それについて以下のJANJAN市民記者、鵠沼光氏の記事でロシア軍参謀総長とロシアマスコミによる反応が詳しく書かれています。鵠沼光記者は現在ロシアに居て現地報道と直に接しており、4/11に訪露した日本防衛省の斎藤隆統合幕僚長とロシア軍のバルエフスキー参謀総長との対談に関するロシア報道を伝えています。
斎藤統合幕僚長訪露をめぐる日露のマスコミの温度差:JANJAN 4/14
一方、ロシア側の主要紙の報道は、「日本が、米国のグローバル防衛システムへの参加を拒否」(イズヴェスチヤ紙電子版)、「日本は防衛システムのグローバル化問題に関して米国と協力しない」(モスコフスキー・コムソモーレッツ紙電子版)、「日本は、ミサイル防衛システム(MD)の統合に関して米国と協力しない」(TVズヴェズダ電子版)、「露日は宇宙の軍事化を許さない」(ヴズグリャド電子版)など、いずれも米国グローバル・ミサイル防衛システムに日本のミサイル・防衛システムを(当面は)統合しないとの斎藤隆統合幕僚長の発言に注目している。
わずかに「アジア太平洋地域における安全保障問題と北朝鮮問題についても会談」とあるのが、「領空侵犯」問題の討議のことではと推測させるのみで、この問題に対する関心の低さを感じさせる。いくつかの新聞は、日露間での防衛交換協力や、その将来性についてふれ、あたかも日露軍事同盟の動きがついに始まらんが如き印象を与え、驚かせた。
逆に、日本側のインターネット版報道で、MDシステム問題に触れたのは、筆者が確認できた限りでは、時事ドットコムのみで、それも記事題名には登場せず、記事下部で言及されているのみである。
ロシア側マスコミの報道の源泉は、バルーエフスキー参謀総長が会談後に行った記者会見によるものらしい。
この会見で、リア・ノーヴォスチ通信によれば、バルーエフスキー参謀総長は次のように発言した。
「私と斎藤隆日本防衛省統合幕僚長の名前において、絶対的にこれ(宇宙の軍事化)に反対する。私たちは共にこの立場にたどり着いた」。「ミサイル防衛システムにおける日米協力は、近い将来における米国グローバル・ミサイル防衛システムに対する日本防衛システムの統合を予定していない。私は斎藤氏の口から私が聞きたいと望んでいたものを聞くことが出来た。わたしは満足だ」とのことである。
要するに、ロシア側はバルーエフスキー参謀総長も含め、「近い将来において日本ミサイル防衛システムを米国システムに統合する予定はない」という斎藤統合幕僚長の発言に大注目。会議中で触れられた日露防衛機関の協力拡大方針にも注目している。しかし、他の会談内容には無関心であったようだ。
ロシア軍のバルエフスキー参謀総長は、日本自衛隊の斎藤統合幕僚長があくまで日米のMDについて「近い将来において統合する予定はない」と言っただけであることを重々承知しておきながら、敢えて拡大解釈し「私達は絶対的にこれ(グローバルミサイルディフェンス)に反対する」とまで言いきりました。斎藤統合幕僚長からすればそんなことを言ったつもりは無いでしょう、それなのにこの会見を受けてロシアのマスコミは一斉にこれを報道、一部では「日本がロシアと共同歩調」「アメリカのMDに反対」「日露軍事同盟の動きがついに始まらん」とまで妄想を飛躍させた所まであるようです。
冷戦時代には日常茶飯事であった「領空侵犯」ばかり気にする日本のマスコミは視野が狭く旧態然としていますが、ロシアのマスコミも斎藤統合幕僚長の発言の真意や日本の立場を探ろうともせず、都合の良い発言だけ切り出して勝手な期待を押し付けています。日米はミサイル防衛に関する警戒情報の共有を行う方針(アメリカの早期警戒衛星からの警戒情報提供)ですが、情報の共有化程度では「一体化した迎撃システム」として統合する計画とは見なされていないようで、日露双方ともそのような認識です。ロシアの反対するグローバルなミサイル防衛とは、どの程度のレベルのものを指すのか明確には分かりませんが、恐らくはICBM(大陸間弾道弾)と交戦可能な発展性を持つ大規模な迎撃システム(そしてそのような巨大なシステムはアメリカのシステムと結合しなければ機能できない)を指すのだと思われます。
・領空侵犯で再発防止要請 統合幕僚長、露は否定:4/11
・ロシア外相、空軍機の領空侵犯認める:4/15
上の記事は産経新聞より。軍同士のトップ会談でバルエフスキー参謀総長は領空侵犯を否定していましたが、その後にラブロフ外務大臣が認めてしまっています。ロシア内部で軍と外交部の思惑が違っているのでしょうか。それとも領空侵犯に関するロシアの態度軟化は、斎藤統合幕僚長のMD発言に起因しているのでしょうか。これについては因果関係はよくわかりませんが、単純に軍と外交部で温度差があるだけではないでしょうか。
また、4/6にロシアの保養地ソチで行われた米露首脳会談で「戦略的枠組み宣言」が為されましたが、アメリカによる東欧へのMD配備に関する最終合意は得られませんでした。
直前の報道ではお互いに歩み寄り合意に達しそうだという観測記事も流れており、実際の会談でもこれまでより和やかなムードでしたが、最終的には結論が出ませんでした。
・ロシア、ミサイル防衛計画容認 米の譲歩案評価 合意目指し6日に首脳会談(04/03)
・米ロ首脳会談 MDで歩み寄り、焦点 米報道官、対話「正しい方向に」(04/06)
・ミサイル防衛計画合意に至らず 米ロ首脳 対話強化では一致(04/07)
以上の三記事は北海道新聞より、会談直前からの流れです。
基本的にロシアはアメリカによるグローバルなミサイル防衛網構築に反対している姿勢は一貫しているのですが、絶対に認めないという頑なな態度ではなくなりました。取引次第で一定の条件下で容認する姿勢を打ち出しています。それに加えロシア政府も「ミサイル攻撃の可能性に対処するシステムの構築」に関心があることを示し、限定的ながらミサイル防衛に積極的に参加してもよい意向を示しています。
ロシア軍は現在、S300Vミサイル・コンプレックスという、大気圏内での弾道ミサイル迎撃システムを保有しています。これはアメリカのパトリオットPAC3と同じく、嘗てのABM条約(弾道弾迎撃ミサイル制限条約)に触れない代物で、仮にABM条約が今も存続していたとしても条約の規制対象外のものです。
果たしてロシアの思惑は、アメリカとNATOのミサイル防衛に相乗りする可能性を指し示してるのか、S300Vのようなシステムの更なる発展を目論んでいるのか、それとも宇宙空間での迎撃について技術を獲得したいのか、今後の米露MD協議の進展次第で分かってくるでしょう。
「近い将来において統合する予定はない」というのはしごく普通な話と思われ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月15日 22:26:58
というかそれ以前にアメリカからのお誘いがまだ無いのです。イランが日本を弾道ミサイルで狙う可能性が出てきたら、GBIの沖縄配備とか有りえるかもしれないけど、当面は問題無いですから。車力のXバンドレーダーも捜索探知距離の短いFBX-Tだしね。現状では米国システムに組み込めないしその予定も無い。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月15日 22:33:51
Posted by KY at 2008年04月15日 23:59:11
つまり、モスクワから離れている日本、
モスクワに近いNATO側、
そして東へ拡大を続けるNATO、
この地理的な近さが与える圧迫感が
NATOと日本のMDに対する
反応の違いに影響していることはあるのだろうか。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 00:05:10
自動制御の暴走が連続してるね。
単純な制御でもこうだとなかなか難しそう。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 00:57:10
ロシア本土の核戦力に
重大な影響を与える事。ロシアの核兵器ののど元にMDを突きつけてきたらこれは
自国防衛の概念を超えた核戦力展開と同然であるという事。
従ってこれも制限するかもしくはこれを回避する核戦力再構築を
要求する事となる。
日本は核を装備していないしロシアののど元に直接MD配備とは別物。
完全に自国領域内部の自衛範囲内の話。
そして日本上空は別にロシアにとって困るルートでもない。
ロシアの権益に関わらない以上、とやかく言う権利が無い。
更に元々日本は日米以外の多国籍間での開発には参入しにくい。
日本のMDが問題になる訳が無いし、グローバル云々で日本が最初から
参加するのは難しい。着想の土台からズレが生じてる。
ロシアが懸念したのは日本が資金や技術援助するのではないかという
程度じゃないかな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 01:05:48
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 01:21:35
MDと何の関係も無い話をするなよ、場違い。あとTALONソーズは簡易的なUGVで手に持って運べるサイズ。元々、玩具みたいなものだよ。米陸軍の本命は強襲無人戦闘車ARV-A、海兵隊はグラディエイター。TALONソーズが失敗したからといってこいつらの実戦配備に影響は無い。
そのテクノバーンの記事は「相変わらずテクノバーンだな」としか。程度が低過ぎる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 01:38:49
>自動制御の暴走が連続してるね。
南アフリカの機関砲の件は現地部隊が勝手な改造を施した結果に過ぎないが。暴走が連続ねぇ、まぁどうでもいいけど。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 01:43:38
>程度じゃないかな。
それはあまり関係無い気がする。それより今回のバルエフスキー参謀総長の過剰な反応は、完全に意図的な気がするよ。斎藤統合幕僚長が言ってもいない事まで付け加えて宣言するのは、多分に政治的なパフォーマンスだ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 02:43:59
日本が影響するとしたらグアム・沖縄に飛んでくる場合だろうから、それでも狭すぎてグローバルシステムに参加する意味無いし。
太平洋のど真ん中にミサイルぶち込む酔狂な奴が居ない限り、日本のMDは日本防衛用だからなあ。
東欧のMDはヨーロッパ・イギリス・中東に睨み効かせられるから、そっち脅したいロシアには目障りってことなのかな?と。
Posted by 名無しRPG7信者 at 2008年04月16日 07:39:22
>その上、このノーボスチ通信の記事は日本がMDを配備する事に
>大きな理解を示しています。(専守防衛の範疇であるとまで)
以前の記事にもあるとおり、ロシアは日本のMDに結構理解を示している。地理的な関係で、日本にどのようなMDを置こうがロシアには脅威にはならないからな。
一つ脅威が有るとしたら、宇宙空間に迎撃ミサイルを配備(迎撃衛星)する事、それに日本が関係するようなら、反対してくるかもしれない。宇宙の軍事化に反対すると言う意味は、其処なんじゃないかな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 14:17:08
今回はバルエフスキーに使われた感もあるが
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 17:40:58
>また中国との関係には、政府が政治・経済・防衛面などで協力を推進する一方で、国民の間には根強い中国恐怖感情があり、ロシアの「仮想敵国」とはという質問に対して、中国をあげる人は非常に多い。
これは知らなかった。
まぁ確かに考えてみればそうなんだろなって感じだけど、何となく頭に浮かばなかった…。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 18:16:39
既に中露間は国境付近やシベリアなんかでややこしくなってる。
そして中国側の汚染がロシア側に入り込んできているので
住民の対中意識は非常に悪い。
日本人は性格的にロシアに攻めてくるイメージが弱いが
拡大思想を公言してる中国は領土を取りに来る懸念があるんだよね。
人数もかなり多いし。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 22:46:05
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 22:57:44
そういえばバルエフスキーは三月下旬にセルジュコフ国防相に参謀総長の辞任届を叩きつけて居た筈。ロシア政府は5月のメドベージェフ大統領の就任までは、バルエフスキーの辞任を認めない方針らしいが。
って事は今回の斎藤統合幕僚長との会談自体、かなり政治的にアレな代物だな。どういう思惑があったのやら。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月16日 23:05:11
なんと甘美な響き…
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 00:33:48
上の新華社電(記事そのものは環球時報がソース)では、
1:日本のMDはアメリカへのミサイル監視情報システム、技術への依存度高いし、代替手段を持とうにも現状は衛星情報は光学だけだし、地上でのミサイル監視体制も不足している。
2:アメリカから独立したシステムというのはすでにあり得ない事態だ(SM3も共同で開発中じゃないか)
3:ロシアは西でNATO同意の下による東欧へのMD配備は避けられないし、すでに東では日本とアメリカでMD網が構築されている、それがロシアを刺激しているし、この斉藤発言はロシアをなだめる意味合いである
てはこと言ってますね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 06:12:32
ロシアがちょっかいかけなきゃ日本は来ない所か中立を守るって
事で意外と人気が高い。アメリカ相手にやりあったのも独逸に追随
して攻めてこなかったのもソ連向け援助物資の輸送を妨害しなかったのも
大きくプラス。天皇も意外と人気がある。
各種日本文化も当地では人気。
逆に中国はシベリアを満州の時みたいに中国化するつもりではないかと
疑われてたり、国境紛争があったり、現在でも中国の汚染で国境付近の町が
使い物にならなくなったりとトラブルが絶えない。
そして中国は友人だと握手した舌の根の乾かない内にベトナムに
攻め込んだ実績もあるので信頼性が滅茶苦茶低い。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 06:23:29
ロシア人には黙っとこう
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 07:03:12
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 10:56:59
時期F-Xはスホーイに決定でつね!!
ああ、すんません。言ってみたかったんです。
場違いなのも承知してます。冗談です。冗だn
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 11:33:46
Yak-141とSu-47でお願いします!!11!!!
北方領土問題がなぁ…どうにかケリつけろよ
2島返還で良いじゃんと言うと非国民扱いされるんだろうけど
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 13:16:40
トヨタとかですね。
今週の東洋経済に載ってましたね。
よーしやっぱり将来はロシアで仕事だな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 14:42:22
トヨタは進出はするが、当初は完全ノックダウンとのこと。他国のように系列全て引き連れていく冒険はしないようです。かなり慎重です。
日本人の親露感情は親中より湧きにくいのかと…
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 16:13:50
2島返還論は、ロシアの公式見解である2島返還論はそれで決着、ハイ終わり、国後と択捉は諦めてねって事だから論外。
鈴木宗男が言い出した、段階的返還論による2島先行返還で残りは継続協議っていうのなら、まだ理解は出来る。
ただ、日本の外交力を考慮すると、本当に継続協議が出来るか疑問だから、支持は出来ない。
いずれにしても、返還交渉はまだまだ難航するだろう。
ロシアは、国後か択捉を失っただけで、太平洋艦隊の聖域であるオホーツク海を失うからな。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 18:01:49
費用対効果が信じらんない
お金を一杯だせばロシアも仲間入り
お気軽中華包囲網
なんかサブプライムっぽいノリ
でもプレッシャーを掛けると
火中の栗は弾けるのでしたパンパン
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 19:53:05
脳味噌腐ってるのか?
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 20:28:48
ロシアが言ってる2島返還って小さい方2島なんで道民としては勘弁願いたいです
(歯舞+色丹では全体の1割以下)
択捉島 3186km
国後島 1498km
色丹島 255km
歯舞群島100km
因みに沖縄本島は約1206km
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 22:03:03
面積の話なら、ちゃんと「平方km」と書いていただかないと・・・
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 22:06:58
MDの費用対効果はかなり高いよ。
いくら最新鋭の戦闘機を配備してもミサイル実験や演習されると
株価に響く。でもMDを配備すると株価が揺れなくなる。
それだけ実経済が強固になる。
また、仮に3〜4割しか防衛出来ないとしても被害減少効果は
高く、また相手も命中率が100%は無いので良く見積もって7〜8割と
考えてもそこから削られると大変動き辛い。
特に北朝鮮みたいな国は飛び道具くらいしか正面装備では手が無いので
MDがかなり重要だったりする。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 23:25:55
打診するべきだった。
現実的な打診を最初からしてしまうとそこから足元見られる。
スタート地点が低すぎるんだよね。
失敗してもたいした事が無いんだから相手は楽観視してしまう。
そして北方四島で手を打ってそれ以上の要求をしないという制約を
すればよかった訳なんだが。
今彼らの中では二島返還から四島返還になったので四島を
帰せば次はもっと要求してくるという事にされてしまってる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月17日 23:28:22
まずは大風呂敷広げてそこから妥結点として落としどころにもってくのがいい
しかし、こと北方領土においてはたしかに野党の日共の言い分は気持ちがいいな
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月18日 11:29:17
オメガ組織したりソ連と戦ったりした人。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月18日 14:36:53
北朝鮮のミサイルの標的はアメリカ軍の基地とかだと思うからMD(ミサイル防衛)で十分。後は外交とかで解決するしかないんだ。それに経費が高いとお考えでしょうが、
>現在のBMD の整備計画の総額は約8000 億円に達し、年間約1400 億円が支出
>されているのである。
http://www.nids.go.jp/dissemination/briefing/2007/pdf/briefing78.pdf
防衛研究所ニュース 2007年8・9月合併号(通算114号)より
ちなみに防衛費は1年間に約4兆8000億円、国の一般会計歳出歳入は約83兆円です。それに比べればMDの経費はたいしたことがないと言えるのではないのでしょうか。
Posted by 90式改 at 2008年04月18日 20:31:31
>>36
良い武器に投資することには反対じゃないな。
本当に良いなら今より金が掛っても良い位。
問題は払う価値があるのかなというところで。
配備しておけば隣国で軍事的脅威が増しても
日本の経済が影響を受けなくなる点でも
投資価値があるという考え 成程と思いました。
問題を感じた理由は「あの」大統領が営業活動しているからなんです。
他の案件で提案したことって後から問題が起きて
いるじゃないですか。
一説には積極多極とも言われている流れで。
パターンとしては「あるある」といっておいて。
実は「ないない」なんだよね。
以前は当たらないという報道があったのに
その内容の報道は少なくなってしまった。
仮に実用する時になって使えないと分かったら、
投資した安全が瓦解する。
色々な損失になって現れるでしょう。
サブプライムに例えたのはそのせい。
今はまだリスクがある武器だと思っています。
でも衛星を落としたり、自衛隊が演習したりと
実績も出てきているのでそれは良い材料だと
思っています。だから持っててもいいんじゃないでしょうか。
でも大統領はこのすごそうな武器を敵っぽいロシアにまでアピールしにいっている。
なんで?と感じる。ラプターは日本に売らないでしょう?まぁ武器毎に違うのかもしれませんが。
例えば中国以外にMDを配備させてあげれば
それの国々は曰く長距離ミサイルの脅威を
減らすことができる。中国は脅威を感じるかも。
ロシアには俺のミサイル通用しないよって。
中国もますます軍事に走るでしょう。
だから一連の動きは対中国も意識したものなのかなぁと思いました。
そして大切なのはこの武器が一度も本物の
戦争で戦績を上げたアイテムじゃないこと。
この武器を配備したことを前提にして
ふみこんだ戦略を語るのにはまだリスクを感じる。
米軍は無人兵器等、ミサイルよりもむしろ
兵士の強化を意識したお金の使い方もしてるし。
空軍兵器は欧米投資で今1つ進めてるし。
そんな感じ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月19日 00:13:52
ばからしい、そういう主張は「守屋事務次官が関わった防衛省の案件は全て問題だ」とする馬鹿マスコミの主張と同レベル。話にならないね。
>以前は当たらないという報道があったのに
>その内容の報道は少なくなってしまった。
そりゃ当たり前だ、何故なら「当たってる」からだ。
標的の発射時刻を知らせない実戦形式の実験で成功、
弾道弾と対艦ミサイルの同時攻撃対処実験に成功、
遂には軌道を外れかけた人工衛星の迎撃に成功、
これだけ成功を叩き出しているのだから当然の話。
>でも大統領はこのすごそうな武器を敵っぽいロシアにまでアピールしにいっている。
>なんで?と感じる。
言ってる意味が分からんな。なんでもクソも無かろうよ。
>ラプターは日本に売らないでしょう?
ラプターくれくれ厨は帰っていいよ。
>だから一連の動きは対中国も意識したものなのかなぁと思いました。
中国はオマケに過ぎない。将来的な意味でのついでだよ。
>そして大切なのはこの武器が一度も本物の
>戦争で戦績を上げたアイテムじゃないこと。
PAC3は実戦投入されてSRBMを叩き落しているだろうが。SM3も準実戦といっていい衛星撃墜作戦に成功している。
あと言っておくがドイツのレオパルト2戦車など、実戦を経験していない兵器で評価の高いものは幾らでもある。
>米軍は無人兵器等、ミサイルよりもむしろ
>兵士の強化を意識したお金の使い方もしてるし。
無人兵器と兵士の強化は関係性が薄いが?
むしろ無人兵器こそミサイルとの関係が深いんだが。
>空軍兵器は欧米投資で今1つ進めてるし。
>そんな感じ。
どんな感じだよそりゃ。お前さんの主張したい事が何にも見えてこないよ。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月19日 00:40:37
イージスシステムやMD等も話が早い。
F-22にしても日本に売らないから他に売るのか?っていうと
そういう話でもない。
F-22は重要機密であると同時に日本が丁度その時期に漏洩問題を
おこしたり、親中派議員なんかが嫌がらせしたりでごたごた
しているという感じです。
日本の地位が低かったらF-22を売るという話自体が出る事無いので
やっぱり別格なのです。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月19日 01:29:46
と反発してみる。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月19日 13:07:26
反論はそれだけかよ・・・ゴールデンウィークにはまだ早いぜ?
>なんだ、ラプター欲しいといったら厨房扱いされるのか。
「MDは売りつけてラプターを売ってくれないのは何故だ?」と理解できていない点が厨房。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月19日 15:25:37
ラプターを売らないから日本は軽視されてるって
話がお門違い。
日本だから話が出た。事実は全くの逆。
後、前まで親中国だった民主党なんかの嫌がらせと
日本の漏洩事件でストップがかかっただけ。
米軍としてはラプターのラインを閉めたくないし
極東方面に戦力が足りないので日本にラプターを売りたい。
今後の展開次第ではまた考え直す事もあるかもね。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月19日 22:10:59
>兵士の強化を意識したお金の使い方もしてるし。
米軍は兵士を消耗させちゃったんだから
普段より補填とか強化とか考えるのは当然だと思うが何か変なのだろうか
>空軍兵器は欧米投資で今1つ進めてるし。
>そんな感じ。
みんなビンボがわるいんや
と言う印象
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月20日 17:24:19
お前の言っている意味が分からん。日本語は大丈夫か?
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月20日 17:28:21
>43
イラク戦争での戦死者数は、累計で4000人。アメリカ軍の総兵力と比べれば、少ない。それぐらいの補充は難しくない。
Posted by 名無しОбъект at 2008年04月20日 17:53:08