結局あれからガ島通信さんと何度かメールをやり取りし、HTMLソースを確認した結果、ガ島通信ブログは
「アクセス数の計測方法を間違えていました」という事が判明しました。そして日経BPのプロフィール欄を修正されたそうです。
最初からHTMLソースを確認しておけばよかった。そうしたらメールでそっと指摘するだけで済んだ話だったのかも・・・ですが、それは無理な話だったのかもしれません。
ガ島通信を運営する藤代裕之氏はそのブログのプロフィール欄で送られてくるメールに対し、こう警告しているからです。
いたずらや誹謗中傷メール、匿名のものはメール・アドレスを公開します。
いたずらや誹謗中傷メールを晒すというルールは理解できます。しかし、匿名のメールを晒すというルールは理解できません。実名を強要されれば気軽にメールを送る事が出来ず、悪意の無い指摘(誤字脱字の指摘など)をも拒絶する事になっているのではないでしょうか。
例えば今回のようなアクセス解析の設置ミスについても、他にもっと早く気付いていた人が居たかもしれないのに。しかしガ島通信ブログは読者の指摘を受け付け易い態勢に無かったのです。
そしてそれは、とても勿体無い事の様に思えます。このブログでは常連さんや通りすがりの方にメールフォームから良く指摘を受けます。誤字脱字や英語、露語のスペルミス、IE以外のブラウザでの見え方の不具合の報告、そしてその修正方法・・・大勢の方に様々な事を教えてもらいました。おかげで私は裸の王様にならずに済んでいます。
結局私はガ島さんとのメールのやりとりは全て、匿名HNで押し通しました。今回の件のメールが公開されても、別に構いません。