14日と15日に、
「左翼なのか?編」へ林信吾さんからコメントを頂きました。14日のコメントはコメント欄の投稿に対する削除修正要請で、15日のコメントは私の記事に対するものでした。15日は特に長文です。
虚偽コメントに関するブログ主の見解が未だ明かされていないが、来週から忙しいので、もうこのへんでケリをつけておこう。
俺がJSFとやらを相手に、論争する気がないと明言した理由は、4点ある。
(1)所詮は匿名ブログだから。
(2)1円にもならないから。
(3)相手が弱すぎるから。
(4)「読者」がバカすぎるから。
以上、コメント終わり……で充分なのだが、まあ一応は本を買ってくれたようなので、少しだけ説明してあげよう。出血大サービスだ。
(1)について。
これは真面目な問題。そちらが
「この林信吾は、本当に本人か?」
と疑心暗鬼になったろうが。こちらとしては、
JSFなんてどこの誰だか分からんし、個人なのか複数なのかも分からない。
つまり「JSF」名の言論は、責任の所在がどこにも示されておらず、そこで披露される情報や知識について、信頼性がまったく担保されない。
匿名で書いている時点で、何人かを名指しして議論に挑む基本的資格がないのだ。
名大の大屋の場合とは、この点が違うのだと述べておいたし、「ウンコに素手で触りたくない」とやんわりオシャレに表現したのだが、理解できなかったようだな。
(2)について。
匿名ブロガーとプロ作家が対等だと考える、とんでもない思い上がり。
林信吾の文章には商品価値があり、著作には値段が付いている。電話取材でコメントした場合でさえ、対価が生じる。
つまり、俺が何らかの見識を披露し、報酬を得ないとすれば、それはボランティアだということになる。このブログに対してだけ、そのような奉仕をすべき理由など、どこにもない。
「逃げたらネット中の笑いものですよ」
など、ちゃんちゃらおかしい。
ならば逆に尋ねるが、ここでJSFとやらを征伐したとして、それが俺のビジネスに、一体どんな利益をもたらすのかね?ヲタは読者として想定してないと、一番最初に言ったろ?
ギャラも払わねえくせに、「来訪編」とか作ってんじゃねえよ、この小判鮫が、という話。
(3)について。
「戦車のお値段編」「銃剣突撃編」などを読んでみたが、
「大きく出た割には、こんなもんか」
というのが、俺の感想。唯一論理で迫ってきた感のある(浅かったけどな)は徴兵問題だが、これについては答えておいた。
あとは、総じて文章が稚拙で、「論」の体をなしていない。自分の軍事知識を披露したい気持ちは伝わってくるが、そもそも、『反戦軍事学』という素晴らしい本に対して、
「事実と異なる記述がある」
と言いたいのか、
「著者の認識は間違っている」
との趣旨なのか、それさえも不明確。
前者であるとするなら、公正かつ学術的に信頼できるデータと、「問題の記述」を比較してから論じねばならないし、後者であれば、『反戦軍事学』の論議の核心部分を引用し、論理的な批判を加えねばならない。
この点は、バカ田のヘタレやら頭部の線が異常な奴にも共通する。相手にする価値がない。
あとはせいぜい、俺の著作が言及していない事柄(銃剣が着脱可能だなんて、当たり前過ぎ)を取り上げては、「この人、なんにも知らないよね」式の煽りに持って行く、幼稚きわまる詭弁。
本も読まないバカヲタは煽れても、プロ作家はビクともしないと知れ。
自分の非力を棚に上げて、批判に答えろ、などとほざくでない。
(4)については、多言を要すまい。
バカと変態のパラダイスに、これ以上関わる気はない。
ついでに、俺自身が「どうでもよいこと」と明記した、イケメンだのサヨクだのといった語句に過剰反応するという、底なしのバカっぷりをさらしてるコメント欄の乱中と、ブログ主の水準は、実は大差ない。当人には、自覚がないだろうが。
(付録)
軍事ネタ書くな、とかいった声に対して。
残念でした。『反戦軍事学』が好評につき、『戦争に強くなる本』も、文庫化がすでに決まっている。軍事ネタのおかげで、ますます生活向上。笑いが止まらん。サヨク改め死の商人じゃシャレにならん、って、自分で突っ込んでどうする。
ともあれ、ネットウヨやヲタがなに言おうが、実社会はとりあっちゃいない。
思い上がりも、ほどほどにしとけ。
嗚呼……俺の好きな若手女優(『反戦軍事学』を読めば、誰だか分かるよ)が、NHK連続ドラマのヒロインに決定、というニュースを読み、
「やったね気分」
だったせいで、1円にもならん文章を書き上げてしまった。
反省しつつ、コメント終わり。
Posted by 林信吾 at 2007年03月15日 12:33
お忙しい中、大変長い文章を書き込んで頂きましてありがとうございます。
虚偽コメントに関するブログ主の見解が未だ明かされていないが、来週から忙しいので、もうこのへんでケリをつけておこう。
対応が遅れて申し訳ありませんでした。しかしコメント欄に対する削除修正要求が
14日 10:27で、たった一日しか経っていないのに「未だ明かされていない」という表現は大袈裟に過ぎるような気がしますが。
削除修正要求はコメント欄の「名無し警邏課の私服神信者」さんの投稿に対するものですね、分かりました、Seesaaブログは管理者機能で他者コメントの細かい修正が可能なので、適正な対処が出来ると思います。コメント修正の説明は現場のコメント欄で行いますので、そちらをご参照下さい。
(1)について。
これは真面目な問題。そちらが
「この林信吾は、本当に本人か?」
と疑心暗鬼になったろうが。こちらとしては、
JSFなんてどこの誰だか分からんし、個人なのか複数なのかも分からない。
コメント欄の反応はともかくとして、私は最初から御本人であると認識し、一度も疑っておりません。また「JSF」は単体ですし、コメント欄はブログ主である私とは別の群体であると理解されて下さい。基本的にコメント欄での文責は書いた人にあります。私には管理責任がありますが、文責はありません。
つまり「JSF」名の言論は、責任の所在がどこにも示されておらず、そこで披露される情報や知識について、信頼性がまったく担保されない。
ええ、そうであるからこそ記事内で信頼性の置ける情報ソースの提示を行えばよいわけです。それはGoogle検索等で調べれば個人でも確認が出来ますし、こうした確認作業の積み重ねは筆者と読者の知識レベル向上に役に立つと思います。
ところで「反戦軍事学」では戦車販売で「ほとんど赤字でも輸出ならば受注するというメーカー」があるという記述が存在しますが、この情報の信頼性を確認したいので具体的なメーカー名の提示をお願いします。また
「石破氏の場合、本音は徴兵制支持」という主張の根拠は何処にあるのか、示して頂けると幸いです。
匿名で書いている時点で、何人かを名指しして議論に挑む基本的資格がないのだ。
名大の大屋の場合とは、この点が違うのだと述べておいたし、「ウンコに素手で触りたくない」とやんわりオシャレに表現したのだが、理解できなかったようだな。
資格があるのかどうかという点は別に気にしていませんし、私は著者ご本人の御好意で意見を交わせて頂いているという認識でいます。コメント欄での反応は違うものもあるようですが、雑音は気にしないで下さい。
あと、名古屋大学の大屋助教授は新たなエントリー
「続・ひたぶるにうら悲し」を書かれていますので、ご報告を。
(2)について。
匿名ブロガーとプロ作家が対等だと考える、とんでもない思い上がり。
林信吾の文章には商品価値があり、著作には値段が付いている。電話取材でコメントした場合でさえ、対価が生じる。
つまり、俺が何らかの見識を披露し、報酬を得ないとすれば、それはボランティアだということになる。このブログに対してだけ、そのような奉仕をすべき理由など、どこにもない。
「逃げたらネット中の笑いものですよ」
など、ちゃんちゃらおかしい。
はい、その通りです。このブログでの投稿は林信吾さんのご好意によるものであり、林信吾さんには返答をする義務はありません。投稿するもしないも林信吾さんの自由です。それは最初から理解しています。コメント欄では別の反応もあるようですが、雑音は気にしないで下さい。
ならば逆に尋ねるが、ここでJSFとやらを征伐したとして、それが俺のビジネスに、一体どんな利益をもたらすのかね?ヲタは読者として想定してないと、一番最初に言ったろ?
ギャラも払わねえくせに、「来訪編」とか作ってんじゃねえよ、この小判鮫が、という話。
そうですね、私を論理的に打ち負かす事が出来れば、それなりに箔が付くと思います。とはいえそれもネット限定での評判ですから、これを重視されないのであれば利益とならないと判断されるのも当然です。
(3)について。
「戦車のお値段編」「銃剣突撃編」などを読んでみたが、
「大きく出た割には、こんなもんか」
というのが、俺の感想。唯一論理で迫ってきた感のある(浅かったけどな)は徴兵問題だが、これについては答えておいた。
元々、主要部分と枝葉瑣末部分に分けて書いていますから。「戦車のお値段編」「銃剣突撃編」は主要部分ではなく、「徴兵制復活?編」こそが主要部であり、これに至近弾判定を頂けた事で大きな成果が挙げられたと認識しています。
あとは、総じて文章が稚拙で、「論」の体をなしていない。自分の軍事知識を披露したい気持ちは伝わってくるが、そもそも、『反戦軍事学』という素晴らしい本に対して、
「事実と異なる記述がある」
と言いたいのか、
「著者の認識は間違っている」
との趣旨なのか、それさえも不明確。
恐らく「自分の軍事知識を披露したい気持ち」とは「戦車のお値段編」「銃剣突撃編」等を読んで感じられたと思います。それらの枝葉瑣末部分の指摘は、そう受け取られても当然だと思います。
また基本的に「反戦軍事学」には事実と異なる記述が存在しますし、事実は正しいが著者の認識が誤っている記述も存在します。つまり両方存在するので、両方とも指摘しておきました。本がそうである以上、反論としてその二つはそれぞれ存在しています。
前者であるとするなら、公正かつ学術的に信頼できるデータと、「問題の記述」を比較してから論じねばならない
既に私は
「徴兵制復活?編」において、イラク戦争の負傷兵の人種割合データを提示しつつ、反戦軍事学における林信吾さんの主張を否定しています。「米軍は、危険な任務を負う第一線部隊ほど、黒人やヒスパニック系の兵士が占める比率が高い」という主張は間違いです。負傷兵の割合が白人75%であるならば、米社会の人種構成比率と変わりがありません。
後者であれば、『反戦軍事学』の論議の核心部分を引用し、論理的な批判を加えねばならない。
「徴兵制復活?編」では上記の人種割合の話とは他に、石破茂氏への記述でそれが出来ていると思います。
この点は、バカ田のヘタレやら頭部の線が異常な奴にも共通する。相手にする価値がない。
あとはせいぜい、俺の著作が言及していない事柄(銃剣が着脱可能だなんて、当たり前過ぎ)を取り上げては、「この人、なんにも知らないよね」式の煽りに持って行く、幼稚きわまる詭弁。
その反論では的外れな上に、自滅行為です。
何故なら、反戦平和派はそういった"当たり前の常識"を知らないのです。銃剣がどのライフルにも装着可能だという事を知らないのです。軍事常識を知らないからこそ軍事入門書を手に取ろうとしているのです。それなのに"当たり前の事"をきちんと説明していない、この「反戦軍事学」という本が反戦平和派に薦められないものになっているということを、林信吾さん、貴方は理解していません。
「反戦軍事学」での記述では、「八九式は精密な新型小銃でありながら、チャンバラをやるための銃剣を装着している」とあります。この書き方では銃剣装着に関する常識を知らない反戦平和派は、「精密な新型小銃に銃剣を装着することは時代遅れで愚かな事なのだ」と認識してしまいます。もしこのような勘違いをして自衛隊装備を叩きに走ったら一瞬で返り討ちに遭うでしょう。
この本の主旨は反戦平和派の為の、軍事入門書の筈です。それなのに読者層が軍事常識を知らない人達であることを考慮していない記述をしているようでは、この本を反戦平和派に薦める事は出来ません。反戦平和派にとって、役に立たないのです。
本も読まないバカヲタは煽れても、プロ作家はビクともしないと知れ。
自分の非力を棚に上げて、批判に答えろ、などとほざくでない。
私は元々この書評シリーズの連載を、反戦平和派に対し「この本に騙されるな」と呼び掛ける目的で始めました。コメント欄の人達の中にも、私の意図を間違えて捉えている人も多かったようですが、今回は直球勝負です。私の呼び掛け対象は最初から反戦平和派です。
またコメント欄の人達の中には「批判に答えろ」という要求をする人も居るようですが、既に説明しているとおり、答える義務は林信吾さんには無く、気が向いた時にでも答えて頂ければ結構です。
(4)については、多言を要すまい。
バカと変態のパラダイスに、これ以上関わる気はない。
ついでに、俺自身が「どうでもよいこと」と明記した、イケメンだのサヨクだのといった語句に過剰反応するという、底なしのバカっぷりをさらしてるコメント欄の乱中と、ブログ主の水準は、実は大差ない。当人には、自覚がないだろうが。
ええ、コメント欄の皆さんがウヨサヨ論争に過剰反応していたので、その無意味で不毛な論争に片を付けるべく、
「左翼なのか?編」で軍事ライターの清谷信一氏のコメントを紹介しました。もうこれで「論争」は発生しないと思います。論争する意味すら吹き飛ばしましたから。
(付録)
軍事ネタ書くな、とかいった声に対して。
残念でした。『反戦軍事学』が好評につき、『戦争に強くなる本』も、文庫化がすでに決まっている。軍事ネタのおかげで、ますます生活向上。笑いが止まらん。サヨク改め死の商人じゃシャレにならん、って、自分で突っ込んでどうする。
文庫化おめでとうございます。経済界出版から2001年に出た本の文庫化ですね。気が向いたらこれについても書評して見ようかと思います。
なお「反戦軍事学」の書評はこれからも続きます。近日中にイージス艦と戦艦大和編、MDに関する記述などを題材として記事にする予定です。