取り合えず二点ほど言って置きたい部分があるので、それに言及してトラックバックを返そうと思います。
中国=敵?:すとっぷのブログ
(ところで)しっかし、この記事・・・ほかの記事で新聞の印象操作をきつく批判しながら中国を敵だ敵だと言うのはどうかと思いますがね。。
ま、親中国と反中国の酸塩基中和滴定としてOK!!
私が他の記事できつく批判している印象操作とは、事実無根の捏造が入っていたり、記事タイトルと内容が全然違うといった場合等といった、特に悪質なものだけです。例えばその記事で紹介されている琉球新報は、防御にしか使えない対空ミサイルを"攻撃用"であるかのように書き、一方で攻撃用の複座戦闘爆撃機の配備を進める行為を"防空能力の向上"と書きました。これらはどう見ても嘘、捏造です。
もし事実を有りの侭に声高に叫ぶだけなら、そういった行為を批判したことはありません。「印象操作」扱いしたこともありません。それは正当な主張であり、権利です。
ちなみに中国が敵かどうかは、つい最近、中国への無人ヘリ不正輸出未遂でヤマハ発動機の幹部が3人逮捕されるという事件があったばかりですので、これで再認識してください。(報道)ヤマハ発動機の無人ヘリRMAXは中国人民解放軍の手に渡っています。このヘリ自体はそれほど高性能でもないのですが、ヤマハ側は賄賂まで受け取っていた疑惑があり、技術的にはあまり心配は要りませんが、政治的に非常に深刻な問題です。
と書きましたが、技術力の低い中国にとってヤマハRMAXは大変有用な教材だったようです。
中國研制出超視距的無人駕駛直升機 [2002/5/24 新華網]
あーこりゃ、逮捕するしかないですね。中国側が「軍事用のロボットヘリを作りました。日本のヤマハRMAXを参考にして難題を解決したよ」と堂々と書いています。
ヤマハの中の人達(営業とか経営陣とか)は中国が
いろんな国の下請けをやっている普通の国だと認識してしまっているんですかね?
まあ、経団連がアレだからなんでしょうけど。
市場開放しているとはいえ、一部ですからね。
経済特区なんて、要は出島とか租界の現代版みたいな物だし。
とりあえず、ああいう最新機器を売るより
深刻な環境問題の方を解決する為に
インフラ設備に投資した方が良いと思うんですけどね。
でも、日本のゼネコンにそこまでの勇気が有るかが・・・・・・・。
Posted by SCARFACE1 at 2007年02月24日 21:53:37
いくら日本では大したことが無い技術でも、技術力の低い国になら大変参考になるわけで・・・。
Posted by JSF at 2007年02月24日 22:08:22
中国当局としては直球で書く事で何かメリットでもあるのでしょうか?
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月24日 23:14:09
>中国当局としては直球で書く事で何かメリットでもあるのでしょうか?
ヤマハから技術指導を受けていたからでしょうね。だからパクったわけじゃなく、正規の技術移転であると認識していた。だから悪びれる様子が無いし平然と一般紙で報道して、隠しもしなかった。
Posted by JSF at 2007年02月24日 23:58:06
>この際いい機会だから、小型無人ヘリは中国への禁輸リストからはずして問題ないと断言する。
とおっしゃっておりまする。
う〜ん、ヤマハさん
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 00:10:30
>逆神様
その一言で,ことのの重大さが分かった俺ガイル
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 00:50:38
絶対技術が漏れている悪寒。
Posted by 名無しTKX神信者 at 2007年02月25日 01:02:35
ヤマハのヘリは学術分野ではリモートセンシングでよく使われてますね。軍事的分野でも非常に重要なジャンルですが…軍事への鈍感さが問題意識を薄弱にさせているのでしょうか。
軍事アレルギーに伴う軍事に関する現実逃避は平和主義とはイコールでないのだなあ、と改めて感じます。
ところで、平和を愛する市民団体は何かコメントを出していないのでしょうかね?
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 02:26:34
国内でも外国人技術者を結構開発にいれてますから、そっちのほうがもっとヤバイかと。
日本人向けの奨学金を縮小しながら、外国人留学生に多額の奨学金枠をあてがったり、
日本でIT技術者が「ドカタ」と表現さているような雇用環境で従事しているにもかかわらず、中韓のIT技術者を招聘育成しようとしたり、
外国人は日本人よりもずっと真面目で能力が高いし日本人技術者は向上心がないから、外国人技術者をもっと雇うべきだなんてブチアゲる日本人文系経営者(や評論家)がいたり、
…大丈夫かねニッポン?
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 02:28:36
日本においては、中国の脅威をマスコミがまるで伝えず、政治も媚中政治家がぞろぞろいる状況では、社会(国民)が「中国へそんな物輸出するな」という声を上げようがありません。
今回逮捕者が出て、事件が報道されたのは奇跡のようなものですね。
今回の警察はGJ!ですが、輸出される前に警告を出せるようになるには、まだ道遠し、という感じです。少なくとも同じ事が起こらないようにしてもらわないと。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 03:51:08
回答有難う御座います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 06:12:11
外国で内戦を勃発させるという小説を書いたら
今なら売れるかもわからんね
ラスボスには巨大化したAIBOが・・・・(ぉぃぉぃ
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 08:05:44
そこで質問なのですが、ヘリの自律飛行制御の技術というのは既に一般的なものなのでしょうか?
あと、余談ですが、企業に限らず日本の大学の中にも軍事利用しようと思ったら、多分すごいであろう技術を持っているとこがいくつかあります。こうゆう研究室の人たちが海外の国際会議に出席するため出国し、そのまま行方不明にならないか心配です。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 08:43:24
あぁ、筑波のロボットスーツとか。あれって、確かアメリカからの誘い断ったんだっけ?
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 10:22:55
僕のブログ、見てください。
http://misorin.seesaa.net/
Posted by 味噌りん at 2007年02月25日 10:26:29
Posted by ピエット提督 at 2007年02月25日 11:24:53
なぜ今回のヤマハの件が問題になったかといえば、このヘリが操縦者が直接視認できる距離より遠くで操縦できる性能を持っているから。この能力があると、無人偵察機としての能力はただのラジコンヘリと比較して飛躍的に大きくなる。
更に、元々このヘリは農薬散布に使用するためのヘリだから、化学兵器の散布にはごく簡単に転用できる。
……まぁ、あの国では使用しないと思うがな。もちろん道徳的な理由ではなく(況や条約で禁止されているからでもなく)、あの国の前線の兵士が対BC兵器装備を持ってるとは思わないから。
ヤるなら航空機なりミサイルなりで一撃必殺だ :-)
Posted by 通りすがりの逸般人 at 2007年02月25日 12:08:52
それは公安に頑張ってもらうしか…。
ハッ、そこで公安9課か!
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 13:08:13
「日本人は経済や科学技術の進展と共に”大事な何か”を失った」
「熾烈な国際競争なんて抜け出して、日本は”居心地の良い場所”へ戻ろう」
昭和60年代からしばらくの間、社会にこういう呼びかけが盛んに行われたことがあった。
でも、こういうのは甘い言葉であってしっかりした人は惑わされないと思ってたが、
こういう観点に対して保守論壇が全く無関心だったよね。
特に「諸君!」なんか、反戦平和の思想のために日本の衰退を招くような
技術不信盛り上げの運動が行われてるのに対して全く手を出さずに居た。
週刊文春と共に、桜井淳氏を重用して新幹線糾弾に熱心だったもんね。
Webの各所で疑似科学糾弾とかのコピペをよく見るけど、今や科学技術によって国が立っていくなんてのは、
執行部が元々東大の学閥で、理系の人材も豊富な共産党が一番デカイ声をあげている現況だ。
番組開始当初は毛嫌いしていた「プロジェクトX」が、エンジニア個人の描写に傾いたのを見て飛びついたり、共産党はこの辺りが上手い。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 13:56:48
Posted by 74式 at 2007年02月25日 14:10:59
いやぁ、「その程度のこと」は気にしないじゃないかな〜
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 14:38:23
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 15:04:36
人民解放軍がそのような「道徳的な」ことを考慮すると思うかね?
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 17:05:55
すいません。中国はケチ臭いのでヘリの代金以外での報酬は数千万円だそうです。ヤマハはたったの数千万円で国を売ったことに・・・。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 17:13:49
とはいえ大広告主様と中国様の顔色を伺うマスゴミがどこまで追求できるのやら。本来なら社長が引責辞任する必要があるはずの重大事件なのですが。
Posted by 名無し零戦三二型信者 at 2007年02月25日 17:28:28
ヤマハって言えばTOYOTA〜かな。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 17:40:49
つまりヤマハにとっては経営方針だったんだよ!っていうか輸出禁止品売るって・・・どんだけ金欲しいんだ・・・。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 19:34:04
というか、いちいちパクらないと気がすまないのかと
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 19:56:19
今回の件は不当逮捕かと思いましたが。
経産省自体の基準が曖昧な気がしますし、
警察も大変苦労して逮捕に踏み切ったように思います
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 20:18:20
ちょっとなんというか、アレですねぇ・・・
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 20:43:19
当の中国が「軍事転用するぜ」「パクって同じ物造ったぜ」と公言しちゃったから、これで逮捕しなければ政治的にあまりにもマズい。アメリカが懸念を表明してくるだろうね。一年前、イスラエルが中国に無人偵察機ハーピーを輸出していたのを、アメリカはイスラエルに制裁して輸出を止めさせたばかりという経緯もあるから。
>警察も大変苦労して逮捕に踏み切ったように思います
一年も時間を掛けないと駄目だったわけで、面子にかけても逮捕してやるという意気込みの現われ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月25日 22:15:25
>輸出していたのを、アメリカはイスラエルに制裁し
>て輸出を止めさせたばかりという経緯もあるから。
あの後、米国はイスラエルに今後の兵器輸出をする場合、輸出品目等を毎回、報告するようにというお仕置きを喰らって、THELの計画もポシャったり(一説には中国への兵器輸出が計画中止に繋がったとか)、かなりキツイお灸をすえられたね。ちなみに中国への兵器輸出では、イスラエルが2位だったような気がする。そりゃ、流石のアメリカの政治家たちももイスラエルのロビー団体から献金受けていても黙って見過ごす程、甘くはないでしょう。
中国の市場より、インドの市場の方が政治的なリスクが少ないんだから、日本の企業は中国から撤退してインドに投資した方が良いと思うけどね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月26日 00:45:22
アメリカあたりでは軍事技術としてもっと進んでいるのかもしれませんが、学術・産業分野では民生用として実用化の目処が立ち、盛んに開発が行われ始めている状況という感じでしょうか。
ヤマハの無人ヘリは民生用の無人ヘリとして先駆的な立場です。
1989年に量産化され、主に農薬散布用に利用されていますが、国内外の研究機関でも自律制御研究ハードとして採用されてきました。1996年にはカーネギーメロン大学で、RMAXの先行機R-50を用いて自動離着陸と30分の自律飛行を実現しています。
ジョージア工科大学でもR-50やRMAXを用いて、ニューラルネットを応用した適応制御によるUAV研究が精力的に行われています。
そんなわけで、個人的にはプラットフォームとしてRMAXが性能低いなどとあまり楽観的にはなれませんねえ。我が国の無人ヘリ利用数は世界トップで、民生機として入手可能な、最も実績のある回転翼系無人機がR-50,RMAXシリーズであることは間違いないですから。
ちなみに、国内の実用化を目指した回転翼系自律無人機研究だとHIROBO製自律型送電線点検巡視ヘリ「SKY SURVEYOR」
http://polaris.nipr.ac.jp/~pras/keiji/20050303-04/13Chiba.pdf
なんてものがありますね。航続時間1時間、2006年運用開始予定。実際運用されているかどうかは不明。
世界最小・最軽量の自律ヘリとしては、セイコーエプソンのμフライングロボット(μFR-II)
http://www.epson.jp/fr/
なんてものも有名。2003国際ロボット展の時は有線電源で特定範囲外には飛べず、外乱にも弱い感じでしたが、IIにバージョンアップしてからはポリマーリチウム二次電池を搭載して、現在飛行時間3分。カメラを用いた極限地の探索活動などの活用を目指しているようです。
いずれにせよ、これから民生用途としていろいろなものが出てくると思います。農薬散布機も自律制御で特定の範囲内(畑など)を飛行させるものや、災害時の被災者探索など。地雷探査として活用しようとしている研究もあります。
学会などの流れを見ていると、これからの学術分野の研究トレンドは自律群飛行ですかね。防大なんかもボイド(鳥の自律群飛行シミュレーション)を使った研究発表していましたし、他の大学でも複数のヘリ情報を用いて複合的な地上観測なんて発表も見たことあります。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月26日 02:08:10
マスゴミ各位による中国に対する論評が皆無なのは
デフォなんでしょうか。(w
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月26日 09:07:47
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月26日 15:50:15
お金がそこそこあれば、ホバリングくらいはできるとおもいます。
というかホバリングとか高度制御はわりとさくっとできました。秋月電子レベルの部品で
自律飛行はちょとむずかしいけど、センサにお金がかけられたらできちゃいそうです。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月26日 23:45:48
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY200702280240.html?ref=rss
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月28日 20:11:34
とか言ってる間に既に発火点突破しちゃってるんじゃないのか?
事実、「笑裏蔵刀」なんて言葉が出てくるような国だし。
まあ、その四字熟語ははっきし言って国際政治のみならず企業戦略なんかでも常識中の常識なんだが。
それ以前にこういった動きを「きな臭い」と思える感性が「いわゆる日本人の大部分」に根本的に欠如していることの方がより大問題。
Posted by ハインフェッツ at 2007年02月28日 20:33:33
Posted by H677zUKQv at 2014年02月24日 21:15:24