『この銃は、引き金を引くごとに一発ずつ発射するセミ・オート、さらに、三発ずつ発射する三点バースト、そして連続して撃ちまくれるフル・オートと、三段階の発射機構を備えている。
三点バーストは、たしかに動く標的を狙う際に有効ではあるが、こういう凝った設計をすると、機構が複雑になり、部品数が増え、故障する確率が高くなる。戦場という過酷な環境で使用することを考えると、故障しやすい=信頼性が低いというのは、致命的な欠陥であると言っても過言ではない』 p42
バースト機構の利点はフルオートに比しての弾薬消費量抑制にある筈で、有効であるとする説明が根本的に間違っています。そもそも、動く標的を狙う際にバースト機構はフルオートと比べてどう有利なのでしょうか?
そして、2発ないし3発バースト機構は、最近の新型自動小銃には大抵採用されている機構です。例えばドイツ軍の新型小銃、G36は2発バースト機構が付いています。林信吾氏はこれも欠陥品だと仰りたいのでしょうか。ロシア軍も新型のAN94に2発バースト機構を組み入れていますし、古くからあるフランス軍のFAMASにも3発バースト機構が備わっています。
そもそもアメリカ軍の一般兵用のM16やM4は3発バーストとセミオートしかなく、フルオート機構は意図的に外されています。これはベトナム戦争の教訓で、弾の無駄撃ちを防ぐ為なのですが、M16のバースト機構は構造上問題があり、この方針には疑問の声が上がっています。(軍事板常見問題より)アメリカ軍は、特殊部隊用の小銃には逆にバースト機構を廃してフルオートを復活させています。これは特殊部隊クラスの腕前なら無駄撃ちする事が無い為です。
なお、自衛隊の89式小銃の3発バースト機構はM16の物とは構造が異なり、射撃途中に引き金から指を離したらバーストカウンターは自動的にリセットされます。そしてこの機構はメンテナンスを容易にする為にユニット化されており、簡単に外す事も可能です。外してセミオートとフルオートだけの小銃として使う事も出来ます。つまり仮に林信吾氏が言うように3発バースト機構が欠陥であったとしても、前線部隊レベルですぐに外すことが出来るので大きな問題とはなりません。
そうなると、主要国の小銃でバースト機構を最初から備えていないのはイギリス軍のL85(SA80)くらいですが、実はこれ、あまりにも酷い欠陥小銃と酷評されています。重い上に弾詰まりが非常に多く、自分達ではどうやっても直せず、ドイツのH&K社を一時的に傘下に収めていた頃にこれを改修させたのですが、出来上がったL85A2はかなり良くなったもののそれでもまだ水準レベルには遠く、まだ使い続ける気でいるイギリス人は、もう意地になっているとしか思えません。・・・ところで林信吾氏はイギリス滞在暦が長かった筈ですが、この辺の事情を知らなかったのでしょうか。バースト機構の有る無しだけで欠陥かどうかなど決まったりはしないのです。
『事実、この小銃はメンテナンスが面倒だと、現場の自衛隊員からは評判が悪い。本格的な分解掃除をする場合、全ての部品を洗浄液に半日漬けて、それから組み立てる、ということまでしている』 p42
どうもこれ、64式小銃の評判と混同してないですか?
【追記】
コメント欄で現役自衛官や元自衛官の方が仰られていますが、林信吾氏の言うような事実は無いそうです。
『こうした実用的と言いかねる設計は、コスト面でも問題を生じさせている。この銃は一丁が三十四万七〇〇〇円もするが、小銃の国際相場など五万円以下なのだ』 p42〜p43
小銃の国際相場は5〜10万円です。5万円以下では一昔前のモデルしか買えません。とはいえ89式が非常に高いことは確かです。これは一度に大量調達することが出来ず、長期に渡って細々と造ることになり、文字通りの手造り状態と化してしまったからです。
値段が高いと言う指摘は正しいのですが、高くなった理由が設計にあるとしている点で的外れだといえます。高くなったのは単年度会計などを起因とする量産体制の都合上であり、89式の構造自体はオーソドックスに纏め上げられていていますし、ましてやバースト機構が高くなった原因であるとするには無茶があります。第一、諸外国の小銃の殆どはバースト機構を備えているのですから。
『更に言えば、八九式は精密な新型小銃でありながら、チャンバラをやるための銃剣を装着しているが、M4の方は超小型の大砲とも言うべき、グレネード・ランチャーを銃身の下に取りつけている。これは口径四〇ミリの小型爆弾を、三〇〇メートル先まで飛ばせる物だ。実戦において、どちらが威力を発揮するかは、考えるまでもないだろう』 p43
もうこの辺の主張に至っては意味不明です。銃剣ならば89式に限らずM4にだって取り付ける事が出来ます。世界中の殆ど全ての小銃は着剣機構を標準装備しています。銃剣を付けているから設計思想が古いと言い張るのなら、世界中全ての小銃に対してそう言う気なのですか。言っていることが無茶苦茶です。
一方で林信吾氏は、M4にはグレネードランチャーを取り付けられるから優秀だと褒めているようですが、M4に取り付けられるアッドオン式のM203グレネードランチャーは、世界中のあらゆる小銃に取り付けられるよう設計されていています。「M203PI EGLM System」で紹介されている通り、M16やM4以外にG3、AUGどころか短機関銃のMP5にすら付きますし、やろうと思えばAK47にも装着することが出来ます。「Howa Type 89 - Wikipedia」では"Attachment of the M203 grenade launcher is possible with the proper adapter."と、89式にもアダプターを取り付ければ装着は可能とされています。
ただし自衛隊はM203を採用する気が無く、昔ながらのライフルグレネード(小銃擲弾)を装備する事にしています。実は自衛隊でもM203の評価試験は行っているのですが、その上で不採用になっています。(伝え聞く話によると「試験中に暴発した」とか「水平発射時の不発率があまりにも高かった」とか)ただし実際に米軍の使用実績でもM203は不発率の高さは問題となっています。
防衛省技術研究本部 開発が完了した主なもの [画像]
1.06式小銃てき弾
普通科部隊等に装備する、専用の薬筒を使用せず小銃弾で射撃可能な小銃てき弾です。
とはいえライフルグレネードは発射時にどうしても銃本体を痛めてしまうので、あまり褒められた装備でもないのですが・・・
最後に話を少し戻して、銃剣の話をします。流石に現代戦で大規模な銃剣突撃を行うことはもう殆ど無いでしょうが、対テロ戦での近接戦闘で銃剣の有用性は再認識されつつあります。元々、小銃に銃剣は標準装備、一部の機関銃や短機関銃でも装着可能だったのですが、最近ではとうとう拳銃に銃剣が付くようになりました。(Cz75 SP-1 Tactical )
流石に拳銃に銃剣は一種のお遊びだと思うのですが・・・基本的に銃剣は、倒した敵が死んだ振りをしていないか確認する為に突付く為や、平時のパトロールでの威嚇効果など、そういった目的が主なものです。
ところが近年、実戦で銃剣突撃が行われました。
以下引用です。
「2004年5月16日、我が英国陸軍Argylland Sutherland Highlanders の20名の部隊がアマラ近郊でランドローバー乗車でパトロールを行っていたところ、大規模な敵の待ち伏せに遭遇、機関銃及びRPGの猛攻を受けた。
形勢を不利と見た指揮官はフォークランド以来の銃剣突撃を敢行、結果英軍側は3名の負傷者のみであったにもかかわらず、敵は35名もの死傷者を出し撤退した。英国陸軍万歳!」
by 英国老人◆Uy1cjqnioo in 「軍@ふたば」,2006/06/14(水)23:39
本当だろうかと「Bayonet charge IRAQ」で検索を掛けてみると、テレグラフ誌の記事に'I bayoneted people. It was me or them'とあります。脚色はされているようですが、実際にBayonet(銃剣)による突撃で敵を蹴散らした事実がありました。世界で一番、銃剣突撃に拘っているのはきっとイギリス人です。
L85(SA80)小銃やこの銃剣突撃の話、更にチャレンジャー2戦車・・・林信吾氏はイギリス滞在暦が長く、イギリスについて詳しい筈なのに、何故か「反戦軍事学」ではイギリス軍が紹介されていません。筆者独自の視点を出す為には、自衛隊とイギリス軍の比較をする等の特徴が有った方が良かったのではないでしょうか。同じ島国であり、地政学上の類似点や、アメリカの同盟国という立場など、比較するには絶好の対象だと思います。
それにしても何でこういった本を書く人はどれも的外れなことを書くのだろう?少し調べれば分かるだろうに・・・
Posted by まくねあり at 2007年03月06日 23:13:02
すごい留学経験すね。林ナントカ氏は。
小泉ナントカ氏はロイド=ジョージのクーポン選挙を遊学中に学んで郵政選挙でそれを活かしたのに。しかも、それを一番最初に見たのは別宮暖明氏のサイトでした。次に文芸春秋の本誌で中西輝政氏が書いただけで、ほかには見かけませんでしたねえ。彼もイギリス留学したなら、歴史ある新聞の縮尺版とか、ユーモアでも学べば良かったのにタコツボに入っていたんですかねえ。是非今も好奇心一杯ならカネ払ってでも読みたいですが、つまらないなら立ち読み云々以前に記者の名前が記憶に残らないと思うなあ。あ、林信吾記者でしたか、頑張ってください。僕はコメントだけでお腹一杯で著書を読む気がしません。
Posted by ジュリアス=オルセオロ at 2007年03月06日 23:18:22
一番使わなきゃいけないバーストのセレクト順が一番最後だからなあ。
セレクターが右にしかないのは慣れるしかないんでしょうけど、電動ガンでもM16系列になれてると89式のセレクターは違和感爆発ですからねえ。
後は、89式はSG550みたいに二脚使っての軽機関銃的な運用を想定しているので、銃身の下にアドオンするランチャーって微妙に相性が悪そうな気がするなあ。この辺は、ドクトリンの違いとか突き詰めていかないと話にならなさそうな気がしますな。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:20:02
あの二脚は着脱可能。
>セレクターが右にしかない
イラクで現地改造された左側セレクターは、国内配備でも適用することが決定。
>一番使わなきゃいけないバーストのセレクト順が一番最後だからなあ
現場の隊員に言わせると「最も使わなければならないのはセミオート」
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:29:34
90TKの時は「昔ながらの悪評」を信用したままアップデートできてない感がありましたが、
この89式小銃にいたっては一般に言われてる長所短所からもかなりズレてる様に思います。
しかし着剣装置に文句つけるとは・・・。引用された部分を見る限りでは
「他の小銃に着剣装置はない」とは述べられてませんね。
これは着剣装置が一般的だと知りながら、読者に「89式は馬鹿げた小銃」と印象付ける為に、
わざと他の銃の着剣装置に触れなかったのでしょうか?
そう勘ぐってしまいたくなる程、著者の認識は変です。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:33:00
>イラクで現地改造された左側セレクターは、国内配備でも適用することが決定。
右側のみこれはわざとらしいですね。暴発防止に。まあ薬きょうがなくなったら隊員総出で探してニュースになる国らしいったららしいです。さすがにイラクではそういってられないと。
国内適用というのが本当なら、ゲリコマが国内で発生する可能性が高くなったということなんでしょうか。悲しいです。
つーか作者は、3点バーストの発生から勉強しなおしてきてほしい・・・。あとWW2以降の戦場における命中率ってのも。(現代戦ではあくまで、兵士の活動の頭抑えナンだよなあ。。。小銃・・・)
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:40:02
いえ、匍匐前進用です。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:43:26
ええっ、マジですか?それはすごい軍隊ですね(W
初めて聞いた、匍匐前進に銃をあわせル軍隊(汗
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:45:28
屋内廊下etc、距離が短い戦闘でも使えってことなのかな……?
戦車編でもそうでしたが、
三点バーストや戦車の電子装備の存在は知ってる割に、
それらを中心としたトピック(自衛隊の装備)の比較が
なんでここまで表面的な考察しかされないのでしょうか…
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:47:33
ご指摘どうもです。
まあ、89式のマルイ電動エアガンは弄ったことがあるというか購入予定なので、二脚が外せることとイラク仕様セレクターの存在は知ってたんですけど、イラク仕様セレクター正式配備は知りませんでした。
マルイで量産したから、ってことは関係ないか。セレクターとはいえ、電動のパーツは実銃じゃ使えないだろうしなあ。
後、現時点で諸外国の小銃と比較してび89式の欠点をあげるとすれば、ピカディニー規格のレイルマウントへの対応ですかね。
自衛隊ではハンドガードに無理矢理ショートレイルくっつけたりして頑張ってるけど、ここの対応の遅さがいかにも日本的というか。
後は配備数。未だに64式が現役のところがあるってorz。
単年度会計方式の欠点とはいえ、一気に更新できないスピードの遅さは何とかならんか。
ここだけは、更新のスピードが速かったお隣の国が羨ましい。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:51:30
いざとなったら、在日米軍のM16を借りるんでしょうかねえ。。。。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:55:14
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月06日 23:55:52
まあ64式のセレクタはもっと謎仕様だけども・・・
さすがにOICWにバヨネット着けられること知った時はこんなのにまでつけるのかよと思ったり
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:05:21
重いし高さと長さの比が変だから凄く使いにくそう・・・。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:06:20
諸外国の小銃と比較は長所短所両面から行うべきではないでしょうか。
私個人としては、89式の長所として発射時の反動が極めて少ない、と言う点はもっと取り上げて良いかと思います。
射撃時の映像を見比べて見ますと、89式の場合さほどしっかり構えているようには見えない射撃姿勢のワリに、銃口のブレが殆ど見られないのは特筆すべき事かと思われます。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:12:22
89式は性能がよい、というより小銃として手堅い作りをしてるのは分りますが、これでは兵器として致命的ではと思いましたよ。FNのF2000などは一定のモジュールをつけても800ドル(うろ覚え)と言われてるのに…
あれからあまり時間はたっていませんが、少しは改善しているといいのですが。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:19:48
何が致命的なのか良く分かりませんが。
銃自体に問題があるのか、調達・配備方法に問題があるのかは、明確に切り分けて論じなければなりません。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:31:37
64式も高価な小銃でしたし、これを解決するには海外セールスをするか、陸自が大増員されるかして生産数が増えなければ単価は下がらないんじゃないかと思います。
小火器に限っては
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:37:26
日本における約78000円と、世界での800ドルでは価値が違いますし。
国によっては800ドルが、日本での35万円の価値より高い国だってありますし。
物価が日本の十分の1の国なら、78万円相当の価値があるということにはなりませんかね?>800ドルの銃
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:37:44
本書は購入して読んでいるが、一番最初に蛍光ペンでマークしたのがこれ。
詳しくはいえませんがこのような事実はありません。
64式も同様。
おそらく、鉄の表面処理に用いられるパーカーライジングと混同してませんかね。
(燐酸鉄皮膜を生成し、傷を付きにくくするとともに表面をつや消し黒にできる化学処理)
パーカーライジングは定期的に(といっても数年に1回)行われてます。
Posted by Cpt.hige at 2007年03月07日 00:38:52
現役の一等陸尉殿が仰られる以上、そうなのでしょうね。
どうも私は「洗浄液に半日漬ける」意味が分からなくて。
>おそらく、鉄の表面処理に用いられるパーカーライジングと混同してませんかね。
>パーカーライジングは定期的に(といっても数年に1回)行われてます。
あ〜、そういうことですか。
Posted by JSF at 2007年03月07日 00:47:41
いいなぁ、私もサヨに接近しようかしらん。
にしても、イギリス凄まじい。流石は複葉機やモニター艦をWW2でも使い続けた国。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:50:32
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 00:57:43
性能が良くても、配備が進まなければ、兵器としてあまり意味はないと思うのです。特に小銃のように極々基本的で、数も大量に必要なものは。部隊によって小銃の重要性に差異があるとはいえ、新旧の口径も違う小銃が長い間混在している状況は好ましいものではないでしょう。むしろ異常といってもいいのでは?まあ日本の体質を考えれば、例え海外の銃を選定しても同じようなことが起こるかもしれませんが。個人的には、89式は日本の作る軍用銃はダメダメという説を打ち破れるものとして気に入ってはいるんですが…
>800ドルの銃
F2000はブルパップ式なので、そのモジュールには光学サイトが含まれているらしいです(たぶん)。自分の感覚からすると光学サイト込みでこの値段は安い、と感じてしまいますね(F2000には絶対に必要なものではありますが)。それにF2000は元々輸出指向型の小銃です。日本の感覚を抜きにしても、国際的にこの値段にはそれなりの意味があると思います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 01:03:45
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 01:12:11
まさかとは思うが,ダッラ価格でモノを考えているのでは?と疑っている今日この頃.
Posted by 消印所沢 at 2007年03月07日 01:13:20
Cz75 SP-01のナイフはGun誌2007/03号でのレポートによれば
プロモーション目的のオマケのようなものらしいという話。
実際のところ、刃は付いておらず先端も尖っていないとか。
(レポート対象が民間向けだからかもしれんが)
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 01:21:41
>イギリス滞在云々
深淵|´ーω)<ことある事に欧州ジャーナルの自慢するなら、まともな欧州軍事系のコネクションねぇのかなとか思ってしまう…
Posted by 名無し鰭脚類神信者 at 2007年03月07日 01:32:23
・運用側の状況を無視
・海外製品の長所と国産装備の短所のみそれぞれ論う
・結論ありき
どう考えても自衛隊に嫌われている自称何とやらの誰かさんそのまんま。
メーカーが色付けて売り出してる装備以外は興味無いのでL85なんて出てくるわきゃない。
>性能が良くても、配備が進まなければ、兵器としてあまり意味はないと思うのです。
生産ラインを国が別途出資して維持するなら即調達即配備も可能だろうけど、我が国の法制度と防衛費でそれが可能かどうかは知らんのだな。
Posted by CHF at 2007年03月07日 01:34:45
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 01:39:01
その事はそれなりにわきまえた上で書いたつもりだったのですが…
Posted by at 2007年03月07日 01:03 at 2007年03月07日 01:49:19
>わざと他の銃の着剣装置に触れなかったのでしょうか?
情報の一部だけを強調し、それ以外の部分を曖昧にすることで事実の誤認を誘う。詭弁家のよく使う手ですね。
意図的にやっているなら非常に悪質だと思います。
Posted by Strv.103神信者 at 2007年03月07日 02:20:56
外征軍の英国とうかつに比較しちゃうと藪をつつく事になりかねないかと。
Posted by 名無し三等兵 at 2007年03月07日 02:36:38
適度に小規模なので「日本は軍事大国!」って印象付けにもピッタリ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 02:48:23
オーストラリアは比較的近いかなぁ。 F-111とか原潜とか持ってるけどw
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 03:16:38
大陸国家なのに。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 03:34:57
Posted by Strv.103神信者 at 2007年03月07日 03:39:31
ドイツ人はそれでいいと思っているからそうしているようだけど、むしろ世界的に見て極めて珍しい事例ではある。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 03:58:20
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 04:03:26
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 05:13:16
防衛省だけ単年度をやめるというわけにはいかないの? 少しでも調達が安くなるならそっちのほうがいいでしょうに。単年度じゃないと駄目とかあるのかな?
つか、単年度会計の利点って何なんだろ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 05:19:57
単年度会計「だけ」の責任にしちゃいけないんだけどね。
89式小銃の場合は、豊和工業が「作り続けないと技術の継承が出来ないから、ちょっとずつ続けて納品させろ」とか言ってるとか言ってないとか。
まあ、工場労働者として言わんとすることはよくわかるんだけど、武器輸出規制がこういうところで尾を引っ張りまくってるんだよなあ。実は。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 07:23:22
正直、必須なアイテムと言うより「あったら良い装備」を付ける程度のモノだし。
>配備期間が長いのは問題
更新に時間をかけるべきか否か、まあ、やろうと思えばもっと早く更新は出来たのでしょう、只、今まで出たように生産設備の維持であるとか、大量配備後に不具合が発生した場合の対処に困る可能性があるとか、問題も含んでいます、結局その辺りはトレードオフなんですが、一概に短期で全部更新した方が良いという単純な話では無いわけで、何分過剰生産したとしても輸出先があるわけでもないですし。
となるなら、実際に自衛隊がそうなんですが、優先順位を付けて徐々に更新するしかないのかなと、その為に高価になるのは例えば武器輸出政策を維持する上で政策上仕方のないコストという判断ではないでしょうか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 08:37:00
エントリーに書いてある2004年の銃剣突撃の前だとしても
フォークランドの銃剣突撃について触れてないのはちょっと疑問だ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 09:06:08
1983年から10年間イギリスに滞在する。
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gugure
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 09:37:21
接近しての攻撃はするほうもされるほうも嫌なので、接触前にどちらかが逃げ出すとか。ローデシアでもヴェトナムでもゲリラは有効な射撃ができないため、突撃して銃撃戦になると正規軍側が圧倒。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 10:02:41
>大陸国家なのに。
豪州は海洋国家じゃないの?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 10:08:13
あー、そんな本があるなら読んでみたい。
現代イギリス軍の本、特に陸軍まわりの本ってSASくらいしか見当たらないのがなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 10:59:57
安全装置の改善はOK。(64は引っ張って回す方式)
実射ですが、一般的な隊員は一度に何百発も撃たないので、評価のしようがありません。
Posted by 隊員 at 2007年03月07日 11:37:28
既に言われているように一番使うのはセミオートです。
ア→レ→3→タ
の順になってますからセミに切り替えるのはもうホントヤになりますよ。
>イラクで現地改造された左側セレクターは、国内配備でも適用することが決定
イラクから戻り次第現状復帰したって聞きますけど、現場の要求が通ってなによりですよ。
あと、セレクターが右側だけなのは装具にひっかけるかもしれないからです。
ホントかよ、とは思いますけどね。
>さすがにOICWにバヨネット着けられること知った時はこんなのにまでつけるのかよと思ったり
MWSにもつけられますね、一昔前はXM8とか言われてたやつです。
件のグレネードは90年代に開発中止になってたやつだとか。
ちなみに上には
曲斜弾道のものは支援火器で直射火器を使う普通科にはそぐわない
とかいう人もいたり
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 12:01:50
Brugger&thomet(ブルッガー&トーメ)が作っていた気がします。ハンドガード、通販でメーカーから買えた気がします
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 13:31:44
グレネード・ランチャーを超小型の大砲と表現するセンスはどうかと思う。
口径が大きいから大砲というのでは?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 14:31:29
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 14:40:51
地政学的に見ると海洋国家で巨大な島国のような扱いになるんだよね。アメリカだってそうだし。
Posted by 名無し市民運動観測者 at 2007年03月07日 14:44:18
利点:グレネードを装填した状態で小銃を使用できる。
小銃への負荷が小さい。
多弾数傾向時の負担が小さい。
ライフル・グレネード(銃口装着型)
利点:炸薬量が大きく、大威力。
不発率が小さい。
小銃に追加装備を付加せずにグレネードを使用できる。
ちなみに、自衛隊の場合は対軽装甲用途を考えて銃口装着型になったらしい。
米軍の場合は、対戦車ミサイルと40mmグレネードの間にプレデター,LAWといった軽量な肩撃ち式擲弾発射機があり、これらによって軽装甲車両や掩蔽壕への攻撃を行なっているが、自衛隊ではパンツァーファウスト3しかなく、これはかなり大型で嵩張るため。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 15:08:11
いや、G36は国内仕様でも付いてる。(カービンのG36Cには付いていない)使用するのは、なんとAK74用のバイヨネット。
http://www.ak47bayonets.com/gear/Gear_Review_Detail.php?g=gear1153041212
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 16:12:12
まさか成型炸薬弾なのか・・・
>自衛隊ではパンツァーファウスト3しかなく
まだカールグスタフは残ってるよ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 16:15:29
「分離飛翔技術」なるもので、どうも小銃弾の発射エネルギーのみで弾体を飛ばし、その後点火されるような感じに読み取れます。
本当のところはどうかわかりませんが、反動の低減と射手への飛散物の発生を制御するとありますから、間違い無いかと。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 20:02:15
射撃後の武器手入れのガスを落とすときのはなしを聞きかじっておもしろおかしく書いてるだけなんじゃねえの? 射撃後の当日は洗浄液をつける
と言うのを洗浄液に漬けるをまちがえてるだけだとか
切り換えがねが右についてるのは匍匐前進をしているときに勝手に安全装置がはずれないようにとのこと
あと、右についてるのはそんなにおかしい?
AKも右側じゃなかったけ?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 21:59:04
洗浄液に浸してがすをとれやすくはしたりるけどね
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 22:01:47
しかも勝負投げてる感じだし。どうにかしてもうちょっと引っ張り出せないかな?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 22:11:36
そもそも上から見下すタイプを下と思われてる人の感覚では、相手側の知識不足でこちらの言うことが理解できていない、哀れだな程度でしかない、そうあのコメントからは読み取れますけどね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 22:15:05
そうだったとしたら、鏡でも見てんのか?って感じだな。
そういやこの銃剣の話題については林氏ノータッチ。
もしかして本当に他の銃には銃剣付いてないと思ってた?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 22:31:30
>現場の隊員に言わせると「最も使わなければならないのはセミオート」
Posted by 名無しT72神信者 at 2007年03月07日 12:01様
>既に言われているように一番使うのはセミオートです。
>ア→レ→3→タ
>の順になってますからセミに切り替えるのはもうホントヤになりますよ。
あ。そうか。アタレ3でしか覚えてなかったから。回転順を考えると
セフティー→フル→バースト→セミか。
ありがとうございます。勘違いしてたなあ。
Posted by 名無しT72神信者 at 2007年03月07日 21:59様
>あと、右についてるのはそんなにおかしい?
「西側装備」だとアサルトライフルもSMGも操作系は左に集中してますから。
(プルバップを除く、というかステアーAUGなんてセレクター無いよ)
私は電動ガンとかモデルガンしか弄りませんが、M16とかG36弄った後で
89式弄ると違和感ありますからね。
後、個人的に89式と比較するべきはスイスのSIG550じゃないかと
思うんですがどうでしょうね?
国民皆兵、一家に一丁で派生型(551,552)も含めてかなりの数が出てるけど
あれも1丁15〜20万円くらいが相場だったような?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月07日 23:10:48
>『事実、この小銃はメンテナンスが面倒だと、現
>場の自衛隊員からは評判が悪い。本格的な分解掃
>除をする場合、全ての部品を洗浄液に半日漬け
>て、それから組み立てる、ということまでして
>いる』 p42
(下はJFSさんのレス)
>どうもこれ、64式小銃の評判と混同してないですか?
64式でもそんな事しません。
雨降ってドロドロの状態で突撃訓練で空砲を撃っても、大雨強風の射場での射撃後でも、分解清掃はラクなもんですよ。
油漬けに一番近いのは、長期保存時。
粘度の高い保存用のをしっかり塗る。
(と赤本には有るがやった事も聞いた事も無い)
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2007年03月07日 23:11:22
>雨降ってドロドロの状態で突撃訓練で空砲を撃っても、
>大雨強風の射場での射撃後でも、分解清掃はラクなもんですよ。
ええ、なんだか私の友人から聞いた話と違う・・・(あいつは単に分解整備が下手糞だっただけか?)
>油漬けに一番近いのは、長期保存時。
>粘度の高い保存用のをしっかり塗る。
これですかね、「半日漬け」って。
Posted by JSF at 2007年03月07日 23:27:40
赤本によれば、塗っておわりなので半日付けとはほど
遠い。
※また使用する場合は、保存油は粘度が高いのでそのままでは使用すると問題が起きる。
保存油をすっかり落してから、また普通の手入れをします。
「洗浄液に半日漬ける」なんてどこから出た話なん
だか想像できません。
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2007年03月07日 23:50:35
食器を漂白剤に漬けるんじゃないですからね・・・機械部品を半日も洗浄液に漬ける意味が、分からない。
Posted by JSF at 2007年03月07日 23:58:08
実際に撃ってバラして組んだ経験の有る方かな?
でも、AKやM16を撃ってバラして組んだ人だったら
64はめんどくさいでしょうね。
※AKやM16の構造図や海兵隊のM16マニュアルを読む
と、うわあ部品少ねーとなりますが。
あと、64や89で「部品数が多い故のトラブル」
というのは、私は耳にした事がありません。
(消炎制退機のワッシャあたりは最初は戸惑ったが。
89式のセレクター:
・両方に有るほうが少数派なんだが…
G3の途中からと、SIGぐらいでは?
#AKのは、右手でグリップ握ったままセレクターを
操作できるの?
・89で一番使う3バーストが一番下
3バーストを選ぶ時は一気に下までレバーを下げれば
いいから、特に問題ないのでは?
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2007年03月08日 00:03:39
近年のモノは、ライフルへのダメージは考えなくて良いはずです。
・64でライフルグレネードの模擬弾(重量、形は同じ)を何回か撃ちましたが、
反動はたいしたことがないです。
「ガッ」が「ドスッ」と重く遅くなる程度で。
・空砲でなく、通常弾で発射可能なものにする
(以前から存在するブレットトラップ式)
・消炎制退器を交換せずに装着発射できるタイプに。(これも存在する、89式はそうなのかな?)
ただ、ライフルグレネートはおもいきり曲射弾道
なんで、実用射程は短い。弾頭は大きいけど。
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2007年03月08日 00:30:26
冗談はおいといて、普通バラして洗浄機に暫く浸けておけば汚れはすぐに浮くんで、後はブラシ等で磨けばOKです。
JSF氏の友人の話は、新隊員課程の頃の話では?
確かに一番最初は教官に「引き金のあたりがわかりませーん」とか「ぼくの銃握、だれかパクリましたぁ」・・・教官「お前達、真剣にやれぇ!!!」なんてやってたんで、時間がかかった記憶があります・・・それでも半日はかからなかった気がしますが・・・
Posted by E at 2007年03月08日 00:59:44
Posted by E at 2007年03月08日 00:59は私です
Posted by EF63-24 at 2007年03月08日 01:02:35
>ランチャーを銃身の下に取りつけている。
◆M4は最初からグレネードランチャーが付いてんのw
・あとグレネー弾頭の威力は…
大雑把に、有効範囲は半径15m程度。
遮蔽物が無くても、きっちり伏せていればもっと近
くても無傷で済む可能性が高い。
もちろん、バンカー(もり土や土嚢で強化した防御
・攻撃拠点)を吹き飛ばすなんて無理。
◆手榴弾程度のものを「大砲」なんて無知丸出しw
>これは口径四〇ミリの小型爆弾を、三〇〇メートル
>先まで飛ばせる物だ。
◆300m(400mというデータも)は、ただどれだけの
距離が飛ぶかというデータ。
「有効射程」は150m。
http://ja.wikipedia.org/wiki/M203_%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
遠くの目標ほど、正確な距離を知る必要が有る。
そしてその距離から、正確な仰角で標準しなければ
ならない。
◆M203が300mまで使えたら
・M4が200mあたりから威力と精度が落ちるなんて問題はほぼ解決できますねw
・M203の照準と弾頭をインテリジェンス化すれば
いいわけですから、金がかかるOICWの意義も無くなるかもw
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2007年03月08日 01:06:25
>(銃剣)による突撃で敵を蹴散らした事実がありま
>した。
・銃剣術という妙な武術を、射撃よりも重視しているの
は陸自だと思うw
・そりゃ、着剣して突撃すれば銃剣突撃ですが、
イギリス側がどれだけ銃剣で殺傷したかが問題。
>世界で一番、銃剣突撃に拘っているのはきっ
>とイギリス人です。
重くて短いブルパップを正式小銃とするあたりから
そうとは思えないような。
Posted by キルロイ ◆dtIofpVHHg at 2007年03月08日 01:16:44
03月07日 16:12の名無しさんが言及されているAK銃剣の他に、ポシャリましたがG11にも銃剣がつけられます。
別にドイツは銃剣を着けないっていう主義ではないようですね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 01:27:49
が、別に分解清掃が面倒と思ったことはありません。
89式は扱ったことがないのですが、仮に、部品点数が減っている89式で実施したなら、尚のこと面倒と思うことはなかったのではないかと。
ミクロな一例で申し訳ありませんが、少なくとも、89式に関しては分解清掃が面倒という自衛官はそうはいないのではないかと考えます。
まあ、ブラックテープやねじりっこを巻いて(89式でも巻いてるんですよね?)使うことに関しては、一部で評判が悪かった気もしますが・・・。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 01:29:16
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 03:31:03
操作できるの?
AKは特殊なんですよ。防寒用の厚手の手袋をつけた状態では、
銃握の左側付け根に小さなセレクターがあったらモゾモゾして操作しにくいんです。
で、左側の銃握から離れた所に大きなセレクターをつけると体に引っかかりやすくなります。
よって右側に巨大なものがついているんです。
でかいので目で見なくてもポジションを確認できます。
アルファの隊員が操作してる映像を見た事がありますが、
構えたまま銃の下側から左手を回して、すばやく操作してましたよ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 09:16:46
64式の「引っ張ってまわす」セレクターはどうなのでしょうか? 試作段階において段々太くなった
89式のグリップといい日本の小銃開発者は素手、もしくは薄手の手袋しか想定していない気がします。
AKは排莢口もボルトハンドルも右側にありますし、そういったものを片側に集中させていると扱いやすいでしょうね。
ただ今更操作感を弄れないAKと違って新規設計の89式においてはもう少し考慮すべきだったのではないかと。
セレクターの動作角も大きすぎですし、安全性云々でしたらフルオート時にはセレクターが指に当たって自己主張(?)
するH&Kの銃のほうがしっかりしてると思います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 10:42:54
利便性あってナンボの世界なので右セレクターはやはり必要だと思います。
まぁ親指切り替えに慣れればまた別かもしれませんが(ロシアのアルファのように、アルファといえば内務省のやつですね)
>セレクターの動作角も大きすぎですし
右にあるのないのよりさりげない問題はこっちですね。セミオートなんか270°まわすわけですよ。見たことある方ならわかるはずですが。
左セレクターでも親指のみで軽快に切り替えるのは難しいでしょう。
この点は左セレクター入れても変わらないんですよね
AKのセレクターはダストカバー兼用でしたっけ。
AKもセーフティ→フルオート→セミの順で。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 14:13:31
AKのセレクタは、あれはあれで素人向きにできてると思いますよ。
とりあえずセーフティ状態からセレクタを目一杯(と言っても60度ぐらいしか動きませんが)下げればセミオートで撃てるから、慌ててセレクタ操作→フルオートで撃って速攻弾切れ、なんて状況は防げるはず。
カラシニコフ氏がその辺を考慮してたかは寡聞にして存じませんが。
Posted by 名無しX-15神信者 at 2007年03月08日 18:34:05
今でもアメリカ製の戦闘機は頑丈な一方、国産のもの(たとえばF1)は華奢で乱暴に扱えないとか聞くし。
Posted by ハインフェッツ at 2007年03月08日 20:46:09
AKのセレクターがフル→セミになってるのは、純粋に機構的な理由からではないでしょうか?ガーランドのトリガーメカニズムに、単純にセレクターをかませたような構造をしているので(上手く表現できない…)。
今からしたらフル→セミの順番になってるのは、少し奇異に思えますが、カラシニコフ氏はなによりも、拳銃弾よりずっと強力なアサルトライフル弾を安定して連射できる銃を求めていたのです。
フル→セミの順番になっても全く問題はなかったのでしょう。むしろ歓迎すべき結果だったのかもしれません。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 21:54:29
「いきなりフルで思い切り撃ちこめるので、我々はそれなりに重宝した。いかにもロシア人の考え方が現れている」
みたいなことを言ってたような。
あと、イギリス軍で銃剣突撃と言えばグルカ兵と海兵隊ですな。フォークランドで銃剣突撃かましたのは海兵隊と陸軍空挺部隊。ちなみに海兵隊はL85をほとんど使っておらず、
FAL→M16→ちょっとL85→M4という系譜を辿ったはず。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 23:16:09
「M203は非常にいい武器だが、唯一の欠点は、これを使うと小銃に銃剣をつけられないことだ」
と言ってます。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月08日 23:25:40
>FAL→M16→ちょっとL85→M4という系譜を辿ったはず。
すごい誤解です。
FAL使ったことないし(L1A1)、M4は使ってない。
ほとんどの海兵隊員が今も昔もL85なのに。
一部の部隊でM16が使用されてるだけ。
あと、マクナブだけは信用しないほうがいいです。
SASの恥さらしと言われて昔の仲間から総スカンくらってる人だから。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月09日 00:59:23
私はあの曲銃床を腰に手挟んで突撃で撃ちまくるの前提であのセレクターにしたんだと思ってました。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月09日 10:32:45
そうだっけ?
ちょっと前にアフガンで戦闘中の第3コマンドー旅団の兵士の映像がBBCで流れてたんだけど、伸縮型銃床のM16系カービン持ってたよ。
あと、L1A1とFALって別物と言えるほどの差があるかな?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月09日 13:02:40
Cz75のタクティカルブロックの先の奴も?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月09日 14:23:33
既に「一部の部隊でM16が使用されてるだけ」って、説明されてるじゃん。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月09日 16:28:19
それも間違いではないと思います。アサルトライフルの本分は単射より連射(ただ連射できるだけではダメですが)にあるのですから、まずその本分を発揮できる状態を選ぶような設計でも不自然というわけではありません。またAKが開発されたのはようやくアサルトライフルの概念が確立した頃でもあるので、明確な意図を以って敢えてフル→セミにしようという意識も無かったと思いますし(破るべき『お約束』そのものがなかったということです)。
アメリカは逆にアサルトライフルを「連射も出来るライフル」ぐらいにしか考えていなかったので、西側陣営のアサルトライフル開発は日本も含めて大迷惑を被ることになるのですが。
Posted by at 2007年03月08日 21:54 at 2007年03月09日 17:38:18
L1A1はセミオートのみだがFALはフルオートがついている
FALにライフルグレネードはつかないが、L1A1には66ミリのやつがつく
FALの銃剣は籠型だがL1A1は普通のラグ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月09日 22:49:27
もう別物だな。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月10日 03:31:20
何というか、バージョンの違いに過ぎないと思うんだが。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月10日 13:19:32
なるほど。ご意見ありがとうございます。
改めて「カラシニコフ」(松本仁一/朝日新聞社(←笑))内のカラシニコフ氏へのインタビュー部を読んでみましたが、セレクタの順番については書かれて無かったですね。
>名無しT72神信者 at 2007年03月09日 14:23氏
SVD(又はドラグノフとも)は狙撃銃なのに銃剣を付けられるという奇妙な銃です。
Cz75も拳銃としては初めて銃剣をつけられるようになったモデルらしいですな。
Posted by 名無しX-15神信者 at 2007年03月10日 16:47:52
それは詭弁
「アメリカ軍が今M16A1を使っている」と主張したら大間違いと同じじゃない
これだけ違えば同列にはできませんね
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月10日 20:03:50
というか、なんでL1A1 SLRがFALではないと主張するのか理解できん。
FALには各種のバリエーションがあるわけで、イギリスのL1A1はそのひとつであるというだけだろ。
バトルライフルにおいてセミオートを外す改造は欧州では一般的だし、ライセンス生産されたFALの中には、フラッシュハイダーがあるものもないものもある。それとも、本物のFALは本家ベルギーで作られたものだけで、各国でライセンス生産されたものはそれぞれ別物の銃だと言いたいのか?
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月10日 21:05:05
イタいからもうやめれ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月11日 03:22:39
? フルオートだけって、そういう短機関銃も確かにあったけど・・・
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月11日 06:17:59
正:フルオートを外す
痛いのは分かってるし、後で本を確認したら英海兵隊の制式銃については確かに間違ってた。ただ、なぜL1A1がFALではないと断言できるのかが分からん。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月11日 12:12:06
別物のはず無いだろ。
イギリスはFALを採用したで普通に会話が成立するよ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月11日 17:19:21
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月11日 21:18:36
痛い人がいるとレスが止まりますよ。
もうやめましょうね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月12日 18:36:09
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月12日 18:54:05
Posted by 名無しОбъект at 2007年03月18日 23:33:24
数年前に自衛隊の、錯綜地形における対遊撃要領が公開されたとき、みんな着剣していましたし。
Posted by 彩雲 at 2009年04月04日 05:12:38
>2発ないし3発バースト機構は、最近の新型自動小銃には大抵採用されている機構です。例えばドイツ軍の新型小銃、G36は2発バースト機構が付いています。林信吾氏はこれも欠陥品だと仰りたいのでしょうか。
https://blog.seesaa.jp/tb/35371262
G36にバースト機能がある。だがこれはこれはオプション。
?Interchangeable trigger groups include single fire only,
0-1-2, 2 round burst, and full auto
(http://www.heckler-koch.de/HKWebText/detailProd/1928/85/4/19)
G36を採用したドイツ軍やスペイン軍では2点バーストの機能を採用していない。
セレクターはセフティ・セミオート・フルオートとなっている。つまり両国軍
では2点バースト機能を評価していない。これはかつて床井雅美氏が「月刊GUN」
誌のG36のレポートで書いていた。またドイツ軍のG36がクローズアップされ
た写真をみればわかる。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:GewehrAG36.jpg
ついでに。近年のバースト機能無しアサルトライフルの例
カナダ C7(オランダ軍、英軍の一部も採用)
オーストリア ステアーAUG(オーストリラリア、ニュージーランド)
ベルギー FN2000(それ以前に開発され、ベルギー軍が採用したFNCは
バースト機能があったが、F2000では無くなった)
中国 85式、97式
ロシア モデル100シリーズ
チェコ CZ2000(3点バーストはオプション)
フランス 将来歩兵用FAMAS(つまり仏軍もバースト機能は不要と判断したことになる)
フィンランド M90
イスラエル ガリル5.56ミリ タヴォール(インド軍特殊部隊も使用)
イタリア ARX-160(現用のM70/90にはバースト機能があるが、ARX-160では採用され
ていない)
シンガポール SAR21
イギリス L85A2
米国 M4カービン
M16A3(A2のバースト機能が採用されなかった)
FN SCAR
ドイツ G36(スペインも採用)
HK416 HK417
韓国 K-2
スウェーデン AK-5
台湾 T-86
インド INSAS
>そうなると、主要国の小銃でバースト機構を最初から備えていないのは イギリス軍のL85(SA80)くらい
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 05:51:52
それにモデル100シリーズにバースト機構が無いと言ってるがAK-107にバースト機構があるぞ
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 07:07:32
ここでやったって返答が返ってくる事はないだろ
メールフォームでJSF氏に直接主張するか、もしくはツイッターでやれ
何らかの返答返ってくるだろうから
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 12:14:54
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 14:56:05
オプションでもバースト機構があるなら問題ないだろって話しだが
逆に必要無いならオプションにも無いはずだが
JSF氏が気に喰わないのか何なのか知らんが、論破したけりゃ直接やれっての
マルチポスト野郎がどれだけウザいか、2ちゃんねらならよく理解しているはずだし、そんな奴の言う事は信用出来無いってのがデフォルトのはずだが?
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 15:25:06
http://en.wikipedia.org/wiki/INSAS_rifle
The selector/safety switch is located on the left side of the receiver above the pistol grip, which allows single shots and three-round bursts
これは何?無いというソースよろしく。
念の為に他の銃も
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 15:38:14
http://en.wikipedia.org/wiki/T86_assault_rifle
K-2
http://ja.wikipedia.org/wiki/K2_(%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB)
こっちもバースト付きとあるな
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 15:51:45
それに記事を書いた時点ではバーストを採用してた国も多数あるな
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 16:02:25
107の指摘は的外れなんだよな
言うなれば鬼の首とったように騒いでるG36と同じなんだから
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 16:06:55
今だ反論が無いけどw
例のスレの連中、どうしたのかな?
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 16:30:27
http://togetter.com/li/122225
イギリスに詳しいと自称しながらイギリスの事が全然分かっていない林信吾さんでした。
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月09日 16:35:01
M4カービンってフルオートの代わりにバーストがあったんじゃなかったっけ?
それとAK-100シリーズのAK-107とAK-108は3点バーストがあったはず。
おまけにドイツのG36には2点バースト機能が付いている。
人のことを非難する前に、御自分が良く調べないと恥をかくと思うんですけど。
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月10日 01:10:25
M16A3はフルオートがバーストになっているが、キャリングハンドルをピカティニーレールになったM16A4は、フルオートができるRO901と、3点バーストのRO905のバリエーションがある。
ロシアのAN94は主力ではないけど2点バースト機能が付いているし、採用時のトライアルに参加したZID AEK-971にも3点バースト機能が付いているモデルがある。
こうみると、最新型のモデルはフルオートとセミで済ましているところもあるが、先進国の現用のモデルで3バーストを採用している国は結構多いと感じる。
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月10日 01:25:13
特殊部隊にバーストが要らないのは本文でも触れている事。FN SCAR も同様。
ついでにM16A3の次のM16A4でバーストは復活している。
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月10日 01:27:49
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月10日 01:41:34
☓M16A3はフルオートがバースト
○M16A3はバーストがフルオート
Posted by 119 at 2011年05月10日 13:16:14
・G36やCZ2000のバーストはオプション(つまり89式と同じ)
・指摘にあるAK-100シリーズ(107と108)、K-2、T-86、M4カービン、INSASにはバーストはある。
・M16A3とM16A2はM4とM4A1の関係の様なもので、主力はバースト機能付きのバージョンがあるM16A4。
採用されたばかりのモデルを上げる一方で、古いモデルを挙げている。都合のいい部分だけをつまみ食いで上げる手法と、完全な間違いが混在している。
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月10日 13:32:38
あれのバーストがオプションかどうかはしらんけど
Posted by 名無しОбъект at 2011年05月10日 14:07:26
Posted by 90式改 at 2011年05月10日 20:25:48
コメントではAK-107、AK-108、AN-94、AEKシリーズが例として取り上げられていますが、ロシア軍はさほどこれらを使用したがらない様子です。
G36に関しても2バーストはあくまで警察向けのオプションとして捉えられていますから軍用として論じるには不向きです。
米軍では一般部隊、特殊部隊に寄らずフルオート機構搭載型のM4A1を採用しております。
M16A4を採用しているのは米海兵隊が主ですが、最近のアフガニスタン等の前線ではほとんど見かけないようです。
バースト機構の存在(バーストのみであっても、オプションであっても)が問題であるのは、トリガーメカニズムの複雑化であり、ひいては銃全体の信頼性の問題となります。
米海軍が採用したMP5Nではバースト機構付のMP5A4、MP5A5がもとになっておりますが、わざわざバースト機構を排していります。これは複雑化による信頼性の低下を米海軍が嫌ったためであるといわれています。
ですから文中の
「そして、2発ないし3発バースト機構は、最近の新型自動小銃には大抵採用されている機構です。例えばドイツ軍の新型小銃、G36は2発バースト機構が付いています。林信吾氏はこれも欠陥品だと仰りたいのでしょうか。ロシア軍も新型のAN94に2発バースト機構を組み入れていますし、古くからあるフランス軍のFAMASにも3発バースト機構が備わっています。」
にはやはり苦言を呈せずにはおられません。
Posted by 名無しОбъект at 2012年04月23日 01:21:51