2017年04月16日
4月15日の北朝鮮軍事パレードに登場した新兵器に付いて。

今回初登場の新兵器。装軌型の自走発射機に搭載された地対艦ミサイル。ソ連が開発した亜音速対艦ミサイルKh-35の北朝鮮版を4連装ランチャーに収めてると推定される。北朝鮮はシルクワーム系の地対艦ミサイルも装軌型の自走発射機に搭載しており、上陸直前の敵を射程に収めるべく沿岸部で移動を行い待ち構える必要上、野外機動力を重視している。

今回初登場の新兵器。スカッドないしノドンの改良型? ミサイル先端側の翼は1点のピボットで装着されており、操舵翼であることが分かる。終末誘導能力を持つと思われる。対地型なのか対艦型なのかは不明。対艦型の場合は短距離弾道ミサイルであると思われる。(対艦用で中距離弾道ミサイルでは索敵も誘導も困難になる為)

パレードでは初登場の北極星1号SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)。モックアップなのかそれともカバーで覆われているのか、ノズル部分は機密扱いとして隠されている。

パレードでは初登場の北極星2号(KN-15)。SLBMの北極星1号(KN-11)を地上発射型に改良した中距離弾道ミサイル。コールドランチ式の固体燃料型弾道ミサイルで、ミサイルはキャニスターの中に収納されている。

KN-08長距離弾道ミサイル。従来は16輪TELに搭載されていたが、今回のパレードはムスダン中距離弾道ミサイル用の12輪TELに搭載されている(そのため、ミサイルの先端が車両より飛び出ている)。タイヤカバーはホットランチ時の膨大な熱からタイヤを守るためで、ムスダン発射試験の際にも装着されていた実用的なもの。

今回初登場の新型ICBM。16輪重野戦機動トラック型TELとトレーラー型TELの2種類。コールドランチの固体燃料型と推定される。

韓国の最新鋭複合型ライフルK11にそっくりなライフルを持つ北朝鮮軍特殊部隊の兵士。複合型ライフルとはライフルとグレネードランチャーを一体化したコンセプトの銃で、グレネードは小型軽量のものを使う代わりに高度なスマート時限信管を用いて最適な位置で起爆させる。
21時56分 | 固定リンク | Comment (12) | 軍事 |

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  1. 北朝鮮も、頑張ってるなー

    トレーラー型のタイヤは普通に見えるけど、空気圧特殊仕様なんだろうか?
    または、張りぼてなんかな?

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月17日 07:36:48
  2. うわ。ハリボテでなければ中国より先進的かも。アメリカが怒り狂うのも判りますね。


    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月17日 19:15:59
  3. 空母は平時の威圧用か、航空基地を確保できない場合に止む無くの用途で、戦時にわざわざ沿岸付近まで行かないだろうな。脆弱だし。

    THAADに守られた韓国の空軍基地から、艦上機なぞより余程強力な空軍機を繰り出せるのだから。
    固定目標なら改オハイオ級のトマホークで足りるし。

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月17日 19:56:56
  4. この16輪車どうやって曲がるの?

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月18日 08:05:06
  5. >>4
    小泉悠氏のブログに同じ16軸のトーポリMのTLEの写真があったが、前後2軸づつが操舵輪になってた。

    http://blog.goo.ne.jp/interstate/e/d0a906f2d7bfca48297e8733addacc03

    軸数違うけどクレーン車が通常時は前軸のみ操舵、小回りきかせる時は前後軸で操舵なんてことをやってるからTLEも同様なんじゃないかな。

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月18日 17:50:48
  6. で、北韓国内のどの道路で走れるか、
    試してみたのかな???(笑)

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月18日 19:53:36
  7. >6
    16輪野戦機動トラック型TELは道路以外でも走れるんやで?

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月18日 20:50:18
  8. 操舵翼はPAC3の迎撃回避を意図してるって可能性もあるかな?
    多数のノドンに少数の終末機動タイプを混ぜて撃たれるとPAC3の迎撃が信頼できず全弾SM-3で迎撃せざるを得なくなり、迎撃能力が飽和しやすくなる

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月19日 12:50:02
  9. >北極星1号のノズル
    「水中から、ガスの圧力で」発射するモノなので、ガスや水が内部に侵入しないようにするためのカバーだと思います。
    2016年8月の潜水艦からの発射実験での、潜水艦に積み込む場面の写真でも同様のカバーが見えます。
    潜水艦からの発射後、水中から空中に飛び出してからカバーが外れるはずです。

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月20日 11:08:07
  10. >>8
    PAC3って宇宙空間が戦闘領域だろ?
    空力操縦舵など役に立たないのでは?

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月22日 13:52:54
  11. >> 10
    PAC-3は大気圏内、宇宙空間はSM-3の方。
    といっても、PAC-3弾はサイドスラスター操舵付きだから空力操舵には頼らないと思うけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月22日 15:38:06
  12. Kh-35系の地対艦ミサイルを開発していることに驚き。
    海軍力が貧弱な分、沿岸防衛力を上げようとしているのかな。

    Posted by 名無しОбъект at 2017年04月28日 01:00:11
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