[PDF] China Naval Modernization: Implications for U.S. Navy Capabilities−Background and Issues for Congress | Congressional Research Service (March 21, 2013)
63ページの「Navy's Ability to Counter China's ASBMs (中国のASBMに対処する海軍の能力)」からが該当部分です。対艦弾道ミサイルのキルチェーンを断ち切って無効化できるとあります。
※キルチェーン(Kill Chain)・・・発見(find)、固定(fix)、追跡(track)、照準(target)、交戦(engage)、査定(assess)という6段階に分けられた目標処理プロセス。元は米空軍で用いられていた概念。
中国のDF-21D対艦弾道ミサイルは一切公開されておらず実地試験もまだの未完成で未知の兵器ですが、MaRV(機動式再突入体)は最終的な誘導にレーダーと光学センサーを併用搭載していると見られています。また目標の探索手段には海洋監視システム(無人偵察機などを含む)の情報を利用します。
CRS報告書ではキルチェーンを断ち切る為に、第一に発見、固定、追跡といった初期プロセスを電波妨害や偽装電波で困難にさせる事、第二に対艦弾道ミサイルをあらゆる飛行領域で撃墜する手段の獲得、第三に対艦弾道ミサイルを惑わせる事が提言されています。
迎撃手段としては大気圏外迎撃用のSM-3を対艦弾道ミサイルに対応させた改良型を用意する事。(ただし現状では相手となるDF-21D対艦弾道ミサイルが中間コースでどのような機動を行う代物かまだ分からないので、判明後に対応改修を施す事になりますが、実態次第では特にSM-3改修の必要無く対応できる可能性もあります。)それと大気圏内迎撃用のSBT(海上配備終末コース防御)として既に配備済みのSM-2ブロック4の後継であるSM-6の取得を早める事。将来的には電磁レールガン(EMRG )、自由電子レーザー砲(FEL)、固体レーザー砲(SSL) の開発と配備。
そして対艦弾道ミサイルを惑わせる為により強力な電子戦システムを艦艇に搭載し、海軍は受動防御を強化しなければならないとあります。
Air and Missile Defense Radar 次期イージス艦向け新型レーダー「AMDR」
そもそも長射程の対艦弾道ミサイルは技術的に矛盾を抱えた存在です。極超音速であるが故に撃墜され難いのですが、しかし極超音速のまま厚い大気に突入すると速過ぎて自身の誘導がままならず、猛烈な空力過熱で目標の捜索探知も困難になります。地上の固定された目標なら微修正で済むので何とかなりますが、洋上を動き回る目標を狙うのは非常に難しく、実用化を阻んでいます。速度を大きく落とせば問題は解決しますが、今度は容易に撃墜されてしまいます。
中国の開発しているとされる射程1500km以上のDF-21D対艦弾道ミサイルは、通常の弾道ミサイルならばマッハ10を超える速度になり、この速度を保ったまま艦隊に突入して来るとは到底信じられず、どれだけ速度を落として突入して来るかが焦点になります。高空を山なりに飛んで来る弾道ミサイルである以上発見されやすく、もしマッハ3程度ならMD非対応の通常の迎撃ミサイルでも対処可能です。マッハ5程度でもMD対応の大気圏内迎撃ミサイルならば問題無く対処出来ます。そしてマッハ10であっても中間コースの大気圏外で迎撃してしまえば対艦弾道ミサイルも通常の弾道ミサイルも同じですので、イージスBMD(弾道ミサイル防衛)を保有する米海軍にとって対艦弾道ミサイルは大きな脅威になるとは思えません。
中国の「接近拒否」戦略に置ける対艦弾道ミサイルの位置付けは、米空母を撃破する目的の決戦兵器ではなく、米空母の艦載機が手を出し難い内陸部からアウトレンジ攻撃を仕掛けて嫌がらせを行う程度の代物にしかならないと技術的には判断出来ます。あるいはイージス艦の護衛していない補助船舶を狙うか、どちらにせよ高価な割に大した成果は望めない費用対効果の低い兵器です。手の届かない場所から一方的に攻撃を仕掛けられると相手に思わせる事そのものが狙いで、接近を躊躇させるように心理的な誘導を図る。実際に効果的な打撃を与えられるかは二の次。それが「接近拒否」の手段の一つということなのでしょう。まがりなりにも旧ソ連軍が洋上で米空母を対艦巡航ミサイル飽和攻撃で積極的に撃破する事を狙っていたのに対し、接近を拒否するだけの中国軍の方針は後ろ向きなものです。しかし現時点の中国の戦力では積極的に打って出る事は難しく、仕方なく選択した結果なのかもしれません。
対艦弾道ミサイルが実用化されたら米空母は無用の長物と化すといった劇的な変化は、恐らくは訪れないでしょう。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 16:44:15
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 16:47:25
http://www.fas.org/sgp/crs/row/RL33153.pdf
海国防衛ジャーナルさんが取り上げてた記憶が。
ASBMがゲームチェンジャーになると持ち上げているのは米国の学者ぐらいで、中国側で主張している専門家はいるのだろうか?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 16:48:23
ぶっちゃけASBMは出来上がってもトンデモ兵器になると思う。
そして俺はトンデモ兵器が大好きだ!
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 16:53:34
この記事かな。
中国の対艦弾道ミサイル(ASBM)に要求される性能とは? / 海国防衛ジャーナル 2012年03月31日
http://blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance/archives/50659394.html
基本的な内容は去年の報告と一緒かな。ただソースのPDF、URLが2012年版が2013年版に差し替えられてる? 去年の資料が見れなくなってる。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 17:04:29
過大評価自体が対策予算くれという戦術でもあるけど、今の時期だと撤退論や空母不要論側の補強に使われるかなあ?
むしろ政治的兵器であるような気がする
日本はとりあえずイージス艦のアップグレードが一番現実的な対抗手段かな?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 17:24:51
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 17:33:39
なんというか軍事的にはほとんど効果を上げなかったけどロンドン市民を恐怖させて政治的にはそれなりの効果があったV-2ミサイルの時代に先祖がえりした感が・・・
しかも現状の一部識者って連中の反応を見るに、十分開発成果が上がっているのかもしれないw
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 17:45:46
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 17:52:19
というかそんなに便利なものなら大型艦にでも搭載すれば虎の子の中国の空母の方が詰んでしまうような
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 18:28:19
こんなミサイルの有益性何てないだろ
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 18:59:02
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 19:37:05
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 19:42:06
オルタナン界隈ではスーパースターだよ
対艦弾道弾で米空母が無用になるなら、同じものをグアムや日本、あるいはフィリピンに置いとけば中国の空母も無力化しちゃうんですがそれは…
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 19:44:15
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 19:56:54
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 19:59:13
あの掲示板はまだ続いているんだな
イランはこんなもんよりシリアみたいに
ロシアから超音速対艦ミサイルを売ってもらえんの?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 20:25:13
中国はそっちにもちゃんと力を入れているだろ
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 20:26:21
冷戦時代もそうだったけど対艦戦闘は飽和攻撃が基本中の基本ですから
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 20:28:38
MIRVは同じ目標に複数を撃ち込む兵器ではないよ、ちゃんとよく調べよう。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 20:47:23
>A2ADにしてもMD防護対象外の船舶への攻撃にしても、潜水艦や機雷の方がもっと現実味のある手段に思える。
そんなのアメリカ海軍相手に襲い掛かっても返り討ち食らうだろ。ASBMは発射点が反撃され難い。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 20:48:42
>冷戦時代もそうだったけど対艦戦闘は飽和攻撃が基本中の基本ですから
MLRSの多弾頭クラスターで移動する戦車群を狙い撃ったら殆ど効果なく、MLRSは以降、物資集積所を狙うようになった。湾岸戦争の戦訓だな。
対艦弾道ミサイルにクラスター弾頭を使えと主張する奴は大抵が素人。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 20:50:48
米軍の基本戦略を覆す代物ではないって事だからね。
結局の所、新型迎撃ミサイル導入や戦力配置等での調整は余儀なくされる。
だから撃たない妨害兵器みたいな見方をされたりもする。
あと、イランの対艦弾道弾がマッハ3なのは元からベースとなった対地弾道弾がマッハ3ちょいと
遅い代物なんで、東風がマッハ3になるかどうかという保証は無い。
また、落ちてくるものなんで横から飛んでくるものと一緒にしてはダメで
中途半端な迎撃ミサイルではダメージは与えられても結局落ちてきてストライクしたら
かつて日本軍の特攻機をボコボコにしても突入されて被害を受けた様になる
懸念もあるので、通常の迎撃ミサイルでも対処可能かどうかまではわからない。
可能性はあるくらい。
敵軍の兵器を考える時にその武器が全く当たらない代物だと期待するのは
タブーなんで、低い可能性があったとしても命中する危険性を考えて対処を考える必要がある。
だから米軍はわざわざ弾道弾迎撃用のミサイルの利用と更なる改良という目標を明確に
掲げて確実な対応をしようと心がけている訳だ。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 21:25:28
追加費用と捕らえるかどうかは微妙な面がある。
ロシアみたいな国の場合は比較する高性能な対艦ミサイルを持っているんで
そういう考えにも及ぶが、対地にも流用可能で短〜中期に対米に揺さぶりをかけて
対応をする時間をかけさせるとか、多少の警戒をさせるという意味合いにおいては
イランと中国をその気にさせる程度の判断材用にはなったんだろうという事が分かる。
両国とも短〜中距離のそこそこ精度の良い弾道弾確保に躍起になっていて
(特にイランは精度の悪い弾道弾を使った事があって精度にかなりイラついた経緯があった)
これらの精度向上型と目される弾道弾は兼用装備としては彼らの中ではそれなりに
配備する意味合いを感じているんだろう。
日本みたいにこれからどっちを作ろうかみたいな国ならコストで考えるけど、
イランと中国にとってはその批判はちょっとズレてるんじゃないかと思う。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 21:31:38
米の過大評価の対応としては普通だと思うけどね。あらゆる情報収集の手段を使っても実際に生のデーターなり真正の性能諸元を手に入れない限りは想像がかなり入る。よく分からない物はとりあえず警戒しろってのが徹底している。2次大戦時の零戦とか冷戦の時とか例はいくらでもある。
>>14
これは中国が主張する第二列島線や自国近海のプレゼンスに絡んだ話だろうから、中国に対してこの種のミサイルを使うと言うのは的外れな気がする。わざわざ大仰な物を日本やフィリピンに置く位ならベトナムを巻き込んでの通常対艦ミサイルでも空母の封じ込めや動きの制限は出来ると思うけどね。
>>22
対艦クラスターに関してはどれ位の範囲で散るかで有効になりえるんじゃない?有効と言うのはあくまで、軽装甲か無いレベルの重要設備を狙うって事だけど。イージスや普通の駆逐艦でもレーダーが破損するレベルの奴を大量にとか、面積が広い空母なら飛行甲板やカタパルトやフレネルレンズと自動着艦装置の同時破損とかワイヤー絡みとか。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 23:29:22
軍拡を誘発し安易に武力解決を正当化することで世界平和を求める人々の反発を買うでしょう。
真に平和を愛するならASBMという兵器で極東地域の覇権を確保しようとする中国の侵略的姿勢は許容できません。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 23:38:47
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月07日 23:54:39
起きないと断定して平和ボケしてたらいいんじゃないの、実際に起きてから考えたら手遅れだけど。イラン海軍ですらアメリカ海軍と交戦してるんだけどね。プレイングマンティス作戦。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 00:04:16
…何でもありません
GBI/MKVとICBM同様、ASBMが多弾頭化するなら迎撃側も多弾頭化すれば良いんじゃないかな
再突入体に求められるもの、対艦兵器として求められる弾頭の威力を考えれば、絶対的に迎撃側の方が小型の弾頭で済むはずなのだから
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 00:29:31
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 00:34:47
技術的に難しそうだし中国軍といえどもコスト無視できないような
>>24
対処できないもんでもないという話だろ
最悪、中国の商船も容赦なく沈めると嫌がらせがえしで対応されたら中国にもダメージだぞ
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 05:13:28
本格戦争に突入する可能性が低いだけで中国はちょこちょこ周辺国と小競り合いしてるたよ
ここ最近ちょっと静かなだけで中身は変わってないからやらかす可能性はある
そしてそれは他が悪いんじゃなくて中国国内の政治的な都合でやらかされる可能性が高い
北朝鮮よりは可能性低いだろうけど、傍迷惑な話
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 07:15:45
どんな巨大なミサイルやねん・・・
そして弾頭分離前にSM3に叩き落とされて悲C。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 07:17:05
考えてクラスタータイプを試してくるかも知れないし、また、複数の弾頭タイプを
テストないし、組み合わせて考える可能性もある。
例えば、米軍でも採用してる様なバイパーストライクの様な誘導子爆弾を上空で
ばら撒きながら胴体部を突入させるみたいな事もやってくる可能性はある。
爆弾としての威力は小さいまでも10-20m程度の殺害半径を持ち、高いCEPがあり、
艦上の装備や引火物等に悪影響を与えたり、それらが敵の上空を舞っている間に
何か他のアプローチを狙うみたいな事を苦し紛れにでもやってくる可能性はあるので
彼らが意味を感じないかどうかまでは分からない。
そしてそれらが使われるとしたら誘導子爆弾を打ち落とすか、纏めて吹き飛ばすタイプの
対抗策を一応考えたりもする話になる可能性が無い訳でもない。
艦艇を直接破壊する攻撃と艦艇の動きを一時的に数分から数十分縛る狙いの攻撃の
2タイプがあるんで、どちら向きの多弾頭化をアプローチしてくるのかなども
米軍には興味のあるところだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 07:35:16
台湾有事なので、対台湾に流用できりゃそれでいいというのがある。
他の対地弾道弾と一緒に台湾に停泊中の破壊されるとメンドクサイ大型船舶への
精密爆撃用に使う事も考えられる訳だ。
そしてアメリカが警戒しているのは、これらを導入した中国が思いあがって
敵を追い出したと思い込んで何かおかしな作戦を軽はずみにやらかしかねないかという所にある。
だから、仮に無効化するとしても、もっと明確に分かり易い形で確実に叩き潰さねばならない。
当たらないかもや既存のミサイルでなんとかなるかもではメッセージが弱い。
過剰でもなんでもいいからそんなものは無意味だと言える断固とした対応も試案される。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 07:43:12
>例えば、米軍でも採用してる様なバイパーストライクの様な誘導子爆弾を上空で
>ばら撒きながら胴体部を突入させるみたいな事もやってくる可能性はある。
ないない。そもそも其処でATACMSのBAT子弾搭載型を持って来ないようじゃ。
あと、誘導子弾を機動目標に捉えられるように減速したらCIWSでも撃墜可能になるわな。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 07:46:57
迎撃状態に追い込むことで行動を縛って他の事を狙ってくるかも知れないって話だぞ?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 08:00:31
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 09:02:07
これ飽和攻撃の一つに組み込んで使おうってのが中国のの思惑だろうなぁ、
当たるどうか怪しいミサイルでも、飛んでくれば追跡・迎撃体制とらなければ成らないし、その分リソースは食われるわけでしょ?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 09:40:17
飽和攻撃の補助だったら主力は通常の対艦ミサイルだよね、そして飽和攻撃するなら同じタイミングで着弾しないといけない。
すると巡航対艦ミサイルより射程の長い対艦弾道ミサイルの利点を生かすタイミングが存在しない。
飽和攻撃補助説は無理があると思う。そもそも中国軍の飽和攻撃能力自体が低い。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 09:52:58
「弾頭」は核使うんじゃないの? さすがにそれはやらないかな?
しかし、空母が一隻でも沈められたらアメリカはぶち切れて本気で来ると思うんだが…
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 10:34:38
通常弾頭じゃ、効果が出るわけない。
(それとも「まぐれ当たり」を期待する兵器かw)
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 12:28:13
その距離に留まれるなら、巡航ミサイルで飽和攻撃したほうが早くね?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 12:32:01
H-6と普通のASMの組み合わせの方が余程柔軟に使えるじゃん
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 12:39:39
ASBMも絶対万能ではないし、MDもしかり。
米側にしてみれば、旧来の巡航対艦ミサイルや魚雷に加えASBMの登場により厄介な要素が加わったのは間違いない。
結局、戦争というのは盾・矛の組み合わせでしかなく、永遠にそれは続く。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 12:53:44
まず最初にEMP攻撃を仕掛け
続いて潜水艦と航空機の大群による飽和攻撃により
米艦隊を撃破していたな
ひとつのコマに空母と僚艦が数隻収まりきる距離に描かれていたし
作者の軍事知識はそんなレベルだが
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 13:08:14
海軍航空部隊や空軍に予算を取られまいとやってるとしたら、融通のきかなさも別に構わないんじゃなかろうか。
そんな機動的な攻撃は海軍や空軍がやれば良いだろって感じで考えていたとしても。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 15:45:29
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 19:06:32
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 19:36:17
とはいえ時速に直して最大40キロで移動する空母艦隊ですぜ?発見即発射でも捕まえるのはちと辛いのでは。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 19:37:43
彼らの心情上、この兵器の有効性に疑問符がつくような情報は受け入れられない
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 20:29:38
想定は台湾の裏側だぞ?対艦ミサイルと潜水艦が本星でそっちを犠牲に使う余裕は
ないんじゃないか?
ロシアじゃあるまいしそんな高性能で長距離な音速対艦ミサイルが潤沢にある訳じゃない
そしてその間には台湾の防空圏があり、物理的にも台湾自体が低空侵入の邪魔なんだ
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 20:52:33
そこがはたから見ているだけの見解と米軍の見解の差なんだよ
何度も言われているとおり、米軍が心配するのは実際は自軍の撃滅ではない
まあ、全くダメージなしと考えてる訳でもないし、迎撃をするだけでも損耗は
ありえるし、色々な所を防空で固めないといけないから面倒ではあるが。
一番困るのは「これを実際に量産しておかしな強がりを言ってる貴族同然の中国高級将士」
これは彼らを大変誤解させる可能性を孕んだ政治的懸念に繋がるもので、
またアメリカ国民に対する「米軍は対処している」というアピールも必要になる
だから米軍は過剰ではないかといわれる程に前倒しと更なる性能強化を立ち上げて
対応をして見せて居る訳だ
米軍にとっては戦端を開かせない行動こそが重要な訳ね
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 21:03:37
中国は軍閥主義だし、派閥も根強いからね
台湾方面を注視している連中はやたらと対台湾爆撃用の装備を潤沢に欲しがる
これもその一環ではあるが、もう一つの側面に台湾海峡ミサイル危機がある
従来の中国の極右系軍事関係者は米国は台湾よりロサンゼルスの心配をする筈だと
アホな事を国防次官補に言って台湾海峡に米軍の空母を突っ込まれた経緯がある
今でも核による米国本土打撃をにおわせれば米軍は手を引くと思っている層がいるが、
あの一件で多少懸念も持っていて、艦隊自体を近づかせない対抗手段と共に
米本土を攻撃しなくても済む脅迫手段というのを求める声が出てきた訳だ
なんせ、米本土を攻撃すると確実に反撃が来るし、その後は中国共産党は
中国が勝つと強がりは言っているものの、何百何千万も被害が出た場合は
中国共産党狩りや地方軍閥の造反が発生する危険性があるんで実際の所は
もっと手近に押さえられないかと考えてる層もいる
そういう意味合いで「台湾海峡に空母を突っ込まれた体面回復のアドバルーン」
「米本土を攻撃しなくても米空母を核攻撃するかも知れないぞという一歩下げた脅し」
「先制攻撃による台湾攻撃即決(斬首対策がより重要とアメリカで言われる様になった理由でもある)」
というあちら柄の論理(おかしくても彼ら軍事独裁者はこれがベストだと思っている)がある
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 21:16:38
台湾の経済力が低下して中国の生産地位が更に向上、台湾の軍事封じ込めと活動範囲の拡大で
中国は世界に更なる強固な地位を約束されるなんていうおかしな論文を
発表させて国民やアホな軍人を煽ってたりもするんで…
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 21:24:56
タイコンデロガは同時に16発、アーレイバークは12発のスタンダードを誘導可能らしいから116発までなら対応可能な計算か。
米軍はソ連の飽和攻撃しのぐ為に本気でイージスシステム艦開発したからちょっとやそっとじゃ抜けないよなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月08日 22:09:56
123目標を同時に追尾できるようだが、SM3の誘導も123目標に対して同時に行えるのか
それともSM3も追尾しなければならないなら1目標に2発発射するとしてその1/3になるのか
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月09日 01:37:56
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月09日 08:38:50
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月09日 08:58:56
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月09日 20:05:14
戦術弾道ミサイルなら米陸軍だってATACMSがある。弾道ミサイル攻撃=核ではないのは米露も同じ。米本土攻撃でない限り、自動報復などしない。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月09日 20:56:01
とある科学の(ry)
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月09日 21:23:15
本土に核打ち込むぞって脅したら空母突っ込まれたんで空母に弾道弾打ち込むぞに切り替えた
空母なら報復しないよね?という淡い期待がこめられている。
それが通じるのか通じないのかは兎も角、彼らはそう思ってるって事。
まあ、ハワイの領有を主張出来るとか言い出すくらいには間抜けだからね彼らは…
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月11日 07:06:39
中距離弾道弾はちょっと話の桁が違う気もするが…
撃たれても即反撃はしないが厳しい口調で批判を浴びせる事にはなると思う
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月11日 07:08:18
空母に核なら空母に核を
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月11日 15:22:25
頭悪い右翼はお帰り下さい
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月11日 17:59:09
取り敢えずの問題として効果範囲内に投射出来たかって話なんだが適当な資料無いの?無誘導のM26で移動目標撃っても速度とか風の影響で範囲外に落ちた可能性があるし、戦車と艦船のサイズの違いを全く考慮に入れていない。それにASBMとして対艦目標に特化するならそれにそった散り方なりの調整あるだろうし、戦闘力を削るだけなら命中率も上げられるんじゃないかな。
>>29
弾頭一つ一つにそれなりの威力が求められるから搭載する迎撃ミサイル自体かなり大型になる。妥協点はESSMサイズに近いPAC3改造ミサイルをMk41からでしょ。
>>41-42
それだとただの核ミサイルでASBMと言う区分けにする意味が分からん。
>>56
通常の対艦ミサイルなら確実性を求めて2発じゃないかな。SM-2は1発80%、2発で96%って古い資料であったような。あと誘導帯域の問題ありそうだけど。
>>57
SM-3は終末自律誘導は出来るけど最初から最後まで目標位置のデータリンクが確保されているような?BMDと通常防空との併用が出来るかはよく分からないけど、BMDの為にビームを絞る必要はあるし理論上の多目標の同時処理は出来ないでしょ。冗長性確保の為のローンチ・オン・リモートとエンゲージ・オン・リモートだと思うけどな。
>>60〜
弾道弾をCSGに撃ち込む時点で核報復するケースはハッキリ言ってかなり低い。これがガチの冷戦期だったら通常弾であっても勘違いしても仕方が無い状況。しかしながら新冷戦中とは言え中国側にASBMがある事が公になっている以上は即核反撃なんて無い。核の場合は自国防衛に許される範囲外でCSG相手に核撃ち込んだら都市部に核撃ち込まれても仕方が無いだろう被害受ける人数が半端ないし。仮にASBMで空母が沈んでも弾頭が通常なら報復も通常兵器だよ。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月13日 10:19:17
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月13日 12:09:58
中間誘導を受けたり自己映像解析なんかで移動する目標に対して修正をかける事だよ
また、このジャンルは敵上空までの運搬手段が弾道弾なだけで敵上空では他の形式に
変化するハイブリッドになっている可能性もありえるんで、どういうアプローチなのかも
まだまだ定まっていない所がある。
核弾頭か通常弾頭かどうかはあんまり関係ない。先頭に核が付くだけ。
ただまあ、対航空機用の近接炸裂型の対空ミサイルじゃ力不足なのは確かだろう。
確実性を出す為には直撃型である必要がある。
上から降って来るものと横から飛んでくるものは基本的に違う。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月13日 13:10:23
目標がでかかろうと小さかろうと、
迎撃体の質量はさほど問題にならんのではないか?
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月14日 20:06:31
問題になるのは直撃方式による粉砕か対落下物破壊用の専用炸裂方式である必要があるという事
既にスカッド相手で対航空機用レベルの近接爆破型は不確実って判ってるからね
かつての赤とんぼみたいに迎撃がヒットしてても突入されてたら思わぬ被害受けるんで
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月15日 19:51:15
これを大量生産することで中国の軍事的リソースが
食われるのは歓迎する事だと思うのだが。
どっちにしても兵器としては微妙なわけだし。
まぁ、これで気がでかくなって思わぬ行動に出られると面倒だが。
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月15日 20:54:52
レイク・エリーは2発の短距離弾道ミサイルに2発のSM−3を撃ちこんで迎撃してる
Aegis BMD (FTM-13) Stellar Gryphon Documentary
http://www.youtube.com/watch?v=KdpIirXh-GE
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月16日 08:29:39
コスト自体は元々精密対地欲してるんでどうせ作るし、余計な機能を付けたみたいな感じ
まあ、中国もイランもおかしな拘りに予算が優先されるのは元からなんで…
ただ間違えてはいけないのは、これらは対艦専用ではないってこと
Posted by 名無しОбъект at 2013年04月16日 19:16:34
>既にスカッド相手で対航空機用レベルの近接爆破型は不確実って判ってるからね
それは都市防空に限定された話だよ。完全に破壊しないと市街地の何処かに落ちて被害が生じてしまった。
でも艦隊防空なら完全に撃破しなくても海に落ちるから問題無い。近接爆破なら対艦弾道ミサイルのセンサーを破壊できるだろう。それだけで無力化できる。
だから「対艦弾道ミサイルは通常の対空ミサイルでも対処出来る」って話になる。
Posted by 名無しОбъект at 2013年06月27日 11:09:47