読者の疑問に対して答えようとする姿勢は評価できますが、批判に対する反論が新聞掲載記事よりも突っ込み所多数といった有様では、傷口を悪化させているようにしか思えません。
田村編集委員の皆様への返答を紹介します [2007/07/25]
「やばいぞ日本 第一部見えない敵1」の筆者、田村秀男です。記事について、さまざまなご批判があることは真摯に受けとめております。 記事については、防衛省幹部、F2開発及びテスト飛行担当者、メーカー、米国防総省関係者の多方面から取材した結果です。 取材を総合した結論は、F2が残念ながら「価格に比べて性能がかなり劣る」戦闘機であるという現実です。中国側にそれが知られているとの冒頭の証言でそれを指摘しました。 ご承知のように、F2は当初、支援戦闘機としての使命を与えられていましたが、配備段階で、対艦、対地、対空の三つをこなすよう使命が拡張されました。韓国のF15Kに比べた性能が劣ることを「空の勇者」が嘆くことを重く受けとめるべきです。 F2の性能がライバルの戦闘機に劣れば、実戦で不利。だからこそ、量産がされても一層の改良努力をしなければならない。しかし、価格高と性能不足はどうしようもなく、調達数は大幅に減らされたわけです。 「対艦ミサイル四基を搭載した場合の主翼の振れ」については基本的に試験飛行での話です。 飛行制御のプログラムを「主翼が振れない領域に設定」し、三沢基地に配備されている分は2004年の時点で「戦闘能力点検」をパスしています。 しかし、複雑な実戦のケースや他の装備などに応じて、なおより高度の飛行性能のためテスト飛行を続けている、この試験の段階では振れる場合があり、さらなる改良が必要です。 対艦、対空とも実戦能力に乏しい、しかも価格は高い。失敗だと認めてこそ教訓が得られる、その教訓を生かすようにしたい、というのが記事で訴えるところです。 産経新聞編集委員 田村秀男
>F2は当初、支援戦闘機としての使命を与えられていましたが、配備段階で、対艦、対地、対空の三つをこなすよう使命が拡張されました。
いいえ、F-2は構想段階の時点でそれら三つの任務を全てこなせる様に仕様要求が出されています。1985年1月に、航空幕僚長から技術研究本部長に対して下記のような運用要求を提示されています。
- 空対艦ミサイル4発装備した状態で戦闘行動半径450海里を有すること。
- 短距離空対空ミサイルと中距離空対空ミサイルをそれぞれ2〜4発装備できること。
- 全天候運用能力を有すること。
- 高度な電子戦能力を有すること。
以上のように「中距離空対空ミサイル」を運用できる事がFSXの仕様要求でした。F-1支援戦闘機が短距離空対空ミサイルまでしか運用できない点と比較すれば、FSXに対し高い対空戦闘能力が求められている事が分かります。
田村秀男氏は配備段階で使命が拡張された、と言いますが、恐らく氏の主張の根拠はF-2がアラート任務に就いている事からなのでしょうが、F-1もアラート任務には就いていたのですから根拠とは成り得ません。
>取材を総合した結論は、F2が残念ながら「価格に比べて性能がかなり劣る」戦闘機であるという現実です。
1機あたり80億円の予定が120億円になってしまった事は、一々総合的に取材しなくても普通に公表され判明している事実です。この調達予定価格の失敗は、防衛省も認める所ですから。ですが田村秀男氏の記事は、それ以上の意味合いで「F-2は欠陥機だ」と主張するものです。
私は「価格と性能は吊り合っていないが、致命的な欠陥があるわけではない」と反論しています。
>中国側にそれが知られているとの冒頭の証言でそれを指摘しました。
・・・ああ、中国に知られているF-2の弱点って「価格に比べ性能が劣る」事なんですか? だからそんなことは普通に公表されている事でしょう、「隠しても無駄だ」ってそりゃそうですよね、調達価格など普通に発表されている事ですから。
冒頭の証言って意味あるんですか?
「弱点」というモノは性能上の問題点でない限り、実戦で足を引っ張るものではありません。「価格に比べ性能が劣る」という事は、問題点は高い価格であって、性能上の不都合な欠陥がある事を意味しません。
>韓国のF15Kに比べた性能が劣ることを「空の勇者」が嘆くことを重く受けとめるべきです。
重く受け止めろ? 馬鹿馬鹿しい、
鼻で笑ってるんですよ。
軽すぎますね、その「空の勇者」さんは。一体誰です? 「竹島の制空権は失った」だなんて、あまりにも程度の低い煽り文句で、一般紙で目にするとは思いませんでした。領土紛争の係争地、しかも相手が実効支配している地帯の上空の制空権を「失った」と、全国紙新聞記者の前で表現するような、政治的センスの欠片もない「空の勇者」が居るとしたら、それは航空自衛隊にとって大変不幸な事です。
そもそもF-16ベースのF-2の空戦能力がF-15ベースのF-15Kに劣るのは当たり前の話です。機体規模そのものが違うクラスなのですから。だから、性能差を大袈裟に嘆く様な戦闘機乗りが居たとしたら、そりゃ田村さん、貴方は担がれてますよ。
しかもF-2もF-15Kも戦闘爆撃機(戦闘攻撃機)であって、お互いが空戦を行う機会はまず訪れません。機会があるとしたらお互いの国が総力戦に突入し、あらゆる機体を防空戦に注ぎ込む死闘を繰り返す事態くらいでしょうね。竹島や尖閣諸島のような小さな孤島を巡っての地域紛争では考えられない事態です。
通常、制空権はお互いの制空戦闘機同士で行われます。敵の戦闘爆撃機に味方の制空戦闘機が攻撃を仕掛ける場合もあるでしょう。ですがお互いの戦闘爆撃機同士が交戦する可能性は低いのです。日本航空自衛隊の制空戦闘機はF-15Jです。韓国空軍はKF-16です。制空権云々はこれらの機体で争われます。仮に韓国空軍がF-15Kを制空任務に使用してきたとしても、航空自衛隊側で相手をするのはF-15Jです。それも新型空対空ミサイル「AAM-4(99式空対空誘導弾)」を運用できるF-15J改が相手となるでしょう。F-15Kの運用するAIM-120「AMRAAM」を射程で上回るAAM-4ならば、優位な戦いを展開する事が出来ます。それに加え、早期警戒機の支援などで元々、航空自衛隊のほうが有利な状況を構築できているのです。
「竹島の制空権は失った」という証言の無意味さは、理解して頂けましたか?
>「対艦ミサイル四基を搭載した場合の主翼の振れ」については基本的に試験飛行での話です。
もう既に不具合が解消された、という事に触れずに記事を書いたのですね。
>飛行制御のプログラムを「主翼が振れない領域に設定」し、三沢基地に配備されている分は2004年の時点で「戦闘能力点検」をパスしています。
プログラムだけでなく、パイロンの位置変更を行って振動問題を解消した事はご存じないのですね。
>複雑な実戦のケースや他の装備などに応じて、なおより高度の飛行性能のためテスト飛行を続けている、この試験の段階では振れる場合があり、さらなる改良が必要です。
それはF-2に限った話ではありません。F-16でも、爆弾満載で急激な機動を行えば翼は捩れるので、G制限は掛けられています。どんな戦闘機でもそうです。複雑な実戦のケースや他の装備などに応じてあらゆるパターンを試さないといけないのですから、新型ミサイルが出来て新たに搭載する場合には、その都度旧い機体でも試験を行わなければなりません。
>対艦、対空とも実戦能力に乏しい、しかも価格は高い。
対艦・・・「対艦ミサイル4発と増槽2本を抱いて大バンク角での旋回を行うF-2支援戦闘機の映像」
対空・・・「USFJ Commander takes a spin in Japan's new F-2 fighter」
対地・・・「日米共同「コープ・ノース・グアム」終わるF−2初の対地実爆」
何処が実戦能力に乏しいのですか。具体的に指摘してください。
田村編集委員の返答をブログに載せた、中静敬一郎・産経新聞論説副委員長は、【やばいぞ日本】連載の取材班キャップを勤めています。中静氏は最後にこう纏めています。
>◆ 以上、田村編集委員の主張を紹介しました。実戦に使えない航空機でよいのか、それを考えない日本でよいのか、という「やばいぞ日本」の問題提起と受け止めていただければ、幸甚です。
私は実戦で使えると反論しています。大きな欠陥があるわけでは無いですから。そして調達コストが予定より高くなったことは失敗だったと認めているからこそ、防衛省は調達予定数を減らしました。にも拘らず「失敗を認めていない」と主張する、田村氏の記事はおかしなものです。それ以前に間違い箇所が山のようにあるのはどうにかしてくれませんか。F-35やF-22の主翼は複合材一体成型ではありませんよ。
ですがそれよりも何よりも、「竹島の制空権は失った」という、あまりにも程度の低い煽り文句が、田村氏の記事に批判が殺到している真の理由です。何も知らない一般人はこんなセリフに騙されて「やばいぞ」と煽られてしまうのでしょうが、ちょっとでも軍事を齧ったことのある人間なら、馬鹿馬鹿しいと一蹴する内容でしかありません。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 22:50:23
もうちょっと詳しく調べて書いたほうがいいよなぁ・・・
あんまりなこと言ってるとただの煽り記事に成り下がってしまうし。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 22:50:54
何が不満なんだ産経新聞は・・・
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 22:57:33
えっと、それって支援戦闘機の仕事そのものですよね。
そもそも土俵の違う物同士を比べても何も意味無いですよね。
この「空の勇者」から煽りの臭いがプンプンする。こんな言葉を使ってる時点でかなり怪しい。
産経よ、俺を軍事担当で雇え。そしてサントム啓蒙記事で埋め尽くしてやる。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:11:30
成り下がっちまった典型例だろ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:12:09
知られているのは、もと記事の「対艦ミサイル四基を搭載すると主翼が大きく振動する欠陥」
の事ではなかったのか??
普通に読めば、そうなるわけだが。
「価格に比べて性能がかなり劣る」事を知られたところで、どうだというのか?
>「対艦ミサイル四基を搭載した場合の主翼の振れ」については基本的に試験飛行での話です。
ということは、現時点における欠陥の有無は不明か、直っている、ということではないのか。
もと記事の「対艦ミサイル四基を搭載すると主翼が大きく振動する欠陥が直らない。」
という記述は訂正しないの??
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:13:54
拡張される前の任務は何だろう、などと考えてみる。
・・・偵察とか対潜哨戒?
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:16:32
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:20:12
ちゃんとF-2もスクランブルしてるし
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:27:27
読んでいるオタ>煽りに成り下がった
>7
対空を除外した支援「戦闘機」というスゴイ日本語に絶句しますね・・・
Posted by SLE某 at 2007年07月26日 23:27:47
一般人はどうかわかりませんが、いわゆる憂国の志士ぐらいの中途半端な知識を持った方々が一番危ないですね。
昔は自分もそんなもんでしたからわかります。
でも、それをきっかけにちゃんとした軍事への造詣を深めてもらえれば…、とも思います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:38:55
戦闘中に出会った敵機の値段がどうこう、戦闘そのものには無関係な話です罠。相手が100億円だろうと50億円だろうと、性能だけが生き残る為の評価対象。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:40:27
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:43:51
ようするに、これ間違ってたってことじゃないの?
そうなら、はっきり書いてくれないと困る。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月26日 23:46:13
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:01:12
きっとガリソン少将の真似したかっただけなんだよ
>軽すぎますね、その「空の勇者」さんは。一体誰です?
実は田村さん
休日は○県の山奥にある地図上に無い飛行場に行って毎週竹島をパトロール飛行する名パイロット
愛機は冷戦時代にチェコで買ったMig-21
と妄想しましょう←免責事項のつもり
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:24:21
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:32:30
>韓国のF15Kに比べた性能が劣ること
これどんな釣り?
調達開始の時期もF−2のが早いし、そもそも、同じ旧西側国の同任務機と比較するって・・・。
それに中国に知られたから危機なんでしょ?
だったらsu-27系でしょうよ、比較するのは・・・。
なんで韓国がでるの・・・。
マスコミの韓国汚染はひどいですね。。。、
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:34:11
だって変形しないじゃん!
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:47:40
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:54:17
ましてや、ドリルがついてないなんて・・・
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 00:59:36
記事としては専門家が効率良く働けるような政治にすべしとか書くべきと思う。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 01:04:15
「おざなり」ではなく「なおざり」です・・・。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 01:08:43
ん? なんか変ですか?
私がすんごく気になるのは、やっぱ「空の勇者」ですね。
本当に空の勇者と呼ぶにふさわしいなら「飛行時間○×時間の現役パイロット」等と具体的に書けばいいし、それが書けないなら「関係者」程度で済ますべきでしょう。
「空の勇者」としか書けないのでは発言元のソースとして意味を持たないし、架空の人物に現場の声として都合の良い発言をさせていると思われても仕方ない。まあ後者だと疑ってますけど。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 01:40:41
http://homepage3.nifty.com/tak-shonai/intelvt/intelvt_028.htm
>「おざなり」 に済ますというのは、適当にいいかげんに
>済ましてしまうということだ。しかし、「なおざり」 というのは、
>そのレベルまでも行かない。成り行きに任せるだけで、
>まともに着手すらしないことを言う。
23、キツイな・・・田村さんだって頑張っているんだぞ、こう「空の勇者」の取材とか。
空の勇者、まさかと思うが佐藤守の事じゃないだろうなぁ・・・
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 01:40:49
墓穴がどんどん深くなるって言う典型ですね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 02:02:04
「空の勇者」
別に空自関係者とは一言も言っていない。
・・・「空の勇者」とは、アフガン航空相撲の事だったんだよ!
http://www.h5.dion.ne.jp/~mlg/airsumo/airsumo.htm
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 02:11:27
>こういう議論は専門家に外出ししたほうが合理的なのでは。
はぁ。で、具体的には誰が誰にどう依頼すると?
権威付けされた嘘は、放置すればそのまま事実として流布するから、見抜ける人が可能な範囲で指摘してやるのは大いに意義のあることだよ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 03:09:09
>こういう議論は専門家に外出ししたほうが合理的なのでは。
>毎日してもこのblogにしても論点が矮小化してる気がするなぁ。
>記事としては専門家が効率良く働けるような政治にすべしとか書くべきと思う。
>
>Posted by 名無しT72神信者 at 2007年07月27日 01:04:15
はぁ? なんじゃこりゃ。22の主張こそ無意味なんじゃないかね。
>「記事としては専門家が効率良く働けるような政治にすべしとか書くべきと思う。」
中学生の書いた作文レベルの主張だなぁ・・・ああそうか。もう夏休みか。
そういうの書きたきゃ自分でブログ持って書いてみれば。誰も見に来ないと思うけど。
>「毎日してもこのblogにしても論点が矮小化してる気がするなぁ。」
相手は毎日じゃなく産経。このブログは趣味の軍事ブログなのだから細かい突っ込みになって当然。「専門家が効率良く働けるような政治にすべし」だなんて子供っぽい主張は、君に任せる。
>「こういう議論は専門家に外出ししたほうが合理的なのでは。」
で、誰が引き受けてくれるのよ。誰もしないんだから誰かがやるしかなかろう。そもそも誰が頼みに行くんだ。外出しって気軽に言うけどな、君は何かコネでもあるのか。無いなら偉そうな事を言うな。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 03:39:51
これはちょっと。値段の高すぎる兵器、または性能にしては値段の安い兵器が
戦争、ひいては戦闘にどんな影響を与えたか歴史を見れば分かりますよね。
F-2に関してはF-16やF-15をベースにすればそれで良かったのではないか、
というツッコミがまずあるんですよね。これは自国で開発する事の価値が
分からないと結論が出ません。F-2も調達が終われば開発・生産の人員・設備
が宙に浮いてしまう事がいずれ問題になると思います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 04:25:12
問題にしているのは「戦場で出会った場合」の話。この場合、値段は何の意味も為さない。値段が意味を持つのは国家戦略レベルでの話。
すると地域紛争では殆ど影響が無い。
>F-2に関してはF-16やF-15をベースにすればそれで良かったのではないか、
>というツッコミがまずあるんですよね。
何を言っているんだ君は。F-2はF-16ベースだ。
ちなみにF-15をベースにした場合、予定価格は1機あたり150億円と試算まで出ている。なお開発時期からいくとまだE型は存在しないので、C型ベースとなる。
>F-2も調達が終われば開発・生産の人員・設備
が宙
>に浮いてしまう事がいずれ問題になると思います。
F-2調達終了後、ステルス実験機を開発する事が決まっています。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 04:52:10
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 05:03:02
書き方が悪かったですね、すみません。
私は詳しくないので詳しい人に任せますが、
F-2はF-16を少し改造したもの、と済ます程ではないくらいの
機体になっているという話を聞いています。
翼の強度の件はF-16より大型化した機体を支えるために発生している
問題ですよね。
F-2が良いとか悪いという話はすごく荒れますし、私も
別に悪いとは思わないのですが、国産ステルス機の開発には
若干の不安があります。F-2の意義というのが国産戦闘機開発力の保持であるなら
ここで途絶えてはいけません。ただラプターの後継となる機体を10年でしたっけ、
で実験レベルまで持っていくのにどれだけ予算が必要なのか、割りに合うのか
疑問です。
再度書きますが、国産機がダメだといっているわけではないです。ただ
堂々と開発をやっていける根拠が必要だと思うわけです。
>C-X/P-Xの生産で当分の間は仕事には困らないよ。開発スタッフは実験機の方で仕事があるし。
これは良い話ですね。
Posted by 30 at 2007年07月27日 06:03:09
>F-2はF-16を少し改造したもの、と済ます程ではないくらいの
機体になっているという話を聞いています。
>翼の強度の件はF-16より大型化した機体を支えるために発生している
>問題ですよね。
オイオイ…
F-16をFSXの仕様要求に合わせたら、F-2になったことぐらい理解してくれよ。
つまり、F-16小改造程度では、
「ASM×4+増槽×2+AAM×2」
なんて無茶は出来ないんだよ。
F-16小改造でFSXの仕様要求を満たせるというソースを君は持っているのかい?
Posted by 飛燕治三郎 at 2007年07月27日 06:27:25
主張してそれが通ってから開発するべきですよね……
お金はいくらかかっても良いんだ、という感じにも取れる書き込みがあったので、
それは違うのでは、と思ったのでつい書き込んでしまいました。
私ももし判断する側に立ったら開発続行のほうを選びますが、
やはり筋は通す必要はあると思うのです。
Posted by 30 at 2007年07月27日 06:35:14
航空自衛隊の場合少数精鋭を指向する傾向があり、
そのためには高い性能の他に高い稼働率を求められる。
まあライセンス国産をどんな機体でも行えて、
稼働率が国産開発技術研究なしに維持できれば、
国産戦闘機開発は諦めて貰ってもって話が可能かも。
でもそんな極論は成り立たない。
今、日本は性能上最高の第五世代戦闘機を求めているわけだが、
現在唯一の第五世代戦闘機F-22だって
「中国が今よりずっと強力になって
米国を脅かすって見込みが立たないとF-22売らないよ」
って流れ。
ライセンス国産どころか輸出すら見込みが薄い。
開発をやっていく根拠ならこんなもんでどうかね
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 06:46:13
開発側にとっては、有利だと私も感じます。
最近ラプターが嘉手納に来ましたが、思ったよりニュースに
なりませんでした。もっとこの辺の大事な話は新聞でも国会でも
深く議論して欲しいところです。
Posted by 30 at 2007年07月27日 06:51:02
FXは取り合えず無し。C-Xも調達を遅らせて、浮いた資金でF-15改修
http://obiekt.seesaa.net/article/49326843.html
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 07:27:00
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 13:11:23
まずは何処がわからないのか言ってみよう
何処がわからんのか提示されないままに言われても困る
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 13:51:23
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 17:39:07
「この記事を書いたのは誰だぁっ!」
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 17:55:54
普通に返せばいいだろう。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 19:04:09
F2は「支援戦闘機」と呼ばれている
→支援であろうと戦闘機とつくからには格闘戦もするはず(1)
→おおよそ多機能な工業製品は中途半端
→だからF2も中途半端に違いない!
(1)から分岐
→韓国のF-15KはF-15ベース
→だからF2が勝てるわけがない!
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 21:28:35
現実を思い知らせた方がいい。
安易な韓国ネタでの煽りは、嘲笑されるしかないと言う事を。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 21:50:53
このブログはTOPページにサイドのトラバ欄が表示される。個別の記事ページには無い。これは前から。
http://obiekt.seesaa.net/
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月27日 21:53:16
特に、「価格に比して性能が劣る」という田村氏の主張に対して、
「問題点は高い価格であって、性能上の不都合な欠陥がある事を意味しません。」との
切り返しは非常に鮮やかで、感服しました。
Posted by 権兵衛 at 2007年07月27日 21:54:23
>>43さんに同意ですね。
わざわざ大文字にして罵倒するよりも、いつも通り淡々と「いいえ。〜」と書いて良かったのでは。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 01:15:55
えーと、JSF氏は結構いつもこんな感じじゃなかっ(略)
というかまず、ブログ主がどういう言葉を選ぶかはブログ主の
裁量なので、「○○と書かない方がよい」のかどうかは本人が
決めること。
そういう忠告だか指南だかは的はずれだと思いますが。
嫌なら自分でブログ立てて自分でやるしかない。
そして田村氏と産経の記者についてですが、これだけいい加減な
記事を書きながら、読者の指摘に対し正体不明の空の勇者氏の
言葉を「重く受け止めるべき」などという鼻持ちならない
物言いをするようでは、このぐらいの切り返しを食らっても
当然だと思いますがね。
空の勇者氏がどこの誰なのか、何をしていてどういう実績を
もっているのか一切明らかにしないまま、その人物の言葉を
反論の根拠にしたうえ、なんで重く受け止めろなどと言えるのか。
「俺は取材して書いてるんだぞ」という虚勢を張って逃げようと
しているとしか思えない。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 01:37:04
んー、コメント欄なんてそんなもんだと思ってましたが・・・。
別に指摘したつもりもなかったです。
閲覧者の雑談、というのはずれた認識のようでしたね。
申し訳ない、黙ります。
Posted by 48 at 2007年07月28日 01:43:47
>「いいえ。〜」と書いて良かったのでは。
田村が他人の指摘を何も理解せず、再び「空の勇者が〜」とか言い出したせいだろ。
一回目は通常に応対しても、二回目は罵倒されても仕方がない。
「重く受け止めるべき」という反論自体が何も分かっていない証拠。薄っぺらいと言われている事がまるで自覚できていない。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 02:23:23
右翼からは口うるさい餓鬼だと疎ましがられ
ああ軍ヲタは今日も鉄の棺おけひきずって
T-72神に祈りを捧ぐオブイェークト
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 05:08:12
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 09:28:33
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 09:48:44
初めから理解する気が無い人間には、どのような事をしても理解させる事などできませんよ。
あの手に人間にとっては自分の思い込みだけが100%正しいわけで、それを否定する情報は絶対に受け付けません。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 11:28:26
無理だろ。
戦闘機の知識がエアーコンバットII止まりの俺は、
田村氏の
対艦ミサイル4本積むと翼が振動する不具合があるという部分で、主任務が対艦攻撃と理解した。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月28日 16:23:48
大馬鹿にわかるようにはできない。
Posted by 名無しОбъект at 2007年07月31日 22:10:10
>どうやったら田村氏に「F2の主任務は空中戦じゃない、
>あくまでも『やってやれない事はない』ってだけ」って事を、
>理解させられるんだろう・・・
そりゃ不可能です。
新聞記者全般の傾向として、誤解して書いてるのではなく、
予め用意した結論のために組み立てた“取材”なので、
結論に修正が加わるような情報は一切無視します。
Posted by 英国面のパダワン at 2007年08月01日 05:19:33
竹島の制空権w
Posted by 名無しОбъект at 2007年08月01日 22:19:17
あ、そうか。それなら有り得るw
Posted by 名無しОбъект at 2007年08月01日 23:13:54
Commented by weirdo31 さん
田村記者からの反論乃至説明はないようなので、蛇足をすこし。
7月31日の産経(大阪)朝刊の「明解要回解」で、政治部の加納宏幸記者が明解にF15の後継機選定問題を解説してくれていました。
田村記者のF2がF15K云々は何がいいたかったのか不明のままですが、「やばいぞ日本」が「やばいぞ産経」にならないよう中静記者の手綱裁きをよろしくお願います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年08月03日 18:35:34
FX選定と情報流出 管理の甘さで損なわれた国益
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000913-san-pol
特に目新しい話は無いなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年08月04日 22:50:53
うち1件は勇猛果敢支離滅裂な中級幹部より。
連載全体に評判はよくなかったみたいだが・・・
(この回に限らず結構きてるが、とりあえず「やばい」に突っかかる人が多いのは高齢化の所為かね)
なお突撃にあっては、ノーマルな「ご意見扱い」。もっともイントラの週報で苦情を特に取り上げる例もない。
兵隊としては上の話も聞かないので、外様の小父様の処遇は不明だ。
労害買い付けるよりは、中に投資したほうが士気も高まるがねぇ。ただでさえ放牧場撤収の騒動で下は動揺してるんだから・・・
Posted by AIM-9B at 2007年08月06日 05:29:15
普通に二本ですよ?
あんなでかいのを四本つけて、
あんなに横に長い翼なのに、
3Gまで耐えられる。
それだけでも十分じゃないですか・・・
Posted by 名無しОбъект at 2007年11月01日 21:13:08
SRAAM×2 + ASM×4 + 600ガロン増槽×2 + 370ガロン?増槽 で9GスプリットSできなきゃヤダヤダヤダ
ということなんじゃないでしょうか
Posted by 名無しОбъект at 2008年01月28日 11:42:57
結果として訂正事項は一つとしてなく、書いた記者がそのままでもばっくれられると判断したのでしょう。
書いた記者はF-2の事を失敗を認めない官僚風土の産物だと豪語してましたが、主翼振動問題といい、キヨのC-Xと同じく要求仕様を知らなかった事といい本当に関係者に取材しているのかどうかすらも疑問です。この記事こそガセ記事と認めないマスコミ風土の産物ではないのかと思いました。
この記事をネタ元にしたのか、諸君という雑誌で小川先生が、F-2を米軍基準でドックファイトさせると空中分解するという与太話を書いていました。
Posted by T-72神信者 at 2008年03月30日 23:41:40
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090524/fnc0905240820000-n2.htm で政府支出がGDP比7割にも達すると吹いているんだが、記事中の「重複分を除いた一般会計と特別会計の純合計額」ってのが実は一般会計、特別会計の純合計の値でまるでウソ。
実際には予算項目同士のやり取り重複分をのぞくと200兆くらいで、GDP比4割なんだよね。またこのうち半分は社会保障などで国民に給付されているお金で、政府自身が支出して消費しているのは約110兆円。「生産に結実しているのは2割にすぎない」ってのはこの部分。こういうことは財務省の資料読めば普通の人間なら理解できるはず。
またアメリカとの比較も書いているけど、アメリカの予算には国債償還費は入っていない。OECDの標準比較法では日本の地方政府分も含めた総政府支出はアメリカより小さい。
まあとにかくデタラメだらけの記事書いてる。
結局この人ただの嘘つき無能記者なんだよ。こんなのが日経の編集委員でプロの目とか言ってたんだから、マスコミのレベルなんてタカが知れてる。
Posted by 名無しОбъект at 2009年07月24日 19:52:41