2007年05月17日
あー、えーっと、そのー・・・産経新聞の軍事記事はトバシが多いのであまり信用していないんですが・・・かなり気になる記事がありました。「台湾チャンネル」「竹林一号」、そんな懐かしいフレーズを思い出させます。



中国、米空母攻撃ミサイル開発へ 台湾有事備え[5/16 産経新聞]
中国軍が、台湾有事をにらんで米空母攻撃用の対艦弾道ミサイルの開発に着手するとともに、ロシアから超音速長距離爆撃機も導入し、対米軍戦術を修正していることが15日、明らかになった。米軍や自衛隊の迎撃兵器の射程外からの攻撃に力点を置くことで、台湾有事に際して米空母機動艦隊来援を阻止する目的とみられる。日台軍事筋が明らかにした。

「非対称戦」露に学ぶ中国…強大米軍への対抗戦略 [5/16 産経新聞]
自衛隊に外洋におけるTu−22Mの迎撃手段はない。台湾有事の際、日本の対米後方支援を嫌う中国がTu−22Mで日本出入りの船を威嚇か攻撃すれば、日本のエネルギー輸送路は大きな打撃を受けるのは必至で、日本にとっても安全保障上、大きな脅威となる。(野口裕之)


産経新聞の野口裕之記者は、1998年8月31日にテポドン1号が日本列島を飛び越えて三陸沖に着弾した事件の、その10日前に北朝鮮のミサイル発射準備を伝える記事を書いた人です。発射前段階で警告していた新聞社は産経以外に無く、このスクープは翌年の新聞協会賞を受賞しています。つまり野口記者は産経新聞の軍事関連記事のエキスパートである筈なのですが・・・。

今回の内容は二つとも産経らしい、無茶な煽り記事です。


まず「対艦弾道ミサイル」についてですが、確かに過去にソ連で開発されていたことはあります。それは「SS-NX-13」というSLBMで、終末誘導はレーダーホーミングだったと思いますが、初期段階で計画は中止されています。いくら弾道ミサイルに誘導システムを装着した所で、戦術目標、それも海の上を自由に動き回る艦船を攻撃する事は困難を極めました。

もし中国が対艦弾道ミサイルを実用化レベルに持って行けたとしても、命中精度は対艦ミサイルなどとは比べようもないほど低いものになる筈です。そうなると命中精度の低さを同時多数攻撃を仕掛けてカバーするしかないわけですが、今や空母を護衛するイージス艦がMD能力を持つ時代であり、弾道ミサイルは撃墜されてしまう可能性を考慮しなければなりません。対艦弾道ミサイルによる攻撃は、あまりに分の悪い賭けだと言えます。


また記事内では、なにやらTu-22Mバックファイア攻撃機とAS-4対艦ミサイルを大変に過大評価しているようです。幾つか抜粋。


>同爆撃機は、戦闘行動半径約4000キロで、射程500キロのAS−4空対艦ミサイルを3基まで搭載できる。

爆撃任務時の"最大"航続距離8000kmを、そのまま半分の4000kmで「戦闘行動半径」とするのは間違いです。

>米本土も爆撃可能なため、第2次戦略兵器制限交渉(SALTII)で、
>保有を認める代わりに空中給油装置撤去を条件としたほど、米側が恐れた兵器だ。

SALT2でTu-22Mはその中途半端な大きさが災いして、戦略爆撃機扱いして大幅削減を要求するアメリカと、中距離爆撃機扱いして削減を免れたいソ連との交渉の末に、妥協案として中距離爆撃機扱いだが空中給油装置は撤去するという事が決定した経緯の筈です。アメリカはTu-22Mを恐れたというより、自軍に同サイズの機体が無かったのでTu-22Mが条約を素通りするのはズルイ、と感じただけのような気がします。

>イージス・システムも「対艦弾道ミサイルやAS−4を大量に同時発射されれば、
>すべてを迎撃できる可能性は大きく低下する」(日台軍事筋)からだ。

そもそも、そういった同時多数飽和攻撃を防御する為に生まれてきたのがイージス・システムの筈です。

>自衛隊保有の対空ミサイルも、Tu−22Mは射程外となる可能性が極めて高い。

射程外で当たり前です。Tu-22Mに限らず対艦ミサイル攻撃というものは、敵艦隊の艦対空ミサイルの有効射程内に踏み込んで撃つものではありません。

>防衛省は新たな迎撃手段の開発・配備を含む戦術の再構築を迫られそうだ。

現状で何も問題はありません。対艦弾道ミサイルにはスタンダードSM-3で対処、Tu-22Mバックファイア爆撃機のAS-4対艦ミサイルに対してはスタンダードSM-2で対処します。

>自衛隊に外洋におけるTu−22Mの迎撃手段はない。

Tu-22Mから発射されるAS-4を迎撃すれば自衛隊の任務は達成される筈です。Tu-22Mそのものを撃破する必要はありません。


・・・そもそも海上自衛隊がイージス艦を導入する際に示した理由が「ソ連のTu-22Mバックファイア爆撃機の脅威に対処する為」だった筈です。それなのに「迎撃手段はない」とか煽るのは奇怪極まりないです。元々イージス艦はこの脅威に対処する為に導入されたのだから、「本来の仕事が出来そうだ」くらいに考えればよい事でしょう。それにTu-22Mはロシアから中国に売るのですから、仮想敵国全体の保有量はそのまま変わりがありません。

そして野口記者の言うような「外洋でバックファイアを撃墜する」には、正規空母に艦載する戦闘機が必要となります。つまり、空母を保有しろと言いたかった記事なのでしょうか。しかし同じ記事内に「弾道対艦ミサイルで空母ピンチ!」というノリの文章があるので、結局何がしたかったのかよく分からない内容となっています。

とりあえず野口記者と「日台軍事筋」が如何程のものかは、想像できるようになりました。
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  1. 自営業阻止

    >対艦弾道ミサイルによる攻撃は、あまりに分の悪い賭けだと言えます。

     そこで、装甲化した3連装ミサイル発射管を前甲板に2基、後甲板に1基搭載した大型装甲弾道ミサイル艦を……

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月17日 23:32:53
  2.  それじゃあ例のミサイル迎撃レーザーを、イージス艦に搭載したらどうでしょう。

     って、別に積まなくても大丈夫か。
     それに電気食いそうだから、艦が停電しそう。

    Posted by さざなみ at 2007年05月17日 23:45:26
  3. 小型化に限界のあったレーザーは一門のみ搭載されており正面にのみ攻撃可能 搭載可能な艦が無かったため海中から旧式の大型艦を引き上げて改修
    大量の電気を食うため発射後艦は停電ししばらく行動不能
    弾道ミサイルを一瞬で消し去るエネルギーは直接敵に食らわせても効果大

    自衛隊最強伝説始まる!

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 00:11:28
  4. 富士山レーダーの跡地に富士山レーザーを!!!

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 00:37:13
  5. 戦闘行動半径を航続距離の半分と称する辺り、捨民党員と変わらん。
    保守派といっても所詮は政治屋の限界か。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 01:02:11
  6. 近年のミサイルって撃ったもん勝ちって思ってましたがイージス艦ってどの程度の飽和攻撃まで対処可能なんでしょう?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 01:35:04
  7. >近年のミサイルって撃ったもん勝ちって思ってましたがイージス艦ってどの程度の飽和攻撃まで対処可能なんでしょう?

    空母を中心として展開したイージス艦を含む艦隊を外洋で狙ったものか、単独で航行するイージス艦を沿岸で狙ったものかにもよるんじゃね



    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 02:29:46
  8. 対艦弾道兵器ですか。。。
    ユークトバニアがオーシアの空母2隻を撃沈したアレの事?(^^;

    Posted by ひるどるぶ at 2007年05月18日 08:57:27
  9. 日本もミニイージスっぽいの導入するって記事無かったっけ?
    それが本当に導入されれば自衛隊の同時迎撃能力はあがるんだけどな・・・。

    >>近年のミサイルって撃ったもん勝ちって思ってましたがイージス艦ってどの程度の飽和攻撃まで対処可能なんでしょう?

    上の方の言ってるとおり艦隊の場合は僚艦の能力にもよる。単艦の場合は目標指示装置の数に依存する。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 10:18:23
  10. >>それにTu-22Mはロシアから中国に売るのですから、仮想敵国全体の保有量はそのまま変わりがありません。

    これは乱暴過ぎるだろ・・・・

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 10:55:14
  11. >>それにTu-22Mはロシアから中国に売るのですから、仮想敵国全体の保有量はそのまま変わりがありません。

    >これは乱暴過ぎるだろ・・・・

    産経の記事を読む限り乱暴ではない様ですが。

    70年代に配備を開始したTu−22Mは、ロシアでは廃機寸前だったため商談は成立した。



    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 11:27:25
  12. > 対艦弾道ミサイル
    核弾頭でも装備してるのかYoと思いました。

    > SS-NX-13
    そんなものが計画されていたんですね。知りませんでした。
    しかしいくら命中精度を上げても、弾頭が通常のものでは
    直撃以外艦船に対して相応の被害を与えることはできなさ
    そうですし、開発が中止になったのもむべなるかな。


    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 12:02:22
  13. > 富士山レーザー
    薙ぎ払え! って感じだ。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 12:57:14
  14. > SS-NX-13
     ありゃ、核弾頭搭載がそもそも前提なので。
     ぶっちゃけ終末誘導で機動部隊を吹っ飛ばせる地点に核弾頭をぶち込むというわかりやすいコンセプトの元に作られた合理的な思考の産物です。

     問題は、そんなモンぶっ放したら全面核戦争もいいところだと言う。>まあ、開発中止になったのもある種の理性が働いたと言えますな。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 13:34:04
  15. 話の流れを読まずに質問
    "スタンダードSM-3"とか""スタンダードSM-2"って書いてあるけど、"SM-x"の 'S'って"スタンダード"の略じゃなかったっけ?

    "馬から落馬"みたいで妙に気になってしまったんだが正しくはどうなんでしょ?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 13:50:16
  16. >"SM-x"の 'S'って"スタンダード"の略じゃなかったっけ?


    そうだよ、でも初心者も見てるのに「SMとはStandard Missileの略です」と一々説明するのは面倒だし。

    SM-3の正式名は「RIM-161」でSM-2は「RIM-66」「RIM-67」「RIM-156」と色々あり、混乱するしね。

    そういえば神浦さんなんかはSM-3の事を暫く「SA-3」と呼んでたなぁ。それロシアのミサイルだってば。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 16:34:38
  17. SS-NX-13のコンセプトを、通常弾で得る為にはどうすればよいか?

    ・・・やはり散弾ミサイルしか。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 16:44:35
  18. そーいや以前アメリカが
     「30mだか60mの強化コンクリをブチ抜ける
      トライデントを改造したピンポイント弾道弾を開発中」

    とか言ってたがアレどうなった?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 17:15:37
  19. いや、特殊弾頭ミサイルで…これなら非核にも触れず敵艦隊を一網打尽に!

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 17:17:22
  20. ……超大型の燃料気化弾頭とか?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 17:18:26
  21. FAEは無理だ、弾道ミサイルは速度が速すぎる。燃料の散布・点火が上手く出来ない筈。

    >トライデントを改造したピンポイント弾道弾

    開発予算が下りなかった。それにこれ地上攻撃用だし。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 17:23:12
  22. >薙ぎ払え!

    巨神兵?


    まぁスタンダードに文句つけたらパトリオットも言おうよ。PAC3とかはパトリオットアドバンスドケイパビリティだよね

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 17:32:24
  23. PAC-3 (Patriot Advanced Capability-3)

    つまりSM-3(Standard Missile-3)と同じ様な用法。

    そこで海外サイトを漁ったけど「Patriot PAC-3」「Standard SM-3」といった表現は普通にあるね。



    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 17:45:43
  24. >超大型のFAE
    そもそも、FAEが艦船に効果があるとは思えないのですが・・・。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 19:12:36
  25. 特殊弾頭・・・そうか、テルミット・プラスですね?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 19:28:41
  26. 事の真実はともかく、予算削減にあえいでいる防衛省の予算獲得を側面支援しようとする意図には賛成するwww

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 19:29:20
  27.  一つ書き忘れていたこと、なぜSS-NX-13が開発中止になったのか、技術的問題もさることながら短距離の弾道ミサイルも制限条約に引っかかるので、出来れば直接米本土に放り投げるSLBMに最大限割り当てた方が有利であろう事、また、機動部隊攻撃用のSSM開発におおよその目処がついた影響もあるのではないか、と言われています。

     いやまあ、一メガトンの核弾頭を機動部隊を壊滅可能な位置に何とかして落とすってのは、昔の精度なら結構困難を極めたのでしょう、只、流石に核で押しつぶすという考えがある辺り、そして困難だと認めて中止する辺り、まだソビエトは正気だったと。(その辺りは世艦別冊の「ソ連/ロシア原潜建造史」に詳しかったかと)

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 19:52:04
  28. ちなみに中国は「バックファイアじゃ時代遅れだ、Su-32FNを寄越せ!」とロシアに要求。ロシア人は難色を示している。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 20:03:39
  29. >ミニイージス
    あれって確か形が似てるだけじゃなかったっけ?
    FCS3改は確かにフェーズドアレイレーダーでそれっぽいけど官制の多目的処理能力は別物じゃ…。

    >散弾ミサイル
    12Gaの鳥弾って中に粒が200個くらい入ってるけど
    パターン(拡散の模様)が悪い弾は狙いがあってても
    クレー(10pほど)が素通りして割れないことが。
    艦隊全域を攻撃出来てかつ空母を撃破可能な散弾は無理ではないかな、と…。
    イタイマジレススマン。
    き、きっと弾道ミサイルの中に小型ミサイルが束になっていっぱい詰まってるんだよ!

    Posted by 士魂号L型 at 2007年05月18日 20:17:51
  30. もしも「対艦弾道ミサイル」なんていうトンデモ兵器が実用化されていたら
    同時飽和攻撃に対する迎撃はリソースを弾道弾に裂く分、少々情報処理能力に負担が掛かりますね。
    それを補うための次期DDへの防空能力向上なわけでもあるのですが。

    そもそも対艦弾道ミサイルはムリがあるでしょう。
    常識的に考えて。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 20:28:23
  31. まあ、楽なんてできないんですね―。
    軍人たるもの、ボタン1つで勝とうなんて考えちゃいけないということで。

    そういえば、ミサイルはミサイルでも、マイケル・デュマーキュリオの「日本封鎖」に出てきた、ヴォーテクスミサイル(水中ミサイル)とかが有効な攻撃兵器かもしれませぬ。
    まあ、使用した場合、ほぼ確実に敵をしとめ、間違いなく確実に自分も死ぬ欠陥兵器でありましたが。

    Posted by 旅するさかな at 2007年05月18日 20:35:12
  32. >>Posted by 名無しT72神信者 at 2007年05月18日 11:27:25

    いや、落日のロシア空軍に眠ってるのと覇権意識丸出しの人民解放軍が配備するのじゃ大違いだと思うが。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 20:43:03
  33. >>いや、落日のロシア空軍に眠ってるのと覇権意識丸出しの人民解放軍が配備するのじゃ大違いだと思うが
    横レスだけど、落日だろうが、覇権意識丸出しだろうが、運用に変化がある訳じゃないから。稼働率の問題だってあるし。

    Posted by 別スレ6124 at 2007年05月18日 21:08:29
  34. 世傑のTu-22編85ページにKh-15Aという対艦弾道ミサイルと呼べなくも無さそうなモノが出ている。
    ググってみても幾つか引っ掛かるが、これ、配備されているのかどうか…。
    いずれにしても中共が持ってるとは思えんけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 21:12:39
  35. KhときたらKh-41モスキートですよ

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月18日 22:33:52
  36. 198x年で飛んでたのは、バックファイヤーのほうでしたっけ?ブラックジャックのほうでしたっけ?なんせ、当時小学生の砌ですっかり忘れてしまいました。

    ・・・って、そんなの購入って、中国の航空産業って、30年前のロシアに追いついてないんですか・・・。
    なんとなく、ぽかーん。


    Posted by ぽてとぱい at 2007年05月19日 00:02:20
  37. ttp://www.ndcnc.gov.cn/datalib/NewItem/2005/2005_09/newitem.2005-08-25.0665887468
    こちらの中国語の記事(元記事はプラウダからの転載)によると、ロシアが外国に売却できるバックファイアは40機以下で、40機のTu-22M3の総額は10億ドルとのこと。(少し安すぎるような気もするが中古機としての値段なのだろうか?)


    ttp://www.kommersant.com/p763776/r_529/military-technical_cooperation_China/
    によると、ロシアと中国の軍事担当者の協議は中断状態が続いており、兵器輸入の総額も急減しているとのこと

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 00:32:20
  38. おれもモスキートが怖いな
    中国の海岸線から台湾の南端まで約300km
    モスキートの射程が約250kmだから、50kmほど岸から出れば打てる。

    運よく見通し距離で発見できても、迎撃制限時間は30秒前後
    (見通し距離26km÷680m/s(マッハ2)=38.2s)
    (マッハ3なら25.5s)

    ちなみにソースは
    http://obiekt.seesaa.net/article/12798696.html
    http://missile.index.ne.jp/jp/index.html

    飽和攻撃の可能性については、まだ調べきれてないから誰か教えてぃ
    ソブレメンヌイ級1隻で8発打てる(4発入りの箱2個装備)ってとこまではわかた。


    Posted by Tivonix at 2007年05月19日 01:43:55
  39. SM-3はミッドコース迎撃用ですよね。
    対艦弾道弾の迎撃となるとターミナルフェイズでの迎撃になると思いますが、可能なのでしょうか?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 01:47:07
  40. >いや、落日のロシア空軍に眠ってるのと覇権意識丸出しの
    >人民解放軍が配備するのじゃ大違いだと思うが。

    だから元々イージス艦「こんごう」級は、ソ連がまだ健在だった頃にバックファイアーの脅威に対処する為に導入が決定された代物。

    覇権意識丸出しの中国よりも落日のソ連極東軍の方が遥かに強かったのよ、まだね。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 08:11:38
  41. >もしも「対艦弾道ミサイル」なんていうトンデモ兵器が実用化されていたら
    >同時飽和攻撃に対する迎撃はリソースを弾道弾に裂く分、
    >少々情報処理能力に負担が掛かりますね。

    アメリカは実験で「1隻のイージス艦が弾道ミサイルを迎撃しつつ対艦ミサイルを同時に撃墜する」事を成功させた。対処可能。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 08:13:20
  42. >SM-3はミッドコース迎撃用ですよね。
    >対艦弾道弾の迎撃となるとターミナルフェイズでの迎撃になると思いますが、
    >可能なのでしょうか?

    別にターミナルフェイズに拘る必要は無いだろ。早期警戒衛星からの情報はデータリンクされるのだから、ミッドコースで迎撃すればいい。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 08:17:41
  43. そこでディプレスト軌道ですよ。

    まあそしたら対艦ミサイルでいいわな、こだわることない

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 12:52:57
  44. http://www.janes.com/defence/naval_forces/news/jdw/jdw060118_1_n.shtml

    少し前の記事ですが、こんなのもありました。
    anti-ship ballistic missileってどっかで見たなーと思ってgoogleから引っ張りだしてみました。
    その後さっぱり聞かないけど・・・


    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 14:01:50
  45. やっぱ移動目標には巡航ミサイル的なもんが有効って事っすかね?
    低空から進入する巡航ミサイルは索敵にも引っかかりにくいし、ステルス化すれば脅威度は確実にランクアップするよな。

    Posted by ハインフェッツ at 2007年05月19日 15:14:11
  46. この新聞記事を元にしたテレビニュースも放送しててねぇ・・・

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 15:45:48
  47. まあ中国が原子力レーダー衛星とか打ち上げて
    レゲンダのパクリを構築できたら
    飽和攻撃を実施できる目算もたつんじゃないかなー

    まず目標の空母機動艦隊を補足しないと
    爆撃機とミサイルがあるだけじゃ撃てねー

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 17:23:09
  48. >まず目標の空母機動艦隊を補足しないと
    >爆撃機とミサイルがあるだけじゃ撃てねー

    だからバックファイアを購入するよりも、ベアを哨戒機として購入されたほうがよっぽど厄介なんですよ。

    実際、インドはベアを哨戒機として運用しています。単に矛だけ、攻撃力だけUPしても意味が無いわけで。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月19日 18:51:42
  49. >ベアを哨戒機として購入されたほうがよっぽど厄介

    あまり事情は知らんのだけど、ベアって哨戒機としてそんなに優れているの?
    哨戒機としてベアを飛ばしても空母から発艦した要撃機あたりに追い払われそうなのはおいとくとして、ベアが敵艦を捉えると同時に艦対空ミサイルが飛んできそうな気がするんだが…

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月20日 12:14:20
  50. あと、ベアはアホみたいに五月蝿くて遠距離の水中でも騒音が聞こえるという話なので
    対潜哨戒に使っても潜水艦に警戒されるんじゃないでしょか?
    対潜じゃないのかな?哨戒任務。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月23日 02:44:04
  51. >ベアが敵艦を捉えると同時に艦対空ミサイルが飛んできそうな気がするんだが…

    ベアの搭載レーダーの性能くらい調べろよ。「気がする」ってなんだ、自分で調べもせずに感覚で物を言っているわけか。

    >ベアはアホみたいに五月蝿くて遠距離の水中でも騒音が聞こえるという話

    馬鹿過ぎ。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月23日 02:55:23
  52. >馬鹿過ぎ。
    いや、ディスカバリーの「爆撃機トップ10」でそういう話が出てたんですよ。
    潜水艦探知用のSOSUSでもベアのエンジン音を遠くから拾えたという。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月23日 04:06:44
  53. ベアに限らず、哨戒機の対水上レーダーの探知距離は艦対空ミサイルより長いのが普通。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月23日 04:10:59
  54. っていうか水上艦の捜索の話をしているのに、何ゆえ対潜哨戒の話に? 流れ的におかしくないか? 記事本文とも関係無いし。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月23日 04:15:13
  55. 「あと」とか書いちゃったんで紛らわしくなっちゃいましたけど
    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年05月20日 12:14:20

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年05月23日 02:44:04
    は別人です。自分は02:44:04の方です。
    自分は「哨戒任務」というと真っ先に対潜哨戒を思い浮かべてしまうんです。
    で、ベアの独特な低周波音響は不利じゃないかなぁと。
    低い音はかなり遠くまで届きますし。
    内容が怪しい事もあるディスカバリーの言う事ですから全部鵜呑みにもできんのですが、
    「SOSUSで聞こえた」というのは誤訳なんかにしてはやたら具体的ですし。
    しかしそもそも対潜哨戒でないのなら完全にズレた意見ですね。コレ。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月23日 04:20:35
  56. 櫻井よしこがこの産経の記事に煽られてましたね。
    週刊ダイヤモンドでこの記事を取り上げて、中国の脅威を主張していました。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月25日 09:47:57
  57. 今日付けの産経が米陸大研究所のネタをソースに核及び通常弾頭の弾道弾で米機動部隊攻撃の作戦を企図してると書いてた。
    産経も本気のようです

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月26日 17:06:55
  58. >通常弾頭の弾道弾で

    あまり怖くないな。SM-3で迎撃できるし、開発中止になったSM-2block4を開発再開し配備すれば、イージス艦だけで二段構えの弾道ミサイル防御が出来る。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年05月26日 20:44:25
  59. 以前購入した本を読んでいたら、対艦弾道ミサイルのことが書かれていました。
    >これだけ命中率が高くなると、目標は陸地とは限らない。弾道ミサイルは、従来、固定目標を攻撃する兵器だったが、米議会調査局(CRS)は「中国は、MaRVを装備した戦域弾道ミサイルを開発中で、(中略)この種のミサイルは、広域海域監視及びターゲッティングシステムによって、海洋を移動中の米海軍艦船を攻撃しうるようになると危惧される」と分析している。つまり、対艦弾道ミサイルという新たな兵器分野であり、米国は、新たな対策を迫られているようだ。(引用 新潮選書 ミサイル防衛 能勢伸之著)
    ちなみに能勢氏はフジテレビ政治部専任部長兼解説委員で長いこと防衛問題担当をしていたそうです。

    Posted by 90式改 at 2007年07月01日 17:04:04
  60. >フジテレビ政治部専任部長兼解説委員で長いこと防衛問題担当

    すると同じフジサンケイグループの野口記者と情報源が同じなんでしょうね。

    >この種のミサイルは、広域海域監視及びターゲッティングシステム

    旧ソ連のレゲンダ・システムに匹敵するものを中国が保有しないと、使えないということです。

    >米国は、新たな対策を迫られているようだ。

    SM-3と、それを補佐する対弾道ミサイル・ミサイル兵器で十分対処できる気がします。レイセオンは艦載型PAC3を提案していますし、開発中のスタンダードSM-6はAMRAAMのシーカーを流用したアクティブ誘導で、BMD能力も付与されるわけですから。

    いっそ、航空機搭載型PAC3(計画中)をF/A-18に搭載してCAPしてもいいわけですし。対処手段は何重にも用意できます。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年07月01日 17:59:50
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