2008年03月04日
昨日、私のロシア語の先生からメールが来ました。彼女曰く「物持ちがいいなぁ、独立新聞w」だそうで、昨日紹介したロシア紙「独立新聞」(Независимая газета)の発行する「独立軍報」(Независимое военное обозрение)の記事、「戦車の危機」(Танковый кризис)がまだWeb上の記事で残っているそうです。もう5年も前の記事でしたので、まさかまだ残ってるとは思ってませんでした。元記事が残っていると気付かずに、古本屋でグランドパワー誌を探してきた労力って一体・・・。


Танковый кризис
Почему из 20 000 российских танков 16 000 не соответствуют современным требованиям?

2003-03-07 / Михаил Михайлович Растопшин - кандидат технических наук.



昨日の記事で紹介した部分は、小タイトル「К НОВОМУ ТАНКУ」(新しい戦車へ)の部分です。それより上のメイン部分は長くなるので昨日の記事では紹介しませんでしたが、ロシア戦車の装甲についての衝撃的な内容です。20年前(記事掲載時の話ですから、今からだと25年前)の耐弾試験で、T-80の複合装甲はイスラエル製105mm砲弾によって貫通されてしまった事などが記されています。他にも主砲発射式の対戦車ミサイルが威力不足だとか、運動エネルギー弾にも対処できる筈の爆発反応装甲Kontakt-5がきちんと作動してくれない事なども、過去の号の引用記事("НВО" # 24, 2002 г.)「В хвосте оружейного прогресса」で紹介されています。ただ、この記事でのKontakt-5の評価については、一戸氏はグランドパワー誌上で幾つか疑問点を上げ、kontakt-5は上手く作動できるのではないかとも述べています。

また昨日の記事のコメント番号15の疑問に付いては、該当部分の原文が以下の通りですので、コメント番号16の解釈で概ね良いのではないでしょうか。


Наши военные начальники считают, что боевые качества танков Т-80У и Т-90 не только не уступают, но и по некоторым параметрам превосходят зарубежные аналоги. При этом они как-то скромничают назвать эти превосходящие параметры. Вместе с тем боевые характеристики танков Т-80У, Т-90 ("НВО" # 37, 1999 г., # 24, 2002 г.) значительно уступают зарубежным бронемашинам, что свидетельствует о необходимости создания нового танка.


06時33分 | 固定リンク | Comment (16) | 軍事 |

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  1. 確かにそげな記事が残ってるとはものもちいいなぁ

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 07:33:52
  2. 「К НОВОМУ ТАНКУ」

    歯舞(はぼまい)タンクとか脳内変換しちゃったよ。



    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 09:18:51
  3. イスラエルの105mmって西側のデファクトスタンダード戦車砲のことか?。25年前ということは、湾岸開戦時に、このデータはソビエト連邦赤軍内部で既知のものだったはず。まさか、それで開戦にあれほど反対だったということはないよなあ。このとき、神戦車T-72についても耐弾試験したんだろうか。T-80だけやったとは思えないんだが。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 11:36:06
  4. それよりロシア語の先生の方が気になる
    美人ですか!?(*゜∀゜)ノ

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 16:24:55
  5. しかし、ロシア語読める必要が有るとは言えちゃんとWebに残して有るのですなあ。
    それに比べて日本のマスコミは…


    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 17:11:18
  6. T80オワタ\(^o^)/

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 21:11:15
  7. 20年前と現在では装甲材質を改良している筈です(きっと)。M1戦車も湾岸戦争直前にヘビーアーマー(劣化ウラン装甲)に改装しているわけですから。・・・でも、ヘビーアーマー以前の無印M1でも、正面なら105mm砲弾くらい耐えるわけで、その意味でもT-80は装甲、弱かったんだろうなぁ。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 21:23:25
  8. >7
    ソヴィエト戦車の装甲は砲塔に鋳込まれていたのでは。
    つまり、装甲強化=新型戦車or増加装甲。旧型戦車の主装甲は新型にアップグレードできない。
    とんでもない量の戦車を作れ、尚且つ二線級・三線級装備を予備に持っておけるソヴィエトならばこれでも何とかなるかもしれないが、復活したといえど予算不足、輸出ばかりで全然新型が来ないロシアでは・・・。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 22:12:30
  9. >8

    T-72は砲塔ごと取り替えている。最後にはT-90になっちゃったが。

    ・・・ってことはT-80は装甲のアップデートが出来ていない?

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 22:20:34
  10. 新型のT-90とT-80Uを使用した耐弾試験に関する記事。(中国語)
    ttp://www.warchina.com/n17400c20.aspx

    化学エネルギー弾防御に関しては、ERA装備でも、タンデム弾頭で貫通力1000mmを超えるRPG-29、AT-14に対しては貫通を許している。

    運動エネルギー弾に対しては、125mm用APFSDS「
    3VBM17」(2000mの貫通力520mm、1500mで580〜600mm)の場合、ERAなしでも複合装甲の内側までは貫通されず、コンタクト5ERA付であれば主装甲は貫通されないとの結果が出ているとのこと。

    結果としてはT-90のほうが防御力が勝っていると結論付けている。そして、運動エネルギー弾に対する防御力はそれなりに整ってきたが、化学エネルギー弾に対する防御力は西側に対して劣っていると指摘している。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月04日 23:28:05
  11. 中国の試験は3VBM17って事は3BM42って事になるのかな。
    125mm滑腔砲用モノブロック・タングステン弾芯APFSDS弾頭であってるかな。
    ソ連での試験は恐らくイスラエルのIMI製M413(105mm/DM33)以降が対象だと
    思うんだけど。

    105mmと125mmだけど砲弾や条件が違いそうだからもっと突き詰めないと
    なんともいえない所だね。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月05日 06:12:06
  12. 中国の試験は最近のだし、ロシアの試験はソ連時代の25年前。そもそも装甲材質が根本的に異なる可能性がある。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月05日 07:43:45
  13. 一体何年分の記事が残っているのだろう。
    そういえば今日は偉大なるスターリン同志の命日らしいですね。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月05日 17:03:16
  14. >10 の記事は中国で行った試験ではなく、1999年にロシア軍が実施した耐弾試験を紹介したもの。

    なお、ロシアはT-80UやT-90を中国に引き渡しておらず、中国で試験を行うことは不可能。



    Posted by 10 at 2008年03月06日 20:41:44
  15. さすがロシア
    http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-30725820080309

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月09日 19:34:26
  16. ロシアで酒禁止したら暴発しそうだよね。イメージ的に。
    大らかにならざるを得ないのか、昔ながらに市民がコケにされる土壌なのか。

    Posted by 名無しОбъект at 2008年03月10日 08:03:15
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