへ。
おこさまにちきゅうぎをかりてちりについてまなんでください(逆)
Posted by サスケット at 2006年03月22日 23:38:37
な、なんだってー!!(AA略
Posted by MHK at 2006年03月23日 00:51:28
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 00:51:59
もしかするとださくタンの「ヴィッカース432」のコラムだったかも知れないが
小学校の担任はそんなもの教えてくれなかったぜ('A`)
Posted by CHF at 2006年03月23日 01:21:25
メルカトルばかり見てるとカナダやグリーンランドがもの凄く大きな国だと勘違いしちゃうんですよね。実際はそうでもないんですけど。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 02:03:52
ああ・・・核の届かない場所って何処?
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 02:08:45
そもそも「それ」が棚に上げなければならないものである、
という事を理解していない人すら居るっぽいのが...
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 02:32:16
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 03:37:14
国土面積大きいと思っていた
Posted by nullpo at 2006年03月23日 09:12:55
Posted by ヤミムシ at 2006年03月23日 10:53:53
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 11:13:24
>国土面積大きいと思っていた
安心しろ、実際大きい。
面積の大きい国ランキング
http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/ranking/men_o.html
アメリカ 面積 936万4000平方キロメートル
カナダ 面積 997万1000平方キロメートル
ついでにグリーンランド。
「島の大きさ編」
http://www.mapletown.ca/travel/column/detail.mt?column_id=10466
グリーンランド 面積 217万5000平方キロメートル
グリーンランドより面積の大きい国(メルカトル図法)
http://www.hm.h555.net/~azeta/kofu/sakuhin/2003/greenland2.htm
グリーンランドより面積の大きい国(モルワイデ図法)
http://www.hm.h555.net/~azeta/kofu/sakuhin/2003/greenland5.htm
モルワイデ図法は正積図法。面積は正しく表示できる。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月23日 11:50:20
また、当然形や面積は歪むため、正距離正方位図法の東京、LA、NYの地図を拾ってきても、白地図からでは中国の奥地を設定しにくい。
地球儀を平面化する企みは難しい(面倒臭い)。
地図投影法/投影法カタログ
http://homepage1.nifty.com/ptolemy/projection/catalog.htm
Posted by 遊び人 at 2006年03月23日 21:00:26
Posted by pok at 2006年03月23日 21:08:43
Posted by 名無し零戦三二型信者 at 2006年03月23日 21:19:13
それにしても、外務省のサイトにこんなランキング
あるとは知らなかったし、国連とアメリカで面積が
違うということも知らなかった。
多謝!
Posted by nullpo at 2006年03月24日 08:53:05
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月24日 22:39:04
http://www.teikokushoin.co.jp/00_guide/oshirase.html
アメリカ合衆国の面積につきまして
帝国書院編集部
平成16年4月に発行した地図帳より、アメリカ合衆国の面積を936万km2から963万km2に変更しています。変更の直接の原因は、面積・人口の原典としている「世界人口年鑑」(国連統計局発行)が、最新の2000年版において数値が変わったことによります。併せて、教育現場でもよく活用されている統計書の「世界国勢図会」や外務省のサイトでも、この数値が掲載されるようになったためです。
数値が変更になった経緯は、以下の通りです。
1990年にアメリカが行った国勢調査で、980.9万km2という面積数値が公表されました。これは、従来の陸地面積に、川や湖沼、沿岸部水域などを加えたものです。その後、さらに検討が加えられ、アメリカの統計(Statistical Abstract of the United Statesなど)では、963万km2という数値が定着するようになりました。
一方、国連では、「世界人口年鑑1991年版」で一旦980.9万km2の数値を採用したものの、水域を加えるのは他の国と違いすぎるということで、国連独自の算定に基づき、1992年版より936.4万km2に戻していました。しかし、前述の通り、2000年版ではアメリカの公表数値に合わせ、963万km2の数値が採用されたわけです。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月25日 00:04:38
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月25日 00:09:28
別に米国基準でもみんなでやるならいいんじゃね。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月25日 01:24:53
領土紛争当事国だと、面積も変わるのかな?
日本も竹島、尖閣、北方領土があるからなぁ
何気に「基準を明確化しろ!」と言っても、案外難しい話なのかもしれんねw
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月25日 04:35:00
中国語科の友人が言っていたような
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月26日 19:08:49
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月26日 19:52:28
理由は台湾、ウイグル、チベットなどで細かい部分が確定できないから。
あと印パの前線として名高いカシミールにも、結構はみ出してます(実効支配地域)。
もちろん詳細な測量をする手段がないわけではなく、意図的にボカしてる部分があります。
揉めた時に取り分を多くする為に、自分の土地がどこまでか自分からは言わない、という戦略w
中ソ国境もたびたび揉めましたな。
どっちも大陸国家で「国土至上主義」でしたから。
経済水域の中間線が中国相手側が納得しないので確定しないのも、同じ。
ホンネでは大陸棚どころか日本側の12海里ギリギリまで自分のモノだと思ってる。
もしかしたら日本そのものも、かもしれませんけどw
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月27日 06:15:35
ほんとにフィリピンやベトナム、ボルネオのすぐ沖合まで自国領。
さすがに尖閣諸島まで引く勇気はないみたいで、線は描いて
なかったけど。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月27日 10:48:56
厚木基地で。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月27日 15:15:46
レーダーじゃないけど無電アンテナってことでタイムリーなこれを
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月27日 23:51:11
このブログを読んで治りました
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月29日 02:21:08
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月29日 12:05:26
それでも昔みたいにアンカレッジ経由でそれこそ北極海を飛び越えていたのに比べるとずっと近い.
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月29日 12:42:11
よう知らんけど・・・
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月29日 14:28:51
いや、ノヴァヤゼムリャ島上空を飛ぶから北極海ではなく、バレンツ海やカラ海の上を通ってる。
>機内での映像情報だとバイカル湖の少し上くらいを通過していたように記憶します。
それで正解。上の地図を見てもそうなっている。
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月29日 14:45:56
Posted by D-A at 2006年03月29日 21:54:14
わからない人がいる模様
これもまたメルカトル病であろうか?
Posted by 名無しОбъект at 2006年03月30日 18:46:38
http://www.gpscycling.net/fland/index.html
弾道ミサイルが飛ぶ場所を知りたい時にも大変便利。使い方としては間違っているような気もしますが。
Posted by 砂兎 at 2006年12月14日 23:18:29
NY州のとあるウオールマートでワールドアトラス買いました。
どこにもメルカトル図法はありませんでした…。(爆)モルワイデその他だったような…。
なお、ヨーロッパ軸が真ん中に来てました。
日本が極東というのがよく分かる地図でした。
大きさは…百科事典くらい…というかまな板くらいというか…(ほぼ正方形)で、とても持ち運びできる代物ではありませんでした。
Posted by 74式 at 2006年12月16日 10:03:42