Chinese FC-1 faces export hurdle [2005/7/18 Jane's]
Russian engine manufacturer Chernyshev Moscow Machine Building Enterprise has banned China from entering its RD-93-engined FC-1 attack fighter aircraft in any procurement competition where it is up against a Russian aircraft.
『RD-93を中国が勝手に第三国に転売することを禁止』
更に記事は、パキスタンがこの対象に含まれることを伝えています。以前からロシア政府は第三国への輸出には否定的でしたが、エンジン製造のチェルニシェフ社から直接言われてしまいました。そうすると別のエンジンを調達してくるしかありません。しかし他国のエンジンは高価過ぎて安さが利点のFC-1の意味が無くなり、中国製のエンジンとなると大幅な性能低下は避けられません。
例によってRD-93を違法コピーするのは、スホーイ戦闘機やJ-10のエンジンの供給を止められてしまうので無理があるし・・・結局の所、中国が国内に配備するFC-1に搭載する分のRD-93については問題ないわけですから、一番ワリを喰っているのは開発資金を負担したパキスタンということに。
他のエンジンに付け替える場合、性能的に問題なくても機体の方を改修しなければならず完成は大きく遅れるでしょうし、RD-93を違法コピーする場合もエンジン開発にそれなりに時間を取られます。もういっそFC-1を諦めて、韓国からT-50を購入した方がパキスタンにとってお得なんじゃないかと思えてきました。性能的にも似たような機体だし。
機体を中国、エンジンをロシアから買えばすむ話じゃないんですか?
エンジン載せ替えぐらいできるだろーと思うんですが・・・
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月11日 05:11:09
>エンジン載せ替えぐらいできるだろーと思うんですが・・・
俺もそうは思うんですが、ただそれやると自国生産目指してきた今までの努力が殆ど水の泡になってしまう訳で…………あと中ロから買うとなると、モノ欲しさに付け込んで値段吹っかけられる可能性もあります。
(パキスタンから見れば)馬鹿にならない金を掛けてる筈ですし、今更引っ込みが付かないというのが実状ではないでしょうか?
Posted by 名も無き公僕 at 2005年08月11日 07:52:18
・・・・・・俺らも人の事言えないか
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月11日 09:44:07
絶対にロシアはパキスタンに兵器を売りません。なぜならインドが怒るからです。インドはロシア兵器の大口の顧客であり、インドを怒らせてしまうと今後の商談が上手くいかなくなり、大損になりますから。
RD-93エンジンはインドにも売るんですよ、インドはMig-29戦闘機を採用したからです。ロシアは、敵対する国双方に武器を売るような死の商人的な行動をあまり取りません。これがフランスならやるかもしれないけどね〜。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月11日 14:22:40
ロシアがかかる行動をとらないのは、やっぱり性能評価のためなのでしょうか?
あるいは、双方に軍事顧問団を派遣することからくる悪影響を心配してるのでしょうか?
Posted by T34/85萌え at 2005年08月11日 19:20:18
ロシアもAKやRPGくらいならお構いなしに売るだろうけど、戦車や戦闘機などの大型兵器ではあまり聞いたことがない。これはアメリカもそうだろうし。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月11日 19:56:56
中国にとっちゃ馬鹿にならん出費だろうけど国産化したくともできないのはこちらとしてはアリガタイ事ですかね。
Posted by gainer at 2005年08月11日 21:23:37
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050811i114.htm
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月11日 22:29:16
「私は衆議院議員なの!自衛隊員に命令できるのはシビリアンコントロールで当たり前のことよ!さあ、ヘリで選挙区まで送りなさい!!」
なんて、平気で仰って下さりそうな(妙齢の)お嬢様ですね。
Posted by T34/85萌え at 2005年08月11日 23:07:17
ってか、その手のタレコミは連絡用掲示板やメールフォームなどでお願いします。実際、何通か来てるし。
Posted by JSF at 2005年08月11日 23:18:31
今見たら、なんかURL違ってると思われるので一応。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050811it14.htm
静岡7区からの出撃だそうで。
あーうん、まあ、ガンガ・・・・レ・・?
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月12日 00:24:57
FC-1もそんな感じ。確か中国向けRD-93の代金が一基13億円ほどで、FC-1完成品予定価格が20億円くらい。
しかしこのエンジン、Mig-29に搭載していた時代(RD-33)から寿命の短いことで有名だったわけで、トータルで見ると決して安い買い物じゃないはず。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月12日 03:04:43
フランスは・・・、自国に地政学的に影響が出ないところでは、本当にやりたい放題ですね、ここは。ここは、中国に「フランスでの衣類の省ひっは大きいですよ。」とか忠告して、アジアのもめ事を飛ばしてやりたいとか思う今日この頃。
Posted by うみゅ at 2005年08月12日 10:40:39
年数ばらばらだけど、とりあえずこんなもんらしい。
Posted by gainer at 2005年08月12日 14:38:16
「敵対する国双方に武器を売る」には当たらないの?
マレーシアとインドネシアにも売り込みかけていたような…後者はキャンセルされたけど。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月13日 00:33:06
それこそ現在進行形でガチ戦争しているか、国境紛争を繰り返している状況でなければ。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月13日 00:48:33
http://www.honda.co.jp/news/2003/c031216-hondajet.html
Posted by チハたんはあはあ at 2005年08月16日 22:04:36
ビジネスジェットと戦闘機では、要求される性能と耐久性が全然違うと思うぞ。
もてる技術力全てを投入して、軽自動車を作るのがやっとのメーカーに、いきなりF1やWRCラリーに参加する車(なおかつ勝てる車)を作れと言うような物。
残念ながら現実は厳しい。
HONDAの10年後、20年後に期待しましょう。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月17日 05:36:50
ロシア →耐久性を犠牲にしても極限性能を追求(エンジンは消耗品という概念)
アメリカ→極限性能を追求するよりは耐久性。
(エンジンも使い古す。)
日本 →性能を犠牲にしても耐久性が大事。
(エンジンはまさに貴重品。)
これは同世代のエンジンの推力を比べれば歴然です。ロシア製のエンジンはかなり強力です。一方、日本はわざわざ限界性能を下げて耐久性をアップさせる改造を行っています。
ですから、ロシア製は安いとはいえパーツの継続的な安定供給が死活問題です。
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月18日 16:33:48
Posted by 名無しОбъект at 2005年08月23日 13:34:01
606 :名無し三等兵 :2006/05/13(土) 16:41:11 ID:???
>>603
RD-93がパキスタンへ輸出するのを禁止されているという噂を中国航空技術輸出総公司は
公式に否定しているし、成飛もそのような理由でパキスタンとの共同開発に支障出たことなど
ないと公式に否定している。
ことの発端と思われるのは2005年1月3日にロシアのイワノフ国防大臣がアメリカの雑誌の
インタビューで、中国がRD-93搭載機を輸出するのを否定する「可能性がある」と述べたもので
できないとか拒否したとは述べていない。この件に関してはF-16をパキスタンへ輸出する件と
からんでの政治的な駆け引きという推測もある。
先月、パキスタンは生産ラインの建設を開始しており、今月11日には正式にJF-17 150機の
採用を発表し、追加発注を示唆している。
イワノフ国防大臣は今月、中国を訪問しており、航空関連ではロシア製練習機の輸出と
第五世代戦闘機の共同研究を約束したが、RD-93やパキスタンへの輸出に何の話も出ていない。
607 :名無し三等兵 :2006/05/13(土) 18:14:34 ID:???
>>606
RD-93の再輸出を認めないとの報道は昨年の4月。7月にもございました
ロシアのChernyshev社はRD-93の第3国への輸出を認めていないと主張
したと報道されました
(JDW、2005/7/20)
ttp://www.janes.com/defence/news/jdw/jdw050718_2_n.shtml
ttp://military.china.com/zh_cn/news/568/20050720/12497536.html
ttp://www.kommersant.com/page.asp?idr=500&id=571225
そして昨年の10月に、RD-93の第3国への輸出禁止という話を
否定する記事が出ました
ttp://forum.keypublishing.co.uk/showpost.php?p=504918&postcount=79
しかし本当の所、RD-93に関するロシアの動きはどのような意図がある
のでしょうか?
608 :名無し三等兵 :2006/05/13(土) 18:23:55 ID:???
モンキーモデル作ったからOKって事になったとか>RD-93
609 :名無し三等兵 :2006/05/13(土) 22:26:38 ID:???
>>607
輸出問題のJDWの記事はカナダ漢和情報センター主任のYihong Chang氏が執筆したもの。
JDWのアジア特派員も兼任。彼は中国雲南省の出身で、日本に留学し、カナダ国籍を取得している。
Andrei Pinkov(アンドレイ・ピンコフ)という執筆名も持っており、この名前でCIAや日本の研究機関、
新聞社で執筆活動をしている。ロシア外交部や防衛庁でも公演を行っている。
Jane's年鑑では中国・北朝鮮関連の担当でいかがわしい人物というわけでもない。
JDWでは特に続報は無いものの、そこにあるようにカナダ漢和情報センターはン輸出問題を追跡取材をしており、
対中輸出に問題があると述べたとされるChernyshev社を取材して根拠の無い情報だったと続報を出している。
JDWはニュース性を重視と、Jane'sのように毎年更新されるわけでもないから、Jane's自体が
日本や中国の情報分析能力が欧米と比べると弱い点を考慮して情報を洗ってからのほうがいいと思う。
ここをソースに世界中に話が広がったりするから。
以前にあったJDWのガセネタの仕組みは、小松がモワグ社と技術提携したという話と共に、
もっともらしく詳細な数値をあげて小松がピラーニャと提携しピラーニャをライセンス生産の
契約が結ばれたというガセネタをでっちあげてJDWに売り込んだ日本人ライターいる。
技術提携の話は複数のソースがあるから信じ込んで掲載。記事にはJDWの担当記者の名前だけで、
元ネタを提供したライターは何食わぬ顔で日本の軍事系雑誌にJDWに掲載された記事に関して
詳しい取材をしてきたと、スクープと称して原稿料をせしめている。
そのため今でも日本がピラーニャを装備しているという情報だけが一人歩きをしていることがある。
Posted by 名無しОбъект at 2006年09月25日 21:12:11
自分の言葉で語りなさい。引用を行うなら適切に行いなさい。ここは2chではないんだぞ。
Posted by 名無しОбъект at 2006年09月25日 21:49:42
それ、清谷の事じゃん。
Posted by 名無しОбъект at 2006年09月25日 21:56:12
http://www.kojii.net/news/news061117.htmlでも
「中国とパキスタンが共同開発している JF-17 (a.k.a. FC-1) のパワーソースとして、ロシア製の Klimov RD-93 を使用することが決まった。」云々と書かれていますが。
さて、どーする?(笑)
Posted by 紅月ひかる at 2006年11月17日 22:36:27
中国とパキスタンが共同開発している JF-17 (a.k.a. FC-1) のパワーソースとして、ロシア製の Klimov RD-93 を使用することが決まった。これまで、ロシア側は「直接・間接を問わず、パキスタンに RD-93 は渡せない」という立場をとっていた。これは、パキスタンの隣国でロシアにとっての大口顧客・インドに配慮したため。しかもインドの MRCA 計画に MiG-29 を売り込んでいる最中だったりする。しかし、中国・パキスタン側の要望に押し負けた格好。
Posted by 名無しОбъект at 2006年11月17日 23:30:21
インドがMRCA計画でMig-29OVTを選ばない、程度の影響を予測。
Posted by 名無しОбъект at 2006年11月17日 23:33:15
引っくり返った模様。
制裁を回避する者は制裁に泣く (DID 2007/1/25)
http://www.kojii.net/news/news070202.html
問題になったのはパワープラントに選定されたロシア製の Klimov RD-93 エンジン。中国はすでに JF-17 用として 100 基を調達、さらに 400 気のオプション契約を有しているが、これはパキスタンの隣国・インドが使っている MiG-29 のエンジンでもある。そのインドに気を使い、さらにインドのマルチロール戦闘機調達計画に対して MiG-29OVT (a.k.a. MiG-35) を売り込んでいるロシアが、商売への影響を懸念して RD-93 の対パキスタン輸出許可を引っ込めてしまった。
その結果、2007 年から 150 機の調達を予定していたパキスタンの計画はパー、中国も最初の海外カスタマーを喪失する事態に。いまさら別のエンジンに変えるとなれば機体の改設計は免れえず、これは現実的に無理。しかもパキスタンはアメリカの対テロ戦に協力する見返りとして、F-16 のアップグレードと追加調達を始めてしまっている。
Posted by 名無しОбъект at 2007年02月02日 21:03:59