新興過激派、民衆と結合 ウズベク政権に危機感 [5/15 共同通信]
ウズベキスタン東部で起きた反政府暴動は、キルギスから侵入した新興のイスラム過激派が組織していたことが分かり、中央アジア一帯にイスラム教の「神の国」樹立を目指す勢力が再び台頭している実態が浮かび上がった。イスラム過激派と市民が結び付いた今回の暴動は、中央アジア一の安定を誇ったカリモフ政権の「終わりの始まり」との見方もある。
暴動鎮圧の陣頭指揮を執ったカリモフ大統領は、キルギス南部や周辺のフェルガナ盆地に拠点を持つ反体制イスラム勢力「アクラミヤ」が国境を越え侵入した、と指摘した。
隣国キルギスタンでは民主化革命が行われたばかりで、その余波を受けてウズベキスタンでも反政府勢力が勢い付いたのでしょう。ロシアの日刊紙「Независьмая газета」はキルギス動乱の際に、「次の革命はカザフスタンで起きるだろう。だが、それは血の色をした革命の可能性が高い」と予言していました。ところが次の動乱はウズベキスタンでした。
今回のウズベク動乱で米露両国は積極的に動きませんでした。キルギスの時も目立った動きはなかった(米露両軍は双方共にキルギスに駐留部隊を持つ)のですが、今回はそれ以上に冷淡です。武装勢力「アクラミヤ」はロシアへ仲介を要請しましたが無視されました。むしろロシア政府はカリモフ政権の肩を持ち、武力鎮圧を事後で支持しました。ウズベキスタンに駐留軍を持つアメリカも、ウズベク動乱への介入は差し控えました。米露両国とも、イスラム過激派の台頭を望んでいないのです。ですがこの動乱は広がりつつあり、カリモフ政権はこれを抑えきれないかもしれません。
動乱の続く中央アジア。カザフスタンやタジキスタンでも何時革命騒ぎが起こっても不思議ではないのですが、しかし、トルクメニスタンだけは・・・
Absurd isolation of Turkmenistan causes no concerns to the rest of the world [04/23/2005 Правда 「ぷちソ連」より]
The regime of the incumbent Turkmen President, Saparmurat Niyazov, has won the reputation of one of the most odious regimes on the post-Soviet space. However, the republic is not mentioned even on the list of candidates for another revolution.
現職のトルクメニスタン大統領(サパルムラト・ニヤゾフ)の政権は、旧ソ連地域で最も不愉快な政権の内の一つという評判を勝ち取りました。しかしながら、同共和国は、次の革命に対する候補リストにすら載っていません。
唯一、孤高を保っているようです。
ネタはさておき、ついに火薬庫に火がつきましたか・・・あまり大事にならなければいいのですが、革命の波がとまるかどうか。
Posted by 流雲 at 2005年05月15日 22:48:29
トルクメンバシは・・・いつ唯一神になるんですか?w
Posted by 刹那 at 2005年05月16日 00:01:04
中央アジア動乱カモ〜ンw
Posted by 名無しОбъект at 2005年05月16日 23:03:16
ウズベク、キルギス、タジクとくればもう中国との国境・・・東トルキスタン、ウイグルだ。
もしかしてアメリカは其処まで狙って、ワザとイスラム過激派を支援したりしてたりして。
Posted by 名無しОбъект at 2005年05月17日 00:31:36
少なくとも、鳩山が総理などとほざいてる間は
ただ日本人は優しいからね。暴動には賛同しないけど日本の政治家はこれが他人事だと思ってほしくないね
Posted by 反政治 at 2010年04月09日 03:49:11
5年も前の記事に書き込むとか鬱陶しい。小学生の感想文レベルの発言しか出来ないなら、見るだけ時間の無駄だ、黙っていろ。
Posted by 名無しОбъект at 2010年04月09日 07:46:59