2007年12月26日
日本のTK-Xも全然情報が入って来ないと思っていたら、ロシアのT-95戦車は配備計画がこっそり進行中。2008年に試験を終了し、2009年には採用予定であることが発表されました。

以下は雑誌「軍事研究」にも寄稿されている、「Historical If」の小泉悠氏のブログより。

T-95は現在試験中 配備は2009年から:★くろいあめ、あかいほし

本邦(我が国)でこのロシア報道を最初に紹介したのは上記ブログということになります。ロシア報道では22日ですので、日本では23日以降には把握できるのですが、私はノーボスチ通信のチェックを入れたのが21日が最後で、ブログの更新は23日以降暫く止まっていたのでまるで気付かず。25日に朝鮮日報日本語版がこの件を報道して翌日の今日、ようやく気づきました。しかしその朝鮮日報の記事は、大変問題がある内容でした。

凄く弱そうな戦車:MURAJIの戯れ言

相変わらず朝鮮日報は、引用部分以外の記者による解説が思いっきり間違っています。つい最近もPAK FA(Su-50)の記事で正式発表されてもいない余計な事(Su-50はプラズマステルス採用云々)を付け足していました。・・・それでも、日本の報道では先ず紹介されないロシア軍事情勢が記事になるのは有り難い事なのかもしれません。いやでも、間違った知識が広まっているのはやっぱり駄目だよなぁ・・・


ロシア新型戦車「T-95」(正式採用前なので現在はОбъект195)は、これまでのロシア戦車のコンセプトをより発展させ、砲塔を無人化して徹底的な小型化を図り、被弾率を大幅に下げる事を目指しています。ロシア戦車の砲弾自動装填システムは車体側に組み込んでいる為、極端な砲塔小型化が可能となりました。(90式戦車やルクレール戦車の採用している自動装填システムは、機構が砲塔に全て組み込まれ、即応弾が砲塔後部バスルに搭載されている為、ここまでの小型化は出来ない)


t95.jpeg

砲塔のシルエットは有人型の半分以下で、大きな砲塔の西側戦車に比べると三分の一程度でしょうか。来年の試験中に動いている映像は公表されるのか、注目です。

って、既にそれらしき画像が。カバーを掛けられてますが。





Т-95:Танковая мощь - Сталь и Огонь

現在試験中のT-95は、以前発表されていた完成予想図とはかなり違った形態のようです。それでもハッキリと見える形で示されているわけではないので、依然としてまだ謎のヴェールに包まれたままです。


20時21分 | 固定リンク | Comment (57) | 軍事 |

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  1. これはこれでかっこいいですな

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 20:26:55
  2.  これは新たなる神の誕生でせぅか?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 20:27:05
  3. 燃料缶を剥き出しのままくくりつけるのは、意地でもやめたくないのか、なんかものすごくキケンのような気がする。

    Posted by 旅するさかな at 2007年12月26日 20:34:12
  4. Танк Т-95.

    ロシアは金があるな。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 20:51:47
  5. おおっ、FST-1戦車! Twilight:2000とかに出てたよなぁ。
    超懐かしす。とうとう出来たのか。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 20:54:43
  6. ロシアの戦車はヨーロッパ戦を意識して
    できるだけ車高が低くなるように作られてるって聞いたけど
    これもその類なのかな

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 21:22:30
  7. 懐かしきFST-1が遂に完成したのか、冷戦が続いていれば世紀末には見られたはずの奴が10年遅れた訳だ。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 21:57:40
  8. 小さきゃいいのか。露助。


    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 22:20:51
  9. うーんこれはまた戦車兵に負担がかかりそうな・・・
    それもまあロシアの伝統ってやつなんでしょうか

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月26日 23:22:24
  10.  砲塔は分離して飛ばないのか(棒読み)?

    Posted by KY at 2007年12月27日 00:48:32
  11. 乗組員の数は・・・世界初(?)の二人となるのでしょうか・・・
    んなわけないか・・・



    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 00:54:48
  12. >11

    T-95の乗員は3人。車体装甲とは別に3人それぞれの配置に保護カプセル装甲が組み込まれる。

    さて、日本のTK-Xも砲手は車体側配置らしいが・・・TK-Xは車長のみが砲塔に乗車する。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 01:58:45
  13. Strv2000
    http://members.tripod.com/Strv102r/strv_2000.htm

    T-95などよりも恐ろしいコンセプトのUDES-XX-20。もしこいつが完成していたら、戦車史の歴史は変わっていた筈。

    でもこのサイトのUDES19の写真は間違い。これはマルダーがベースのVTS-1試験車両。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 02:10:59
  14. いまノースコリアって言わなかった?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 02:25:31
  15. 何処で誰が?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 02:35:11
  16. 気のせいだよ

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 03:28:23
  17. 動画がT−95とは限らない。情報戦の一環かも知れない。本当ならば、上部の出っ張りは、対RPG用のAPSと予想してみる。正直、砲塔部の小型化したところで、しわ寄せが車体側に来て、車体側のスペースを狭めてしまうと推測する。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 06:40:26
  18. ロシアは石油成金になって一気に大金持ちになったからねー。
    更にプーチン独裁体制で富を国家が巻き上げる形に戻ったので
    一昔前と違って新鋭装備開発攻勢をかけてきそう。
    この小砲塔は搭載砲弾数や燃料搭載量等で問題ないのかな?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 08:48:14
  19. 無人砲塔のコンセプトは昔からあるけど、車長が砲塔上から視察できる従来タイプに比べるとどうしても無砲塔タイプは移動時の周囲警戒が難しくなるんだよね。待ち伏せ向きであって攻勢向きじゃない。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 09:19:44
  20. アクティブ防御システムはどうなったんだろうねぇ。
    …それらしきもんが見当たらないけど。

    Posted by ハインフェッツ at 2007年12月27日 09:35:20
  21. >10

    マゼラアタックてジオンじゃなくてロシアが開発したんだ…

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 11:52:25
  22. 4脚歩行したりミノ○スキードライブするんじゃないかって期待してたのに・・・
    ロシア戦車なんだからもうちょっとごついフォルムじゃないかと思ってました。

    Posted by BELL at 2007年12月27日 12:22:20
  23. 極東の二連装みたいなが砲塔が上下するギミックが欲しいな
    あと周囲警戒用の潜望鏡
    乗員の射出装置が付いていれば完璧(もち動力は予備砲弾)
    外部燃料タンクに開発者の意地を感じます。有って損は無いんだろうけど…。
    >10
    何を言う!空飛ぶ砲塔ならとっくに実用化してるじゃないか(棒読み)イラクで一体幾つの砲塔が飛んだのやら
    それにしてもTKXまだー?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 15:13:28
  24. しかし、ここまで車高低くなると、当然ながら中のスペースも相当手狭になるんじゃないですかね?
    それに伴って、搭載弾数も相当少なくなりそうな悪寒。

    Posted by 名も無き公僕 at 2007年12月27日 16:31:53
  25. >>24

    戦車乗りがチビでガリなのは伝統でしょ

    オブイェークト!

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 17:43:35
  26. >>24
    そのうち戦車はみんな腹這いで操縦するような事になったりして。

    …うーん、一概に「んなアホな」とは言えないところがあの国の空恐ろしいところだ。

    Posted by ハインフェッツ at 2007年12月27日 18:26:49
  27. >>21
    サイボーグ009の漫画(原作)に出てきたヤツじゃないですかね?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月27日 20:31:35
  28. >>26
    腹ばいにはならないが、
    たいていの最新型の現代戦車は、
    操縦手は仰向け。↓は日本の90式戦車の例。
    http://www.youtube.com/watch?v=NrokUJ542SM


    Posted by 星と踊る銀猫 at 2007年12月27日 20:56:21
  29.  >27

     では開発にはブラック・ゴーストが関与している(棒読み)?

    Posted by KY at 2007年12月27日 23:06:04
  30. オブイェークト

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月28日 14:26:54
  31. しかし正面投影面積は小さそうだなあ

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月28日 15:08:45
  32. しかし、ロシアの戦車は伝統的にスパルタンな物が多いのに逆に艦艇は居住性重視なのは何でだろうか?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月28日 23:15:45
  33. 何か将来レーシングカーみたいにシート合わせする戦車が出そうなのは気のせいかなあ?

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月28日 23:21:21
  34. TK-XよりもT-95の方が先に姿を現しそうなのが何とも。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月29日 00:31:44
  35. >>32
    たぶん海軍には人が集まらないからでしょう。

    Posted by ハインフェッツ at 2007年12月29日 03:14:22
  36. ソ連初期の戦車が使い捨て戦術だったからじゃないかな。
    T34は燃料が切れるまで突進させられたそうですし。
    兵員補充がききやすいように操作性も簡便にしてました。
    海軍は艦艇に必要とする人数も多いし養成も大変だから
    陸と海で伝統の方向性がずれたのかも。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月29日 04:18:12
  37. あーなるほどねぇ!
    だけどそうなると、兵器がハイテク化してゆく今後は陸の伝統は通用しなくなる…
    で、T-95の系統は絶滅へ向かうんでしょうか?

    「中の人に優しくない兵器」とはいえ、それはなんか切ないなぁ。

    Posted by ハインフェッツ at 2007年12月29日 13:02:05
  38. T-95のTはTHIHAYAですか?と言ってみる

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月29日 14:45:23
  39. ТанкのТ

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月29日 18:56:10
  40. >38
    それは苦しいぞ。
    いくら薄くて前後の区別が付かないほどとは言っても
    CHIHAYAならともかくTでは・・・。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月29日 19:04:43
  41.  T-95、小さいですね。あれです、そのうち「鋼鉄の少女」部隊を編成するための布石ですよたぶん。ああ、日本の漫画はロシヤにまで……。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月30日 04:21:01
  42. 砲塔は小さいが車体は普通だよ。

    Posted by 名無しОбъект at 2007年12月30日 06:02:35
  43. 装甲厚とか、材質ってどんなもんですかね?
    ・・・ATフィールド張れるとかA-10のガン跳ね返すとかそういうハラショーな機能があるとロシアらしいって感心できるんですが・・・
    時に、ここに書き込みされてる方って皆さんとても博識なんだけど、どこでその情報とか知識って仕入れているんでしょう?分析力もすごいし・・・
    これだけは読んどけ、とか見ておけっていうような情報源ってありますか?よろしければ教えていただきたいと思いまして・・・


    Posted by BELL at 2008年01月01日 23:34:23
  44. >>43
    軍板っすね…
    あそこ行くと技術系のスレとか歴史系のスレとか本当に凄い人がいる…精度は保証しかねるが。
    あとは「好きこそものの上手なれ」?
    とりあえず、疑問をお手軽に解決したければ軍板常見問題なんてとこに纏められてるんで、そっちを参照なさると良いでしょう。

    …でも書店で売ってるミリタリ系の雑誌でもいいやつは定期的に読んでるとそこそこ知識は手に入るし、それで足りない分はまあ場合にもよるけど、ぐぐるとけっこうポンと出てきたりします。
    あ…「軍縮」とかいう雑誌は見かけはマトモっぽいけど、けっこう偏向してるんで、その辺の事情を意識して読まないといけませんよ。

    Posted by ハインフェッツ at 2008年01月02日 22:07:29
  45. >装甲厚とか、材質ってどんなもんですかね?

    チョールヌイ・オリョールは劣化ウラン装甲らしいが、T-95なぁ。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年01月03日 21:54:41
  46. >44
    日本とかアメリカとかの情報を仕入れるのであれば、まあ良いだろうけど
    ロシアに関しては、完全にダメダメだろうが。>軍板


    Posted by シア・クァンファ(夏光華) at 2008年01月04日 08:15:38
  47. >44

    最近、軍縮問題資料という雑誌で山田朗センセが連載もってるぜw


    うちの学校の図書館にあるから山田センセのとこだけコピってる
    なんでってそりゃぁ笑えr(ry

    Posted by 名無しОбъект at 2008年01月04日 13:05:02
  48. >46

    そんなこと言い出したらロシア軍事情報で正しい所なんてなぁ。大手コミュニティでは存在しない。

    >47

    山田センセ、まだ懲りてなかったのかよ・・・

    Posted by 名無しОбъект at 2008年01月04日 18:18:19
  49. シアさん、それじゃロシヤの兵器についてはどこが詳しいんですか?

    というか、戦車の装甲みたいな機密については日米のもんでも各国の技術水準を元にあーだこーだ推測するっきゃないじゃないですか。

    Posted by ハインフェッツ at 2008年01月05日 02:48:35
  50. 皆さん、お忙しい中、有難うございました。あんまり書いてアレなんですが、実は私の勤め先が、防衛白書を出している出版社で、写真とか文章のキャプションとかに目を通さなければいけない部署なので、この機会に勉強し直そうと思い立ったもので・・・
    大変参考になりました。またときたまこのテの相談に乗っていただければ幸甚に存じます。

    Posted by BELL at 2008年01月05日 17:38:12
  51. T-95のほうを採用ですか。私はチョールヌイ・オリョールのほうを採用するとばかり思っていました。
    ロシアの兵器をなめてはいけない。きっとものすごい戦車なんだ。



    Posted by 90式改 at 2008年01月05日 17:53:37
  52. チョールヌイはT90系列のだから会社がポシャった以上採用は望めなかったでしょう


    ちなみに山田センセは自衛隊はこんな(異常)に強い戦力なんだぉーって怪気炎吐いてます

    Posted by 名無しОбъект at 2008年01月05日 19:26:04
  53. >>50
    あう…
    防衛白書のソースが軍板に!
    …大変だぁ(棒読み)

    Posted by ハインフェッツ at 2008年01月05日 19:26:28
  54. >ちなみに山田センセは自衛隊はこんな(異常)に強い戦力なんだぉーって怪気炎吐いてます

    先生・・・「F-2は航続距離2000km」とか過小評価していた反動で・・・遂に脳が腐ったのか。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年01月05日 19:41:26
  55. >>53
    いいんですよ、白書って正面装備の説明とかは玉石混淆だし・・・。
    ただ、仕事として装備品に目を通したりする側としてはなるべく正確な物を世の中に送り出したいってだけですから。勿論手に負える範囲で、ですが。

    Posted by BELL at 2008年01月05日 20:25:43
  56. 遂に白書の中の人が登場か。国立印刷局?

    Posted by 名無しОбъект at 2008年01月06日 01:51:46
  57. >>56
    いやいや・・・Gのつく出版社で・・・白書をお持ちでしたら奥付をご覧になっていただければ・・・

    Posted by BELL at 2008年01月06日 08:05:44
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