・・・ロンドンでテロが起こった事を聞いて、まず真っ先にこのような事を考えた私は、人としてどうかしているのだろう。その後、悲しむ、非難する、理解を示す、怒るといった想いは出て来ては消えていった。911テロの時も、まず真っ先に、戦争が起こるだろうという誰にでも予想できそうな事を漠然と考えていた。
今回のテロを受けてブレア首相の支持率は跳ね上がった。(こちら)
1年前のマドリード列車テロで政権を交代させたスペインとは逆の方向へ走り始めている。ただ元よりスペインに報復という選択は無かった。彼らの軍隊はそれだけの能力を有していなかった。
ただ今のイギリスにも単独で他国を武力侵攻する力は無い。だが限定された攻撃ならば出来てしまう。テロリストキャンプへの巡航ミサイル攻撃、或いは特殊部隊を送り込むといった類の。場所は何処か・・・アフガンなのか、イラクなのか、他の国なのか。
歴史上の加害者であるイギリスが被害者になり、どんな行動を起こすのだろうか?アメリカのような大規模な報復(ほとんどやつ当たりでしかない)でなく、首謀者へのピンポイントな報復なら拍手喝采を送りたい。そうでないときは・・・。
Posted by 零細本屋 at 2005年07月10日 11:42:16
Posted by 名無しОбъект at 2005年07月10日 16:01:22
そういう意味で多国籍軍の攻撃って的外れじゃないかも。
Posted by 名無しОбъект at 2005年07月10日 16:26:02
しかし、このテロを根絶しようとして強硬体性を取れば、また報復の報復がやってくるかもしれないわけです。
この2つの選択肢を右往左往するのが国家であると私は考えます。
アメリカは硬派のほうに傾きましたが、イギリスは、さてどうなるでしょう。
私は硬派に傾くと予想しますが。
Posted by 榊 at 2005年07月10日 18:31:17
アルジェリアやアンサール・スンナ軍の例を見ても分かりますように,テロリストにとっては殺害自体が自己目的化することが往々にしてありますので,イギリスが報復をしなければ,連鎖が止まるかといえば,非常に疑問です.
特にアルカーイダは議会政治そのものを「反イスラーム」と見なしておりますので.
ちょっとアレなソースですが,ゲイル・リバースの著書には,
「テロリストは,テロの経験を積む内,自己陶酔して殺人そのものを楽しむようになる」
と書かれておりますな.
この本が書かれた頃には,まだアルカーイダは無名の存在でしたが,今日のこの状況を見るに,卓見と言えるでしょう.
Posted by 消印所沢 at 2005年07月10日 20:46:56
自国が矢面に立たずに報復に一票
まぁ手を汚さないという事は無いでしょうがね
Posted by 名無しОбъект at 2005年07月10日 20:48:11
「アメリカと共同で巡航ミサイル攻撃」でしょう、そして目標はアフガン、イラク"以外"の拠点へ。
Posted by JSF at 2005年07月10日 21:18:24
一発ぐらい誤射して38度線の北に着弾しないものか・・・
Posted by 超破瓜 at 2005年07月11日 23:38:37
やっぱり弾頭は質量をエネルギーに変換するアレか?
Posted by 名無しT72神信者 at 2005年07月12日 12:40:26
イギリスをテロ戦争から脱退させないための!!!!
なんていう妄想がとびかうでしょうな。
Posted by ななしでっちゅ at 2005年07月13日 14:10:41