軍隊の余裕と、軍隊の文民統制 :furukatsuの軍事
笠井潔『国家民営化論』一億総ゲリラ戦理論の大穴というid:JSF氏の記事について、本稿では「日本は島国なので海上封鎖されたらお手上げ」という結論に関して大筋ではその通りであると考えるが、しかしながらその一面的な論述に二つの観点から問題を提起する。
確かに、日本は島国であり、海上封鎖によって容易に干上がってしまうという危険性を有している。しかしながら、その事実は笠井潔の提起する考えを否定するものの、市民軍やゲリラ戦の思想そのものを否定するという意味ではない。そのような観点からJSF氏の議論について再検討をする。
私もゲリラ戦そのものを否定する気はありません。ただ、ゲリラ戦の大家チェ・ゲバラ著の「ゲリラ戦争」に置いて、
・地元住民の積極的な支持と献身的協力
・逃亡、休養、訓練、再編成などを安全に行う後背地(聖域)
・兵器や物資の安定供給を約束してくれる支援国家
これら三要素がゲリラ戦には必須であり、そしてゲリラ戦だけでは最終的勝利は得られず、最後には正規戦争に発展させる必要があると問いています。「勝利は常に正規軍によってのみ達成され得る」、ゲバラはそう言っているのです。(私自身は3年前に楽天広場で、CHF氏は1年前にmixiでこの事を「反戦平和運動家」を相手に説明していました。)
つまり日本は島国という地理的条件で既に、ゲリラ戦理論の三大要素の一つである聖域の確保が困難であり、連絡線の維持も難しく、援助国からの補給も遮断されやすい事になります。
さて、furukatsu氏の言う二つの異なる観点とは、「軍隊の厚みの問題」と「主体的文民統制の問題」に分けられています。その文章は体系的に戦略論を学んだ者だけが書ける理路整然としたもので、大変分かりやすく纏められています。
先ず「軍隊の厚みの問題」を私なりに一言で纏めてしまえば、「戦争は数が必要」(注;「数で"決まる"」ではない)という基本中の基本を説明したものです。プロフェッショナル・アーミー(職業軍人で構成された志願制軍隊)とマス・アーミー(徴兵制で構成された大衆軍)では、当然後者の方がより多くの人間を集められます。そしてfurukatsu氏は、過度の効率化によって余裕と冗長性を失った志願制軍隊が、システム的に破綻する事を懸念しています。
しかし現代の先進国の軍隊はプロフェッショナル・アーミーで構成される事が主流となっています。西側先進国で唯一、徴兵制を残しているドイツ連邦軍も既に全軍の8割が志願兵であり、それでいて軍全体を縮小しつつ主任務を「専守防衛」から「国際紛争への対処」に切り替える方針を示しました。そしてロシアも徴兵制軍隊から志願制への移行を探っています。中国軍も同様の動きがあり、既に米英仏伊などが志願制軍隊である以上、世界の主流はプロフェッショナル・アーミーへと移り変わっています。その理由は「徴兵制 復活?」を参照して下さい。
次に「主体的文民統制の問題」ですが、furukatsu氏は「一般にマス・アーミーは主体的文民統制にとって有利である。」と述べています。これは現在のドイツでもそのような論議が行われています。それは徴兵制廃止論議の理由の一つに「軍隊を職業軍人だけに任せては文民統制が効かなくなるのではないか」という懸念の声があるのです。(furukatsu氏が言う、ドイツが徴兵制を続ける「建前上」の理由の部分)先の大戦のトラウマがあるのでしょう。ナチスが台頭する以前から再軍備の準備を着々と進めていたドイツ軍。そういった職業軍人への警戒心です。(しかしこれはドイツの徴兵制廃止論議の中でも徴兵制維持の理由としては弱く、最も大きな理由は徴兵忌避制度に置ける代替ボランティアが徴兵制廃止で出来なくなることへの懸念〜ボランティア要員の消滅〜が要因なのですが。)
ただ、これについては私は何も懸念していません。ドイツ連邦軍が徴兵制であろうと志願制であろうと、軍部が暴走する危険性に差は無いでしょう。どちらみち徴兵は兵であり、軍の中枢には関与しないのですから。(既に全軍の8割が職業軍人であり、徴兵制そのものが有名無実化した現状もあります)
客体的文民統制と主体的文民統制を見比べれば、どちらも文民統制というシステムでは同じです。客体的文民統制は政治と軍事を切り離し、軍部が政治に介入する事を防ぐというものです。主体的文民統制は軍隊を完全に文民のコントロール化に置く事を優先します。
しかし例えば、ミサイルが10分で首都に着弾する事を察知したというのに、一々文民に迎撃許可を求めていたら迎撃自体が間に合わないように、主体的文民統制が行き過ぎれば軍隊はマトモに動けなくなります。客体的文民統制は軍隊に軍事の専門性を求めるため柔軟性が増しますが、これも行き過ぎれば軍隊による軍隊の為の戦争が行われる危険性があるとfurukatsu氏は説きます。
つまり、どちらも行き過ぎればよくないわけで、両方の折り合いを付けるしかないわけですが、この話と「市民軍」「徴兵制」との関係性は薄れていると私は思います。何故ならドイツの徴兵制廃止論議の中でも主流と成り得ていない、極一部での懸念だからです。
最後に
私とfurukatsu氏は、「一億総ゲリラ戦理論」についてはお互い、問題外であると一蹴しています。今回の議論に置ける市民軍とは徴兵の事であり、ゲリラ戦は議論の中心ではありません。
私が「徴兵制 復活?」で述べた事は、徴兵制を全否定するものでは無いのです。序章の部分で、
『今までの世界情勢から予測すると、日本では数十年どころか数百年のスパンで、徴兵制復活は有り得そうに無い。』
と述べている通り、現在とその後当分の間の社会情勢の中で、日本で徴兵制が復活する可能性は著しく低い、そもそも必要が無いのだから・・・というものです。これについてもfurukatsu氏は概ね合意してくれるでしょう。
要は現実の選択と、理念(こうあるべき)の違いであり、前回のエントリでの19氏と大屋准教授のコメントとも繋がっています。
19. Wikipediaの笠井潔の項には彼は新保守主義に転向しているみたいなわけわからんこと書いてありますね
彼は右に寄ったんじゃなくて左翼思想からリバータリアニズムに入っていったはずですよ
リバタリアニズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0
リバータリアン保守思想20の特色
http://www.soejimatakahiko.net/nlm/20.htm
確か副島隆彦や森村進なんかと同時期に初めて日本にリバータリアニズムを本格的に紹介した一人だったはずです
リバータリアニズムは突き詰めれば、外国の事に関わらない、敵が攻めてきたらオラのライフルで退治してやる、国家?シラネ、みたいな非常に原始的な考えまでいく思想ですから、こういうアナーキズムと紙一重の思想を持ってる人に国防を説いても無駄のような
後、どうでもいい個人的な話ですが笠井氏のヴァンパイア戦争は結構好きだったんですがねぇ
今にして思えばあれも最後は地球は北斗の拳みたいな無法地帯になってたなw
Posted by 名無しT72神信者 at 2007年10月10日 01:31:59
33. 19氏も書かれているとおり、笠井氏は「国家が個人に強制することはどの範囲までが道徳的に許されるか」という理念的な問いを前提として、その上でどのような社会の仕組みが可能かという議論をしているのです。なので、「それだと《現実的に》こんなに困ることが」と反論しても「なるほど、ではその現実は《不正》である」と言われてしまうのですね。
この問題についても、笠井氏はおよそあらゆる国家に該当する議論としていると思いますから(その点で日本国憲法の解釈として群民蜂起論を説いている憲法学者たちと異なる)、他国が大型兵器や海空軍を持っていることもない《はず》、ないし(最終的には)なくなるはずだ(だって不正なんだもん)という言い分があると思います。
……いやもちろん非現実的なんですが、理念中心で現実批判をするタイプの中では、笠井氏は余計な留保条項とか譲歩を付けないで《きっぱり間違う》人なので、アンチテーゼとか批判的検討の対象としては優れている人だと思いますよ。
Posted by おおや at 2007年10月10日 10:56:00
すると私は「現実中心で理念を批判するタイプ」になるのでしょうか。・・・その傾向はあるなぁ。
「敵国人は消毒だぁー!」みたいな事やる国相手だと文民もろとも殺される気がするのですが
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 16:38:13
>「敵国人は消毒だぁー!」
一方、シリアは自国人ゲリラを町ごと消毒した。
http://mltr.free100.tv/faq01h.html#01967
米軍と違って人命に気を使わない軍の場合、シリアのハマ・シティのように、原理主義過激派が潜んでる事を確認しただけで、国内4位の大都市の一区画を住民もろとも三日三晩の砲爆撃で皆殺しにし、廃墟を死体もろともアスファルトで舗装してしまうってな事も可能です。
ハマの虐殺では,アムネスティによれば、少なく見積もっても一万数千人の民間人犠牲者が出たそうですが、さすがに効果覿面、その地域のテロリストは根絶やしになったそうです。
まあ、有機農薬の代わりに砒素などの無機毒物をばら撒いて、地域住民ごと害虫を駆除するような荒っぽい方法ですけどね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 16:54:09
実際ベトナムでも枯葉剤とか
市民もろとも攻撃されましたし
通常よりも市民への被害は増えるでしょうね
しかし一億総ゲリラの場合は市民と軍人の差異が
無くなると考えてもいいでしょうから
一応気にしなくてもいい事になりますよね
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 16:55:00
てことは、仕事を抱えてる成人男子なんかより、やっぱり子供がいいですかねえ。
体力もあるし、従順だし。
ゲリラは子供を誘拐してきて兵士に仕立ててますから、子供から教え込むのが一番合理的ですし。
小学校の運動会で手榴弾投擲競争とか、ガスマスク装着批難訓練とか銃剣訓練とかやるんだろうな。今日の授業は敵兵の正しい殺し方で、相手の急所の刺し方とか、正しい小銃の使い方とか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 17:22:30
Posted by 通りすがりの子供 at 2007年10月13日 17:37:47
よくいるんだよなあ、助攻ばっかり熱心で主攻を最初から考えない奴
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 18:11:36
でもこういう高度な情報システムが導入された場合、それを使いこなす人員は必然的にプロフェッショナルであることを求められ、マス・アーミー的な手法ではそもそも軍隊システムの維持ができなくなるのでは…? いくらなんでも日常生活が存在する人間に軍用の高度なシステム操作も一緒に学べというのは酷ではないかと思うんですが。
しかし、人的資源を節約しつつ一人ひとりにかかる負担を減らす方法って無いものですかね…。やっぱり人間を代替し得るような高度なAIの導入くらいしか思いつきませんが、いつになることやら(しかも別の問題が発生しそう)。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 18:18:14
どこかの国でそんなことやっていたなあ。たしか北朝鮮という国だ。(そんなろくでもないことをしてるばあいじゃない。早く拉致被害者を返すんだ。核開発も放棄するんだ。飢えた国民を救うことを考えろ〔以下略〕)
>2
イラクのサダム・フセインもクルド人を少なくとも5000人以上毒ガスで殺害したし、中東の独裁国家って酷いなあ。
こういう話を知ると日本が民主主義でよかったと思う。
>実際ベトナムでも枯葉剤とか
市民もろとも攻撃されましたし
枯葉剤はジャングルを枯らすために撒いたのであって、人を殺傷するための兵器ではありません。撒いた米軍軍人も枯葉剤が危険だと知っていた人はあまり居なかったそうです。
Posted by 90式改 at 2007年10月13日 18:32:12
たまには韓国軍のことも思い出してあげてください。
韓国が西側先進国かどうかは微妙ですけど。w
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 19:32:24
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 19:37:06
米軍は東京空襲では逃げ道を塞ぐ様に焼夷弾を巻いて焼き殺そうとしました。
連合軍はドイツで無防備宣言した都市を徹底的に爆撃しました。
ベトナムでも無差別絨毯爆撃で問答無用で吹き飛ばしました。
枯葉剤は視界を確保し、隠れる場所を少なくする作戦で、
その発動において人民への被害を過度に軽視しました。
人民解放軍は抵抗を辞めるように言った僧侶達を逆に寺院毎戦車で破壊しました。
軍と関係なくても無理矢理こじつけてあの家屋は軍需工場!政治的反抗者!戦争の邪魔!
とやって虐殺を企画してきます。
こういう危険な人達を相手に「全員軍人です」等と言おうものなら、
喜び勇んで全てを焼き払おうとしてくるでしょう。
だって、全て軍人だから市民に気を使う必要が無いのですから。
だから、西欧では特に軍民の区別が重要視される訳です。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 19:46:43
スイスが皆兵制なのはスイス独特の理由があります。
まず、スイスは共通言語がありません。
既に各国の影響が甚大であるので、有事には軍が強制統括する必要があります。
次に、スイスの人口が低すぎます。
従って、兵力のボリュームを増す為には市民を動員すると脅すしかありません。
逆に低い人口であるからこそ、装備を配るという発想が現実的にもなります。
さらに、スイスは有事には重要な街道を要塞化します。
市民は街道沿いに多く住んでいますし、山岳地である環境的においそれと避難出来ません。
特に、冬に外に出す等論外です。結局、徹底抗戦時には市民も巻き込まれます。
最後は、スイスは特定の勢力だけに付く事を嫌いましたし、
逆にどちらにも手助けをしました。
具体的に言えば、市民を傭兵として出稼ぎに出しました。
傭兵が主要な商売だった訳ですから、武装にあまり抵抗感はありません。
日本はそれらのどの事情にも当て嵌らないので、
スイス型の実現は無理があると思います。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 20:02:12
そもそも、日本の人口の大半は老人と女子供ですよ?
それなのに一億云々等と言う。成人男子なんか半分もいません。
女子供、老人も戦えという事でしょうか?
そうだとすると、日本人なんか老若男女共々死んでしまえ!
とでも言いたいのでしょうかね?
まさかそんなことは無いと思いますが。
それともやっぱり、深いことは何にも考えてないのでしょうか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 20:14:16
>すると私は「現実中心で理念を批判するタイプ」になるのでしょうか。
>・・・その傾向はあるなぁ。
というコメントで
http://zenmind.exblog.jp/m2007-02-01
このサイトの2月6日の記事を思い出した。
この類の議論は、右か左かというよりも
立脚点が現実にあるか、理想にあるかの違いの方が大きいような気がする。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 20:37:20
どちらが容易いかを考えてみれば、おのずと答えは自明の理。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 20:40:43
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 21:15:57
西欧じゃないけど、NATOには加盟してるしw
この辺の場合はスイスと似たような事情でしょう。
冬は普通に−30℃まで下がるし、人口は600万人、
隣は露助。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 22:08:18
アメリカのポシーコミタータスは副島隆彦の本で知ったな。サバイバルスクールやサバイバルグッズのメーカーが産業として確立しているのは、そういう人たちが多く、市場として成立するからなんでしょうね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 23:07:24
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-10/2007101001_03_0.html
>「憲法九条が変えられたら、真っ先に戦地に送られるのは、いまの高校生かもしれないよ」
>改憲手続き法(国民投票法)などの悪法
前者は性質の悪い洗脳紛いだし、後者は第96条との矛盾が今まで放置されてきたことを全く無視しているとしか思えん。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 23:21:46
どっちかと言うと、いざ戦争になったときの避難の仕方とかまあいろいろな事、要は自衛隊の邪魔にならないような制度を作ってもいいんじゃないかなとおもいますね。
今は、邪魔するだけでなく妨害工作する奴も出てくるでしょうし。
あと、災害のときとかも役に立つだろうし。
日本では何でもかんでも軍靴の音に結び付けますから無理だとはおもいますがね。
そんな事思いつくおまいらのほうがやばいだろって言いたいです。
Posted by 殻付牡蠣 at 2007年10月13日 23:25:15
そのために国民保護法の整備が進められているんですよ。
http://www.kokuminhogo.go.jp/torikumi/kihonshishin.html
お住まいの自治体の保護計画を確認してみてください。
しかし、国民を安全な領域へ避難させるだけなのになぜ反対するんだろう。
・・・そうか、上陸してきたゲリコマの人質が居なくなるから反対して
るのか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月13日 23:59:14
欲しい時には必ずしもその場にいない非常用組織じゃ困るから常設の人たちが必要なわけでしょう。
そのうえ消防団にも非加入で、消防訓練すら積極的に参加しない人相手の軍事訓練とその人たちを使ったまともな軍事組織なんか成立しますかね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 00:01:41
地連ジャー(名称変わった?)も募集難で大変なんだろうけど、さて本省は何を考えてるのかねぇ。「普通」の人は移籍制度あるとこなんかに就職しないと思うんだなぁ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 00:06:34
まあ、そもそもこれ、まともに反駁することもない理論なんですが、訓練を受けてない素人が一人残らず全員小火器で武装した状態は、敵軍の総攻撃に勝る脅威のような気がしますね。
Posted by 旅するさかな at 2007年10月14日 00:15:54
地本マン(チ・ホンマン)と呼ばれています(嘘
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 00:17:07
しかし本人も徴兵逃れしてる上、あろうことか国民からお預かりしている自衛隊で『クー』やっちゃおうとした人だから説得力無いけど。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 00:27:09
かの国は後退国です。このままでは間違いなく李朝に戻ります。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 00:31:38
確かに西側先進諸国という言い方をするとその辺があれな感じ…
G8あたりに言い換えてはどうでしょう?
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 02:13:02
企業のレンタル制度は元々自衛隊訓練が新人の研修科目として人気があって、
要望によってその枠を広げるだけの話。
枠は非常に狭いものなので、殆どの企業は応募から漏れる。
また、これらは企業が情報公開をして研修を行うものであるから、
事実上選択制と同義である。
どう考えても強制徴兵制には程遠い。
それを選ばなかったら他の責務を負わされる訳でもないから、
選択徴兵制でもない。
市民が自衛隊入隊という事で暴走してる人がいるだけだね。
ダイエット目的で軍隊に入るとかも海外ではあるんですよ?
日本の自衛隊は参加に閉鎖的なくらいです。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 02:34:28
北朝鮮の兵力が大きいので徴兵制度でバランスを取るのは判ります。
ただし、危険な敵国が色々とヤバイ兵器を作っているのに、
目と鼻の先に人口の大半が暮らしているというのはどうなんでしょうね。
ソウルなんか簡単に大被害になるでしょう。もはや人質ですね。
もうすぐ首の大統領は勝手に終息宣言してますが、二政府状態でにらみ合ったまま
そんなこと言っていても全然説得力ありませんね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 02:40:17
どっちかというと戦争はイヤだ無理だ止めてくれといってたような。
(前段階のチェコやオーストリアの併合の段階から)
あげくヒトラーの暗殺まで計画したりして。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 02:56:24
日本の軍隊の場合、軍人というより軍官僚に近い人たちが仕切ってたわけだから論外。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 04:06:59
軍人からしたら戦争なんて圧勝が一番、理想は戦わずに勝つことでしょうし。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 12:41:21
戦わずして勝つというのは理想じゃないと思うが。圧勝して勲章貰うというのが軍人の理想だろ、米軍はいつもどの部隊が参加するかで大モメするらしいし。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 12:58:50
実は帆船屋さんじゃなくて酷使様相手だったというオチ。
あれは酷かった、なんせ"前線"しか知らない元兵隊なんだもん。
Posted by CHF at 2007年10月14日 12:59:51
>>33
孫子でしたっけ?
Posted by MIB at 2007年10月14日 13:04:52
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 15:04:31
国防軍はひたすらヒトラーに抵抗したが、抗し切れなかった。
ヒトラーの肩書きは本当は大統領ですしね。
叩く為に総統とか言って特別な呼称を使ってますけど。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 15:22:36
練度の低い強制徴集兵は余程戦術や兵器に差でもない限り、あまり役にたちませんからね。
損害ばかり増えるのでカバーにリソースを取られて逆に負担になる。
一億総武装論なんか第二次のドイツ軍にとってのイタリア軍みたいなもんです。
いや、独逸軍を全部首にしてイタリア軍に全てをたくす様な感じでしょうか。
無差別で人数を増やすより、わかっている人間を緊急時に復員させる方向で世界は向かってます。
それは使える見込みがある人材以外は兵士に満たないからです。
作戦を理解出来ない。命令を徹底できない。死地を前にして臆する。意欲も無い。
訓練も足りないし、適性も不確実。こんなんで近代戦は行えません。
昔と違ってエリート兵の技能は本当に化け物なんです。
数だけでは被害を無視した時間稼ぎくらいにしか使えません。
その程度で勝てるならイラクが米軍相手にやってます。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 15:33:18
生きたバリケードみたいなもの・・・にもならないかも知れません。
古ネタですが、マキャベリが無理やり編成させた市民軍は、敵軍(フランス軍だったような)の大砲一発の「音」を聞いただけで要塞を放棄して逃げ出したとか。
そもそも、こいつらはどこで何を守るんでしょうか?自分の家か、町か。首都(というものが民営化国家にあるのかどうか)か。
だとしたら、敵軍がそこを素通りして他所を攻撃しても助けにいきゃしないでしょうね。移動手段もないでしょうし。
指揮なし、統制なし、規則なしでは、テロリストにもゲリラにもならないような・・・
Posted by 旅するさかな at 2007年10月14日 17:38:58
んじゃあゲリラには誰がなるの?
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 18:03:37
緊急時には自分の家や家族を守るので精一杯でしょう。
田舎のような地域共同体が機能している地域ならまだしも、都心で隣近所の赤の他人の母子家庭や老夫婦の為に盾になってやろうなんてヒロイズムのある人は少ないんじゃないかなあ。
隣組とかを復活させたいんですかね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 20:41:12
趣旨に反するのは重々承知だけれど、ある意味平和になりそうだと思った
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 20:46:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071014-00000320-reu-int
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 21:21:12
既出。それに以前の該当記事でやれって。
http://obiekt.seesaa.net/article/56861962.html
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月14日 22:11:00
理念中心で現実を批判するのもいいことだと思う。
ただ、妄想で現実や理念を批判するのはよくない。
それだけのことですね。
その逆はむなしいだけですし。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 11:09:11
しかし人は理念ではなくて現実の中に生きてるんだがな
自分の自由や人権が何によって護られているのか自覚しろってんだ
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 13:41:01
理念中心〜もアリと思います。視点、思考の多様性は痛い目に遭わないためにも大事ですから。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 14:49:38
こういうシナリオに限定してしまうのは
フェアじゃないですな。
それに海上封鎖?
日本海と太平洋の総延長わかって言ってるの?
何処が海上封鎖?中国?
まだまだ近海にしか出られないひよっこ海軍が
そんな真似ができるのか?10年早いな。
米国と戦争するつもりなら正気じゃないけどな。
こんな海上封鎖なんてありえないことを
言ってる時点でやってることがホホイ語と同じレベル。
米国というのが後ろに控えているのなら、
いくらでも武器が入ってくるだろう。
米国の民間輸送船なら撃沈することが
どういうことになるか何処の馬鹿でもわかること。
おっと、失礼!忘れていたよ。
世界大戦時にイギリスに補給物資を
運んでいた米国の船を撃沈しまくって
米国に宣戦布告されてボコボコにされちゃった
ナチスドイツというのもあったな。
何も軍艦でなくても
民間船に擬装して上陸すれば良いし、
日本海と太平洋を隅々まで海上封鎖なんて
何処の海軍も生易しいものじゃないぞ。
そんなことをやっていたら補給線が延びきって
海軍の消耗が偉いことになるわ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 15:27:21
>徴兵制廃止で出来なくなることへの懸念〜
>ボランティア要員の消滅〜が要因なのですが
そういえば、知人のドイツ人が同じことを言ってたなw
Posted by 49 at 2007年10月15日 15:30:59
というか”海空軍を放棄したら海上封鎖されてエラいことになるんジャマイカ?”というトピの内容を10回音読してくるヨロシ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 17:23:48
多くの市民が納得の上で一つの目的の為に血を流す状況ってのもかなりヤバイなぁ。
Posted by くま at 2007年10月15日 17:51:55
何処を縦読みするんだ?
>こういうシナリオに限定してしまうのは
>フェアじゃないですな。
味方がゲリラ戦装備のみ、ってシチュエーションを限定したのは笠井の方だろ。アホか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 18:03:34
んーと、お前の言っている事は「アメリカがバックに居れば一億総ゲリラ戦理論でも勝てます」という事になるんだな、一言で言えば。
そんなのだったら、最初から日米同盟を堅持した今のまま自衛隊でいいだろ?
でなぁ、笠井にしてもそうだが、ゲリラ戦理論を唱えている連中はアメリカに助けてもらう気がないし、そういうのは議論の前提じゃないんだ。
分かったかな、hagakurekakugoタン。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 18:09:23
>10年早いな。
やばいじゃん。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 18:51:30
今回の議論の前提は笠井潔だから。
http://obiekt.seesaa.net/article/59861801.html
コメント欄の最後の方で貴方の主張は論破済み。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月15日 20:01:44
ナチスドイツは海軍力が貧弱すぎます。
次に、一億総ゲリラ論は海軍力が殆ど0です。
さらに当時はロクな索敵能力がなく、手探りの様な時代ですが、
現代はレーダー技術や衛星により隠密輸送等期待出来ません。
こういう状況では日本船舶は全て拿捕もしくは撃沈、
海外籍船舶も臨検を受けて強制送還、もしくは
積荷を押収もしくは廃棄させられてしまいます。
そして主要な海路というのは実は多くありません。
日本の総延長は海上抑止力のある場合のみ有効で、
有効な海上戦力が皆無の場合、敵の船舶1隻あたりの
対応可能範囲が広範囲になりすぎてあまり関係が
ありません。
輸送量が激減するだけで十分問題になります。
また、仮想敵国はロシア中国がメインなので、
日本海、オホーツク海側も意味はありません。
これらの国が敵になるということはロシア中国朝鮮が
裏で対日協調するという事になるので、この方面の海路も
全くアテになりません。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 07:32:05
市街地も抵抗を理由に徹底破壊されます。
しかし、ゲリラ兵で攻勢に出るには犠牲を厭わない死の覚悟か、
血の掟による強制執行が欠かせません。
その上で正規軍の長距離射撃を人力で突破するのは相当の困難を伴います。
人民の命をなんとも思わない北朝鮮や中国や、宗教的熱狂性で戦地に赴いたアフガンとは違い、
日本ではこれらの作戦は実現困難です。市民を虐待したり、莫大な犠牲が前提では正規軍の高度な装備を排除してまで
策を望む意味合いが薄れてしまいます。
また、これらを徹底出来ない様な国家のゲリラ兵は戦略的価値が低くなるので、
過小評価されます。見せしめに大都市を空襲し、上陸した周辺を要塞化して、
近隣の都市を廃墟にし、数百万程殺して補給線を破綻させれば
簡単に抵抗がやむ事が計算されます。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 08:05:58
国民総兵制が可能になった背景には、剣や弓などの火薬を使わない兵器に比べると、銃は訓練が簡単で、その銃の装備率が非常に高くなったということがある。
ナポレオン戦争では、従来型の傭兵軍を保有していた国は皆敗北し、フランスと同じ一般大衆を動員しての大衆軍を作ってナポレオンと対抗することになった(プロイセン等)
現代戦では、銃は基本的な武器だけど、その重要性は以前と違いかなり低下している。小銃と機関銃しか持たない正規軍は、いくら数的に優位であっても戦車や航空機、火砲を持つ軍隊に勝てない
この状況は、重装備の騎士が大量に動員できる軽武装の農民兵を簡単に蹴散らした中世ヨーロッパと似ているかも知れない。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 12:26:44
別に狙って撃沈されなくても危険航路を通るということで船・積荷の保険料がドカンと上がるだけで問題。それに必ずしも撃沈しないでも海上封鎖は成立します(追っ払ってしまえばいい)。
さらに言うと今ヒヨっこでも数十年後にはどうなってるかわからない。国家の軍備を変えるってことは戦略レベルの話なんで数十年単位で考えるべき問題だから、今どうなってるかだけを前提にできない。どんな不確実な未来にも対応できる体制のほうが有利。
追加して言うと不確実な未来にはアメリカその他が積極的に介入してこないというのも当然入っています。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 14:15:54
>何も軍艦でなくても
>民間船に擬装して上陸すれば良いし
すげえ。重装備からなんから全部を民間船に擬装して上陸!!!!ノルマンディー以来の上陸千の革命ですな。
海を埋め尽くす擬装した上陸艦艇の数々・・・・。
アホか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 14:24:39
>何も軍艦でなくても
>民間船に擬装して上陸すれば良いし
すげえ。重装備からなんから全部を民間船に擬装して上陸!!!!ノルマンディー以来の上陸戦闘の革命ですな。
海を埋め尽くす擬装した上陸艦艇の数々・・・・。
アホか。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 14:25:00
募兵対象年齢の青年人口が多すぎて、とてもじゃないけど徴兵制度なんか施行しきれないから、と言うのがその理由ですが。
一応、憲法上は兵役は国民の義務とされていますが、自分の意志に反して無理やり兵隊にさせられて軍務につく、というような社会ではありません(今のところ)。
Posted by 通りすがりですが at 2007年10月16日 15:53:55
中国の軍事組織は人民解放軍と人民武装警察部隊と民兵から構成されています。人民解放軍と人民武装警察部隊に所属しない18歳から35歳までの男子公民が民兵に所属するようです。
つまり、人民解放軍と武装警察だけをみれば選抜志願制、民兵を数に入れれば国民皆兵制に見えます。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 16:36:02
名目上、徴兵制が残されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6%E5%BA%A6#.E4.B8.AD.E8.8F.AF.E4.BA.BA.E6.B0.91.E5.85.B1.E5.92.8C.E5.9B.BD
>徴兵制ではあるものの、人口大国でもあり、
>貧困層にとっては一つの就職口であることから、
>志願者が多い。それゆえ、現在は志願者で定員が
>満たされているため事実上、志願制の状態にある。
で、この事は「徴兵制復活?」本文中にも記されている。
http://obiekt.hp.infoseek.co.jp/peacemaker/draft_3.html
>中国は既に、厳密には徴兵制ではない。
>・・・なにしろ真面目に徴兵していると物凄い
>数になるので、実質志願制と化している。
>中国も近い将来、完全な志願制に移行していくだろう
つまり法律上も志願制にすると明記しない限り、「移行」とは言いえません。ドイツがそうであるように。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 16:58:01
誰もイエスとは言わないでしょう。
中国は法律上では思想心情の自由もありますし、義務教育制度もありますし、信仰の自由もありますが、どれも現実には存在していません。
民兵に関しては文化大革命中、いわゆる四人組が自分たちの私兵として組織を拡大していった、という事情があり、改革開放経済が採用されて30年近く経った今でも、かなり政治的に不安定な組織です(言ってみれば、時代遅れの文革派・毛沢東派の巣窟のようなところ)。
政府としてはとてもこんなところで、多くの青年を組織する訳にはいきません。
Posted by 通りすがりですが at 2007年10月16日 17:03:04
はいもう一回64見てね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 17:05:13
>66.通りすがりですが さん
はいもう一回64見てね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 17:13:51
見ましたけど……?
既に66に書いた訳ですが、中国の民兵組織は既に形骸化しており、法律に準拠したとおりの組織力などありません。
ですから中国の青年達も、自分たちの意思に反して無理やり民兵に組織される、ということもないのです。
このあたりの事情は、中国で作られた映画やテレビドラマなどで『人民解放軍から召集令状が来て、死への恐怖に悩む青年の姿』などが全く描かれていないあたりからも察せられると思います。
(韓国の青年向けドラマなんかだと、徴兵制の影は必ずといって良いほど、背景に描かれていますよね)
Posted by 通りすがりですが at 2007年10月16日 17:21:39
基幹民兵は28歳以下の軍役が終わった兵士と軍事訓練を受けた者で構成されるようです、約1000万人がこの基幹民兵組織に所属し、18歳から35歳までの基幹民兵に属しない男子公民(除く犯罪者や大学生等)が、普通民兵に所属するようです。
基幹民兵は、それまで軍事訓練を受けたことがなければ18歳から20歳までの間に、30〜40日の訓練を受ける必要があるそうです。
普通民兵にはそのような規定は無いので、おそらく訓練義務は無く、名簿に登録されているだけで、そこら辺の普通の中国人には民兵であるという自覚がないかも知れませんね。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 17:39:42
見たらなら分かる筈だよね?
名目上、中国には徴兵制が残されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6%E5%BA%A6#.E4.B8.AD.E8.8F.AF.E4.BA.BA.E6.B0.91.E5.85.B1.E5.92.8C.E5.9B.BD
>徴兵制ではあるものの、人口大国でもあり、貧困層にとっては一つの就職口であることから、志願者が多い。それゆえ、現在は志願者で定員が満たされているため事実上、志願制の状態にある。
---
そして、この事は「徴兵制復活?」本文中にも記されている。
http://obiekt.hp.infoseek.co.jp/peacemaker/draft_3.html
>中国は既に、厳密には徴兵制ではない。・・・なにしろ真面目に徴兵していると物凄い数になるので、実質志願制と化している。中国も近い将来、完全な志願制に移行していくだろう
----
つまり法律上も変えてしまわない限り「移行」とは言えません。ドイツがそうであるように。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 17:40:12
良く見てください。
私は何についても、一言も、「移行した」とは言っていないんですよ。
Posted by 通りすがりですが at 2007年10月16日 17:53:51
貴方は63でこう言いましたよね?
「本文中に、『中国軍も志願制に移行する動きがある』という主旨のくだりがありますが、文化大革命の時期を含めて人民解放軍は一貫して志願選抜制ですよ。」
制度上は徴兵制である。そして法律上移行していない限り「移行」したとは言えない。それについて移行する動きがある、とこのエントリーでは述べられているわけです。中国軍が実質、志願制である事も「徴兵制復活?」でちゃんと述べられています。そしてこのエントリーはそれを見てください、とあります。
つまりこのエントリーの書き方には特に問題は無く、貴方はレス番号63で言い掛かりを付けた、という結論に達します。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 19:28:45
>>63は「移行した」とは言ってないのでは?
そもそも>>63は「一貫して志願制」と間違った主張してるんですし。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 20:02:10
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月16日 21:06:32
管理人さんは実質志願制に陥っているので法整備でも
志願制を追認して制度移行する形になるだろうと言ってる訳です。
中国が例に出て居るのは志願制の一例だからですよ?
なぜ管理人に「いや、志願制だ!」と食って掛かっているのか、
よくわかりません。本文を読み違えていませんか?
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月17日 00:37:13
米国みたいに「ミリシア」を組織する手段もある。
ある種、最後の砦的なものだけど、
侵略する側が仮に正規軍を壊滅させても、
アフガン(対ソ)、イラク、ベトナムのような
持久戦で敵を消耗させる手段もある。
イラクのように大量の武器弾薬を貯蔵しておいて、
敵軍が攻め込んできたらばら撒けば良し。
更にイラクの場合は、市販されているものから
IEDを作る連中もいる。
ある種、無尽蔵に兵器を作れるわけだ。
流石の米軍もIEDに苦戦しているわけで、
EFPについては有効な防御策がないとも
言われている。
旧ソ連は戦争の「大衆化」をRPGという形で
具現化させた。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月18日 15:57:42
例えば、中国人民解放軍が攻めたとしよう。
ジャンボジェット旅客機を奪取し、
遠隔操作(GPSで自動航行、低空飛行)
できるように改造して中国の軍港まで誘導、
敵の空港と港を破壊すれば、
敵の包囲網と補給線を叩ける。
まぁ、これはこれで知識が必要だが。
燃料満載の無人タンカーで軍港に
突っ込むのもありかな。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月18日 16:08:51
>49
>おっと、失礼!忘れていたよ。
>世界大戦時にイギリスに補給物資を
>運んでいた米国の船を撃沈しまくって
>米国に宣戦布告されてボコボコにされちゃった
>ナチスドイツというのもあったな。
WW2では、真珠湾攻撃後に三国同盟に基づいてドイツがアメリカに宣戦布告した。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月18日 18:15:23
>>77
イラクではイラク人同士が血で血を洗う内戦を繰り広げているわけですが・・・
>>78
人民解放軍の辞書に対空兵器とか対艦兵器といった言葉は存在しないのでしょうか?
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月18日 22:56:45
>イラクのように大量の武器弾薬を貯蔵しておいて、
>敵軍が攻め込んできたらばら撒けば良し。
米軍侵攻の妨害に全く役に立ちませんでしたよね。これ。
挙句、後に武器が広まったのは押収した米軍がなぜか武器を
ちゃんと管理せず、持ち出しし放題な状態で放置していたからだとか。
誤解が多い様ですが、ゲリラは志願兵や強制的訓練兵が多いです。
それはなぜかというと、抵抗活動というのは気合が必要なので、
最初から目的意識の強い人間か、脅されなきゃ難しいという事です。
これらが欠けているといくら兵力があってもフランスやイラクの二の舞になりますよ。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月19日 00:29:05
>>77
>イラクのように大量の武器弾薬を貯蔵しておいて、
>敵軍が攻め込んできたらばら撒けば良し。
何が良しなんでしょうか?
市中に何に使われるか判らない武器弾薬を大量に
放出なんてした日には日本という国に回復不可能な
被害をもたらすのではないでしょうか
それに必要な予算を正規軍の維持費に回すのが筋かと思います
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月19日 02:05:21
まあそんな物が機能する前に講和したい物です
>アフガン(対ソ)、イラク、ベトナムのような
>持久戦で敵を消耗させる手段もある。
いやー素晴らしい
そんなことになったら日本はインフラを維持できず
産業も滅茶苦茶になるでしょうな
>旧ソ連は戦争の「大衆化」をRPGという形で
>具現化させた。
傍目に変な「平和」を望む方はたくさんいると思いますが
闘争ならまだしも戦争の大衆化を望むのは狂ってますよ
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月19日 05:03:56
廃止するのは全然別ですね。
そのRPGを開発したロシアがバリバリの正規軍型ですし。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月20日 00:24:24
>兵器として使えるものは腐るほどある。
どこにある?
>ジャンボジェット旅客機を奪取し、
どこから?中国国際航空あたり?
まさかANAやJALですか??
日本の航空会社の保有する航空機の数に腐るほど余裕あるとは知らなんだ。
>遠隔操作(GPSで自動航行、低空飛行)
改造するのにどれだけの金銭的・時間的コストが掛かると思ってる。自律機の自律航行ですら難しいというのに、民間の大型航空機に、即席の装置取り付けて、更に低空飛行だ??
その高度な技術力を軍隊の常備兵器に振り向けた方が良い。てかんな技術力あったらとうの昔に無人哨戒機が実現しとるわ!
>できるように改造して中国の軍港まで誘導、
対空攻撃のいい的。
>敵の空港と港を破壊すれば、
できるとは思えないし、できるほどの物量を用意できるならばその豊富なリソースを軍隊に振り分けた方が効率的。
>燃料満載の無人タンカーで軍港に
>突っ込むのもありかな。
対艦攻撃のいい的。
そもそも、補給線を維持したいって目的で、燃料満載した大型航空機やタンカーを特攻させるなんて本末転倒じゃないか。
軍隊が守るものは国民の生命と財産(経済力)。財産の保護って観点を欠落させて「命をかけて撃退する!!」なんて勇ましいこと言っている人も多いけれども、経済力がボロボロになった国で今までと同じように生きていけると思っているのかと。
防衛戦争なんて起こった時点でどちらもダメージは受けざる得ないけれども、その時出来る限り損害を減らすというのが防衛組織の目的でしょ。経済力の源となる民間の物的・人的リソースを真っ先に使い捨てるって阿呆の極み。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月20日 14:27:12
相手に飽和を起こさせ、敵の防御ラインを膨大にする為のおとりです。
正規軍なしのゲリラはありえません。
ベトナムもゲリラのみの様に言われてますが、ソ連将校に率いられた兵は
火砲装備を持ってます。航空機だってありましたよ?
アフガンでは長期間の抵抗戦で周囲が全部味方で次々と義勇兵が
武器を携えて駆けつけていました。アフガンで皆殺しにしても、
周辺国で訓練された各国籍の兵士が武器を携えて入国してくるだけです。
一国だけ完結していた訳では無く、聖域となる訓練・補充地が他国にあった訳です。
なおかつ、その主な抵抗理念は宗教及び、同族的連帯です。
日本にはそれらを共有する相手が居ません。例外です。
イラクは市民に抵抗を呼びかけましたが、瞬く間に敗戦し、占領されました。
ご期待の対米アフガン戦も周辺国が協力しなかったのであっというまに
タリバンは破綻、壊滅し、地方の残党の殲滅戦になってます。
ゲリラ的戦力は米軍を排除出来ていません。
出来ても占領状態でのテロ行為の継続程度です。
この状態は防衛ではなく、抵抗活動状態で既に戦争は終わってます。
Posted by 名無しОбъект at 2007年10月21日 08:51:03